防災関連株　本命株・出遅れ株　一覧

※この記事は最後に2024年11月22日(金)に追記編集しました。

こんにちは、かりんです🥰

石破茂候補が自民党総裁選を逆転当選し、石破内閣が発足しました。
石破政権の誕生により日本の株式市場も混乱を極めておりますが、その中で石破新首相が新設を提唱する「防災省」構想にも注目が集まっています。

石破首相は10/01(火)、赤沢亮正経済財政・再生相に防災庁設置の準備業務を兼務するよう指示したとのこと。

現在は防災相の下で内閣府の担当部局が災害対応を担い、内閣府の外局として2026年度中に防災庁の立ち上げを目指すようです。また防災庁は将来的に「防災省」に格上げする構想のようですね。

地震や台風、豪雨などさまざまな災害に悩まされる日本列島、防災に特化した省庁を新設することについては良い取り組みにも思えますが、政府・与党内では「現行の体制でも災害対応は可能」と否定的な意見もあるらしい。

まぁいずれにしても石破内閣が存続する限りは、防災関連株には今まで以上に注目が集まりそうです。

すでに防災関連株は別ページ(石破茂関連株・災害復興関連株)で一部まとめていますが、新たな省庁として防災省の新設が実現するのであれば、もう少し詳しくまとめておいてもいいかなと思いましたので、このページで改めてしっかりまとめておきますね。

防災関連株とは

防災関連株とは、その名の通り防災に関連する製品やサービスに関連する銘柄の総称です。防災とは災害を未然に防ぐ、災害に備えるという意味合いですが、災害がおきた後の復興に関連する銘柄も含まれると考えます。

また防災銘柄は単純に自然災害に対する備えだけでなく、防衛関連株の一部としても注目されるかもしれません。例えば台湾有事など、もし万が一日本がいざ戦禍に巻き込まれたら、大規模な自然災害と同等かそれ以上の大きな被害が出るかもしれません。防災関連銘柄は自然災害に限らず、日本列島に物理的な損害があれば特需となる銘柄も多いと思います。

まぁ日本が戦場になるなんて、もちろん可能性としては高くはないと思いますが、そういう一面もあるということで注目しておいてもいいテーマかもしれませんね。

防災関連株　一覧

防災関連株、かなりたくさんありますので見やすいようにジャンルに分けますね。

防災関連株

防災関連株(防災土木・インフラ関連)

防災関連株(インフラ整備・補修の材料系)

防災関連株(地盤調査・地盤改良系)

防災関連株(電線・電気工事関連)

防災関連株(水道・水道管耐震化関連)

防災関連株(建設機械系)

防災関連株(避難所・住宅・仮設住宅・仮設トイレ・住宅設備関連)

防災関連株(建築確認関連)

防災関連株(防災ドローン関連)

防災関連株(保存食・非常食・水・各種防災備蓄品関連)

防災関連株(太陽光発電・蓄電池関連)

防災関連株(キッチンカー・移動スーパー系)

※2024年10月12日(土)追記

政府は能登地方の復旧・復興の支援に充てるために、2024年度予算の予備費から509億3154万円を追加で支出することを2024年10月11日(金)に閣議決定しました。

内訳として仮設住宅の修復や温かい食事を提供するためのキッチンカーの派遣など、避難所環境の改善に26億円、災害廃棄物の処理に155億円、道路や上下水道、農業施設などのインフラ復旧に328億円となっています。

ということで、キッチンカー関連株、災害廃棄物処理関連株を追記しておきます。

防災関連株(災害廃棄物処理系)

※2024年10月12日(土)追記

防災関連株(体育館・避難所エアコン整備関連株)

※2024年10月12日(土)追記

防災関連株　本命株・出遅れ株

それでは防災関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね。この項目は個人的な主観を含んだ内容なので参考程度にお願いします😋

防災関連株　本命株　6744 能美防災

防災といえば能美防災ですね。能美防災は総合防災設備メーカーで火災報知設備、消火設備の製造開発やトンネル、船舶、プラント向け防災設備も手掛ける銘柄です。防災省関連の話が出るたびに注目される可能性がありそうな銘柄。

防災関連株　本命株　3302 帝国繊維

帝国繊維は消防用ホースや防災敷材、防災車両を手掛ける銘柄で、防災銘柄のど真ん中。企業防災用品、家庭用防災用品も。

また帝国繊維はテロ対策向けなど防衛装備品も納入している防衛銘柄でもあります。防衛+防災で時価総額規模もさほど大きくないので短期でも値動きが面白そうな銘柄です。

防災関連株　本命株　6455 モリタホールディングス

モリタホールディングスも消防車両などの緊急自動車・特種用途自動車を架装・販売する銘柄で防災関連株として注目。こちらも防災省に関する発言などがあればその都度物色される可能性のある銘柄ですね。

