※この記事は最後に2026年04月06日(月)に追記編集しました。
こんにちは、かりんです🥰
最近、ゴールド・銀・銅・プラチナなどの貴金属や非鉄金属関連株に加えて、資源・マテリアル(素材)株の多くが堅調に推移していますね。この強さの背景にあるのは、やはり「データセンター」や「AI普及」に必要不可欠な素材への実需拡大なのではないか?と思っています。
そんなマテリアル株の中でも、個人的に注目しているのが「セラミックス(ファインセラミックス)関連株」。
セラミックスと聞くと陶磁器や外壁材などのイメージが強いかもしれませんが、不純物を極限まで取り除き熱や摩耗に耐えるよう人工的に合成された「ファインセラミックス」は最先端のハイテク産業に欠かせない重要なマテリアルです。過酷な高温・プラズマ環境に耐えられる特性から半導体製造プロセスの重要部品として大活躍しているほか、AIサーバーの熱暴走を防ぐための放熱基板などでも重要な役割を担っています。
またデータセンター増設に伴う電力需要の増加を背景に、送電網を支える「がいし(碍子)」など電力インフラ向けのセラミックス需要も堅調に推移すると期待されています。
ということでこのページでは、マテリアル系銘柄のなかでも特にハイテク分野で恩恵を受けやすい「セラミックス関連株(ファインセラミックス)」について、本命株・出遅れ株・一覧をわかりやすくまとめていきます。
セラミックス関連株とは
セラミックス関株とは、おもに先進的なセラミックス製品(ファインセラミックス)の製造、原料供給、あるいは精密加工を手掛ける銘柄の総称です。
セラミックスというとお茶碗などの陶磁器や、トイレ、キッチン天板、外壁材などをイメージする方も多いと思いますが、当ブログではそうした一般建材向けではなく、半導体やAIインフラ、光通信機器などのハイテク分野で用いられる高純度のセラミックス(ファインセラミックス)の関連銘柄を中心にまとめます。
なぜセラミックス関連株に注目なのか?
さて、なぜ今セラミックス関連株に注目なのか?という点ですが、それはズバリAIインフラとしてセラミックスが非常に重要な素材だからです。
セラミックスは熱を素早く逃がす「放熱性(熱伝導率)」と、強い電気が流れてもショートしない「絶縁性」を極めて高いレベルで両立できる数少ない素材です。
この「放熱と絶縁」が次のハイテク進化のボトルネックと言われています。
生成AIの爆発的な普及により、データセンターにはエヌビディアの超高性能なGPUが大量に導入されていますが、これらは膨大な計算を行うため消費電力が極めて大きく、同時にとんでもない熱を発生させます。従来の樹脂製の電子基板では、この熱に耐えきれず性能が低下したり、熱で歪んで配線がショートしたりする限界が見え始めています。
そこで今、急速に需要が高まっているのがセラミックス素材というわけですね。
AIの性能向上を物理的な面で支える必須マテリアルとして実需が拡大しています。
もちろんAI分野だけでなく、送電網の再整備など電力インフラ分野や衛星通信などの宇宙航空分野、核融合などの次世代エネルギー分野などさまざまなハイテク産業で期待されているのがセラミックスの強みです。
ファインセラミックスとは
セラミックスといっても色々な種類がありますが、中でも株式市場で注目したいのが「ファインセラミックス」です。
天然の鉱物を焼成した一般的なセラミックスに対し、ファインセラミックスはアルミナ、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si3N4)など、人工的に合成・高純度に精製された化学物質を原料とします。これを不純物を含まないようミクロン単位で精密に制御して焼き上げることで「熱に強い」「硬い」「薬品やプラズマに侵されない」といった、特定の性能を極限まで高めています。
このような特徴から金属や樹脂では対応できない過酷な環境下で活躍が期待されている素材というわけです。
ちなみに一言でファインセラミックスと言っても、その材料はいろいろあります。
ザックリ調べただけだけど、いちおう載せておきますね。
窒化アルミニウム(AlN):高熱伝導・放熱基板
窒化ケイ素:高強度・パワー半導体基板
炭化ケイ素:高耐熱部材、パワー半導体関連
ジルコニア:構造材、固体電解質
ファインセラミックスが活躍するハイテク分野
具体的にファインセラミックスが活躍している、あるいは今後活躍が期待される分野を知っておきましょう。主にこのあたりですかね。
