レアアース関連株 本命株 出遅れ株 一覧

    レアアース関連株

    ※この記事は最後に2026年01月13日(火)に追記編集しました。

    こんにちは、かりんです🥰

    直近でレアアース関連株に注目が集まってきています。
    これは世界最大のレアアース輸出国である中国がサマリウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ルテチウム、スカンジウム、イットリウムの7種類のレアアースとその関連品目に対する輸出規制を施行していることが要因の一つでしょうね。

    それと日経新聞が2025年07月01日に『海洋研究開発機構(JAMSTEC)が南鳥島沖でレアアースの試験掘削を2026年1月に始め、国産資源の開発を目指す』と報じたこともレアアース関連株への物色に拍車をかけた格好ですかね。

    というわけで様々な世界的事情から日本のレアアース関連株も注目が集まっているので、このページではレアアース関連株本命株出遅れ株 一覧をまとめておきます。

    あ、ちなみに当ブログではちょっと似たテーマで「海底資源関連株」についてまとめたページがあり、このページでまとめる銘柄とかなり似通っています。まぁレアアースって海底資源の一種ですからね。ただこのページはより「レアアース」に焦点を当てて紹介していく感じです。

    レアアース関連株とは

    レアアース

    レアアース関連株とは現代のハイテク産業に必要不可欠な17種類の金属元素【レアアース(希土類元素)】に関連する銘柄の総称です。

    レアアースの世界最大の輸出国である中国は、2025年04月04日にサマリウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ルテチウム、スカンジウム、イットリウムの7種類について、輸出ライセンス制を導入しました。これは米トランプ政権の追加関税政策への対抗措置的な性格も含んでいる、と言われています。

    中国が輸出規制をしているサマリウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ルテチウム、スカンジウム、イットリウムの7種類のレアアースは自動車・電子機器・軍事・航空宇宙など次世代テクノロジー分野を含むさまざまな領域で必要不可欠な素材のため、日本・アメリカ・オーストラリア・インドの「クアッド(QUAD)」やその周辺国は、レアアースの中国依存から脱するために、さまざまな取り組みを急いでいるって状況なわけですね。

    具体的に中国のレアアース輸出規制により影響を受ける分野

    とまぁレアアースがないと世界中のハイテク産業が困ってしまう、という事態なんですね。
    実際、中国によるレアアース輸出規制で影響のある分野をチェックしてみましょう。

    自動車(特に電気自動車・ハイブリッド車)
    モーターに使う高性能磁石(ネオジム・ジスプロシウム・テルビウムなど)が必要。
    EVの駆動モーターやパワーステアリングで多用。
    風力発電
    大型風力発電機の高効率な発電用モーターにレアアース磁石が不可欠。
    家電・電子機器
    スマートフォン、パソコン、ハードディスク、スピーカー、カメラのモーターや振動装置など。
    航空宇宙・防衛
    戦闘機、ミサイル、潜水艦などの推進・制御システムにレアアース磁石や特殊合金が必要。
    赤外線センサーやレーザーにもサマリウム、ガドリニウムなどが使われる。
    医療機器
    MRI装置の磁石や放射線治療機器にレアアースが必要。
    照明・ディスプレイ
    蛍光体として、液晶やLED、蛍光灯にユウロピウムやテルビウムが使われる。
    半導体製造装置
    グラフィー装置の光学系やコーティングに希土類材料が必要な場合がある

    んー、レアアース大事ですねぇ!
    めちゃめちゃ色んなものにレアアース使われているじゃないですか。
    さすが各国が「戦略資源」と位置づけているだけあります。

    日本のEEZ内 南鳥島沖のレアアース泥の採掘に期待か?!

