※当記事は2026年09月01日(火)に全面リニューアルしました。
※当記事は最後に2026年09月11日(金)にさらに追記編集しました。
こんにちは、かりんです🥰
こちらの記事はもともと2024年10月11日に新規投稿したものですが、情報も古くなっていましたし全面的に書き直しました。
さて、これまで自動運転といえばテスラや米Waymo(ウェイモ)、中国勢などが先行するイメージでしたが、いよいよ日本でも大きな動きが出てきました!
2026年08月27日(木)、自動車の絶対王者であるトヨタ自動車が「2028年からほぼ操作不要の自動運転車(レベル2++)を一般販売する」と発表しました。これまでの実証実験やタクシー向けから、ついに「一般ユーザーが買える市販車へ自動運転システムを本格搭載」へと大きく舵を切った形です。
日本の株式市場では、2026年に自動運転OSを主導するスタートアップ「ティアフォー(593A)」や、タクシー配車アプリ最大手の「GO(581A)」が相次いで上場を果たし、自動運転関連株全体が盛り上がりを見せています。
アメリカや中国ではすでに無人のロボタクシーがガンガン走っていますが、日本も法整備が進み、いよいよ本格的な自動運転社会の到来が近づいてきたのかもしれないですね。
自動運転技術でアメリカや中国に少し後れをとった日本ですが「安全性世界一!」の分野でぜひ確固たる地位を築いてほしいです!
というわけで、このページでは自動運転関連株について、本命株・出遅れ株 一覧を最新情報でまとめておきます😋
自動運転関連株とは
自動運転関連株とは、クルマを自動で走行させる自動運転技術や、無人で走行するロボタクシー(自動運転タクシー)、そしてそれらを支えるセンサー、カメラ、半導体、制御ソフトウェア、配車プラットフォームなどに関連する銘柄の総称です。
以前から株式市場で何度も繰り返し物色されてきたビッグテーマですが、自動運転技術で先行するアメリカや中国に続き、日本でもこれまでの「研究・実証実験」の段階から、いよいよ「市販車への搭載や商用サービスの拡大」という本格的な実用化フェーズに入ってきました。
自動運転技術は、自動車業界の勢力図を塗り替える可能性に留まらず、タクシー業界を始め、さまざまな分野に大きな影響を与える可能性を秘めているため、国内外を問わず息の長いビッグテーマとして常に注目されています。
自動運転技術のレベル
ひとくちに「自動運転」といっても、技術の進み具合によって国際的な基準(国土交通省など)でおおまかに0~5までの6段階にレベル分けされています。
| レベル | 名称 | 運転主体 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 0 | 運転自動化なし | 人 | システムによる運転支援なし |
| 1 | 運転支援 | 人 | アクセル・ブレーキまたはハンドルのどちらかをシステムが制御(自動ブレーキなど) |
| 2 | 部分運転自動化 | 人 | アクセル・ブレーキとハンドルの両方を同時にシステムが制御(車線維持しながら追従走行など)。※ドライバーの常時監視が必要 |
| 3 | 条件付運転自動化 | システム | 高速道路など特定条件下でシステムが全操作を実施。システムから要請されたらドライバーが運転を交代 |
| 4 | 高度運転自動化 | システム | 特定条件下(限定された地域や走行ルートなど)においてシステムが全ての運転タスクを実施。運転手なしで走行可能 |
| 5 | 完全運転自動化 | システム | 場所や天候などの限定条件なしで、あらゆる道路でシステムが完全に自動運転 |
現在(2026年08月)、アメリカや中国で商用化されている無人タクシー(WaymoやBaiduなど)はいずれも「レベル4」に該当します。
また、2026年08月27日にトヨタ自動車が発表した「2028年から個人向け市販車に搭載するほぼ操作不要の技術」は、責任主体はドライバーにありつつも高度な自律走行を行う「レベル2++」に位置づけられます。
「++とかがあるなら6段階じゃないじゃん!」って思っちゃいますが、まぁ今まさに開発段階の技術なので次のレベルに到達するまでには様々なハードルがあるってことでしょう。あくまで6段階は「おおまかなレベル」ということで理解しておけばいいと思います。
自動車メーカーやIT各社が最終的に目指しているのは、運転手が完全に不要となる「レベル5(完全自動運転)」の世界です。これが当たり前になれば、交通事故の大幅な減少だけでなく、移動中の車内空間の過ごし方や物流のあり方など、社会全体に計り知れないインパクトを与えることになりますね!
自動運転関連株 一覧
自動運転関連株は2つのジャンルに分けてリストにしておきます。
自動運転技術の開発や不可欠な部品・ソフトウェア等に関わる銘柄
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.08.31時点) |
|---|---|---|---|
| 7203 | トヨタ自動車 | 自動車世界首位 2028年から個人向け「自動運転レベル2++」市販化を発表 自動運転スタートアップ「ティアフォー」に出資 | 46,061,780百万円 |
| 7267 | ホンダ | 世界初の自動運転レベル3「ホンダLEGEND」の販売実績 ※ソニーと共同出資の「ソニーホンダモビリティ」はホンダのEV戦略見直しにより実質休止状態 | 7,751,430百万円 |
| 7201 | 日産自動車 | 自動運転レベル2の技術「Pro PILOT2.0」を搭載した市販車を販売 米Uber、英Wayveと協業し27年度に国内でのレベル4自動運転サービス(無人タクシーなど)開始を目指す | 1,220,049百万円 |
| 7261 | マツダ | 自社の安全思想に基づき、人に寄り添う高度な自動運転・先進運転支援(ADAS)技術を開発中 | 778,383百万円 |
| 6758 | ソニーG | 自動運転の眼に相当する「車載向けイメージセンサー」で世界的競争力 ※ホンダと共同出資の「ソニーホンダモビリティ」はホンダのEV戦略見直しにより実質休止状態 | 23,956,710百万円 |
| 6501 | 日立製作所 | 車載機からクラウドシステムまで自動運転の統合型ソリューションを展開 | 24,664,381百万円 |
| 6902 | デンソー | トヨタ系自動車部品最大手 自動運転のセンサー、制御システム、AI技術などを全方位で開発 | 5,632,746百万円 |
| 7259 | アイシン | トヨタ系自動車部品大手 自動運転技術によるスマホ操作の自動駐車実証実験などに成功した実績あり | 1,634,280百万円 |
| 8058 | 三菱商事 | アイサンテクノロジーと自動運転の新会社「A-Drive」設立や、ティアフォーへの出資などモビリティ事業に積極的 | 17,825,380百万円 |
| 9984 | ソフトバンクG | 傘下の英Armが車載CPUに積極的 モネ・テクノロジーズなど自動運転・モビリティ事業も展開 | 29,701,610百万円 |
| 3116 | トヨタ紡織 | 中国配車アプリ「ディディ」と自動運転タクシー向けシステムを共同開発 車内空間の快適性を追求 | 427,784百万円 |
| 3653 | モルフォ | 画像処理技術に強み デンソーと協業し次世代の画像認識・AI運転診断システムを開発 | 5,712百万円 |
| 6723 | ルネサスエレク | 先進運転支援システム(ADAS)・自動運転市場向けに最先端の車載用半導体チップを提供 | 6,345,126百万円 |
| 2432 | ディー・エヌ・エー | タクシー配車アプリ最大手「GO」の大株主 モビリティ企業と自動運転交通サービス「ロボットシャトル」を展開 | 264,957百万円 |
| 4667 | アイサンテクノロジー | 測量技術に強み 自動運転用3D地図の供給や自動運転システム開発ソリューションを手掛ける | 17,563百万円 |
| 6929 | 日本セラミック | 赤外線・超音波センサー大手 自動運転の障害物検知用センサー供給増で期待か | 103,479百万円 |
| 4425 | Kudan | コンピュータやロボットの「眼」に相当する人工知覚技術(SLAM)を研究開発 欧州連合のプロジェクト「ERASMO」向けに完全自動運転向けの車載機器の技術提供の実績 | 17,776百万円 |
| 3837 | アドソル日進 | 自動運転車やコネクテッドカー向けのAIを活用したICTシステムの取り組みを推進 | 24,776百万円 |
| 4420 | イーソル | デンソーの監視システムにOSが採用 ティアフォーとも商用化に向け戦略的パートナーシップを締結 | 18,700百万円 |
| 5821 | 平河ヒューテック | 電線・ケーブル製造 自動運転技術の高度化に伴う車載ネットワークケーブルの需要増に期待 | 56,762百万円 |
| 9474 | ゼンリン | 地図の国内最大手 自動運転システムに必須となる高精度3次元地図データの整備・提供を行う | 53,634百万円 |
| 336A | ダイナミックマッププラットフォーム | 自動運転に不可欠なセンチメートル級の高精度3次元地図データ(HDマップ)を提供 | 31,940百万円 |
| 3132 | マクニカHD | 半導体商社大手 自動運転実証車両の開発支援やシステム提供など一歩踏み込んだ事業を展開 | 664,358百万円 |
| 3156 | レスター | 半導体商社大手 自動運転化によるソニー製イメージセンサーなどの車載用半導体の供給拡大に期待 | 165,700百万円 |
| 167A | リョーサン菱洋HD | 半導体商社大手 自動運転の高度化に伴う車載半導体や組み込みシステムの需要増が中長期の追い風 | 163,000百万円 |
| 2359 | コア | 位置情報を活用した高精度測位ソリューション「GNSS」を展開 自動運転分野での活躍も期待 | 32,666百万円 |
| 3741 | セック | リアルタイムソフトウェア技術に強み サービスロボットや車両自動走行関連システムの実績あり | 32,922百万円 |
| 9432 | NTT | トヨタ自動車と自動運転向けソフトウェア開発で協業 AIを用いて事故を防ぐシステムの実用化を目指す | 15,619,930百万円 |
| 593A | ティアフォー | 自動運転OS「Autoware」開発を主導するスタートアップ レベル4実用化に向け自治体実証や大手連携を推進 | 152,394百万円 |
| 4052 | フィーチャ | 車載部品メーカー向けに画像認識ソフトウェアを開発・提供 先進運転支援システム(ADAS)向けやドライブレコーダー向けに強み | 4,363百万円 |
| 4440 | ヴィッツ | 車載分野に強みを持つ組込みソフトウェア開発企業 自動運転関連のソフトウェア開発に実績あり | 7,454百万円 |
| 3040 | ソリトンシステムズ | 自動運転車がトラブルで停止した際などに遠隔から監視・操作を行う「遠隔アシストシステム」を開発 | 48,044百万円 |
| 9651 | 日本プロセス | 車載制御・情報システムの開発 自動運転に向けた先進運転支援システム(ADAS)の組込ソフトに強み | 21,993百万円 |
| 4394 | エクスモーション | 組込みソフトウェアの品質改善コンサルティング 高度化する自動運転・車載ソフトの開発を支援 | 4,066百万円 |
| 2186 | ソーバル | 組込みソフトウェア開発企業 自動運転技術向けのシステム評価や開発支援の実績を持つ | 7,465百万円 |
| 4430 | 東海ソフト | 車載システム等の組込みソフト開発 自動運転関連のソフトウェア開発で自動車メーカー向け実績あり | 8,876百万円 |
| 9908 | Denkei | 計測器の専門商社 自動運転システムの開発や評価に必要な「計測ソリューション」を提供 | 34,675百万円 |
| 7276 | 小糸製作所 | 自動車用照明で世界首位級 ヘッドランプ等にLiDARやセンサーを内蔵したスマートセンサーランプを開発し自動運転のセンシング領域で強み | 830,380百万円(26.09.02時点) |
| 6526 | ソシオネクスト | 独自のカスタムSoC(特定用途向け半導体)大手 ADAS(先進運転支援システム)や自動運転向けに最先端プロセスを採用した車載半導体を開発 | 348,768百万円(26.09.02時点) |
| 6834 | 精工技研 | 光学・精密加工のニッチトップ 自動運転の目となるセンサー向けレンズや車載光通信で活躍期待 | 237,541百万円(26.09.11時点) |
ロボタクシー関連株(無人タクシー関連株)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.08.31時点) |
|---|---|---|---|
| 581A | GO | 国内首位のタクシー配車アプリ 将来のロボタクシー普及時にプラットフォーマーとして期待 | 354,261百万円 |
| 6758 | ソニーG | グループ会社「S.RIDE」がタクシー配車アプリを展開 将来のロボタクシー普及時のシステム流用に期待 | 23,956,710百万円 |
| 2432 | ディー・エヌ・エー | タクシー配車アプリ最大手「GO」を運営するGO株式会社の筆頭株主 | 264,957百万円 |
| 4392 | FIG | グループ会社がタクシー配車システム「新視令」を提供 ロボタクシー解禁でビジネス拡大の可能性 | 42,729百万円 |
| 9035 | 第一交通産業 | タクシー業界最大手 自動配車アプリ「モタク」を展開 無人タクシー時代の配車ノウハウに期待 | 29,303百万円 |
| 9082 | 大和自動車交通 | 都内タクシー大手 ライドシェア解禁やデジタル化を推進し、自動運転時代への適応を図る | 10,946百万円 |
| 6632 | JVCケンウッド | クラウド型タクシー配車システム「CABmee」や車載カメラ、各種センサー技術の開発を行う | 167,058百万円 |
| 6701 | NEC | 複数自治体で自動運転を支援するシステム実証を開始 地域の移動ニーズに合わせたプラットフォームを提供 | 6,695,736百万円 |
(ちなみに私が普段の情報収集でチラ見してるのはこのあたりです↓)
自動運転関連株 本命株・出遅れ株
それでは自動運転関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしてておきますね。個人的な主観を含むので参考程度にお願いします😋
自動運転関連株 本命株 7203 トヨタ自動車