・AIサーバー・光通信の放熱基板
・EV・パワー半導体基板
・5G/6G通信部材
・宇宙・防衛
・水素・燃料電池
・医療材料
どれも今後伸びそうな分野ですよね!
ファインセラミックスは上記のような最先端ハイテク分野で「縁の下の力持ち」として活躍しています。
※補足:MLCC(積層セラミックコンデンサ)について
ちなみにスマートフォンやEV、AIサーバーなどにも大量に搭載される電子部品「積層セラミックコンデンサ(MLCC)」もファインセラミックスが用いられる代表的な製品と言えます。ただ株式市場においてMLCCはセラミックスというよりも「電子部品」という巨大な独立テーマとして認識されていると思いますし、当ブログでも別ページでまとめていますのでこのページではあえて割愛しています。(※京セラ、MARUWAなどMLCC関連株として挙げたもので被るものはあります)
積層セラミックコンデンサ(MLCC)関連株 本命株 出遅れ株 一覧はコチラ≫
セラミックス関連株(ファインセラミックス) 一覧
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.02.27時点) |
|---|---|---|---|
| 6971 | 京セラ | 半導体製造装置用の静電チャックなど各種ファインセラミック部品を展開する同分野の大手・先駆企業 | 4,174,196百万円 |
| 5333 | NGK(旧:日本ガイシ) | パワー半導体向け窒化ケイ素基板(セラミックスに分類される)を手掛ける 半導体製造プロセスで使用されるセラミックヒーターや各種ファインセラミックス部材を展開 |
1,366,729百万円 |
| 5344 | MARUWA | 通信・パワーデバイス向けのセラミック絶縁放熱基板(アルミナ基板や高熱伝導AlN基板)で世界有力メーカー そのほか高機能ファインセラミックス部材も展開 |
758,156百万円 |
| 5334 | 日本特殊陶業 | 新規成長事業として半導体製造用の各種ウェハチャック等ファインセラミックスを強化中 | 1,574,655百万円 |
| 4062 | イビデン | 主力は半導体パッケージ基板だが、セラミック事業では再結晶SiCを主成分としたDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)やその他セラミックス製品を展開 | 2,686,774百万円 |
| 5331 | ノリタケ | セラミック技術を応用し、MLCCなど電子部品向け「電子ペースト」や半導体研磨工程向け「CMPスラリー」など電子分野向け高機能材料を展開 | 196,724百万円 |
| 5367 | ニッカトー | 工業用セラミックスの中堅メーカー MLCC向けジルコニアボールや、高温炉用セラミック部材・熱電対保護管などを展開 |
10,485百万円 |
| 4043 | トクヤマ | 大手総合化学メーカー 半導体向け高純度多結晶シリコンのほか、放熱基板の原料となる高純度窒化アルミニウム(AlN)粉末で世界トップクラスのシェア |
322,667百万円 |
| 6890 | フェローテック | 半導体製造装置向けに石英・ファインセラミックス部材を展開 機械加工が容易に行えるマシナブルセラミックスなど高精度加工に強み | 299,199百万円 |
| 2962 | テクニスコ | 精密加工部品メーカー 窒化アルミニウム(AlN)など難加工セラミックスの精密切断・メタライズ加工に強み |
11,372百万円 |
| 4026 | 神島化学工業 | 建材向けが主力ながら、透明セラミックスなど高機能材料を展開 レーザー用途や次世代エネルギー分野向け材料を開発・育成中 |
18,388百万円 |
| 4082 | 第一稀元素化学工業 | ジルコニウム化合物で世界トップクラスのシェア(約4割)を誇るジルコニウム特化企業 電子部品や構造用ファインセラミックス向け高純度ジルコニアで強み |
68,564百万円 |
セラミックス関連株(ファインセラミックス) 本命株 出遅れ株
それではセラミックス関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね!この項目は個人的な主観コミコミなので参考程度にお願いします😋
セラミックス関連株 本命株 6971 京セラ