    中国のレアアース輸出規制で世界中のハイテク産業が困るわけで、各国いろいろな取り組みをしていますが、日本においては排他的経済水域(EEZ)である南鳥島の沖合のエリアにはレアメタル・レアアースが大量に埋まっていることが確認できています。2018年には南鳥島沖のレアアース泥は、現在の日本の年間消費量の数百年分の量が埋まっていることがわかったみたい。

    「なんだ!じゃあ大丈夫じゃん」と思っちゃいますが、ここ水深5000mとか6000mとかの超深いところに埋まってるので、この深さを経済的に採掘できる技術を開発しないといけないって課題があるわけで、日本は今これが急務って感じなんでしょう。

    もし日本が中国に代わるレアアースの供給国になれれば、さまざまな外交カードにも使えそうですし、日本の世界的な立場もより良くなりそう。ぜひ頑張ってほしいですね。

    レアアースは採掘だけでなく精錬も重要なハードル(25.11.20追記)

    レアアース関連についてちょっと追記しておきます。
    当ページのまとめをみると「ふむふむ。レアアースって深海6000mの海底に埋まってて、それをなんとかして採掘できれば解決なのか!」って思っちゃうかもですが、実は採掘できればいいってもんじゃないみたいですね。ってまぁ私もにわかレアアース知識なので知らなかったんですけどw

    レアアースを採掘して実際にハイテク産業で使えるようにするには複数の加工・製造工程があります。まぁ一応調べたので、ザックリ必要な工程を書き出しておきますね。

    レアアース採掘・加工・製造工程
    工程 内容 日本で可能か? 技術的難易度
    採掘 日本の場合は6000m深海から採泥 △海底6000m級は物理・コスト面でハードル大
    選鉱 採れた鉱石や泥からレアアースを含む部分を濃縮 ◎可能 低~中
    精錬 17元素をそれぞれに分ける △技術はあるが量産が課題
    精製 高純度まで仕上げる ○可能 中~高
    金属化 酸化物から金属に変える ○可能
    合金化 磁石、モーター用材料、触媒などに加工 ○可能

    とりあえず結論からいうと「採掘」「精錬」のハードルが高いんだって。
    まず採掘が最大のハードル。日本の場合は「南鳥島沖の水深6000m級にあるレアアース泥を採取する」ってミッションなんだけど、これがまぁ大変でコストが死ぬほどかかるらしい。いちおう技術的に完全に無理っていうよりは、商業的に採算が合わない(可能性が高い)からむずかしいって話っぽい。

    んで「精錬」に関してはシンプルに技術的に難しい模様。
    レアアース鉱石は複数の種類が混ざり合っていて化学溶解・抽出・沈殿など多数の工程が必要。レアアースを種類ごとに分離するのが難しくて高度な化学技術・設備が必要らしい。また大量の薬品を使うため、廃液処理技術も必須。特に重希土類(ディスプロシウム、テルビウムなど)の分離は難度が高い。いちおうレアアースの精錬についても日本は技術を持っているらしいですが、これもコストや量産面で中国が圧倒的に有利なのが現状。

    実際、精錬工程は技術的にかなり中国に依存しています。
    中国のレアアース採掘シェアは約69%くらいで、精錬シェアは約90%とのこと。
    中国がレアアースのサプライチェーンで支配的なのはこの精錬工程で強いのが大きいんですね。

    だからこそ日本がレアアースの精錬技術を高めるのは重要。精錬工程は技術さえ確立できれば商業的採算を合わせるのは「採掘工程」ほどには難しくないそうなので。

    と、いうわけで「採掘」と「精錬」を担う分野の企業に注目って感じですかね。
    このページではすでに「採掘を担うのでは?」という銘柄はまとめてるので、精錬の分野で注目されているを追記しておきます