日本の自動運転関連株の中核・大本命といえば、やはり自動車世界首位のトヨタ自動車ですね!
トヨタからは2026年8月27日(木)に特大のニュースが飛び込んできました。
『2028年から個人向けの市販乗用車に高度な自動運転技術を搭載する』と発表!これは運転手がほぼ操作せずに走行できる実質的な「レベル2++」の技術とのことです。
今回の発表で特に注目なのは、この高度な自動運転技術を「自社で内製化」し、さらに2030年以降には搭載車種を一気に拡大して本格普及を目指す方針を打ち出した点です。
これまでの実験・実証段階やMaaS(移動サービス)向けから、ついに「一般ユーザーが買える市販車への本格搭載」へと大きく舵を切った形ですね!
トヨタほどの自動車世界大手ですから、この発表に至るまでにも数々の布石を打ってきています。
すでに「Lexus Teammate」などの高度運転支援技術を市販車に投入しているほか、モビリティサービス専用EV「e-Palette」の開発、中国で無人タクシーを商用化している「Pony.ai」や国内自動運転OSの本命「ティアフォー(593A)」への出資、ソフトバンクと共同出資した「モネ・テクノロジーズ」など、様々な方向性で自動運転・モビリティ戦略を固めてきました。
世界的に、自動運転技術ではテスラなどの海外勢が先行するなか、自動車メーカーの世界的王者であるトヨタが満を持して市販車向けに本格参戦してきたインパクトは大きいといえます。
2028年の市販化に向けて、車載ソフトウェアやセンサー、半導体などサプライチェーン企業全体へ大きな波及効果が期待できますし、日本の「安全性世界一」の自動運転社会を牽引する主役として、引き続き最注目しておきたい銘柄ですね。
自動運転関連株 本命株 593A ティアフォー

