2022年 高配当バリュー株 本命株・出遅れ株 一覧

     

    こんにちは、かりんです🥰
    引き続き米長期金利の上昇が警戒されててグロース株には厳しい状況ですね。

    利上げ局面ではグロース銘柄が売られやすく、高配当バリュー株は底堅い傾向にあるため、先日は高PERの貸借銘柄をまとめましたが、今回は高PER銘柄とは対極にある高配当バリュー株をまとめておこうかな!と思います

    高配当バリュー株とは

    高配当 バリュー株

    まずバリュー株とは割安な状態のまま放置されている銘柄のことですね。

    株価が割安か割高かを示す指標はPERPBRが一般的です。

    PER=株価÷1株当たり純利益(EPS)

    PBR=株価÷1株当たり純資産(BPS)

    かんたんに言うと、PERは株価がEPSの何倍まで買われているか?PBRは株価がBPSの何倍まで買われるかを示す指標。どちらも低ければ低いほど割安ってことです。

    PERに関しては「~倍以下なら割安!」っていう絶対的な基準があるわけではないので、同業種で比較するのが一番間違いないと思います。

    PBRも基本的には同業種で比較するのが一番いいと思いますが、PBRの場合は1倍以下だと、その瞬間に会社が解散して純資産を売却→株主に分配した場合に理論上は株価以上の金額を受け取れるということなので、PBR1倍以下は割安と考えていいと思います。

    ただ「割安で放置されている=人気がない銘柄」とも言えるわけで、割安なままずっと放置されるケースもあるので注意が必要ですけど。

    バリュー株は業績が急拡大する可能性を秘めたグロース株の対極の存在と言えますね。
    グロース株は新たな製品やサービスを生み出して業績が急拡大する可能性を秘めていますが、バリュー株はすでに成熟した業界の銘柄が多く、グロースのように爆発的に業績が伸びて株価がギュンギュン上がっていく可能性は少ないもの、業績が安定していて株価も割安なため下落リスクも少ないです。

    「下落リスクが少ないなら安いときに買ってずっと持っておけばいいじゃん!」

    って思いますよね!でもバリュー株だからといって、いつか必ず上がるというわけでもないのが、株の難しいところ。バリュー株はそもそもグロースに比べて、そこまで注目度が高くない場合も多いですし、そもそもずっと現物で持っていると資金が拘束されるデメリットもあります。だから、なんでもかんでもバリュー株ならなんでもいいじゃんってわけでもないんですが…でも2022年は米FRBが利上げに踏み切る年!

    金利上昇局面ではグロース売り・バリュー買いの傾向が強いから、高配当バリュー株には注目しておこーね!ってお話です

    それとバリュー株は成熟企業が多いため配当もしっかり出すところが多いです。このページでまとめるのは「高配当バリュー株」なので、バリュー株でなおかつ高配当な銘柄をピックアップしますね。