    レアアース関連株 一覧

    レアアース関連株リスト
    コード 銘柄名 特徴 時価総額(25.07.04時点)
    6269 三井海洋開発 石油・ガス開発で培った海洋掘削技術を応用し、メタンハイドレートの採掘やレアアース濃集鉱物の回収技術を開発 454,496百万円
    5715 古河機械金属 鉱山開発技術を応用し、深海に眠るレアメタルやレアアースの採鉱に向けた技術開発
    南鳥島沖のレアアース泥の効率的な回収機材の開発にも取り組む
    89,255百万円
    6297 鉱研工業 掘削技術・海洋掘削技術に強み
    ボーリングマシンの設計・製造・販売 海底ボーリングマシンも手掛ける ※ヒューリックによるTOBで上場廃止予定
    6,826百万円
    6330 東洋エンジニアリング 資源開発技術、サブシー技術を活用して海底6,000mからレアアース泥を回収するシステムの技術開発 40,679百万円
    7003 三井E&S 2019年に第一熱処理工業株式会社と共同で大水深用大水深用ライザー接合の技術開発を開始 275,480百万円
    1662 石油資源開発 石油・天然ガスの探鉱・開発で得た深海掘削や海洋調査のノウハウの思惑? 268,308百万円
    4063 信越化学工業 レアアースの分離・精製プラントを国内に保有
    「レア・アースマグネット」やレアアース酸化物・化合物の製造・販売
    使用済みの家電などからレアアース磁石を回収し、高純度のレアアースに再生するリサイクル事業にも注力
    9,674,870百万円
    4004 レゾナック・ホールディングス 2018年にレアアース磁石合金の合金研究開発事業をTDKへ譲渡するも、秩父事業所でレアアース合金の製造を継続 640,683百万円
    2768 双日 日本の7大商社 豪レアアース大手「ライナス社」に投資し、日本で初めてレアアースの権益獲得 811,125百万円
    8015 豊田通商 日本の7大商社 インドでのレアアース生産・レアアースの回収・リサイクル事業も 3,410,626百万円
    8053 住友商事 日本の5大商社 2023年に米国MP Materialsが製造するレアアースの日本向けの独占販売代理店契約を締結 4,495,601百万円
    8058 三菱商事 日本の5大商社 各種レアアース タングステンなど取り扱い 11,743,371百万円
    8002 丸紅 日本の5大商社 レアメタル・レアアース関連製品の取り扱い レアアース回収・リサイクル事業も 4,909,202百万円
    8031 三井物産 日本の5大商社 レアメタル・レアアース関連製品の取り扱い 8,709,960百万円
    3036 アルコニックス 非鉄原料の専門商社 レアメタルやレアアースも取り扱う 59,375百万円
    7485 岡谷鋼機 独立系の専門商社 レアメタルやレアアースに関連する商材を取り扱う 138,024百万円
    8103 明和産業 化学品や自動車部品、石油製品などを取り扱う専門商社 レアメタルやレアアース関連の製品を取り扱う 28,394百万円
    5711 三菱マテリアル レアアース磁石用の原料となるレアアース酸化物や合金粉末の製造・販売
    使用済み製品からレアメタル・レアアースを回収するリサイクル事業
    301,308百万円
    5857 AREホールディングス 使用済みの電子機器スクラップなどから、貴金属だけでなくレアメタルやレアアースを含む多種多様な金属を回収する都市鉱山事業 148,258百万円
    5714 DOWAホールディングス 使用済みの電子機器スクラップなどから、レアメタルやレアアースを含む多種多様な金属を回収する都市鉱山事業 296,246百万円
    3556 リネットジャパングループ リユース・リサイクル事業を手掛ける
    使用済みPC・小型家電からレアアース・レアメタルを回収する都市鉱山事業
    8,776百万円
    5724 アサカ理研 独自技術を用いて使用済み電子スクラップから貴金属・レアメタル・レアアースを回収する都市鉱山事業 5,870百万円
    7456 松田産業 使用済み電子スクラップから貴金属・レアメタル・レアアースを回収する都市鉱山事業 89,875百万円
    4403 日油 子会社「日油技研工業」が海底ボーリングマシンを手掛ける 667,353百万円(25.07.07時点)
    6814 古野電気 船舶向けの電子機器メーカー 船舶用のレーダーや魚群探知機、航海支援システムなどを手掛ける 169,360百万円(25.08.19時点)
    5706 三井金属 2025年4月に老舗レアアース企業「日本イットリウム」を完全子会社化→レアマテリアル事業を新設 レアアースの精錬技術・精製技術を有する 1,197,112百万円(25.11.20時点)
    1885 東亜建設工業 南鳥島EEZでの「レアアース泥」採取にむけ「解泥技術」について研究開発 250,387百万円(25.12.03時点)
    4082 第一稀元素化学工業 中国が規制するレアアース(イットリウム)を使わない次世代ジルコニア材料を開発 34,721百万円(26.01.07時点)
    7280 ミツバ 希少なレアアース磁石を使わず安価なフェライト磁石で同等性能を出せる「レアアースフリーモーター」の開発を進行中(すでに一部製品で成功) 51,692百万円(26.01.07時点)
    7746 岡本硝子 JAMSTEC(海洋研究開発機構)等と共同開発した深海用探査機「江戸っ子1号」が、南鳥島沖レアアース泥採泥試験において、海洋環境影響評価のモニタリングシステムとして採用 14,590百万円(26.01.13時点)