日本の自動運転セクターを語る上で外せない大型ルーキーが、2026年7月22日に東証グロース市場へ新規上場したばかりの「ティアフォー(593A)」です。
同社は、世界初の自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware(オートウェア)」の開発を主導する、国内自動運転スタートアップ企業。これまでの日本の自動運転関連株といえば「自動車メーカー」や「センサー等の部品メーカー」が中心でしたが、ティアフォーはまさに自動運転の頭脳となる「OS・ソフトウェア」を提供する、テーマど真ん中の銘柄となります。自社で車両を作るのではなく「自動運転の頭脳(OS)」を手掛けているので、OS・ソフトウェアを様々な企業に提供できる点が強みと言えるでしょう。
「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、レベル4(高度自動運転)の実用化に向けて全国各地の自治体と組んで実証実験を重ねるなど、国内での実績はトップクラスです。
上場前からトヨタ自動車をはじめ、SOMPOホールディングスやいすゞ自動車、ヤマハ発動機といった名だたる大手がこぞって出資し、強力なバックアップ体制を築いている点も、同社の技術力の高さと期待値の表れといえますね。
さらに、タクシー配車アプリ最大手の「GO」とも連携してロボタクシーの事業化に向けた布石を打つなど、将来の商用サービス展開にも余念がありません。
上場したばかりのグロース株ということで、足元の業績は先行投資による赤字が続いておりボラティリティも荒くなりやすいですが、日本の自動運転社会を牽引するキープレイヤーとして、中長期の成長シナリオに大いに期待したい1社です!
自動運転関連株(ロボタクシー関連株) 本命株 581A GO

