※この記事は最後に2024年10月28日(月)に追記編集しました。
こんにちは、かりんです🥰
2024年10月10日(日本時間11日)、アメリカのEV(電気自動車)大手のテスラはAIを搭載したロボタクシー(自動運転タクシー)の試作車「サイバーキャブ」と20人乗りの「ロボバン」を公開しました。
サイバーキャブはドライバー不要でカメラ映像とAI制御で走行する完全自動運転を想定、2026年の生産開始、3万ドル(日本円で約445万円)以下での販売を目指すとのこと。
それとこちらのイベント会場にはヒューマノイド(ヒト型ロボット)の「オプティマス」も登場したみたい。テスラはロボティクス分野も頑張ってますね!
サイバーキャブの発表イベントで、公開直後はテスラ(TSLA)株は時間外取引で+5%前後上昇しましたが、即座に切り返して前日比マイナス圏へと下落。テスラの自動運転タクシー構想はこれまでもスケジュールが大きく遅れており、予定通り開発が進むか不透明だったんですかね。
テスラの自動運転ロボタクシーはまだこれからですが、すでに米国では米アルファベット傘下でGoogleの自動運転開発部門が分社化してできたWaymoやGM傘下の自動運転スタートアップCruiseによる自動運転タクシーの商用化が始まっています。WaymoとCruiseの自動運転はレベル4のサービスですね。
また中国ではBaidu(百度)やPony.aiといった会社の自動運転タクシーがいくつかの都市で商用化が始まっているみたいです。中国で商用化されている自動運転タクシーもレベル4に該当します。
やっぱりアメリカと中国は凄いですね。すでに一部の都市では無人タクシーががんがん走ってるみたいですし。ちなみにPony.aiは日本のトヨタが出資していて、車体はレクサスのものが使われているみたい。
日本ではまだレベル4の無人タクシーが出てきているわけではありませんが、テスラの自動運転車の登場が刺激になって日本の自動運転関連株も注目される可能性はあるかもしれません。日本は安全性世界一!とかの分野でぜひ頑張ってほしいですね!
というわけで、このページでは自動運転関連株について、本命株・出遅れ株 一覧をまとめておきます。
自動運転関連株とは
自動運転関連株とは、自動運転技術や無人で走行する自動運転タクシーなどに関連する銘柄の総称です。
直近では2024年10月10日(日本時間11日)に、テスラが自動運転タクシーの発表を行いましたし、今後自動運転関連技術のイベントや報道が増えると思います。日本の株式市場でも自動運転関連株物色が集まるかもしれません。(というか数年前からなんども繰り返し物色されてますよね。)
さて、自動運転とはその名の通り自動車を自動で走行させる運転システムのことですが、自動運転技術には国際的な基準で0~5まで6段階にレベルが定められています。
LV | 名称 | 運転主体 | 特徴 |
---|---|---|---|
0 | 運転自動化なし | 人 | 自動運転なし |
1 | 運転支援 | 人 | システムが前後・左右のいずれかの車両制御を実施 |
2 | 部分運転自動化 | 人 | 特定条件下での自動運転 車線を維持しながら前のクルマに付いて走るなど ドライバーは常に必要 |
3 | 条件付運転自動化 | システム | 条件付き自動運転 システムが全ての運転タスクを実施するが、システムの介入要求等に対してドライバーが適切に対応することが必要 |
4 | 高度運転自動化 | システム | 特定条件下においてシステムが全ての運転タスクを実施 |
5 | 完全運転自動化 | システム | 完全自動運転 常にシステムがすべての運転タスクを実施 |
当記事執筆時点(24.10.11)で、商用化されている米国や中国の自動運転タクシーはいずれもレベル4までで、限定条件なしの完全自動運転はまだ実用化に至っていません。
テスラやWaymo、Cruiseなど、自動運転技術を手掛ける会社はいずれも最終的にはレベル5の自動運転を目指しており、これが実用化されれば社会的インパクトは絶大でしょう。
日本は現時点ではアメリカや中国に自動運転技術で後れをとっていますし、法規制や安全基準などいろいろクリアしなければいけない問題は山積みだとは思いますが、自動車販売台数世界一のトヨタ自動車があるわけですし、ぜひとも自動運転技術で世界的な競争力を付けてほしいですね!