    レアアース関連株 本命株 出遅れ株

    それではレアアース関連株本命株出遅れ株をピックアップします。この項目は個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😋

    レアアース関連株 本命株 6269 三井海洋開発

    6269三井海洋開発
    6269 三井海洋開発

    レアアース関連株として今かなり注目されているのが三井海洋開発だと思います。
    三井海洋開発は石油・ガス開発プロジェクトに用いられる「FPSO(浮体式海洋石油ガス・生産設備)」の設計、建造、リース、チャーターなどトータルサービスを提供する銘柄。浮体式の原油・ガス生産貯蔵設備で国内唯一の企業。いわゆるオンリーワン銘柄ですね!

    で、三井海洋開発は直接レアアース関連の事業を行っているというか、これまで石油・ガス開発で培った海洋掘削技術を応用し、海底資源であるメタンハイドレートの採掘やレアアース濃集鉱物の回収技術を開発している点に注目が集まっています。

    きれいな規律性あるチャートで上昇トレンド形成中ですね。引き続き注目です。

    レアアース関連株 本命株 5715 古河機械金属

    5715古河機械金属
    5715 古河機械金属

    古河機械金属もレアアース関連株の中核的存在として注目されています。古河機械金属は土木鉱山用の機械メーカーの老舗で、もともとは銅山経営からスタートした会社。トンネル掘削に使う削岩機(ロックドリル)などに強みを持ちます。

    長年、地上の鉱山開発を手掛けてきた会社なので、その技術を応用し深海のレアメタル・レアアースの採掘に向けた技術開発を進めています。実際、2018年からエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の公募に応じ、南鳥島沖のレアアース泥の効率的な回収機材の開発に取り組んでいます。

    日本EEZ内のお宝レアアース泥の回収に携わる点では、本命株と言えそうですね。
    こちらも引き続き注目です。

    レアアース関連株 本命株 6330 東洋エンジニアリング

    6330東洋エンジニアリング
    6330 東洋エンジニアリング

    プラントエンジニアリング御三家の一角の東洋エンジニアリングもレアアース関連株として注目。
    東洋エンジニアリングはプラントの設計・建設などが主な事業ですが、これまで培ってきた資源開発技術、サブシー技術を活用して海底6,000mからレアアース泥を回収するシステムの技術開発にも携わっています。

    具体的には、海底面のレアアース泥をスラリーに変えて船上に汲み上げるためのサブシープロダクションシステムの基本設計、詳細設計、製作を完了し、すでに2022年度には採鉱・解泥・揚泥試験に成功しているようです。

    レアアース関連株 出遅れ株? 7003 三井E&S

    7003三井E&S
    7003 三井E&S

    三井E&Sもレアアース関連株として注目。
    2019年に三井E&Sと三井E&S造船は「第一熱処理工業株式会社」と大水深用ライザー接合技術を確立するため、共同開発を開始したと発表しています。

    大水深用ライザー接合技術とは、海底資源開発などで使用されるライザー管を水深2,000mを超えるような深い海域で、安全かつ確実に繋ぎ合わせるための技術。

    石油、ガス、メタンハイドレート、レアアース泥などの海底資源のうち、レアアース泥は水深4000から6000mの海底にあり、最大水深3000mである石油や天然ガス向けの技術をそのまま適応することはできない模様。なので稼働水深6000m級まで伸ばすための技術開発を行うということです。

    こちらも引き続き期待したい銘柄。

    レアアース関連株 本命株 2768 双日

    2768双日
    2768 双日

    日本の総合商社はレアアース関連の製品を取り扱っているところが多いですが、双日は豪レアアース大手「ライナス社」に投資し、日本で初めてレアアースの権益を獲得しています。