2026年に新規上場を果たしたIPO銘柄のGO。
こちらも自動運転関連の本命株として押さえておきたい銘柄です。
同社は、言わずと知れた国内シェア圧倒的トップのタクシー配車アプリ「GO」を運営している企業です。
自動運転技術そのものに携わっているわけではありませんが、既存のタクシー配車アプリで圧倒的シェアを誇るプラットフォーマーである点は、来る「ロボタクシー(自動運転の無人タクシー)」時代に最大のビジネスチャンスを獲得する可能性が高いのではないか、とみています。
すでにアメリカや中国では街なかを自動運転のロボタクシーが走っているように、日本でも今後法整備が進み、いずれは運転席に誰もいない完全自動運転車が街を走る時代がやってくるはずです。その時、一般ユーザーが無人タクシーを呼ぶために使うプラットフォームは、すでに多くの人のスマホにインストールされている「GO」などのタクシー配車アプリになる可能性が高いです。
実際に同社は、自動運転技術のスタートアップ「ティアフォー(593A)」などと連携し、都内での自動運転タクシーの公道実証実験などを積極的に進めており、ロボタクシーの実用化・事業化に向けてすでに着々と布石を打っています。
自動運転の車を「作る」メーカーだけでなく、それを「サービスとして提供する」プラットフォーマーとして、自動運転社会の到来で大きな恩恵を受ける可能性を秘めた注目銘柄です。
自動運転関連株(ロボタクシー関連株) 出遅れ株 4392 FIG

ロボタクシー関連の中小型株としてFIGにも注目。
前述のGOが「一般ユーザー向けの配車アプリ(BtoC)」の覇者だとすれば、FIGは「タクシー事業者向けの運行システム(BtoB)」に強いという違いがあります。
FIGのグループ会社「モバイルクリエイト」は、タクシー業務向けの配車システム「新視令」などを提供しています。将来的に自動運転技術のレベルが上がり、街中に無人タクシーが走るようになれば、当然タクシー会社側の裏側システムも「無人配車」に対応させる必要が出てくるため、ビジネスの幅が大きく広がる可能性があります。
将来、完全自動運転車が普及したとき、既存のタクシー会社には「自動車メーカーが直接ロボタクシー事業を始めて市場を独占してしまうのでは?」という懸念がつきまといますが、GOやFIGのように「配車プラットフォーム」や「運行管理システム」といったソフトウェア領域を提供する側は、車が有人であれ無人であれインフラとして重宝されるため、自動運転社会の恩恵を享受できる立場にあるといえると思います。
好みは分かれますが、FIGは時価総額規模が小粒で人気化したときの値動きが早いのも面白いポイント。GOのような大型銘柄に資金が向かった後、連想で買われるロボタクシー関連の出遅れ株としてチェックしておきたい1社ですね。
自動運転関連株 本命株 6758 ソニーグループ

世界的な電機・エンタメ大手のソニーグループも、自動運転関連株を語る上で欠かせない企業です。
以前はホンダと共同出資した「ソニー・ホンダモビリティ」による自動運転レベル3搭載EV(AFEELA)の開発が大きな話題を集めていましたが、ホンダのEV戦略見直し等により現在は実質休止状態となっています。そのため「完成車メーカー」としての思惑は一旦後退したものの、自動運転分野におけるソニーの強みは「車載向けイメージセンサー」にあります。
イメージセンサーとは、レンズから入った光を電気信号に変える半導体のことで「自動運転車の眼」に相当する最重要パーツです。ソニーはスマートフォン向けCMOSイメージセンサーで世界シェア首位を独走していますが、近年は自動運転や先進運転支援システム(ADAS)向けの車載センサー事業に注力しています。
自動運転車はカメラやLiDARなどのセンサーをいくつも搭載するため、自動運転のレベルが上がれば上がるほど、ソニー製センサーの需要がガンガン増える構図となっています。
さらにグループ会社がタクシー配車アプリ「S.RIDE(エスライド)」を展開している点も見逃せません。こちらはGOのシェアには届きませんが国産配車アプリとしては2位の位置にあり、将来のロボタクシー普及時には配車プラットフォームとしての活躍も期待できます。
ホンダとの完成車共同開発は一服しましたが、世界中の自動車メーカーに視覚機能を供給できる基幹半導体メーカーとして注目しておきたい銘柄です!
自動運転関連株 本命株 4667 アイサンテクノロジー