防災関連株　本命株　7856 萩原工業

萩原工業はモノフィラメント、フラットヤーンと呼ばれる化学繊維に関する技術・関連機械を提供する会社。わかりやすいところだとブルーシートとか防炎シート、難燃シートなどの各種防災用シートを手掛けています。また防災用土嚢も。こちらも時価総額そこまで大きくなく値動き的にも面白そうな銘柄。防災関連株として注目かもですね。

防災関連株　本命株　5189 櫻護謨

※2024年10月04日(金)追記

櫻護謨は消防・防災用品、ゴムホースの専業メーカーで、航空宇宙関連株としても注目される銘柄。救助資機材なども製造・販売しているので防災銘柄のど真ん中の銘柄です。出来高薄いので普段は触らないけど。

防災関連株　本命株　5930 文化シヤッター

※2024年10月04日(金)追記

文化シヤッターも防災関連株の一角としてピックアップしておきますね。文化シヤッターはシャッターや住宅建材などを手掛ける銘柄です。そもそもシャッターは防火・防炎・防風に効果的ですし、そのほかにもさまざまな防災製品を手掛けています。特に止水系の製品はたくさんあるっぽい。土嚢の10倍もの止水性能をもつい簡易型止水シート「止めピタ」や工事不要でさまざまな場所に設置可能なBX止水板「ラクセット」など。また関西国際空港の防災機能強化に協力したりしています。

こちらも防災関連株として注目したい銘柄です。

防災関連株　本命株　6232 ＡＣＳＬ

※2024年10月04日(金)追記

ＡＣＳＬは国産産業用ドローンを手掛ける銘柄ですね。ドローンの真骨頂はまさに災害時ではないでしょうか。危険なエリアでもドローンなら被害状況を確認できるケースは多いでしょうし、荷物を運べるドローンなら救難物資を効率的に運ぶことも可能です。ＡＣＳＬはドローンを活用したインフラ点検ソリューションや防災・災害時ソリューションを手掛けていますので、こちらも防災関連株として注目です。

ドローン関連ならＡＣＳＬのほかに、映像通報システム「Live119」を手掛けるドーンや、災害用ドローンポートシステムを手掛けるブルーイノベーションも注目してよいかも。

防災関連株　本命株　256A 飛島ホールディングス

※2024年10月04日(金)追記

飛島ホールディングスも防災銘柄としてピックアップしておきます。
飛島ホールディングスは、飛島建設の完全親会社として設立された持ち株会社で飛島建設は上場廃止となり、代わりにこちらが2024年10月01日にプライム市場に上場しています。

飛島建設は土木工事がメインの建設会社でトンネル工事に実績あり。また「防災のトビシマ」を標榜し、災害応急対策や復旧復興事業も手掛ける防災銘柄でもあります。

防災関連株　本命株　1926 ライト工業

※2024年10月04日(金)追記

ライト工業は法面や地盤改良などの特殊土木に強い建設会社で、土砂災害などに対する斜面防災事業、地震時の液状化に対する地盤改良事業で業界トップの実績があるようです。東日本大震災や熊本地震の復旧工事、そのほかのエリアの豪雨災害の復旧などでも実績あり。こちらも都市土木、防災技術、インフラ補修・基礎地盤改良工事などを手掛ける建設・防災銘柄として注目。

防災関連株　出遅れ株　1813 不動テトラ

※2024年10月04日(金)追記

不動テトラもピックアップしておきます。不動テトラは陸上・海洋土木工事や地盤改良工事を手掛ける建設会社です。消波ブロックなども手掛けていたり、地盤の液状化対策や沈下対策もなど防災向け技術も有していますのでこちらも防災関連株として注目される可能性あり。

防災関連株　本命株　1443 技研ホールディングス

※2024年10月04日(金)追記

技研ホールディングスも防災関連株として注目。
技研ホールディングスは消波ブロックを手掛けていたり、構造物検査や補修などを手掛けている銘柄。時価総額規模が小さく普段は出来高少なめなので短期資金が入るとすぐに株価が動く。リスクもあるけど動意づく場面で乗れれば面白そうな銘柄ではある。