    具体的には、双日と独立行政法人「JOGMEC」は、2011年に共同で日豪レアアース株式会社を設立しており、2023年3月7日に豪ライナス社への総額2億豪ドル相当の追加出資を決定。双日とJOGMECはこの出資に伴いライナス社が生産するマウント・ウェルド鉱山由来の重希土類であるジスプロシウムおよびテルビウムの最大65%を日本向けに供給する契約をライナス社と締結しています。

    つまり「ジスプロシウム」「テルビウム」について、生産量の最大65%の権益を得たってことですね。
    日本初のレアアース権益を獲得しているので、総合商社のなかでもレアアース関連では注目しておきたいと思います。

    レアアース関連株 思惑株? 4403 日油

    4403 日油
    4403 日油

    ※2025年07月07日(月)追記

    日油についてもレアアース関連株に追記しておきます。
    日油は現時点でレアアースの採取や掘削に関連しているわけではないですが、日油の子会社「日油技研工業」が海底ボーリングマシンを手掛けているため、将来的に南鳥島沖のレアアース泥採取に関連していく可能性はあるかもです。

    レアアース関連株(都市鉱山系) 本命株? 5724 アサカ理研

    5724 アサカ理研
    5724 アサカ理研

    ※2025年07月09日(水)追記

    レアアース関連株の一覧にはもともとあったけど、都市鉱山系の本命株?的な存在でアサカ理研も追記しておきます。

    アサカ理研は非鉄金属のリサイクル事業を手掛けており、独自のエッチング技術を用いて使い終わった電子部品・電子スクラップから金・銀・銅・パラジウムなどの貴金属やコバルト、ニッケルなどのレアメタルを回収しています。HPをみると2014年に設立した岩城工業・生産技術開発センターで、レアアースのリサイクルに関する研究開発も推進してきており、光学レンズ廃材からのレアアース回収および高純度化にも成功しているようです。

    電子スクラップに含まれるレアアースは非常に微量なので、レアアースの回収技術が事業化したとて、業績に与える影響は限定的だと思いますが、都市鉱山系の銘柄で時価総額規模が小粒なので短期資金が入る可能性はありそうですね。

    それとトランプ大統領が今度は「銅にも50%の関税をかける」旨の発言をしているので、銅+レアアースのリサイクル思惑での物色も?

    他にも都市鉱山系の銘柄だとDOWAホールディングスやリネットジャパングループ、松田産業などにも注目か。

    レアアース関連株 思惑株? 6814 古野電気

    6814古野電気
    6814 古野電気

    ※2024年08月19日(火)追記

    古野電気は直接的にレアアース関連の事業を手掛けているわけではないですが、いちおう間接的なレアアース関連株かも?ってことで思惑的位置づけとして追記しておきます。

    古野電気は船舶向けの電子機器メーカーで船舶用のレーダーや魚群探知機、航海支援システムなどを手掛ける銘柄。古野電気の海洋レーダーやソナーなどは海底構造・地形を把握したり資源探査にも必要とされますし、同社のマリン分野のレーダー機器がレアアース掘削・開発面で恩恵を受ける可能性があるかもしれない?って感じ。

    あと古野電気は筑波大学初のスタートアップで自社開発の産業用水中ドローンを開発する「FullDepth社」に出資している点も注目ポイントか。FullDepth社の水中ドローンは海底資源や深海生物の調査など幅広い用途での利用が期待されているみたい。

    古野電気、かなりチャートも良いので注目したい銘柄です。

    レアアース関連株 本命株 5706 三井金属

    5706三井金属
    5706 三井金属

    ※2025年11月20日(木)追記

    三井金属鉱業もレアアース関連株として追加しておきます。
    直近で株価が絶好調の三井金属。この銘柄はスマホやPC、サーバーなどのプリント基板やEV電池に使われる「電解銅箔」で圧倒的なシェアを持つことから、間接的にデータセンター周辺関連株として注目されていると考えていたんだけど、最近ではレアアース関連株としての物色も入っているようです。

    理由の一つが、三井金属が2025年4月に「日本イットリウム」というレアアース関連事業を手掛ける老舗企業を完全子会社化し、「レアマテリアル事業部」を新設したことです。日本イットリウムは、レアアースの精錬・分離技術に長けており、イオン交換法や溶媒抽出法を用いて個々の純粋なレアアース元素を分離・精製してきた会社です。