昔から自動運転関連株として個人投資家からの根強い人気なのがアイサンテクノロジーです。
同社はもともと公共測量や土地家屋調査士向けの測量ソフトなどを手掛ける企業ですが、その高度な測量技術を活かして、自動運転に必要不可欠な「高精度3D地図」データの作成・供給を手掛けています。
自動運転車が安全に走るためには、カメラやセンサーの情報だけでなく「ここは何車線か」「信号や一時停止線がどこにあるか」といった精緻な3D地図データが不可欠です。アイサンテクノロジーは全国各地の自治体で行われている自動運転の実証実験にも数多く参画しており、この分野の裏方として欠かせない存在となっています。
また2023年2月に三菱商事と共同出資で自動運転サービス導入を支援する新会社「A-Drive(エードライブ)」を設立するなど、自動運転ビジネスへの本気度の高さも伺えます。
トヨタやソニーなどの超大型株と比べて時価総額が小粒な点も注目ですね。自動運転テーマに市場の注目が集まったときの値動きの軽さはピカイチなので、短期目線で自動運転関連株を仕込むならチェックしておきましょう。
※2026年09月02日(水)追記
アイサンテクノロジーの新たな材料について追記しておきますね。
2026年09月02日(水)の後場に、三菱商事との合弁でグループ会社の「A-Drive」とともに、長野県軽井沢町で始まる自動運転バス運行事業(国交省の採択事業)を受託・支援すると発表。
これがマーケットで好感され、後場にストップ高まで買われる展開を見せました。個別の好材料でしっかり株価が反応するあたり、テーマの人気度・モメンタムの強さを証明していますね。引き続き注目しておきましょう。
自動運転関連株 本命株 9474 ゼンリン

地図情報の国内最大手ゼンリンも自動運転技術に関わる銘柄として取り上げておきます。
自動運転車が安全に走行するためには、車載カメラやセンサーだけでなく「高精度3次元地図データ」が不可欠。ゼンリンは長年培ってきた圧倒的な地図データ収集力を活かし、自動運転システムに必須となる高精度3次元地図の整備・提供を進めています。カーナビ時代からのノウハウと、全国の道路を網羅する調査ネットワークは他社には簡単に真似できない強みでしょう。
また自動車向けだけでなくドローン向けの3次元空間情報なども手掛けており、自動運転を含めた次世代モビリティ社会のインフラ基盤を握る企業としても注目です。
自動運転関連株 本命株 336A ダイナミックマッププラットフォーム

2025年に新規上場したダイナミックマッププラットフォーム(336A)も自動運転関連株として注目。
同社は自動運転に不可欠な「センチメートル級の高精度3次元地図データ(HDマップ)」を提供している企業です。
実はこの会社、もともと日本政府の支援と国内自動車メーカーや地図会社などが出資し、官民一体で設立されたオールジャパン的な成り立ちをもつ企業で、日本の自動運転インフラを支える国策的な側面も持っています。
レベル4以上の高度な自動運転が普及すればするほど、道路の白線や標識の位置までセンチメートル単位で正確に把握できる同社のHDマップが必須パーツとなります。
先に紹介したアイサンテクノロジーやゼンリンとも協業や関わりが深く、自動運転向けの「地図」に絡む主役級銘柄といえる候補です。
自動運転関連株 本命株 6902 デンソー

トヨタ系サプライヤーの筆頭で、自動車部品の世界大手デンソーも自動運転関連の本命銘柄として注目。
デンソーは自動運転において最も重要な「認知・判断・制御」の全領域をカバーする技術力を持っています。具体的には、ミリ波レーダーやLiDARといった「センサー類」、車両を正確に動かす「電子制御ユニット(ECU)」、車車間・路車間通信技術、さらにはエッジAIまで幅広く自社で開発を手掛けています。
トヨタが2028年に高度自動運転(レベル2++)を市販車へ本格搭載するにあたり、中核サプライヤーであるデンソーの技術や部品の供給は不可欠なはず。世界的なサプライチェーンの強さと技術開発力を誇る部品メーカーですから、トヨタの自動運転戦略の拡大とともに恩恵を享受するだろう銘柄といえます。
自動運転関連株 本命株 7259 アイシン

デンソーと並ぶトヨタ系自動車部品大手、アイシンも自動運転分野で重要な役割を担う企業です。
同社は「走る・曲がる・止まる」という車の基本動作を制御するブレーキシステムやステアリング、駆動系システムに強みを持っています。自動運転が高度化するほど、システムからの指令を受けて正確に車を制御・停止させる高精度なアクチュエーターや制御技術が求められるため、自動運転技術の普及に伴いアイシンの存在感は増すだろうと予想。
また、特に強みを発揮しているのが「自動駐車(アドバンストパーク)」などの低速自動運転領域です。すでに、スマホ操作ひとつで無人車両を機械式立体駐車場へ入庫させる自動バレーパーキングの実証実験に成功するなど、日常で使える自動運転・駐車支援機能の実用化を着々と進めています。
トヨタの市販車向け自動運転技術の標準搭載が進むにつれて、ブレーキや操舵などの統合制御システムを手掛けるアイシンにも追い風が期待できそうですね。
自動運転関連株 本命株 6723 ルネサスエレクトロニクス