    2022年 高配当バリュー株 一覧

    個人的注目の高配当バリュー株リスト
    コード 市場 銘柄名 時価総額 配当利回り PER PBR
    9101 東証1部 日本郵船 1,635,930百万円 12.47% (連) 1.75倍 (連) 1.24倍
    9104 東証1部 商船三井 1,085,657百万円 11.67% (連) 1.71倍 (連) 1.02倍
    9110 東証1部 NSユナイテッド海運 92,886百万円 7.35% (連) 4.15倍 (連) 0.83倍
    5401 東証1部 日本製鉄 1,909,671百万円 6.97% (連) 3.56倍 (連) 0.56倍
    3245 東証1部 ディア・ライフ 21,964百万円 6.33% (連) 6.33倍 (連) 1.33倍
    2914 東証1部 JT 4,686,000百万円 5.98% (連) 12.60倍 (連) 1.49倍
    7414 東証1部 小野建 40,382百万円 5.97% (連) 4.83倍 (連) 0.49倍
    8053 東証1部 住友商事 2,321,355百万円 5.93% (連) 5.04倍 (連) 0.81倍
    9810 東証1部 日鉄物産 174,462百万円 5.93% (連) 5.44倍 (連) 0.64倍
    1820 東証1部 西松建設 209,302百万円 5.87% (連) 13.51倍 (連) 1.00倍
    8075 東証1部 神鋼商事 33,316百万円 5.85% (連) 5.20倍 (連) 0.54倍
    1720 東証1部 東急建設 75,160百万円 5.68% (連) —倍 (連) 0.78倍
    1929 東証1部 日特建設 29,446百万円 5.67% (連) 10.05倍 (連) 1.00倍
    7198 東証1部 アルヒ 40,230百万円 5.38% (連) 9.63倍 (連) 1.26倍
    8999 東証1部 グランディハウス 17,199百万円 5.38% (連) 6.56倍 (連) 0.68倍
    8101 東証1部 GSIクレオス 14,600百万円 5.36% (連) 9.51倍 (連) 0.58倍
    2768 東証1部 双日 483,079百万円 5.34% (連) 5.65倍 (連) 0.66倍
    5208 東証1部 有沢製作所 33,389百万円 5.33% (連) 9.74倍 (連) 0.71倍
    8737 東証2部 あかつき本社 12,149百万円 5.32% (連) 6.90倍 (連) 0.78倍
    4658 東証1部 日本空調サービス 27,947百万円 5.31% (連) 9.36倍 (連) 1.36倍
    4502 東証1部 武田薬品工業 5,534,719百万円 5.15% (連) 22.60倍 (連) 1.02倍
    2892 東証2部 日本食品化工 11,462百万円 5.03% (単) 7.05倍 (単) 0.42倍
    8098 東証1部 稲畑産業 141,921百万円 4.92% (連) 6.26倍 (連) 0.76倍
    5391 東証1部 エーアンドエーマテリアル 7,101百万円 4.93% (連) 9.97倍 (連) 0.47倍
    6178 東証1部 日本郵政 3,846,996百万円 4.90% (連) 8.25倍 (連) 0.29倍
    8002 東証1部 丸紅 2,069,655百万円 4.87% (連) 5.17倍 (連) 1.12倍
    8584 東証1部 ジャックス 111,552百万円 4.87% (連) 6.29倍 (連) 0.60倍
    8020 東証1部 兼松 113,230百万円 4.85% (連) 6.99倍 (連) 0.74倍
    9508 東証1部 九州電力 397,840百万円 4.77% (連) 15.87倍 (連) 0.59倍
    8316 東証1部 三井住友フィナンシャルグループ 6,058,188百万円 4.76% (連) 9.02倍 (連) 0.49倍
    5020 東証1部 ENEOSホールディングス 1,509,834百万円 4.71% (連) 5.36倍 (連) 0.59倍
    9503 東証1部 関西電力 1,054,197百万円 4.45% (連) 15.43倍 (連) 0.60倍
    9502 東証1部 中部電力 870,184百万円 4.36% (連) —倍 (連) 0.43倍
    5444 東証1部 大和工業 252,747百万円 4.28% (連) 6.29倍 (連) 0.72倍
    7181 東証1部 かんぽ生命保険 844,153百万円 4.26% (連) 7.93倍 (連) 0.32倍
    3315 東証1部 日本コークス工業 42,934百万円 4.23% (連) 6.08倍 (連) 0.73倍
    8593 東証1部 三菱HCキャピタル 906,552百万円 4.21% (連) 9.34倍 (連) 0.72倍
    9107 東証1部 川崎汽船 671,658百万円 4.20% (連) 1.28倍 (連) 1.02倍
    8725 東証1部 MS&ADインシュアランスグループホールディングス 2,451,110百万円 4.00% (連) 9.99倍 (連) 0.69倍
    9513 東証1部 J-POWER 344,685百万円 3.98% (連) 7.49倍 (連) 0.41倍
    3401 東証1部 帝人 275,156百万円 3.96% (連) 8.34倍 (連) 0.62倍
    8308 東証1部 りそなホールディングス 1,331,344百万円 3.79% (連) 9.30倍 (連) 0.53倍
    5711 東証1部 三菱マテリアル 274,682百万円 3.83% (連) 7.38倍 (連) 0.48倍
    8630 東証1部 SOMPOホールディングス 1,939,116百万円 3.77% (連) 11.06倍 (連) 0.91倍
    8306 東証1部 三菱UFJフィナンシャル・グループ 9,982,748百万円 3.73% —倍 (連) 0.54倍
    1518 東証1部 三井松島ホールディングス 21,230百万円 3.69% (連) 5.28倍 (連) 0.64倍
    8058 東証1部 三菱商事 5,956,265百万円 3.54% (連) 7.22倍 (連) 0.96倍
    8031 東証1部 三井物産 4,908,180百万円 3.51% (連) 5.82倍 (連) 0.97倍
    8766 東証1部 東京海上ホールディングス 4,945,275百万円 3.46% (連) 14.19倍 (連) 1.19倍
    1605 東証1部 INPEX 1,719,693百万円 3.40% (連) 9.28倍 (連) 0.57倍
    8282 東証1部 ケーズホールディングス 281,475百万円 3.20% (連) 8.79倍 (連) 0.88倍