    ちなみに、「イットリウム」というレアアースは半導体、ディスプレイ、EV関連のハイテク用途で必要で、中国が輸出規制する元素にも含まれます。特に半導体製造装置でプラズマエッチングに使う保護膜材料であるYOF(オキシフッ化イットリウム)は、三井金属が約6割のシェアを持っています。

    三井金属のレアマテリアル事業部は、レアアースの精錬分野・精製分野で技術を持つ点が評価され、レアアース関連株として注目されています。現状では精製分野の方が強く、精錬分野については中・重希土類の化学分離技術を持っているものの、量産規模では中国には及ばない状況かと。ただし、精錬工程は技術が確立できれば、採掘に比べて採算面の調整は比較的容易と考えられます。

    いずれにせよ日本国内でレアアース精錬工程を担う企業として、三井金属は注目。
    レアアースのサプライチェーンを国内で構築することはコスト面で難しいですが、「中国依存を減らす」という方針で米国と協力しているため、採算度外視で採掘や精錬に取り組む可能性も十分あるんじゃないかと。こうした動きは、三井金属にとって大きなビジネスチャンスだと思います。

    レアアース関連株 出遅れ株? 1885 東亜建設工業

    1885 東亜建設工業
    1885 東亜建設工業

    ※2025年12月03日(水)追記

    レアアース関連株のまとめにも東亜建設工業を追記しておきますね。
    東亜建設工業は国内のマリコン大手。港湾整備などの実績が豊富で、造船所設備や国土強靭化の関連株として外せない銘柄です。

    最大の注目点は、南鳥島EEZ(排他的経済水域)での「レアアース泥」開発への参画です。
    東亜建設工業はレアアース泥採取のために重要な「解泥技術」について研究開発しており、その技術を用いて2020年に実機の1/3スケールの大型実証試験を千葉県袖ケ浦市のヤードで行った実績があります。

    国策プロジェクトの中核で独自開発の「解泥技術」で実績を残している点はなかなか面白いポイント。正直レアアースは「どれだけ儲かるか?」がイメージ付きにくいですが、東亜建設は国土強靭化や造船所設備投資など複数の国策に絡んでいる点から業績面で割と安心感があるのも良い。

    レアアース関連株 本命株 4082 第一稀元素化学工業

    4082 第一稀元素化学工業
    4082 第一稀元素化学工業

    ※2026年01月07日(水)追記

    「採掘」ではありませんが、レアアースの需給逼迫が追い風になる銘柄として第一稀元素化学工業を追記しておきます。

    同社は「ジルコニウム化合物」世界シェア約40%を誇るトップメーカー
    ジルコニウムは耐熱・耐食性に優れ、以下のような幅広い先端分野に不可欠な素材です。

    ■電子材料: スマホ・PC向けのセラミックコンデンサ材料
    ■半導体: 製造工程で使われる高精度な研磨剤
    ■次世代エネルギー: 燃料電池や水素関連材料、二次電池材料
    ■ヘルスケア: 歯科用材料(ジルコニアセラミック)

    特筆すべきは、2025年10月21日に同社が発表した「カルシア安定化ジルコニア材料」の開発成功です。

    通常、ジルコニアの安定化にはレアアースの一種である「イットリウム」が使用されますが、これは中国が輸出規制を強めている戦略物資でもあります。第一稀元素の新材料は、レアアースを使わずに安定供給が可能な「カルシウム(カルシア)」を用いており、中国依存を脱却する代替需要として高い期待を集めています。

    第一稀元素は時価総額規模も軽いですし値動き妙味的にも面白そうな銘柄です。
    国産レアアース試掘のニュースでレアアース全体の注目度が上がる中「調達リスクのない代替技術」を持つ同社もまた注目。

    レアアース関連株 出遅れ株 7280 ミツバ

    7280 ミツバ
    7280 ミツバ

    ※2026年01月07日(水)追記

    レアアース関連の出遅れ株としてミツバも挙げておきますね。
    稀元素もですけど、こちらもレアアース関連株というか脱レアアース関連株というべきか。

    同社はワイパー用モーターなどで世界屈指のシェアを持つ自動車部品メーカーですが、今注目すべきは「レアアースフリーモーター(レアアースを使わないモーター)の開発を進めている点」です。

