海水淡水化関連株 本命株 出遅れ株 一覧

    海水淡水化関連株

    こんにちは、かりんです🥰

    2026年3月以降、米国・イスラエルとイランの対立が激化する中で、互いの「海水淡水化施設」や水・エネルギーインフラを標的とした攻撃が実際に発生しています。

    降水量の少ない中東地域において、飲料水を作り出す淡水化プラントは国家の生命線ともいえる施設です。この水インフラが直接的な危機に晒されたことで、代替施設の建設や早期復旧に向け、海水淡水化関連株に注目が集まっています。

    なかでも日本は世界でもトップクラスの水処理技術を持つ国であり、日本企業への期待も高まっています。
    ということで当記事では海水淡水化関連株本命株 出遅れ株 一覧をまとめていきます。

    海水淡水化関連株とは

    海水淡水化関連株とは海水を淡水(真水)に変えるための特殊な技術、装置の製造、プラント建設、および運営に関わる銘柄の総称です。

    水の惑星である地球ですが、地球の水の約97%は海水で真水はたった3%しかない非常に限られた資源です。
    特に中東地域など降雨量の少ないエリアでは淡水は非常に貴重。こういったエリアでは海水を濾過して塩分を取り除く淡水化技術は国民の命を守る生命線として機能しています。

    海水をろ過して塩分を取り除くためには、特殊なフィルターである「逆浸透膜(RO膜)」や、高圧で海水を送り出す「大型ポンプ」、そして大規模なプラントを設計・建設する高度なエンジニアリング能力が必要不可欠。

    日本企業はこれらの分野で世界トップクラスのシェアと実績を誇っており、関連銘柄もすそ野が広いです。

    海水淡水化関連株が注目される背景

    現在、海水淡水化関連株が強力な投資テーマとして急浮上している理由はおもに「中東情勢の緊迫化と水インフラへの直接攻撃」です。

    2026年3月、米国やイスラエルによるイランの水・エネルギー施設への攻撃や、イランによる周辺国(バーレーンなど)の淡水化施設へのドローン攻撃が報じられました。戦争の標的として「水インフラ」が直接狙われたことで、中東全域の飲料水供給に深刻な懸念が生じています。

    中東諸国はもともと降水量が少なく水資源が乏しいため、生活用水の多くを海水淡水化プラントに依存しています。施設が稼働停止に追い込まれることは国民の命、国家の存亡にも直結するため、破壊された施設の早期再建や、安全保障の観点からの新規プラント増設・分散化が急務です。

    海水淡水化技術の種類

    海水淡水化技術にはいくつかの種類があります。
    これから紹介する関連銘柄の事業内容でも少し聞き慣れない専門用語が出てくるので、ここでザックリと解説しておきますね。

    ■逆浸透(RO)膜法【現在の主流】
    海水を「RO膜」と呼ばれる、目に見えないほど超微細な穴が空いた特殊なフィルターに通し、高い圧力をかけて塩分や不純物を濾し取り、真水だけを抽出する技術です。後述する蒸発法に比べて消費エネルギーが圧倒的に少なく、コストも抑えられるため、現在、世界の海水淡水化プラントで圧倒的な主流となっているのが、この「逆浸透(RO)膜法」です。
    ■蒸発法(多段フラッシュ法など)
    海水を加熱して蒸発させ、その水蒸気を冷やして真水にする技術です。理科の実験で習う「蒸留」と同じ原理ですね。
    代表格である「多段フラッシュ(MSF)法」は、圧力を変えた複数の部屋(多段)に高温の海水を連続して通し、効率よく蒸発(フラッシュ)させる仕組みです。かつては中東などエネルギー(石油など)が安く豊富な地域で主流でしたが、大量の熱エネルギーを消費するため、近年は環境配慮やコストダウンの観点からRO膜法への置き換えが進んでいます。
    ■その他の技術
    電気の力で水中の塩分(イオン)を移動させて真水を作る「電気透析法」や、浸透圧の違いを利用する「正浸透(FO)膜法」などもあります。ただ、大規模な海水淡水化においては、現状はRO膜法が主役となっています。

