こんにちは、かりんです🥰
2026年10月17日(土)付の日経新聞電子版で『高市早苗首相が参院予算委員会において、外食業界への支援策として「Go To イート」を含めた需要喚起策を検討する意向を示した』と報じられました。
この報道を受け、週明け10月19日(月)の日本株市場では外食銘柄や外食ネット予約プラットフォーマーの銘柄が動意づくなど、関連銘柄に短期資金が流入。
消費税減税法案を巡り税率が据え置かれる外食業界への支援として、コロナ禍で実施された経済施策「GoToイート」が再び動き出す思惑が動き出しています!
ということで、今回は「GoToイート関連株」について本命株・出遅れ株・一覧をわかりやすくサクッとまとめておきます。
GoToイート関連株とは
GoToイート関連株とは、政府による外食支援策「Go To Eatキャンペーン」の再開や需要喚起策によって、業績拡大や利用者の急増などの恩恵を受ける銘柄群の総称です。
具体的には、予約手数料やポイント付与の窓口となる「飲食予約プラットフォーマー」と、来店客数増加や客単価アップが期待できる「大手外食チェーン」の2つに大別されます。
GoToイートとはどんな経済施策?
GoToイート(Go To Eatキャンペーン)とは、過去にコロナ禍で大打撃を受けた飲食業界を救済するために2020年秋に実施された政府主導の経済施策です。
前回の施策では、主に以下の2本柱で需要喚起が行われました。
・登録飲食店で使える25%のプレミアムが付いた「プレミアム付き食事券」の発行
・オンライン飲食予約サイト経由で予約・来店した客へ、次回の予約で使える「ポイント付与(昼500円分/夜1,000円分)」
2020年当時はGOTOイートキャンペーンを使うとくら寿司で実質ほぼ無料で繰り返し食事できるみたいなバグ技、通称「無限くら寿司」などのワードもSNSでも話題になりましたよね!ネット予約サイトや外食チェーンの利用者が爆発的に増加したのはまぁまぁ記憶に新しいです。
今回の動きも、食料品の消費税減税が議論されるなかで「税率が据え置かれて相対的に割高になる外食産業へのダメージを緩和するための期間限定の助成」という位置づけで検討が進められています。
【注意】外食企業にとっては「恩恵」だけでなく「打撃」のリスクも?
今回のGoToイート報道で外食関連の株価は反応していますが、冷静に押さえておきたいポイントは純粋な外食産業にとっては打撃の可能性もあることです。
そもそも今回の施策は「スーパーやコンビニ等の食料品に対する消費税減税が実施された場合、外食産業が割高となり内食・中食シフト(客離れ)という打撃を受ける」という懸念への穴埋めとして検討されているものです。
つまり、GoToイートの「実施期間」や「予算規模」が短い・少ない場合、一時的なキャンペーンが終わった後は減税格差による客足減少のダメージのほうが大きくなるリスクも孕んでいます。
現時点(2026年10月現在)ではあくまで「政府が検討に入った」という思惑段階。
そのため、外食チェーンそのものよりも、まずは確実に予約やポイントの窓口特需が発生する「ネット予約プラットフォーマー」などに短期資金が集まりやすい点も特徴と言えると思います。
GoToイート関連株 一覧
GoToイート関連株の一覧は、外食プラットフォーマー銘柄と外食チェーン(実店舗)銘柄に分けてリスト化しておきますね!
GoToイート関連株(外食プラットフォーマー銘柄)リスト
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.20時点) |
|---|---|---|---|
| 7356 | Retty | 実名型グルメサイト「Retty(レッティ)」運営 実名ベースのためポジティブな口コミが中心 お店の検索・予約もできる | 2,187百万円 |
| 2440 | ぐるなび | 老舗の飲食店予約サイト「ぐるなび」運営 楽天ポイント連携に強み | 7,511百万円 |
| 6098 | リクルートHD | 飲食店情報・予約サイト「ホットペッパーグルメ」を展開 巨大企業のためGoTo単体での業績インパクトは限定的か | 27,683,078百万円 |
| 7849 | スターツ出版 | 女性向けWEBメディア「OZmall(オズモール)」運営 高級ホテルやレストラン予約を展開 | 11,370百万円 |
| 4689 | LINEヤフー | 飲食店予約サイト「PayPayグルメ」を運営 | 3,660,494百万円 |
GoToイート関連株(外食銘柄)リスト
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.20時点) |
|---|---|---|---|
| 7550 | ゼンショーHD | 「すき家」「はま寿司」などを擁する国内外食首位 圧倒的な全国店舗網で食事券利用の受け皿として期待 | 1,982,644百万円 |
| 3563 | FOOD&LIFE | 回転寿司最大手「スシロー」を展開 低価格帯での需要喚起と親和性◎ 家族連れ需要の本命格 | 1,396,544百万円 |
| 2695 | くら寿司 | 前回のGoToイートで「無限くら寿司」がSNSでネットミーム化 こちらも席予約システムとの連携力が高く家族連れ需要で期待 | 145,064百万円 |