    一般的な高効率モーターにはネオジムやジスプロシウムといったレアアースを用いた強力な磁石が不可欠ですが、ミツバはこうしたレアアース磁石を一切使用しない「SRモーター(スイッチドリラクタンスモーター)」などの研究開発で先行しています。

    世界一のレアアース供給国である中国による輸出規制が強まるなか、磁石を使わないモーターは自動車メーカーにとって重要な代替ソリューションとなる可能性を秘めています。また高価なレアアースを使用しないため、中長期的には製造コストの削減にも期待できそう。

    ミツバの株価指標を見ると伝統的な自動車部品株としての評価に留まっているように見えますね。経済安全保障・脱レアアースというテーマでの買いはまだ限定的。

    レアアースフリーモーターはすでに特定の製品で成功しているようです。今後は駆動用モーター、オイルポンプやウォーターポンプなど様々な製品へ順次展開を予定。

    またモーターは自動車だけでなく産業ロボットや医療機器、ドローンなどさまざまな機械に用いられるのでミツバのレアアースフリーモーターが自動車以外の分野に波及する可能性にも期待。
    引き続き注目したい銘柄です。

    ※2026年01月13日(火)追記↓
    レアアースフリー技術をもつ銘柄を中心にまとめた「脱レアアース関連株」もまとめました。

    脱レアアース関連株 本命株 出遅れ株 一覧はコチラ≫

    レアアース関連株 出遅れ株 7746 岡本硝子

    7746 岡本硝子
    7746 岡本硝子

    ※2026年01月13日(火)追記

    強力な材料が発表された岡本硝子もレアアース関連株のまとめに追記しておきます。

    岡本硝子は1928年創業の老舗特特殊ガラスメーカーで、特殊ガラスの成型技術とナノ単位の薄膜蒸着技術を核とする企業です。プロジェクター用の「反射鏡」「レンズ」などで世界トップクラスのシェアを持つグローバルニッチトップ企業ですね。

    岡本硝子は2026年01月09日(金)の大引け後に、同社が中心となりJAMSTEC(海洋研究開発機構)等と共同開発した深海用探査機「江戸っ子1号」が、南鳥島沖で行われる世界初のレアアース泥採泥試験において、海洋環境影響評価のモニタリングシステムとして使用されることになったと発表しました。

    江戸っ子1号は深海の凄まじい水圧に耐える「耐圧ガラス球」を核とした探査機。重りで沈み、海底を調査・撮影後に重りを切り離して浮上する仕組みです。深海8,000m(約800気圧)に耐えつつ、撮影用レンズとしての透明度を両立できるのは、同社の特殊ガラス成型技術があってこそ。

    ちなみに江戸っ子1号プロジェクトの立ち上げ時は岡本硝子を含む東京下町の町工場の連合体でしたが、現在は岡本硝子が事業を継承し、製品化・販売を主導しています。

    時価総額が比較的小さい岡本硝子にとって、日米共同の国策プロジェクトである「南鳥島沖のレアアース開発」への直接参画はなかなかのインパクトです。

    レアアース関連株の象徴的存在となる可能性もありますし、岡本硝子は「窒化アルミニウム(AlN)放熱基板」という熱を逃がすことに長けた基板を手掛けることから半導体・AIインフラ関連株としても注目の銘柄。複数のテーマ性で注目したい銘柄です。

    レアアース関連株 まとめ

    はい。レアアース関連株についてはとりあえず以上です。
    今のところ、レアアース関連株については日本のEEZ(排他的経済水域)内でレアアースの採掘に関わる可能性のある掘削技術などに強みのある銘柄が本命なのかなぁと思います。

    商社系や都市鉱山系の銘柄も注目しますが、やっぱり日本のEEZ内でレアアースを供給できるようになれば最強ですもんね。

    他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう!

    もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです😋

    ≫かりんのオススメ株情報はコチラ≪

    ↓株ブログランキング参加中です♪応援お願いします!
    にほんブログ村 株ブログへ