    現在の海水淡水化技術では、省エネ・低コストな「RO膜法」が世界のスタンダードとなっています。

    このRO膜法において最も重要な心臓部である「RO膜」の分野で、日本企業(東レや日東電工など)が圧倒的な世界シェアと技術力を誇っているわけですね

    さらに日本勢はフィルターだけでなく、RO膜法のプラント設計・建設(EPC)に強みを持つ企業や、海水をフィルターに押し込むために必要不可欠な「大型の高圧ポンプ」で世界的なシェアを持つメーカー(荏原や酉島製作所など)を複数抱えています。

    つまり「海水淡水化ビジネス」は日本企業が極めて強固なポジションを築いているため、中東情勢が緊迫化しているなかで資金が向かう構図となりやすいんですね。

    海水淡水化関連株 一覧

    海水淡水化関連株リスト
    コード 銘柄名 特徴 時価総額(26.04.02時点)
    3402 東レ 合成繊維の世界的メーカー 海水淡水化の主流技術である逆浸透膜(RO膜)で世界トップクラスのシェア首位級 1,700,816百万円
    6501 日立製作所 東レとサウジアラビア海水淡水化公社と共同でサウジアラビアの海水淡水化プラント実証サイトで、省エネ型海水淡水化システムの実証事業を実施し、従来型(RO膜法)に比べ約2割の省エネ化を実現 21,820,584百万円
    6988 日東電工 高機能材料メーカー大手 逆浸透膜(RO膜)世界大手 海水淡水化プラントをはじめさまざまな水処理施設に供給 2,095,701百万円
    3101 東洋紡 繊維事業で培った紡糸技術を応用し独自の中空糸型RO膜「ホロセップ」を供給 グループ会社を通じて海水淡水化装置の製造・販売も手掛ける 125,025百万円
    3896 阿波製紙 機能紙・不織布の開発メーカー RO膜の性能を支える「分離膜支持体用不織布」で世界トップシェア(同社調べ) 4,089百万円
    4114 日本触媒 米Trevi Systems社と次世代の海水淡水化/水処理システム「正浸透(FO)システム」の基幹部材である「浸透圧発生剤」を共同開発 338,025百万円
    7011 三菱重工業 サウジアラビアのラービグ地区の大型3段直列逆浸透(RO)法海水淡水化設備など大規模淡水化プラントの建設実績豊富 16,203,630百万円
    7013 IHI 中東や北アフリカを中心に20基以上の海水淡水化プラント納入実績 3,681,383百万円
    7004 カナデビア 海水淡水化プラントのEPC(設計・建設)で世界的に実績(日本と中東を中心に世界で45件納入:2020年3月時点)
    RO膜は外部調達だが、ROプロセス技術(システム設計・運用)に強み
    183,321百万円
    1963 日揮ホールディングス 総合プラントエンジニアリング大手 海外の大型海水淡水化プラントの建設・エンジニアリングを多数担当 603,282百万円
    6239 ナガオカ 石油化学プラント向けの内部装置・取水用スクリーンや水処理装置を手掛ける
    独自の高速海底浸透取水システム「ハイシス」を淡水化施設向けに提供
    12,642百万円
    6368 オルガノ 水処理エンジニアリング大手 超純水製造装置や海水淡水化装置(RO膜法)も手掛ける 668,739百万円
    5802 住友電気工業 海水淡水化の前処理工程に必要な新型ろ過膜「TT膜」を開発
    PTFE多孔質材料「ポアフロン」を用いた膜蒸留法による海水淡水化技術を研究開発中
    7,463,041百万円
    6361 荏原 ポンプメーカーの世界的大手 海水淡水化向けに大型・高圧ポンプを供給 2,051,462百万円
    6363 酉島製作所 海水淡水化向け高圧ポンプで世界トップクラスのシェアを誇る 97,303百万円
    6365 電業社機械製作所 ポンプ大手 海水淡水化用の取水・高圧・増圧ポンプのほかエネルギー回収装置を製造・開発 28,040百万円
    6333 TEIKOKU 液漏れしないキャンドモータポンプで国内シェア約6割の最大手メーカー 石油化学プラント、ファインケミカル、原発施設などさまざまな施設に無漏洩ポンプを供給するも海水淡水化プラントへの供給実績は確認できていないが技術的な親和性は高い 45,084百万円
    4188 三菱ケミカルグループ 総合化学メーカー大手 中空糸膜による水処理ソリューションをはじめ各種水処理用膜やイオン交換樹脂などさまざま部材製品を展開 1,327,591百万円
    4245 ダイキアクシス 水処理事業が中核の総合環境企業 水インフラ整備や途上国向けの水処理ビジネスを幅広く手掛ける
    子会社運営のCVCファンドを通じて小型海水淡水化装置を手掛けるWaqua社に出資
    9,858百万円
    5016 JX金属 グループ子会社「東邦チタニウム」が海水淡水化プラント向けに軽量・高強度・高耐食という特性を持つ金属「チタン」を供給 3,390,747百万円
    5726 大阪チタニウムT スポンジチタンで世界屈指 海水淡水化プラント向けに軽量・高強度・高耐食という特性を持つ金属「チタン」を供給 99,434百万円
    5406 神戸製鋼所 チタンの溶解から最終製品(板、管、棒、線)までを一貫生産 プラント用チタン管などの部材供給 770,298百万円
    8058 三菱商事 チリ・カタール・豪州など世界規模で水ビジネスの投資・運営を手掛け、海水淡水化プラント建設・運営にも関与 22,058,372百万円
    8001 伊藤忠商事 2022年にサウジアラビアのシュケイク3造水プロジェクトに参画(出資)し海水淡水化プラントの商業運転を開始 16,181,722百万円
    8002 丸紅 2022年にサウジアラビアのシュケイク3造水プロジェクトに参画(出資)し海水淡水化プラントの商業運転を開始 9,944,621百万円
    8031 三井物産 2017年にチリで初の海水淡水化プラントを建設と発表 銅鉱山向けに淡水を供給 18,279,437百万円
    8053 住友商事 2024年11月に四国電力と日韓4社でカタールにおける天然ガス発電と海水淡水化事業を受注 7,310,960百万円