| 7421 | カッパ・クリエイト | 回転寿司チェーン「かっぱ寿司」運営 コロワイドGの中核子会社のひとつ 地域密着の店舗網で食事券消化の恩恵 | 79,212百万円 |
| 9828 | GenkiGlobal | 「魚べい」「元気寿司」を主軸とする回転寿司チェーン 回転しない注文特化型店舗をいち早く確立 | 62,713百万円 |
| 3075 | 銚子丸 | 首都圏地盤の回転寿司「銚子丸」を展開 1皿あたりの単価がやや高めでプレミアム食事券を使った消費と好相性か | 24,753百万円 |
| 7581 | サイゼリヤ | イタリアンファミレス「サイゼリヤ」を展開 直近で値上げ発表もなお圧倒的コスパ | 407,202百万円 |
| 3197 | すかいらーくHD | 「ガスト」「バーミヤン」等を持つファミレス首位 席予約対応店舗も多く幅広い客層で食事券の受け皿として期待 | 814,458百万円 |
| 3087 | ドトール・日レスHD | カフェ「ドトール」や「洋麺屋五右衛門」を展開 駅前・商業施設立地が多く日常の食事券消費で恩恵か | 152,565百万円 |
| 7616 | コロワイド | 居酒屋から「牛角」「大戸屋」など多彩な外食ブランドを展開 食事券・ポイント利用の両面で網羅性◎ | 234,304百万円 |
| 7522 | ワタミ | 祖業の居酒屋「和民」看板はほぼ消滅 現在は焼肉や新スタイルの居酒屋に変貌 予約を伴う宴会需要や夜の集客回復で恩恵 | 37,179百万円 |
| 3193 | エターナルホスピタリティG | 焼鳥居酒屋「鳥貴族」を展開 前回のGoToイートでは若年層の利用が集中 | 31,752百万円 |
| 3547 | ユニシアHD | 「串カツ田中」を主力展開 ファミリー層から少人数飲みまで対応し予約サイト経由の送客効果が高い | 22,399百万円 |
| 3372 | 関門海 | 格安とらふぐ料理「玄品」を展開 格安とはいえふぐなので客単価はそれなりに高くキャンペーン割引と相性◎ | 2,996百万円 |
| 3397 | トリドールHD | 「丸亀製麺」を世界展開 国内うどん業態は客数回転が速く日常使いの食事券消化先として恩恵か | 412,560百万円 |
| 8160 | 木曽路 | しゃぶしゃぶ・日本料理の高級外食チェーン 高単価業態のためプレミアム食事券の割引と親和性 | 71,931百万円 |
| 2694 | 焼肉坂井HD | 「焼肉屋さかい」等を展開 予約を伴うファミリー焼肉需要と親和性◎ | 16,791百万円 |
| 7625 | グローバルダイニング | 「モンスーンカフェ」等のお洒落なダイニングを展開 予約利用が多く、都心部の外食需要回復で恩恵か | 4,637百万円 |
| 3543 | コメダHD | 喫茶チェーン「コメダ珈琲店」を展開 日常的なリピート率が高く食事券の小額消費で恩恵か | 136,501百万円 |
| 3097 | 物語コーポレーション | 「焼肉きんぐ」のほか、ラーメン、寿司、しゃぶしゃぶチェーンなど展開 ファミリー層需要の取り込み先として期待 | 238,746百万円 |
| 3224 | ゼネラル・オイスター | オイスターバーを展開 オイスターのコース料理など予約来店比率が高くGOTOイートと親和性高い | 3,476百万円 |
| 7585 | かんなん丸 | 「庄や」等のFC居酒屋を展開 時価総額規模が小粒 | 1,775百万円 |
| 3091 | ブロンコビリー | 東海・関東地盤の郊外型ステーキ&ハンバーグ店 客単価が2,000円前後と手頃で食事券消化先として使い勝手 | 89,901百万円 |
| 8179 | ロイヤルHD | 「ロイヤルホスト」や「天丼てんや」を展開 質の高いファミレスとして食事券利用先恩恵に期待 | 139,613百万円 |
| 9861 | 吉野家HD | 牛丼大手 食券機ではなく「レジ後払い会計」が基本のため、券売機店舗が苦戦した前回の食事券対応もスムーズにクリアした実績 | 290,738百万円 |
| 7674 | NATTY SWANKYHD | 「肉汁餃子のダンダダン」を展開 予約サイト経由の集客やテイクアウト・日常の食事利用まで幅広くカバー | 6,822百万円 |
| 3053 | ペッパーフードサービス | 「いきなり!ステーキ」等を運営 少額の食事券を1人で使い切れる手軽さから前回も人気となった実績 | 12,530百万円 |
| 3399 | 丸千代山岡家 | 熱狂的ファンを持つラーメンチェーン「山岡家」展開 食券・券売機システム主体の店舗は予約や食事券対応が難しくGoToの恩恵は限定的か プレミアム食事券の利用の可否に注目 | 102,978百万円 |
(ちなみに私が普段の情報収集でチラ見してるのはこのあたりです↓)
GoToイート関連株 本命株 出遅れ株
それではGoTOイート関連株の本命株・出遅れ株をピックアップします。この項目は個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😋
GoToイート関連株 本命株 2440 ぐるなび