半導体関連株として注目のルネサスエレクトロニクスですが、同社は車載向けマイコン(制御用半導体)で世界トップクラスのシェアを誇る企業であり、自動運転関連株としても外せない銘柄です。
自動運転車は、カメラやレーダーなどのセンサーから入ってくる莫大なデータを瞬時に計算し、遅延なく車をコントロールしなければなりません。ルネサスは、その自動運転の「頭脳」となる高性能なシステム・オン・チップ(SoC)やマイコンを手掛けており、先進運転支援システム(ADAS)から高度な自動運転まで対応する最先端のソリューションを提供しています。
自動車は「走るコンピューター」へと進化していくなかで、車1台に搭載される半導体の数や性能は右肩上がりで増え続けています。さきほど紹介したソニーGのイメージセンサーが「自動運転の眼」だとすれば、ルネサスは膨大なデータを瞬時に処理する「物理的な頭脳(ハードウェア)」を支える銘柄といえます。ちなみにティアフォーのOSは、この頭脳の上で働く「思考・知能」にあたると考えるといいかと。
日本の自動車メーカーだけでなく、世界中の自動車メーカーの自動運転化を根底から支える銘柄として、ルネサスにも注目です。
自動運転関連株 本命株 9984 ソフトバンクグループ

ソフトバンクグループは投資ファンドとしての側面が強いですが、自動運転関連株としても取り上げるべき銘柄のひとつ。最大の理由は、傘下の英半導体設計大手「Arm(アーム)」の存在ですね。
前述のルネサスの解説で「自動運転の頭脳(車載半導体)」の話をしましたが、実は世界の車載半導体(CPU)の多くは、このArmのアーキテクチャ(基本設計図)をベースに作られています。自動車が「走るコンピューター」に進化すればするほど、Armの技術が世界中の車に搭載されることになり、Armを傘下に持つソフトバンクグループには莫大な恩恵がもたらされる構図です。
実際にArmは、日本の自動運転ソフトウェアの本命である「ティアフォー」とも協業しており、自動運転分野の車載ビジネス拡大にかなり本気で取り組んでいます。
さらに、グループの国内通信会社ソフトバンクの子会社である「BOLDLY(ボードリー)」は、すでに全国各地の自治体でレベル4の自動運転バスの運行をリードする国内トップランナーですし、トヨタ自動車の項目で触れた共同出資会社「モネ・テクノロジーズ」の存在もあります。
さすがソフトバンクG。儲かりそうなビッグテーマにはほぼほぼ噛んでますね。
ともかくグローバルな半導体の基本設計(Arm)から、国内の自動運転サービス展開(BOLDLY等)まで、グループ全体で自動運転社会を担う大型銘柄として引き続き注目。
自動運転関連株 本命株 6929 日本セラミック

センサー技術で世界トップクラスのシェアを誇るニッチトップ企業、日本セラミックも自動運転関連株として押さえておきたい銘柄です。
同社は赤外線センサーで世界シェア約6割、国内シェア約9割という圧倒的な実績を持つ企業ですが、自動運転分野において特に注目なのが自動車向けの「超音波センサー」です。
超音波センサーは、駐車時の障害物検知やペダル踏み間違い防止、周囲の死角検知システムなどに幅広く使われています。カメラやレーダーと比べて近距離の障害物を高精度に認識できるため、低速自動運転や自動バレーパーキング(自動駐車)の高度化には欠かせないパーツとなっています。
自動運転のレベルが上がるにつれて車1台あたりに搭載されるセンサーの数はどんどん増えていくため、自動運転車の普及がダイレクトに同社の業績拡大につながる構図ですね。
ちなみに同社は鳥取県に本社を置く企業としても知られており、国策や地方創生といった切り口でも時折話題にのぼる銘柄です。高シェアの独自技術を持つ堅実なセンサー銘柄として中長期でチェックしておきたい銘柄です。
自動運転関連株 本命株 4420 イーソル

車載向けの組込みソフトウェアやOSを手掛けるイーソルも自動運転関連株として見逃せない存在ですね。
自動運転システムでは、ミリ秒単位の遅延も許されない「超高速かつ絶対にフリーズしないリアルタイム処理」が求められます。同社が開発する商用リアルタイムOS「eMCOS(エムコス)」は、まさにそうした過酷な車載環境に対応する高い信頼性を誇っており、2024年にはデンソー(6902)が手掛ける車両周辺監視システムへの採用が発表されました。
さらに、国内自動運転OSの旗手である「ティアフォー」とも早くから戦略的パートナーシップを結んでおり、オープンソースOS「Autoware」の商用化に向けた共同開発を進めている点も大きな強みです。デンソーやティアフォーといった本命企業の両方と深く食い込んでいるのは、同社の技術力の証ですね。
イーソルも超大型の自動車メーカーや部品株と比べて、時価総額規模が比較的小さめなため、テーマ全体が盛り上がった際の値動きの軽さも魅力的。中小型のソフトウェア注目株として監視しておきたい一社です。
自動運転関連株 出遅れ株? 4425 Kudan

エッジAI関連やNVIDIA関連としても度々名前が挙がるKudanも、自動運転のコア技術を持つ銘柄です。同社は、コンピュータやロボットの「人工知覚」アルゴリズムの研究開発を手掛けています。
Kudanの主要技術である人工知覚技術「SLAM(スラム)」は、複数のセンサーからの情報を統合し、移動体が「今どこにいて、周囲の環境がどうなっているか」をリアルタイムで立体的にマッピングする技術です。
「ソニーのイメージセンサーと何が違うの?」という点が気になる方のために少しだけ説明しておくと、簡単に言うとソニーのイメージセンサーは光を捉えて映像データにする純粋な「眼」です。対してKudanの人工知覚(SLAM)は、その眼(カメラ)やLiDARから送られてきたデータをもとに、空間を把握して自分の位置を特定する技術。つまり、眼というよりも「視覚情報を処理して空間を認識する脳(視覚野)」に近い役割を持っています。
どちらも自動運転の高度化に不可欠な技術であり、テーマ性やポテンシャルは間違いなく高いのですが…投資家目線でネックとなるのが「万年赤字」なんですよね。
直近では赤字幅が縮小傾向にあるとはいえ、中長期で腰を据えて持つには割と勇気がいる銘柄です。
自動運転やAIテーマに資金が向かった際の「短期的な値幅取り」と割り切って監視リストに入れておくのが無難なのかもしれませんね。
自動運転関連株 本命株 4052 フィーチャ