    海水淡水化関連株 本命株 出遅れ株

    それでは海水淡水化関連株本命株出遅れ株をピックアップしていきますね。この項目は個人的な主観を含むので参考程度にお願いします😋

    海水淡水化関連株 本命株 3402 東レ

    3402東レ
    3402 東レ

    海水淡水化関連株でまずピックアップするのは世界的な合成繊維メーカーの東レ。
    東レは水処理分野、特に海水淡水化の主流技術である「逆浸透膜(RO膜)」において世界トップクラスのシェアを誇る企業です。

    RO膜は海水淡水化プラントの「心臓部」とも言える最重要の部材です。海水を高圧でRO膜に押し当てることで塩分を分離しますが、プラント全体の造水効率やランニングコストは、このRO膜の品質に大きく左右されます。

    東レは独自の製膜技術と流路設計により高い塩除去率を維持しながら、透水性および耐薬品性の向上を実現したRO膜を供給。

    東レのRO膜は、中東をはじめとする世界中の大型海水淡水化プラントで採用されており、現在、東レの水処理分離膜が生み出す造水量は世界76カ国で延べ500億リットル以上にも達し、約4億人が1日に使う水の規模を支えています。

    少ないエネルギーで効率よく真水を作り出す同社の技術は、中東情勢の緊迫化に伴う水インフラの再建や代替施設の建設において非常に重要。東レは海水淡水化関連株の中核的な銘柄です。

    ただし、東レは巨大な化学・素材メーカーゆえに、中東情勢の悪化により原油・ナフサ価格の高騰が他の主力事業(繊維や樹脂など)のコスト増に直結する点には注意。海水淡水化というテーマにおいては確かに中核ですが、ホルムズ海峡の封鎖リスクでもろにデメリットを受ける銘柄なので実際の投資には細心の注意が必要だと思います。