GoToイート関連株といえばぐるなびですかね。ぐるなびはご存知、老舗の飲食店予約サイト「ぐるなび」を運営する企業です。
楽天ポイントとの連携システムが強みで、前回のGoToイートキャンペーン時も予約特需で株価が動意づいた経緯がある銘柄です。直近の業績は正直あまり芳しくないですが、知名度もあり時価総額規模も小さいので短期スタンスがメインとなりそうな今回のテーマでも中核的な存在と言えそうです。
GoToイート関連株 本命株 7356 Retty

外食プラットフォーム系の銘柄だとRettyも注目。今回の政府のGoToイート検討報道を受けて、真っ先にストップ高となった銘柄です。
同社は実名型グルメサイト「Retty」を展開する企業です。実名ベースでの口コミサイトとなっているため、ポジティブな内容が多いらしい。口コミサイトであり、予約機能もあるのでGoToイートでも活躍しそうですね。
政府の検討報道で即株価が動意づいたように、時価総額規模が非常に小さいため初動の強さは抜群の銘柄です。
GoToイート関連株 本命株 6098 リクルートHD

リクルートHDは飲食店予約サイトの「ホットペッパーグルメ」を展開しています。これもGoToイートで主役になりそうな外食予約サイトのひとつですね。
ただリクルートは飲食予約サイトだけでなく、転職サイトの「リクナビ」や住宅情報サイト「SUUMO」、旅行の「じゃらん」などさまざまなプラットフォームサイトを展開する大手企業。時価総額も巨大な企業なので、GoToイート単体での業績インパクトは限定的です。ただ、予約インフラとしてのシェアは圧倒的なので、テーマを語る上では外せない銘柄です。
あとひとつ注意点。
リクルートは2026年10月21日(水)、運営する中古車情報サイト「カーセンサーnet」および販売店向け支援サービス「C-MATCH」への不正アクセスにより最大約371万件の個人情報が漏えいした可能性を公表しています。
めちゃくちゃ個人情報を握っている企業だけにやっぱりターゲットになったか…という印象。情報漏洩のネガティブ材料、たぶんこれまでの情報漏洩銘柄を見てるとほぼ無風なのかな?って感じもしますが、まだ市場でどう評価されるかやや不透明な部分もあるのでちょっとだけ注意が必要かも。
GoToイート関連株 出遅れ株 7849 スターツ出版

スターツ出版は女性向けWEBメディア「OZmall(オズモール)」を運営する企業です。
オズモールも飲食店・レストランの予約サービスを展開しており、前回のGoToイートでも指定事業者として恩恵を受けました。女子会や記念日など高単価な予約に強みを持つのでテーマ的には割とドンピシャです。
ただスターツ出版の「OZmall(オズモール)」も、2026年9月26日に海外からの大量の不正アクセスが検知され、最大44.2万人分の個人情報が漏洩した可能性が公表されています。プラットフォーマーはサイバー攻撃のターゲットになりがちですね。これも注意が必要か。
GoToイート関連株 本命株 7550 ゼンショーHD