自動運転技術を支えるソフトウェア系の中小型株としてフィーチャにも注目。
同社は、車載部品メーカー向けに特化した「画像認識ソフトウェア」を開発・提供しているAI企業です。
先進運転支援システム(ADAS)や、近年需要が急増している高機能なドライブレコーダー向けに強みを持っています。カメラの映像から「歩行者・車両・標識・白線」などを瞬時かつ高精度に検知する独自のAIアルゴリズムは、まさに自動運転の基礎を支える重要な技術です。
自動運転車の高度化に伴い、車外の状況を正確に認識するソフトウェアの需要は確実に拡大します。
また、フィーチャは時価総額が非常に小粒であるため、自動運転やAIといった巨大テーマに資金が向かった際の短期的な爆発力・値動きの軽さはピカイチです。
自動運転関連株 本命株 4440 ヴィッツ

ヴィッツも自動運転技術を支えるソフトウェア企業です。
ヴィッツは自動車や工作機械に組み込む「組込みソフトウェア」の開発に強みを持つ企業で、特に車載分野で豊富な実績を誇ります。
自動車が「走るコンピューター」へと進化する中、各パーツを正確に動かすための高度なソフトウェア技術は欠かせません。同社は自動運転システムの基盤となるソフトウェア開発や、サイバー攻撃から車を守る情報セキュリティ関連にも深く入り込んでいます。
ヴィッツは、先ほど取り上げたアイシンなどから出資を受けている点も注目。トヨタ系の自動車部品メーカーとパイプを持つ点は今後優位に働く可能性もありそう。時価総額規模の小さい小型株なのでこちらもテーマ全体が注目された時には値動きに注目です。
自動運転関連株 出遅れ株? 3040 ソリトンシステムズ

セキュリティやIT通信に強いソリトンシステムズも自動運転分野の縁の下の力持ちとして注目。
同社は、完全自動運転やレベル4のサービスにおいて絶対に避けて通れない「遠隔監視・遠隔アシストシステム」を手掛けています。これは自動運転車が路上で予期せぬトラブルや障害物に直面して停止した際、遠隔センターからカメラ映像を確認し、適切な指示を出したり遠隔操作を行ったりするためのシステムですね。
自動運転の社会実装が進み、街なかを実際に「無人車両」が走るようになれば、それをどう安全に遠隔管理するかは大きな課題となります。今後、おそらくレベル4以降でより重要性が増す技術と言えます。
ただ現状はどちらかというとサイバーセキュリティ分野での思惑で株価が左右されやすい側面もあるため、自動運転関連株としては出遅れ的な位置付けで注目ですかね。
自動運転関連株 出遅れ株? 4394 エクスモーション

エクスモーションは組込みソフトウェアの「品質改善や設計に特化したコンサルティング」を手掛ける企業。自動運転技術に絡むソフトウェア開発現場で活躍している銘柄です。
自動車の高度化・EV化・自動運転化が進むにつれて、車載ソフトの開発現場は複雑化を極め、バグや開発遅延といったトラブルが起きやすくなります。エクスモーションは、そうした先端技術に挑む自動車メーカーや部品メーカーに対して、開発プロセスの改善や技術支援を行う「技術参謀」のような役割を担っています。
時価総額規模が非常に小さい超小型の独立系コンサル株なので、値動きの軽さも面白いポイント。まぁでも普段の出来高少なすぎて怖いけど。
自動運転関連株 出遅れ株? 2186 ソーバル

組込みソフトウェア開発で確かな実績を持つソーバル。
こちらも自動運転・ADAS(先進運転支援システム)分野の開発支援で存在感を示している銘柄です。
同社はもともとカメラやOA機器などの組込み開発に強みを持っていましたが、近年は「AIを成長の柱」に位置付け、自動運転や次世代モビリティ向けのシステム評価・開発支援に本格的にリソースをシフト。自動車メーカーや大手サプライヤーの下支えとして、自動運転に不可欠なソフトウェアの検証や開発工程に深く食い込んでいます。
こちらも時価総額が小さく値動きの軽い中小型ですね。
自動運転関連株 本命株 7276 小糸製作所

※2026年09月02日(水)追記
自動車用照明(ヘッドランプ)で世界トップクラスのシェアを誇る小糸製作所も自動運転の進化によって恩恵を受ける一角ですね。
小糸製作所は、自動車のランプ内にLiDAR(レーザースキャナー)やカメラなどの各種センサーを内蔵した「スマートセンサーランプ」の開発を手掛けています。
自動運転を実現するためには車の全方位に多数のセンサーを配置する必要がありますが、車体にそのままセンサーを取り付けると「デザイン性を損なう」「雨や雪、泥などの汚れでセンサーが塞がってしまう」という課題がありました。そこで車両の四隅という絶好のセンシングポジションに位置するヘッドランプやリアランプに内蔵してしまおう!という発想ですね。
小糸製作所の技術を使えば、センサーをランプ内にすっきり収めることができるだけでなく、ランプの熱による解氷やウォッシャーによる洗浄機能を使って「センサーの視界を常にクリアに保つ」ことが可能になります。まさに自動運転の実用化における最大の課題を解決するアプローチといえます。
米国のLiDAR開発企業への出資・協業を進めるなどセンサー技術の内製化にも本気で取り組んでおり、国内外の主要自動車メーカーと強固なパイプを持つグローバルリーダーとして、自動運転の普及局面で外せない1社です。
自動運転関連株 本命株 6526 ソシオネクスト