    ※時価総額・PER・PBR・配当利回りなどは2022/02/08時点

    2022年 高配当バリュー株 本命株・出遅れ株

    それでは高配当バリュー株本命株出遅れ株をピックアップしていきますね。個人的な主観を含んだ内容なので参考程度にお願いします😋

    2022年 高配当バリュー株 本命株 9101 日本郵船

    9101日本郵船
    9101 日本郵船

    やっぱり海運株には注目ですね。海運のなかでも日本郵船の配当利回りは現時点(02/08)で12%超えと物凄いことになってます。海運株は人気なので、バリュー株と言えどそれなりにボラは大きいので注意。あと、海運の異次元の業績・配当利回りはコロナ特需のおかげでもあるので、さすがにいつまでもこの配当水準が続くわけではないと思います。なので、引き際は考えないとですね。とはいえ、高配当バリューに資金が流れる展開なら注目せざるを得ない銘柄だと思います。

    2022年 高配当バリュー株 本命株 9104 商船三井

    9104商船三井
    9104 商船三井

    商船三井も日本郵船に次ぐ配当利回り。PER、PBRもともに1倍台で割安感あり。日本郵船と同じくこちらも注目です。

    2022年 高配当バリュー株 本命株 9110 NSユナイテッド海運

    9110NSユナイテッド海運
    9110 NSユナイテッド海運

    NSユナイテッド海運も配当利回りが高いですね。PER・PBRともに過熱感はなさそうな感じ。NSユナイテッドは郵船や商船三井に比べて小粒なので値動き軽いです。

    2022年 高配当バリュー株 本命株 4502 武田薬品工業

    4502武田薬品工業
    4502 武田薬品工業

    武田薬品工業も配当利回りが高い銘柄ですね。武田薬品は2021年末に底を付けてからジリジリ上がってきますが、まだ過熱感を感じるほどではないと思います。米株も医薬品株はまぁまぁ底堅い気がしますし。

    2022年 高配当バリュー株 本命株 9508 九州電力

    9508九州電力
    9508 九州電力

    電力株も高配当バリュー株として注目。九州電力は電力株のなかでも配当利回りが良さげですね。関西電力、中部電力らへんも同じく注目。

    2022年 高配当バリュー株 本命株 5020 ENEOSホールディングス

    5020ENEOSホールディングス
    5020 ENEOSホールディングス

    エネルギー株も高配当バリュー株として注目。エネオスは原油高メリット株でもありますし配当利回りもよくPER、PBRも過熱感なし。他にもエネルギー系だとINPEXや三井松島ホールディングスにも注目。

    2022年 高配当バリュー株 本命株 8316 三井住友FG

    8316三井住友フィナンシャルグループ
    8316 三井住友フィナンシャルグループ

    高配当バリュー株の代表的セクターといえば銀行系かなと。銀行株は利上げメリット株でもありますしメガバンクはやっぱり注目。三井住友フィナンシャルは配当利回りも高いです。

    2022年 高配当バリュー株 本命株 8725 MS&ADインシュアランスグループHD

    8725MS&ADインシュアランス
    8725 MS&ADインシュアランス

    利上げ局面で注目な保険株も高配当バリュー株のセクターと言えそう。MS&ADインシュアランスグループホールディングスは配当利回りもよく注目。

    2022年 高配当バリュー株 出遅れ株 8002 丸紅

    8002丸紅
    8002 丸紅

    総合商社も高配当バリュー株の代表セクターと言えると思います。三菱商事、三井物産、丸紅、住友商事、伊藤忠商事はどれも注目ですが、先日良い決算だしたのになぜか下がった丸紅に注目しています。それにしても良いチャート!

    2022年 高配当バリュー株 出遅れ株 3315 日本コークス工業

    3315日本コークス工業
    3315 日本コークス工業

    エネルギー系の高配当バリュー株として日本コークス工業にも注目。多少出遅れてる感も?

    2022年 高配当バリュー株 まとめ

    グロース株は利上げ局面で真っ先に売られることが多いですが、高配当バリュー株はもともと安値圏でうろちょろしててボラが小さいこともありますし、高配当というメリットもあるので底堅い動きになりやすいと言われています。

    あ、でもここに上げた銘柄で海運株などの一部人気のある銘柄はボラがまぁまぁ大きいので注意です。ただPER・PBR低めで高配当ではあるので個人的にはかなり注目してます😚

    他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

    もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです😋

    ≫かりんのオススメ株情報はコチラ≪

    ↓株ブログランキング参加中です♪応援お願いします!
    にほんブログ村 株ブログへ

      コメントを残す

      メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です