防災関連株　出遅れ株？　6289 技研製作所

※2024年10月04日(金)追記

技研製作所は技研ホールディングスと関係ありそうな感じしますが、たぶん関係ない。
技研製作所は油圧式杭圧入引抜機や機械式駐車場などを製造する機械メーカーで、子会社「技研施工」が防災対策や減災・災害復旧技術を持ちます。こちらも防災銘柄として注目される可能性あるかもです。

防災関連株　本命株　5233 太平洋セメント

※2024年10月04日(金)追記

太平洋セメントは国内最大規模のセメントメーカーです。インフラ整備の材料といえばコンクリートで、コンクリートはセメントに砂・砂利などを加えたやつなのでセメントやコンクリ材料を手掛ける太平洋セメントは災害復興銘柄としても注目です。セメントメーカーだと他にも住友大阪セメントなども注目ですね。

防災関連株　出遅れ株？　4673 川崎地質

※2024年10月04日(金)追記

川崎地質は地質調査の大手で、地震・火山・洪水・土砂災害などの自然災害に対するエキスパートでもあります。こちらも時価総額規模小さめで普段は出来高も少な目なので、リスクはありますが、防災関連株全体が注目されればワンチャン。

防災関連株　出遅れ株　5284 ヤマウホールディングス

※2024年10月04日(金)追記

九州地盤のコンクリ二次製品メーカーのヤマウホールディングス。九州は台風や豪雨などの自然災害が多いエリアなので九州地盤のインフラ材料銘柄は注目しておいても良いかもです。豪雨による被害が報じられた時などにも物色されがちな防災・復興銘柄です。

防災関連株　出遅れ株　9663 ナガワ

※2024年10月04日(金)追記

ナガワはユニットハウスやモジュール建築(プレハブ)を手掛けている銘柄で倉庫や体育館などの建設も。災害時の仮設住宅にも実績があります。またナガワは大規模災害発生時には各種レンタル機材の提供を行う災害協定を全国各地たくさんの自治体と締結しています。こちらも防災銘柄として注目です。

防災関連株　出遅れ株　9639 三協フロンテア

※2024年10月04日(金)追記

ナガワと同じく三協フロンテアも注目。三協フロンテアも仮設ユニットハウス・プレハブ・トランクルームなどのレンタルや販売を手掛ける銘柄です。三協フロンテアも災害時の仮設住宅で実績のある銘柄なので、こちらも防災関連株として注目して良さそうです。ナガワよりも時価総額規模が小さめなので値動き的にはコチラの方が面白い可能性あり。

防災関連株　出遅れ株　2376 サイネックス

※2024年10月04日(金)追記

地方創生関連株としても注目のサイネックス。サイネックスはふるさと納税代行サイト「わが街ふるさと納税」をてがけるほか、地域特化の行政情報誌や旅行・特産品販売関連の事業も手掛ける地方創生ど真ん中の銘柄ですが、段ボール仮設ハウス関連株としても注目か。

サイネックスは2020年にモービー・ディックという会社の段ボール仮設ハウス「カカポ」の商品独占販売に関する基本契約を締結しています。ただ、これその後の情報が見当たらないけど、今でも販売してるのか？って感じではある。まぁ一応地方創生+防災銘柄として注目してみる。

防災関連株　出遅れ株　7985 ネポン

※2024年10月04日(金)追記

超小型銘柄のネポン。ネポンは施設園芸用の恩風暖房機などの熱機器を手掛けるほか、簡易水洗トイレや災害用トイレなどの衛生機器も手掛けているので、こちらも防災銘柄として注目。ただ出来高薄いし普段から取り組むような銘柄ではない。

防災関連株　出遅れ株　2220 亀田製菓

※2024年10月04日(金)追記

柿の種やハッピーターンなどでお馴染み、米菓で有名な亀田製菓。亀田製菓はグループ会社の「尾西食品」が長期保存の非常食・防災食を手掛けている点に注目。防災省構想が実現すれば、インフラや建築物の防災に加えて、非常食や防災備蓄品などにも注目が波及するかもしれません。防災関連株の出遅れ銘柄として注目してもいいかも。

他にも備蓄食料系だと、水はウォーターサーバー事業を手掛けるプレミアムウォーターとかかなぁ。あとは缶詰やカプヌとかを手掛ける食品銘柄とか。サトウのごはんとかレトルト食品の銘柄もいちおう防災銘柄といえば防災銘柄かも。