ちなみにテスラのロボタクシー「サイバーキャブ」は、自家用車として購入して自分が使わない時間帯は無人のロボタクシーとして営業して収入を得る未来も構想しているみたいです。すごいなぁ。
自動運転関連株 一覧
コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(24.10.11時点) |
---|---|---|---|
7203 | トヨタ自動車 | 自動車世界首位 自動運転レベル2の技術を搭載した「Lexus Teammate」を市販モビリティサービス専用EV「e-Palette」開発中 自動運転スタートアップ「ティアフォー」に出資中国でレベル4の無人タクシーの一部商用化しているPony.aiに出資2018年にソフトバンクと共同出資でモビリティサービスの「モネ・テクノロジーズ」設立 |
40,466,758百万円 |
7267 | ホンダ | 世界初の自動運転レベル3を搭載した「ホンダLEGEND」を販売(リース専用)
26年から展開するEVシリーズ「Honda 0(ゼロ)」に自動運転「レベル3」に当たるアイズオフの機能を導入する目標 ソニーと共同出資で「ソニーホンダモビリティ」も自動運転技術開発 |
8,226,240百万円 |
7201 | 日産自動車 | 自動運転レベル2の技術「Pro PILOT2.0」を搭載した市販車を販売
27年度に国内でのレベル4の自動運転サービス(無人タクシーなど)開始を目指す |
1,549,324百万円 |
6758 | ソニーグループ | 車載向けイメージセンサーは自動運転車の眼に相当 ホンダと共同出資「ソニー・ホンダモビリティ」も自動運転技術開発 | 17,574,321百万円 |
6501 | 日立製作所 | 日立Astemoがプラットフォーム自動運転用の車載機からクラウドシステムまでを含めた統合型ソリューション | 18,277,357百万円 |
6902 | デンソー | 自動運転技術において重要なセンサー、制御システム、通信技術、AI技術を開発 | 6,714,867百万円 |
3653 | モルフォ | 画像処理技術に強み デンソーと自動運転分野で協業し次世代の画像認識システムを開発 デンソーのAI運転診断システム構築を支援 | 8,935百万円 |
7259 | アイシン | 自動運転技術を開発 2024年1月に自動運転技術を使ってスマホ1つの操作で車両を機械式駐車場へ入庫させる実証実験に成功 | 1,263,695百万円 |
6723 | ルネサスエレクトロニクス | 先進運転支援システム(ADAS)および自動運転市場向けに最先端のチップソリューションを提供 | 3,930,162百万円 |
2432 | ディー・エヌ・エー | フランスのモビリティベンチャー「EasyMile」社と最寄り交通ハブから目的地までのラストワンマイルを結ぶ自動運転交通サービス「ロボットシャトル」 すでに多数の走行実績あり | 217,847百万円 |
4667 | アイサンテクノロジー | 測量技術に強み 自動運転用3D地図を供給 自動運転システム開発ソリューションも手掛ける
2023年02月三菱商事と共同出資で自動運転関連の新会社「A-Drive」を設立 |
6,614百万円 |
3116 | トヨタ紡織 | 中国配車アプリ最大手「ディディ」と自動運転タクシー向け各種システムの共同研究開発 | 349,434百万円 |
8058 | 三菱商事 | 2023年02月にアイサンテクノロジーと共同出資で自動運転関連の新会社「A-Drive」を設立
自動運転スタートアップ「ティアフォー」に出資 |
12,376,162百万円 |
9984 | ソフトバンクグループ | 傘下の英Armが車載CPUなど車載ビジネスに積極的 またArmはティアフォーと自動運転で協業 | 13,162,337百万円 |
6929 | 日本セラミック | 自動車向けに障害物を検知する超音波センサを供給 | 71,101百万円 |
4425 | Kudan | コンピュータやロボットの「眼」に相当する人工知覚のアルゴリズム研究開発
欧州連合のプロジェクト「ERASMO」向けに、完全自動運転向けの車載機器の技術提供 |
17,833百万円 |
3837 | アドソル日進 | 自動運転車やコネクテッドカー向けの「AI」を活用したICTシステムの取組みを推進 | 17,240百万円 |
4420 | イーソル | デンソーの車両周辺監視システムにリアルタイムOS「eMCOS POSIX」などのソフトウェアプラットフォームが採用と2024年7月に発表
2021年にティアフォーと自動運転技術の商用化に向けた戦略的パートナーシップを締結 |
14,540百万円 |
5821 | 平河ヒューテック | 電線・ケーブルなどを製造販売 自動運転技術の進化に伴い車載ケーブルの強化を狙う | 26,918百万円 |