セラミックス関連株としてまずは京セラを挙げておきます。
京セラは創業時の社名が「京都セラミック」である通り、祖業はファインセラミックス。現在も各種ファインセラミック部品を展開する同分野の先駆企業です。
京セラは積層セラミックコンデンサ(MLCC)関連株としても取り上げましたし、スマホ向け電子部品とかプリンターなどのイメージが強いかもですが、祖業であるファインセラミックス部品は現在でも同社を支える強力な事業。ハイテク分野における最大の強みは「半導体製造装置向けの各種ファインセラミック部品」です。特に半導体の材料となるシリコンウェハーを静電気の力でピタッと吸着・固定する「静電チャック」では世界的な主要プレーヤーの一角と言えます。
半導体の微細化が進むにつれ、製造工程(エッチングや成膜など)はより高温になり強力なプラズマや腐食性ガスが発生する過酷な環境になっています。京セラの高純度なファインセラミックスは、今後ますます活躍が期待されるはず。
半導体分野向けに静電チャックをはじめ、各種ファインセラミックス製品を展開する銘柄として、京セラはこのテーマでど真ん中の中核銘柄と言えると思います。
セラミックス関連株 本命株 5344 MARUWA

MARUWAもMLCC関連の本命株としてもピックアップした銘柄ですね。
今まさにAIインフラのボトルネックの一つされる「熱問題」を語る上で、絶対に外せない銘柄がMARUWAです。
AIインフラの拡大に伴い、データセンターでは消費電力の増大とともに発熱問題が重要な課題となっています。AIサーバーに搭載されるGPU周辺の電源モジュールや、データを光信号に変換する光トランシーバーなどでは高効率な放熱対策が不可欠。
ここで重要な役割を果たすのが、MARUWAが展開する窒化アルミニウム(AlN)製のセラミック放熱基板です。AlNは高い熱伝導率と絶縁性を併せ持つ材料で、パワーモジュールや光通信部品向け基板として広く採用されています。同社はこの分野において世界トップクラスのポジションを有する有力メーカーの一社です。
AIインフラの高度化が進むほど放熱対策の重要性は増すため、同社はハイテク向けファインセラミックス分野の中核銘柄の一つとして注目です。
セラミックス関連株 本命株 5333 NGK(旧:日本ガイシ)

NGK(旧社名:日本ガイシ)もセラミックス関連株の中核銘柄の一つとして注目。
元の社名にある「ガイシ(碍子)」とは、送電線と鉄塔を繋ぐ電線についてセラミックス製の絶縁体のことです。同社は、この電力インフラ向け碍子で世界的なシェアを持つ企業で送電網再整備関連株としてもピックアップした銘柄です。
こうした安定した電力インフラ事業を基盤としながら、近年はハイテク分野向けファインセラミックス事業の拡大にも注力しています。
特に注目すべきは半導体製造装置の内部で使われる「セラミックヒーター(サセプター)」。これは半導体の材料となるシリコンウェーハを載せる台座でありながら、内部に発熱するヒーターが埋め込まれていて、成膜工程などの過酷なプラズマ環境下でもウェーハを均一に加熱できるというやつ。
NGKはこの製品において世界トップクラスのシェアを誇る有力企業です。
さらに近年は、EVやデータセンターの電源制御などに不可欠な「パワー半導体」に向けた「絶縁放熱回路基板」の増産にも注力していますね。強い電圧を絶縁しつつ、発生する熱を効率よく逃がすという、まさにセラミックスの特性がフルに活きる分野です。
電力インフラという手堅い安定基盤を持ちながら、半導体製造プロセスやパワー半導体向けの成長分野も展開している点は同社の強み。ディフェンシブ性と成長性を併せ持つバランス型のセラミックス銘柄として注目しています。
※2026年04月06日(月)追記↓
2026年04月01日付で「日本ガイシ」が「NGK」へ社名変更したことに伴い、記事内の表記を旧社名から新社名へ更新しました。
NGKが社名変更した背景には「デジタル分野へのシフト」があるみたいですね。
祖業の「ガイシ(インフラ用絶縁体)」は今や売上の1割程度で、現在の稼ぎ頭は自動車分野や半導体製造などに使われるファインセラミックスです。あえて祖業の名を外し、AIインフラやEVなど最先端分野で勝負する!という決意の表れですね!
それと「グローバルブランド」への統一という意味もあります。すでに売上の約8割が海外のため、世界で浸透している「NGK」ブランドに統一して知名度と競争力をさらに高める狙い。
個人的にはポンポン社名変更してよくわからなくなる銘柄はあまり好みではないですが、この社名変更は素晴らしいとおもう!
セラミックス関連株 本命株 5334 日本特殊陶業

