バイオ関連株 本命株・出遅れ株 一覧

 

こんにちは、かりんです🥰

2022年06月01日、経団連が今後「バイオテクノロジー」「ゲーム・アニメなどのコンテンツ」「モビリティー(移動手段)」の3つの分野において国際的な競争力を強化すべく、3つの委員会を新たに立ち上げたことが明らかになりました。

↓3つの委員会はこんな感じっぽいです。

バイオエコノミー委員会
医療、食料、環境など多岐にわたる分野で革新技術による課題解決を目指す
モビリティ委員会
電気自動車や自動運転など移動に関わる幅広い産業の強化を図る
クリエイティブエコノミー委員会
メタバースをはじめとする最新分野でコンテンツを拡充する

まぁ平たくいえば関連株はバイオ、メタバース関連株、EV・自動運転・水素エネルギー関連株が中心になりそうかなと思います。

というわけで、今後はこの辺の関連株にも注目が集まるかもしれないので、このページではとりあえずバイオテクノロジー関連株についてまとめておきますね!

バイオ関連株とは

バイオテクノロジー

バイオ関連株とはバイオテクノロジーに関連する銘柄の総称です。

たとえば生物の遺伝子を組み替えたり細胞をいじくったりして創薬や再生医療の技術を開発している企業なんかはドンピシャのバイオ関連株ですね。バイオ関連株といえば、創薬バイオベンチャーとか再生医療の研究開発を手掛けている銘柄が中心になると思います。

他にもバイオテクノロジーを駆使して食料品の生産を行っていたり、バイオ燃料などを手掛けていて環境問題の解決に向けた事業を行っている企業などもあります。これらをひっくるめて「バイオ関連株」と言います。

バイオ関連株は基本的に赤字が当たり前のテーマ株だったりしますので、個人的にはあんまり本腰入れて取り組むのは苦手。時価総額が小粒で値動きがギュンギュンな銘柄も多いので、夢がある反面、急落リスクもあることを覚えておきましょう。

一時期はバイオバブルみたいな時期もあって、バイオ株が一気に急騰したこともありましたが、急落も早いのがバイオ株。取り組むなら、しっかりロスカットラインは決めておくべきだと思います。

個人的には経団連が新たにバイオ委員会を立ち上げたところで、日本がバイオテクノロジーの分野で世界と対等以上に渡り合っていけるかどうかはちょっと厳しいような気もしてしまいますけど。だって、コロナワクチンだって、ぜんぜん世界に後れを取ってますしね。

アンジェスとかテラとかのコロナワクチン関連株ってどうなったんだっけ?って感じです🤣

と、いうわけで個人的にはあんまり日本のバイオ株には期待していませんが、だからといって無視するわけでもないです。取れる利幅は取っていきたいので一応注目します。バイオ株のガチホはしませんけどね。