9474 | ゼンリン | 地図のゼンリン 自動運転に必須となる3次元地図データ | 49,451百万円 |
9232 | パスコ | セコム傘下の航空測量会社 アイサンテクノロジーと自動運転の普及促進と3次元データを活用したDXの推進を目指し事業構築に向けた基本合意 | 30,811百万円 |
3132 | マクニカホールディングス | 自動運転実証車両開発支援など | 357,841百万円 |
2359 | コア | 位置情報を活用した高精度測位ソリューション「GNSS」は自動運転分野でも活躍か? | 28,438百万円 |
3741 | セック | 「リアルタイム技術」専門のソフトウェア会社 サービスロボット用ソフトウェアで車両自動走行関連システムの実績も 自動運転車分野でも思惑か? | 21,299百万円 |
9432 | 日本電信電話 | トヨタ自動車と車の自動運転向けのソフトウェア分野で協業する。AIを用いて事故を減らすシステムを開発 | 13,292,786百万円(24.10.28時点) |
ロボタクシー関連株(無人タクシー関連株)
それと自動運転LV4が実用化され、無人タクシーの商用化が始まればタクシー配車系の事業を手掛ける銘柄も商機があるかもしれません。
コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(24.10.11時点) |
---|---|---|---|
6758 | ソニーグループ | グループ会社「S.RIDE」がタクシー配車アプリなど | 17,574,321百万円 |
2432 | ディー・エヌ・エー | タクシー配車アプリ「GO」を提供(日本交通とDeNAの配車アプリが事業統合) | 217,847百万円 |
4392 | FIG | グループ会社「モバイルクリエイト」がタクシー配車システム「新視令」を提供 | 9,757百万円 |
9035 | 第一交通産業 | タクシー業界最大手 自動配車アプリ「モタク」 | 30,989百万円 |
9082 | 大和自動車交通 | 都内タクシー大手 ライドシェア解禁をにらみデジタル化を推進 配車アプリなども | 3,654百万円 |
6632 | JVCケンウッド | クラウド型のタクシー配車システム「CABmee」 車載カメラや各種センサー技術の開発 | 209,756百万円 |
6701 | NEC | 2024年1月に全国5自治体で自動運転を支援する路車協調システムの実証を開始 地域の移動ニーズに合わせた自動運転サービスプラットフォームを提供 | 3,732,586百万円 |
自動運転関連株 本命株・出遅れ株
それでは自動運転関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしてておきますね。個人的な主観を含むので参考程度にお願いします😋
自動運転関連株 本命株 7203 トヨタ自動車
※2024年10月16日(水)追記
自動運転関連株の中核銘柄として注目すべきはまぁトヨタ自動車ではないかと。
自動車販売数世界首位のトヨタは当然ながら 自動運転分野の研究開発を行っており、すでに自動運転レベル2の技術を搭載した「Lexus Teammate」を市販しています。
また、モビリティサービス専用EV「e-Palette」というやつを開発中であったり、中国でレベル4の無人タクシーの一部商用化しているPony.aiに出資していたり、日本の自動運転技術のスタートアップ企業「ティアフォー」に出資していたり、さらに2018年にはソフトバンクと共同出資で地域の課題解決や発展に役立つ各種MaaSサービスを開発・提供しているモビリティサービスの「モネ・テクノロジーズ」を設立しています。
現状、トヨタを含む日本勢は自動運転技術で世界に遅れをとっているものの、日本はぜひ「安全性世界一」の分野で確固たる地位を築いてほしいところですね。自動運転分野でもトヨタ自動車には注目です。自動車メーカーは円高が進みそうなタイミングではなかなか投資しにくいセクターですが…。
自動運転関連株 本命株 7267 ホンダ
※2024年10月16日(水)追記
ホンダも自動運転関連株の本命株として注目です。
ホンダは、限定的な条件ながら世界初の自動運転レベル3を搭載した「ホンダLEGEND」を2021年に販売しています。ホンダレジェンドはミリ波レーダーと単眼カメラで前方の状況を認識して運転や事故回避を支援する「Honda SENSING」を搭載したリース専用モデルで、すでに2022年1月に販売終了となっています。
ホンダレジェンドは販売終了ですが、26年から展開するEVシリーズ「Honda 0(ゼロ)」に自動運転「レベル3」に当たるアイズオフの機能を導入する目標を打ち立てているなどホンダもかなり自動運転技術に積極的な自動車メーカーと言えます。