日本特殊陶業もセラミックス関連株として注目。
同社は自動車のエンジンを点火するスパークプラグで世界トップクラスのシェアを誇る企業として知られていますが、その根幹にあるのは高機能セラミックス技術です。近年は自動車の電動化を見据え、エンジン関連部品への依存度低減を目指し新規事業の育成にも取り組んでいます。
その柱の一つが、祖業のセラミック技術を応用した半導体製造装置向けファインセラミックス事業です。
具体的には半導体ウェーハを静電気で固定する「静電チャック」や、高い熱伝導率を持つ窒化アルミニウム(AlN)を用いた「セラミックヒーター」などです。静電チャックやセラミックヒーターの分野は、前述した京セラや日本ガイシなど有力メーカーが複数存在しますが、日本特殊陶業も長年、過酷なエンジン内部で耐えうるプラグを作り続けてきた高度な材料技術と焼成技術をもつ企業。その技術基盤を活かし、半導体製造プロセス向け分野でも実績を積み重ねています。
自動車部品メーカーとしてのイメージが強いですが、ハイテク向け機能性セラミックスメーカーへの転換を進めている点は個人的になかなか面白そうだな、と注目しています。
セラミックス関連株 出遅れ株 5367 ニッカトー

※2026年02月28日(土)追記
セラミックス関連株の出遅れ株として注目したいのがニッカトー。
同社は工業用セラミックスを主力とするメーカーで、製造工程向けの高機能セラミックス部材を幅広く手掛けています。
ハイテク分野では、電子部品材料の粉砕・分散に用いられるジルコニアボール(YTZボール)を展開している点に注目。
スマートフォンやAIサーバー、EVなどに大量に使われる電子部品「積層セラミックコンデンサ(MLCC)」を製造するためには、原料の粉末をミクロン単位で均一に細かく砕く必要があります。ニッカトーのジルコニアボールは極めて硬く摩耗しにくいため、すり潰す際に不純物が混ざらないという強みがあり、国内の主要なMLCCメーカーにおいて業界標準と言えるほどの圧倒的なシェアを持っています。
また粉砕用のボールだけでなく、半導体関連材料や電子部品を高温の炉で焼成に用いられる、耐熱性に優れたセラミックス製の容器(セッターやるつぼ)、ヒーター用の保護管などの製造工程向け部材といった製造工程向けのセラミックス部材も展開しています。
最先端の半導体やハイテク部品を製造するための欠かせない道具(消耗品)を供給しているため、電子部品や半導体市場の拡大が続けば間接的に恩恵を受ける銘柄といえますね。
セラミックス関連株 出遅れ株 5331 ノリタケ

※2026年02月28日(土)追記
ノリタケもセラミックス関連株として注目。
ノリタケといえば高級食器ブランドのイメージですが、現在の業績を支えているのは祖業である陶磁器づくりから発展したセラミックス技術や研磨技術を応用した工業機材・電子材料事業です。
セラミックス関連という観点で注目されるのが、積層セラミックコンデンサ(MLCC)など電子部品向けの電子ペーストと、半導体製造プロセス向けのCMPスラリーです。
MLCCの電極形成工程では、金属粉末やガラス成分などを配合した高機能な電子ペーストが用いられます。これはセラミックスそのものではありませんが、セラミックス基板との焼成工程に密接に関わる無機材料であり、同社はこの分野で技術力を有しています。
また、半導体製造においてシリコンウェーハ表面をナノレベルで平坦化するCMP(化学的機械的研磨)工程で使用されるスラリーも展開。CMPスラリーにはシリカやセリアなどの微細なセラミック粒子が用いられています。
半導体や電子部品の製造に欠かせないセラミックス技術を用いた高機能な消耗品を手掛けていることからハイテク産業を支えるマテリアル銘柄として注目。
セラミックス関連株 本命株 4043 トクヤマ