防災関連株　出遅れ株　8051 山善

※2024年10月04日(金)追記

工作機械や工具の専門商社大手の山善は防災グッズを販売しています。防災グッズ系だとセコムとかＡＬＳＯＫも注目。あとはホームセンター銘柄とかも。

防災関連株　出遅れ株　6632 ＪＶＣケンウッド

※2024年10月04日(金)追記

防災グッズとして重宝しそうなポータブル電源を手掛けるＪＶＣケンウッドも防災銘柄として注目か。住宅用蓄電池や太陽光パネルを手掛ける銘柄もいいかもですが、家庭用ポータブル電源も防災銘柄として一応監視。

防災関連株　出遅れ株　6996 ニチコン

※2024年10月04日(金)追記

ニチコンは蓄電池銘柄ですね。住宅向け蓄電池銘柄のなかでは比較的時価総額規模小さめで防災銘柄としてもまぁ値動きありそうなので。

防災関連株　出遅れ株　3053 ペッパーフードサービス

※2024年10月12日(土)追記

政府は2024年10月11日(金)に能登地方の復旧・復興の支援に充てるために、2024年度予算の予備費から509億3154万円の支出を閣議決定。その内訳に温かい食事を提供するためのキッチンカーの派遣も含まれています。

ということでキッチンカー関連株としてペッパーフードも追記しておきます。キッチンカーというと小規模な個人事業者が行うイメージがありますが、一応少ないながら上場企業でもキッチンカーなど移動販売事業を手掛ける会社はあり、ペッパーフードもその一つ。

ペッパーフードサービスは2022年にモビリティ型店舗を展開するmuuve株式会社と【いきなり！ステーキ】キッチンカー事業の業務提携を締結しています。キッチンカーに配分される予算はそれほど大きくないと思いますので、時価総額規模小さめの会社ならもしかしたら株価が動く可能性もなくはないかも…と考えるとペッパーフードは一応チェック。

あとキッチンカー関連株の時価総額小粒銘柄だと、キッチンカーや物販カーなど移動販売事業者向けに出店場所の提供や店・運営の支援を行う移動販売プラットフォームを手掛けるシンクロ・フードも一応注目。災害時のキッチンカー派遣にこのプラットフォームが使われるかどうかは疑問だけども。

防災関連株　出遅れ株　3182 オイシックス・ラ・大地

※2024年10月12日(土)追記

オイシックスは連結子会社の「とくし丸」が移動スーパーとくし丸事業を展開しており、令和6年能登半島地震の直後令和6年1月7日(日)から自治体等と連携し、輪島市、珠洲市の避難所や住宅街で救援物品の無償配布を実施した実績があります。

キッチンカーではありませんが、被災地では移動スーパーの需要も高いと思われますのでこちらも注目。またオイシックスもいちおう過去にキッチンカーでミールキットの期間限定販売を実施したことがあります。

防災関連株　本命株　9247 ＴＲＥホールディングス

※2024年10月12日(土)追記

災害廃棄物処理関連株ではＴＲＥホールディングスに注目。同社は廃棄物の処理やリサイクルを手掛ける会社で、能登半島地震における災害廃棄物の処理も積極的に手掛けています。ＴＲＥホールディングスは時価総額規模もお手頃ですし、災害廃棄物処理は509億3154万円の予備費のうち155億円が割り当てられ、予算配分も小さくないので注目しようかと。

防災関連株(体育館エアコン関連株)　出遅れ株　6367 ダイキン工業

※2024年11月01日(金)追記

防災関連株にダイキン工業も追記しておきます。

2024年10月31日(木)、国民民主党の玉木代表の会見で、補正予算に盛り込ませたい政策について質問をされた際に「能登に限らず、体育館のエアコンの整備をすべき」と言及している場面がありました。

玉木代表のコメントによると「体育館のエアコンはまだ全体の２割くらいしか入っていない」とのことで、いつ何時災害が起きた際にでも避難所としてしっかり機能するように、避難所に指定されているような体育館は補正予算に盛り込ませて速やかに整備すること適切と考えているようです。

先の衆院選で大幅に議席を伸ばし発言力が増したであろう国民民主党の党首がこう言っているので、体育館などの避難所向けの大型のエアコンを手掛ける銘柄にも注目が集まるかもしれません。

ここからはチャットGPTで調べた情報なのでもし間違っていたらご容赦頂きたいですが…
日本全国で避難所として指定されている体育館の数は、2020年のデータをもとにして約12,000か所程度らしい。このうちの８割がエアコン未整備だとすれば、9600か所が未整備。体育館一か所あたりのエアコン整備費用は約2000万円程度らしいので、これが9600か所なら単純計算で1920億円の予算となります。