※2026年09月02日(水)追記
主に半導体関連株として人気のソシオネクストですが、自動運転テーマにおいて重要なポジションを担う銘柄ですので追記しておきます。
同社は、顧客の要望に合わせて専用の半導体を設計・開発する「カスタムSoC(System on Chip)」の日本代表とも言えるファブレス企業です。
自動運転におけるソシオネクストの役割は、ズバリ「オーダーメイドの最先端の頭脳(チップ)」です。
前述のルネサスエレクトロニクスが手掛けるのが、幅広く様々な車種に使われる「標準的な頭脳(汎用チップ)」だとすれば、ソシオネクストが手掛けるのは各自動車メーカーの独自のこだわりに合わせて設計される専用のチップです。自動運転向けやADAS(先進運転支援システム)が高度化すればするほど、カメラやLiDARから送られてくる膨大なデータを瞬時に処理する圧倒的な計算能力が必要になります。汎用品のチップでは性能の最適化に限界があるため、各社が専用設計のチップを求めるという構造があります。
ソシオネクストは、3ナノメートル世代といった世界最先端の微細化プロセスを用いた車載向けカスタムチップの開発で存在感を示しており、最先端の自動運転技術をハードウェアの面から支えています。
「半導体×自動運転」という、株式市場で最も資金が集まりやすい2大ビッグテーマを内包している銘柄で流動性も高いため、ハイテク株の上昇局面では期待できる1社です。ただ現状では半導体関連株として値が動くため自動運転テーマだけをみて保有するのは注意したいところですね。
自動運転関連株 出遅れ株 3653 モルフォ

※2026年09月02日(水)追記
画像処理・AI技術に強みを持つモルフォも自動運転関連の出遅れ株として追記しておきます。
同社はもともとスマホ向けの画像処理ソフトやAI技術で実績のある企業ですが、近年は車載分野への展開も積極的に進めている企業です。車載関連では、自動車部品大手のデンソーと協業し次世代の画像認識・AI運転診断システムを開発するなどしていますね。
モルフォは2026年9月2日(水)、自動車部品メーカーのAstemo(アステモ)と、SDV(ソフトウェア定義車両)に関するカメラ技術領域における共同開発を開始すると発表しています。
モルフォとアステモの主な共同開発テーマは、カメラセンシングにおける走行環境や乗員の状態把握に必要な「AIアルゴリズムとその軽量実装」です。
少し噛み砕いて説明すると、まずSDVとは従来の固定されたハードウェア・システムではなく、ソフトウェアによってコアな機能などが制御、更新、拡張される最新の自動車のことです。例えばスマホとかタブレットとかノートPCって購入後にもOSをアップデートすることで最新機能が使えたりしますよね。そんな感じでソフトウェアをアプデすることで機能や価値が継続的に進化する自動車のことです。
このSDVは、自動運転機能を実現するための土台のようなもの。あとから自動運転の性能をソフト更新で向上させるために車をSDV化するので、自動運転技術にとって非常に重要と考えます。
一見するとSDV(ソフトウェア定義車両)に関する材料でも「走行環境の把握」は自動運転の眼となるセンシング技術そのものですし、「乗員の状態把握」もレベル2やレベル3の自動運転で義務化が進むドライバー監視システム(居眠り検知など)に必須の技術。中身は「自動運転のコア機能」に直結した材料といえます。
これがマーケットで好感され、ストップ高まで買われる急反発をみせました。
モルフォは時価総額も比較的小粒な独立系AI・ソフトウェア株ということもあり、値動きの軽さも魅力的ですね。
自動運転関連株 出遅れ株 6834 精工技研

※2026年09月11日(金)追記
光デバイス関連株の本命株として取り上げた精工技研ですが、自動運転関連株としても取り上げておきます。
同社は独自の光学技術と精密加工技術を併せ持つニッチトップ企業です。これまではAIデータセンター向けの「光電融合技術」関連として注目を集めていましたが、同社の光学技術は「自動運転」の分野でも注目されています。
精工技研は光通信用デバイスと自動車部品向け超精密金型を主柱とする企業ということで、自動運転車の「目」となる高精度センサー(LiDARや車載カメラモジュール)向けの極小・耐熱レンズや、膨大なセンサーデータを瞬時に処理するための「車載向け光製品(大容量通信)」など、自動運転の高度化に不可欠な次世代パーツの分野で活躍が見込まれているわけですね。
光デバイス分野は自動運転だけでなく、今後さまざまなハイテク領域に絡む可能性があるので引き続き注目しておきたいですね。
自動運転関連株 まとめ
自動運転関連株の主要な銘柄については一旦以上となりますが、今後も新たな政策の動きや、実証実験で頭角を現す新しい関連株が浮上した際には随時追記していきたいと思います。
日本での自動運転商用化はレベル4でもまだけっこう先かもしれませんが、実用化された時の社会的インパクトは凄まじいと思いますし、自動運転関連株は以前から繰り返し物色されているビッグテーマです。本命株・出遅れ株はしっかりと把握しておきましょう!
他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう!
もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです😋
↓株ブログランキング参加中です♪応援お願いします!





コメントを残す