またホンダは2022年9月にソニーと共同出資で「ソニーホンダモビリティ」を設立しており、AFEELAというEVブランドを展開。AFEELAではSONYの各種センシングデバイスを搭載し、認識した画像をAIでさらに精度を高め、自動運転の実現に繋げるとしています。
ホンダも自動運転関連株の中核銘柄として注目です。
自動運転関連株 本命株 6758 ソニーグループ
※2024年10月16日(水)追記
自動運転関連株ではソニーグループも注目。ソニーといえばCMOSイメージセンサー技術で国際的な競争力を誇る企業ですね!イメージセンサーとはカメラのレンズから入った光を電気信号に変えてデータ転送する半導体のことで、自動運転技術でも必要不可欠なもの。自動運転車の眼に相当する部分といえるんじゃないですかね。
ソニーは距離情報などを含む3Dセンサー技術も開発していますし、ソニーの車載イメージセンサーやセンシング技術は自動運転でほぼ必須となると思われます。ホンダと共同出資の「ソニー・ホンダモビリティ」でも自動運転技術を開発している点も注目。
それからソニーはグループ会社「S.RIDE」がタクシー配車アプリを手掛けている点も注目。自動運転技術が発展すれば、ゆくゆくは日本でもロボタクシー(無人タクシー)が解禁されることになると思われます。完全自動運転の無人タクシーが登場すれば、既存のタクシー配車アプリのシステムをそのまま流用できそうですよね。
ソニーグループも自動運転関連株の中核銘柄として注目すべき銘柄かと思います。
自動運転関連株 本命株 9984 ソフトバンクグループ
※2024年10月16日(水)追記
ソフトバンクグループも自動運転関連株として注目の一社ですね。
ソフトバンクグループ傘下の英Armは車載CPUなど車載ビジネスに積極的で、自動運転技術の発展で大きなビジネスチャンスを獲得するとみられています。Armは日本の自動運転技術のスタートアップ「ティアフォー」と自動運転分野で協業していますし、確実に車載ビジネスをチャンスとみています。ARMが伸びればソフトバンクグループも伸びます。
ちなみにソフトバンクグループの子会社のソフトバンクの子会社のBOLDLY株式会社が自動運転車両の実証実験を実施していたりもしています。
自動運転関連株 本命株 6902 デンソー
※2024年10月16日(水)追記
トヨタ系の自動車部品大手デンソーも自動運転分野を積極的に取り組む会社の一つ。
デンソーは自動運転技術において重要なセンサーや制御システム、通信技術、AI技術を開発している主要プレーヤーだと思いますので、トヨタ同様に注目しておきたい。
自動運転関連株 本命株 7259 アイシン
※2024年10月16日(水)追記
アイシンもトヨタ系の自動車部品メーカーの大手ですね。こちらも自動運転関連株として注目。クルマを構成するほとんどの領域をカバーする製品群を展開しており、自動運転の実用化に向けたシステム開発なども手掛けています。
また、2024年1月には新明和工業と自動運転技術を使ってスマホ1つの操作で車両を機械式駐車場へ入庫させる実証実験に成功したと発表しています。
自動運転関連株 本命株 6723 ルネサスエレクトロニクス
※2024年10月16日(水)追記
半導体関連株のルネサスエレクトロニクスは車載向け半導体に強く、先進運転支援システム(ADAS)および自動運転市場向けに最先端のチップソリューションを提供しています。こちらも自動運転技術の発展で恩恵のありそうな銘柄ですね。
自動運転関連株 本命株 4667 アイサンテクノロジー
※2024年10月16日(水)追記
公共測量業や建設、土地家屋調査士業向けのソフトウェアやアプリケーションの開発を手掛けるアイサンテクノロジーも昔から自動運転関連株として注目される銘柄の一つ。
アイサンテクノロジーは測量技術に強みをもち、自動運転用3D地図を供給しているほか、自動運転システム開発ソリューションも手掛けています。また2023年02月三菱商事と共同出資で自動運転関連の新会社「A-Drive」を設立している点も注目。自動車メーカーや部品メーカーと比べて、時価総額規模がかなり小粒ですからテーマに注目が集まった際には短期的な値動き妙味がある銘柄と言えそうですね。
自動運転関連株 本命株 3116 トヨタ紡織
※2024年10月16日(水)追記
自動車向けのシートや内外装、ユニット部品を手掛けるトヨタ紡織もピックアップしておきます。トヨタ紡織は中国の配車アプリ最大手「ディディ」と自動運転タクシー向け各種システムの共同研究開発しています。
またトヨタ紡織は自動運転の発展に伴う車内空間の快適性と安全性を追求する取り組みも行っています。完全自動運転が実現すれば、自動車の社内は今とはまったく違う空間になりそうですからね。そもそも運転席という概念すらなくなるかも。
自動運転関連株 本命株 6929 日本セラミック
※2024年10月16日(水)追記