※2026年02月28日(土)追記
トクヤマは大手総合化学メーカーで半導体向けの高純度多結晶シリコンなどで広く知られる企業ですが、ファインセラミックス分野でも注目すべき存在です。
とりわけ強みを持つのが、放熱基板の原料となるファインセラミックス「高純度窒化アルミニウム(AlN)粉末」。AlNは高い熱伝導率と電気絶縁性を併せ持つ材料で、パワー半導体や高出力デバイス向け基板など、発熱対策が重要な用途で需要が拡大しています。AIサーバーやデータセンター向け半導体の高性能化に伴い、こうした放熱材料の重要性も高まっています。
トクヤマは高純度AlN粉末の分野で世界的に有力なメーカーの一角。
たとえば、MARUWAなどが手掛ける高性能セラミック放熱基板も高品質なAlNの原料粉末を用いて製造されます。完成品メーカーが注目されがちですが、川上に位置する素材・粉体メーカーとしてトクヤマも注目です。
セラミックス関連株 出遅れ株? 4082 第一稀元素化学工業

※2026年02月28日(土)追記
第一稀元素化学工業はファインセラミックスの原料となる「ジルコニウム」化合物に特化した素材メーカーです。ジルコニウム化合物分野において世界トップクラス(約4割)のポジションを確立しています。
ハイテク分野との関連では、電子部品や構造用ファインセラミックス向けに使用される「高純度ジルコニア」粉末で強みを発揮。ジルコニアは、代表的なファインセラミックス材料の一つであり、非常に高い強度と靭性(割れにくさ)を兼ね備え、過酷な環境下でも安定して機能する優れた素材です。
トクヤマが窒化アルミニウム(AlN)粉末の有力メーカーとするなら、ジルコニア粉末の世界的サプライヤーとして存在感を示しているのが第一稀元素化学工業。ファインセラミックス産業の根幹を支える川上の素材メーカーとして押さえておきたい銘柄です。
ちなみに第一稀元素化学工業は最近だとレアアースの代替技術に注目が集まり、脱レアアース関連株としても物色されましたね。複数のテーマ性から注目の銘柄です。
セラミックス関連株 本命株 6890 フェローテック

※2026年02月28日(土)追記
フェローテックは半導体製造装置向けの真空シール(磁性流体シール)や石英製品で広く知られる企業ですが、ファインセラミックス分野でも存在感を持つ銘柄です。
ハイテク分野での最大の強みは、切削などの機械加工が容易に行える「マシナブルセラミックス」をはじめとする高精度なファインセラミックス部材の展開です。
半導体の微細化が進むにつれ、製造装置内のパーツには高純度・耐熱性・耐プラズマ性に加え、より高度な加工精度が求められます。同社はアルミナやSiC(炭化ケイ素)などのセラミックス材料に加え、精密加工技術を組み合わせることで半導体装置向け部材を幅広く供給しています。
こちらも完成品メーカーではないですが、半導体サプライチェーンの中で装置内部を支える部材メーカーとして重要な役割を担う一社として注目。
セラミックス関連株 出遅れ株? 2962 テクニスコ

※2026年02月28日(土)追記
テクニスコはセラミックスそのものを製造する素材メーカーではなく「精密加工」に特化した銘柄として注目。硬くて加工が難しい材料の精密加工を強みとしており、直近では人工ダイヤモンド関連銘柄として物色された経緯もあります。
放熱基板などに使用される窒化アルミニウム(AlN)も、熱伝導率に優れる一方で硬脆性が高く、加工難易度の高いセラミックス材料です。いかに高性能な素材でも、ミリ単位の精密さで加工し、さらに電気的接続のための金属膜形成(メタライズ)などの工程を経なければ半導体や電子部品へ組み込むことはできません。
同社は切断・研磨・メタライズといった高度な加工技術を持ち、ファインセラミックスの実装工程を支える企業の一社として注目。素材メーカーとは異なりますが、人工ダイヤやセラミックスなど複数のテーマ性に絡んでいる点も面白いポイントですね。
セラミックス関連株(ファインセラミックス) まとめ
はい、今回は取り急ぎここまで!
また新たな銘柄が浮上したら追記していきます。
半導体製造装置やデータセンター(AIサーバー)の熱対策など、ハイテク産業の進化において「放熱と絶縁」を担うファインセラミックスの重要性は高まっています。
さらに航空宇宙・防衛・次世代通信規格といった分野でも過酷な環境に耐えうる素材として必要不可欠なため、今後も底堅い実需の拡大が見込まれます。セラミックス関連株はマテリアル(素材)系テーマの重要な一角として、引き続き動向を追っていきたいですね!
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!
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