    海水淡水化関連株 本命株 6988 日東電工

    6988日東電工
    6988 日東電工

    日東電工も東レと並ぶ海水淡水化関連株の中核株として注目しています。

    同社は各種テープやフィルムなどの高機能材料で知られる化学メーカー大手ですが、海水淡水化に不可欠な「逆浸透膜(RO膜)」の分野でも東レと並ぶ世界的大手です。

    日東電工および米国子会社のハイドロノーティクス社が手掛けるRO膜は、高い脱塩性能と省エネ性を両立しており、日本最大規模の海水淡水化プラントをはじめ、中東やシンガポールなど世界中の水処理施設で広く採用されています。特に、海水に含まれるホウ素などの不純物を効率よく除去する技術や、プラントのランニングコストを下げる技術に強みを持っています。

    東レと双璧のRO膜プレイヤーなので海水淡水化プラント関連株としては本命視しています。
    こちらも東レと同様に、主力事業である各種フィルムやテープ製品が原油・ナフサ高の悪影響を受けやすいため、海水淡水化のテーマ性だけでなく、会社全体の業績動向にもしっかり目配りしておきたいですね。

    海水淡水化関連株 本命株 3101 東洋紡

    3101東洋紡
    3101 東洋紡

    東洋紡も海水淡水関連株としてピックアップ。
    東洋紡は祖業の繊維事業で培った「紡糸技術」を応用し、独自の中空糸(ちゅうくうし)型RO膜「ホロセップ」を供給しています。

    ホロセップは「三酢酸セルロース」という素材でできておりこれは微生物の繁殖を防ぐための殺菌用塩素に対して高い耐久性を持つ特徴があります。そのため、水温が高く微生物が発生しやすい中東地域の海水環境に強く、サウジアラビアなどの大規模海水淡水化プラントで長年にわたり採用され続けてきた実績があります。

    さらに、フィルターの部材供給にとどまらず、グループ会社「東洋紡エンジニアリング」を通じて海水淡水化装置そのものの製造・販売も手掛けています。こちらも中東に強い水処理銘柄として押さえておきたい一社です。

    東洋紡も原油高・ナフサ不足のリスクについてはやはり注意が必要。東洋紡はRO膜の素材に天然由来のセルロースを使用しているため、素材面での差別化はできていますが、やはり会社全体で見ればナフサ価格高騰によるコスト増リスクはあります。東レや日東電工と同様に中東特需の「期待」と、原材料高という「実害」のどちらが強く影響するかは見極める必要がありそうです。停戦・終戦、あるいはナフサ不足の解消が報じられるタイミングでは面白いかもですね。

    海水淡水化関連株 本命株 7004 カナデビア

    7004カナデビア
    7004 カナデビア

    旧:日立造船のカナデビアも海水淡水化関連株として重要な存在ですね。
    カナデビアは大規模な海水淡水化プラントのEPC(設計・調達・建設)において世界屈指の技術力を持つ企業です。

    同社は、2020年3月時点で世界中で45件もの海水淡水化プラントを納入してきた実績があります。プラントの心臓部となる「RO膜」自体は他社から外部調達しますが、その分、水質や環境に合わせて最適な膜を選定し、施設全体を効率よく稼働させるよう組み上げる「ROプロセス技術(システム設計・運用)」に強みを持っています。

    中東情勢の緊迫化で水インフラが破壊されれば、再建や修繕、あるいはプラントの新設・分散化も十分視野に入ると思われます。カナデビアはこうした国家規模の巨大プロジェクトに関わる可能性の高い企業として注目しておきたいです。

    海水淡水化関連株 本命株 6361 荏原

    後日追記予定!ちょっとまってね

    海水淡水化関連株 本命株 6363 酉島製作所

    後日追記予定!ちょっとまってね

    海水淡水化関連株 出遅れ株 6365 電業社機械製作所

    後日追記予定!ちょっとまってね

    海水淡水化関連株 本命株 1963 日揮ホールディングス

    後日追記予定!ちょっとまってね

    海水淡水化関連株 本命株 7011 三菱重工業

    後日追記予定!ちょっとまってね

    海水淡水化関連株 出遅れ株 3896 阿波製紙

    後日追記予定!ちょっとまってね

    海水淡水化関連株 出遅れ株 6239 ナガオカ

    後日追記予定!ちょっとまってね

    海水淡水化関連株 まとめ

    取り急ぎ途中までだけど後日また改めて追記していきますね。
    それにしても本当に中東情勢が早く落ちついてくれることを祈るばかり。命がもったいないですよ。

    他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

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