赤外線センサーで世界的な企業日本セラミッも自動運転関連株として注目ですかね。日本セラミックは赤外線センサーで国内シェア9割、世界でも6割のシェアを誇る企業で、自動車向けに障害物を検知する超音波センサを供給しています。自動運転技術のレベルが上がるたびに搭載される超音波センサーの数も増えると想定されているようで、こちらも自動運転技術の進展が恩恵になりそうな銘柄ですね。
ちなみに日本セラミックは鳥取に本社を置く企業で、石破茂首相の地元関連銘柄としても一応注目か。
自動運転関連株 本命株 4420 イーソル
※2024年10月16日(水)追記
組込みソフトウェアのイーソルも自動運転関連株として注目。イーソルはデンソーが手掛ける車両周辺監視システムにリアルタイムOS「eMCOS POSIX」などのソフトウェアプラットフォームが採用と2024年7月に発表しています。また、2021年には国内の自動運転技術のスタートアップ「ティアフォー」と自動運転技術の商用化に向けた戦略的パートナーシップを締結している点も注目。
イーソルも時価総額規模小さめなのでテーマ全体が注目された時には短期的な値動きでも面白そう。
自動運転関連株 出遅れ株? 4425 Kudan
※2024年10月16日(水)追記
エッジAI関連株、エヌビディア関連株のKudan。Kudanはコンピュータやロボットの「眼」に相当する人工知覚のアルゴリズム研究開発を手掛ける企業ですね。
Kudanの人工知覚を構成する主要技術「SLAM」は単に画像を「見る」だけではなく、環境を理解してリアルタイムで適切な判断を行うことを目的としたもの。センサーからの情報を統合し、移動体が「どこにいるのか」「どのように動くべきか」をリアルタイムで判断するための技術らしいです。
「自動運転技術の眼に相当する」という点ではソニーのイメージセンサーと近いように思いますが、光を用いるセンシング技術(イメージセンサー)は物体やシーンを捉えて画像や動画データとして記録・処理するための技術で、より「眼」に近い役割なのかな。
で、Kudanの人工知覚はカメラやLiDARなどの複数のセンサーからのデータを使って、自分の位置をリアルタイムで推定し、周囲の環境をマッピングするやつだから眼というより視覚情報を処理する脳に近いんだと思う(たぶん)。
Kudanはテーマ的には注目なんですけど、まじでずっと赤字なのがね。赤字縮小してきてるとはいえ、個人的にはなかなか持ちづらいと思う。
自動運転関連株(ロボタクシー関連株) 出遅れ株 4392 FIG
※2024年10月16日(水)追記
自動運転関連株というかロボタクシー関連株としてFIGに注目。FIGはライドシェア関連株としてもピックアップした銘柄ですね。
FIGのグループ会社「モバイルクリエイト」がタクシー配車システム「新視令」を提供しており、こちらはライドシェアや無人タクシーの配車にも流用できそうです。自動運転技術のレベルが上がり、街中に無人タクシーが走るようになれば既存のライドシェアアプリやタクシー配車アプリを手掛ける企業もビジネスの幅が広がりそうです。
FIG以外にも大和自動車交通や第一交通産業などのタクシー会社も配車アプリを手掛けていますが、メインコンテンツである既存タクシーは利益減るんじゃない?と。完全自動運転車をメーカーがタクシー会社に卸してくれればいいけど、それよりメーカーが自社で無人タクシー始めて市場独占するよね?
まぁタクシー会社だったら小型の大和自動車交通に注目か。あと配車アプリなら「GO」を手掛けるディー・エヌ・エーも注目。
自動運転関連株 本命株 9432 日本電信電話
※2024年10月28日(月)追記
NTTも自動運転関連株としてピックアップしておきますね。
2024年10月28日(月)、トヨタ自動車とNTTが自動運転分野のソフトウェア開発で協業することが報じられました。AIを用いて交通事故を未然に防ぐ車載ソフトウェアを開発するそうです。2028年をめどに実用化を目指し、国内外の車メーカにも販売するとのことです。
トヨタとNTTの協業となればなかなか現実味ありそう。ビッグなタッグで、ぜひ安全性世界一の自動運転技術を確立してほしいです。
自動運転関連株 まとめ
自動運転関連株についてはとりあえず以上ですが、今後も見落としていた銘柄や新たな関連株が浮上した際には、その都度追記していきたいと思います。
日本での自動運転商用化はレベル4でもまだけっこう先かもしれませんが、実用化された時の社会的インパクトは凄まじいと思いますし、自動運転関連株は以前から繰り返し物色されているビッグテーマです。自動運転関連株の本命株・出遅れ株はしっかりと把握しておきましょう!
他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう!
もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです😋
↓株ブログランキング参加中です♪応援お願いします!
コメントを残す