この予算がエアコン分野につぎ込まれるなら関連株は面白いかもですね。

エアコンといえばシェアナンバーワンのダイキンです。
ダイキンは2021年のデータで家庭用エアコンのトップシェア18.7％でトップ級、業務用エアコンでは約40％のシェアを誇りこちらもトップシェア。

ダイキンは業務用エアコンのなかでも体育館などの大型施設向けのエアコンも手掛けていますので、関連株と言えると思います。

防災関連株(体育館エアコン関連株)　出遅れ株　6503 三菱電機

※2024年11月01日(金)追記

三菱電機もエアコンに強いメーカーですね。
三菱電機も学校や体育館向けの業務用エアコンを供給していますので、こちらも避難所エアコン整備関連の防災銘柄として注目です。

防災関連株(体育館エアコン関連株)　出遅れ株　7011 三菱重工業

※2024年11月01日(金)追記

三菱重工も体育館エアコン関連株として注目。

三菱重工のグループ「三菱重工サーマルシステムズ」はビル用、店舗用などさまざまな空調設備を供給しています。なかでも全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」とかいうふく射式の冷暖房システムを手掛けている点に注目。

こちらは床下の空気を暖めたり冷やしたりしてふく射パネルを通して、室内全体を空調するもののようで、一般的なエアコンのように風が室内に吹かないのが特徴。体育館などはスポーツによっては風が直撃しない方がいい時もありますよね。バドミントンとかやる時とか？わからんけど。

三菱重工サーマルシステムズのユカリラは体育館などの大型施設向けにも導入できる専用製品がラインナップされているらしいので、こちらも注目。

防災関連株(体育館エアコン関連株)　出遅れ株　1969 高砂熱学工業

※2024年11月01日(金)追記

データセンター向け空調関連株としても取り上げた高砂熱学工業も体育館向け空調の思惑ありか。
高砂熱学工業は空調設備の開発・設計・工事・保守などを行っている会社で、オフィスビルや商業施設、ホテルや地下街、データセンター向けの業務用空調設備を手掛けています。

こちらは2023年12月より体育館向け空調機「フレッシュクール」というのを販売開始しています。注目ですね。

防災関連株(体育館エアコン関連株)　出遅れ株　6458 新晃工業

※2024年11月01日(金)追記

新晃工業もデータセンター空調関連株として取り上げた銘柄。こちらはセントラル空調機器の国内トップメーカーで、業務用空調機器の研究開発、設計、製造、販売しています。

新晃工業は大空間への快適な温湿度空気の供給機能を備えた「ヒートポンプ空調機オクージオシリーズ」を提供しています。時価総額規模も比較的お手頃な方ですし、値動き的にも面白そうか。

防災関連株(体育館エアコン関連株)　出遅れ株　1979 大気社

※2024年11月01日(金)追記

大気社も体育館向けエアコン関連株としてピックアップしておきます。大気社は「スポットクーリングシステム」という大空間空調技術をもちます。これは工場やロビー、体育館など天井の高さが高い大空間の人がいる部分（機器など設置される部分）のみを効率よく空調し、快適環境を提供する技術のようですね。

こちらももし体育館向けエアコンのテーマが注目されれば物色される可能性があるかもです。

防災関連株　出遅れ株？　3104　富士紡ホールディングス

※2024年11月22日(金)追記

富士紡ホールディングスも防災関連株に追加しておきますね。

政府は11/22に閣議決定した経済対策で、石破政権が目玉政策に掲げる防災対策の強化についても盛り込みました。
能登半島地震での支援物資不足を踏まえ、避難所の環境改善へ向け、トイレや簡易ベッドなどの備蓄資材を大幅増強するとのことです。内閣府防災部門の今年度補正予算について昨年度補正予算額42.4億円からの倍増を目指して調整する模様。

避難所の環境改善に向けた動きですね。

富士紡ホールディングスは研磨材事業、化学工業品事業、生活衣料事業、化成品事業などを手掛ける企業ですが、災害避難所向けの防災関連製品も手掛けています。具体的には災害時向けの簡易組み立てベッドや災害用簡易トイレシリーズ、また災害時向けのパーティションなども手掛けています。

避難所環境の改善という点では関連しそうなのでピックアップしておきます。

防災関連株　まとめ

防災関連株のまとめ記事は取り急ぎ以上です。

今後、石破政権が長続きするほど防災銘柄は物色される頻度が増えそうです。また、日本の各地でなにかしらの自然災害が起きた時や防災省に関する発言やニュースが報じられるたびに注目されると思いますので、防災関連株はあらかじめ把握しておくと良いと思います。

他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう！

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