ここまでは予約サイト系の銘柄を見てきましたが、ここからは実際に『プレミアム食事券』の受け皿となる外食チェーン銘柄を見ていきましょう!
まずはやはり国内外食首位のゼンショーHDに注目。
「すき家」「はま寿司」「ココス」などを擁するゼンショーは、全国的にも圧倒的な店舗網を誇るため、プレミアム食事券が発行された際の受け皿としては最大規模といえそうです。
シンプルに業績も絶好調ですし、外食銘柄の中核的存在として注目です。
GoToイート関連株 本命株 3563 FOOD&LIFE

回転寿司最大手の「スシロー」を展開する銘柄です。
GoToイートのような「お得感」を打ち出す需要喚起策は、低価格帯の回転寿司チェーンと非常に相性が良いと思います。
家族連れのまとめ消費・客単価アップを取り込む本命格として期待。
GoToイート関連株 本命株 3097 物語コーポレーション

「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」を展開する物語コーポレーションもGoToイート関連株の本命級として注目。
特に焼肉きんぐはWEBの順番待ち・席予約システムが浸透しており、ファミリー層の圧倒的な支持を得ています。予約ポイント付与とプレミアム食事券の恩恵を両取りできる強さで恩恵も大きそうですね。
GoToイート関連株 本命株 7581 サイゼリヤ

圧倒的コスパを誇るイタリアンファミレス。
直近で一部メニューの値上げを発表しましたが、それでもまだまだ割安感がありますよね。サイゼリヤに予約して来店、ってイメージはありませんが、プレミアム食事券の消化先としての需要は非常に高そうです。家族連れでの需要も取り込みそうですし、外食需要の喚起策が行われれば「もう1品追加する」といった単価アップの恩恵にも期待できそうです。
GoToイート関連株 本命株 3547 ユニシアHD

「串カツ田中」を展開するユニシアHD。
ファミリー層の食事から少人数の飲み会まで幅広く対応できる業態で、ネット予約サイト経由の送客効果が非常に高いのでこちらもGoToイートキャンペーンとの親和性が高いです。予約ポイント目的の来店需要をしっかり取り込める銘柄として注目。
GoToイート関連株 出遅れ株 7674 NATTY SWANKYHD

「肉汁餃子のダンダダン」を展開。夜の居酒屋需要だけでなく、昼の定食利用やテイクアウトなど日常食としての使い勝手が良く、プレミアム食事券をサクッと消費する先として好相性。値動きも軽く出遅れ枠として注目。
GoToイート関連株 出遅れ株 3372 関門海

とらふぐ料理「玄品」を展開。格安とはいえ「ふぐ料理」なので1人あたりの客単価が高めです。だからこそ、プレミアム食事券やポイント還元による「割引のお得感」を感じやすく、GoToイートキャンペーンとの親和性が高い銘柄です。
何より外食銘柄のなかで時価総額規模が非常に小粒なので、人気化した際の値動きの妙味の面で注目です。まぁ出来高うすうすの銘柄なので、普通に長期で持ちたくはないけど。
GoToイート関連株 まとめ
GoToイート関連株については取り急ぎ以上。
まとめると今回のテーマは大きく分けて以下の2つですね。
■予約ポイント付与の恩恵を受けるプラットフォーマー(予約サイト)銘柄
■プレミアム食事券の受け皿となる外食チェーン銘柄
プラットフォーマー系はサイバー攻撃による「情報漏洩」のバッドニュースが相次いでいるので注意が必要。
外食チェーン系はシンプルに「プレミアム食事券」による客数増や単価アップの恩恵をダイレクトに享受できるので良いんですが、そもそもの「食料品消費税減税(期間限定)」がネガティブに働くわけで、今回のGoToイートはその救済策にあたるという点を理解しておく必要がありますね。GoToイートの期間や規模によっては、食料品減税のネガティブさが上回る可能性もあるかもしれません。
まぁいずれにしても、現時点(26年10月時点)では「政府の検討段階」に過ぎないので、まずは続報待ちです。
もしGoToイート再開の続報があれば、その都度物色される可能性があるので関連株は把握しておいて損はないかなと!
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!
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