バイオ関連株 一覧

バイオ関連株リスト
コード 銘柄名 特徴 時価総額(22.06.03時点)
2397 DNAチップ研究所 DNAチップによる遺伝子の検査・分析・検出のサービス 2,762百万円
4575 キャンバス 創薬ベンチャー 抗がん剤開発に特化 3,209百万円
4594 ブライトパス・バイオ がんワクチン、細胞医薬、抗体医薬に特化した創薬ベンチャー 5,040百万円
2370 メディネット がん免疫細胞療法の細胞加工 13,628百万円
4598 Delta-Fly Pharma がん領域の創薬ベンチャー 安全性と有効性を高めた抗がん剤を開発 4,937百万円
4564 オンコセラピー・サイエンス がん治療ワクチン創薬ベンチャー 13,100百万円
4571 ナノキャリア がん領域に特化した創薬ベンチャー 16,033百万円
4582 シンバイオ製薬 がん、血液領域を中心とする希少疾患薬の研究開発 27,530百万円
4576 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 プロテインキナーゼ阻害剤 眼病領域の治療薬開発など 6,328百万円
4587 ペプチドリーム 特殊環状ペプチド医薬品候補を大手製薬と創製、技術供与 195,796百万円
7777 スリー・ディー・マトリックス 自己組織化ペプチドをプラットフォームとして外科領域、再生医療、DDS領域へ事業展開 18,965百万円
4591 リボミック リボ核酸を利用した分子標的薬を開発 6,312百万円
4572 カルナバイオサイエンス 創薬初期の支援事業が柱 キナーゼタンパク質の販売や受託試験など 12,780百万円
4599 ステムリム 再生誘導医薬を開発する大阪大学発バイオベンチャー 41,540百万円
4563 アンジェス 遺伝子医薬開発 DNAワクチン ゲノム創薬事業 56,943百万円
2191 テラ 東大医科研発ベンチャー 樹状細胞ワクチン療法を研究開発 2,102百万円
4978 リプロセル iPS試薬・モデル細胞、遺伝子改変等研究支援と再生医療 17,235百万円
4570 免疫生物研究所 抗体試薬などの医薬品を研究開発、製造、販売 2,999百万円
4586 メドレックス 創薬ベンチャー 経皮吸収型製剤技術 2,878百万円
4974 タカラバイオ 遺伝子・再生医療研究用試薬や理化学機器販売 221,444百万円
3386 コスモ・バイオ 研究用試薬・受託解析・機器の販売 6,502百万円
4579 ラクオリア創薬 新薬の開発化合物の知的財産権を製薬会社等に導出 15,835百万円
4583 カイオム・バイオサイエンス 独自の抗体作製技術を持つ理研発の創薬ベンチャー 7,528百万円
7707 プレシジョン・システム・サイエンス 遺伝子検査、タンパク質検査などの体外診断における研究開発 10,818百万円
4584 キッズウェル・バイオ バイオ後続品、バイオ新薬、再生医療を展開 9,023百万円
2160 ジーエヌアイグループ 創薬ベンチャー 中国の特発性肺線維症薬で高シェア 56,813百万円
4593 ヘリオス iPS細胞、体性幹細胞を活用する再生医薬品 20,350百万円
4588 オンコリスバイオファーマ 腫瘍溶解ウイルス技術を使うがん治療薬、がんマーカー開発 10,373百万円
7776 セルシード 細胞シート培養皿による細胞加工受託と再生医療開発 2,771百万円
4592 サンバイオ 中枢神経系疾患領域の再生細胞薬を開発 59,298百万円
7774 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 再生医療ベンチャー 自家培養表皮・軟骨などを開発 22,539百万円
4565 そーせいグループ 膜タンパク「GPCR」標的創薬 94,294百万円
2342 トランスジェニック 創薬研究マウス作製技術 6,154百万円
2176 イナリサーチ 実験用カニクイザルを用いた医薬品非臨床試験などの受託事業 2,651百万円
6190 フェニックスバイオ ヒト肝細胞キメラマウスであるPXBマウスを利用した医薬品開発の受託試験サービス 1,994百万円
2931 ユーグレナ 微細藻ミドリムシを食品、化粧品、バイオ燃料などに活用 101,496百万円
4882 ペルセウスプロテオミクス 東大発バイオベンチャー 抗体関連の研究支援や試薬の販売 4,469百万円
4883 モダリス 遺伝子治療薬の創薬ベンチャー ゲノム編集技術 16,495百万円
7932 ニッピ iPS細胞開発 9,953百万円
2929 ファーマフーズ 卵黄由来のサプリや化粧品通販 43,116百万円
2385 総医研ホールディングス 評価試験や医薬品臨試受託 9,338百万円
2395 新日本科学 前臨床試験受託の最大手 70,525百万円
4552 JCRファーマ ヒト成長ホルモン製剤 希少疾病のバイオ新薬開発 293,350百万円

バイオ関連株 本命株・出遅れ株

バイオ関連株本命株出遅れ株をピックアップしていきます。主観コミコミの項目なので参考程度におねがいします😘

バイオ関連株 本命株 2397 DNAチップ研究所

2397DNAチップ研究所
2397 DNAチップ研究所

DNAチップ研究所は遺伝子解析専門の受託解析企業としてのノウハウをもつ企業。さまざまな受託サービスや遺伝子検査サービスを手掛けているほか、設立以来蓄積してきた核酸(DNA/RNA)解析技術をもとにした病気の診断や薬剤の効果予測の研究を進めています。

時価総額規模も小さめですし、値動きもそれなりに面白いバイオ銘柄だと思います。

バイオ関連株 本命株 4575 キャンバス

4575キャンバス
4575 キャンバス

キャンバスは抗がん剤開発に特化した創薬ベンチャーですね。バイオ関連株のなかでもやっぱり「がん領域」に特化した銘柄は注目度が高いような気がします。バイオの花形?みたいに思っています。キャンバスは時価総額規模も軽いし注目。

バイオ関連株 本命株 4598 Delta-Fly Pharma

4598Delta-Fly Pharma
4598 Delta-Fly Pharma

Delta-Fly Pharmaもがん領域に強い創薬ベンチャーですね。既存の抗がん物質を組み合わせて安全性と有効性を高めた抗がん剤の開発に注力しています。こちらも注目。

バイオ関連株 出遅れ株 4882 ペルセウスプロテオミクス

4882ペルセウスプロテオミクス
4882 ペルセウスプロテオミクス

ペルセウスプロテオミクスは東大発のバイオベンチャーです。高機能抗体に強みがある企業で、抗体関連の研究支援だったり試薬販売も手掛けています。がん領域の抗体医薬や研究用試薬の創出もしてきた実績あり。

バイオ関連株 出遅れ株 4571 ナノキャリア

4571ナノキャリア
4571 ナノキャリア

ナノキャリアもがん領域に特化した創薬ベンチャーですね。日本発の薬物含有ミセル化ナノ粒子を用いたDDSにより、主にがん領域において新しい医薬品を生み出すことを目指しているバイオ企業。

バイオ関連株 本命株 4582 シンバイオ製薬

4582シンバイオ製薬
4582 シンバイオ製薬

数少ない黒字バイオ株のシンバイオ製薬。シンバイオはがんや血液領域を中心とする希少疾患薬の研究開発を行う企業です。黒字のバイオ株というだけで価値がある気がします。

バイオ関連株 本命株 4576 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所

4576デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
4576 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所はDWTIと略します。三重大学発の創薬ベンチャーで、プロテインキナーゼ阻害剤の開発を進め、有効な新薬候補化合物を創製しています。また緑内障などの眼病治療薬の開発にも取り組んでいます。

がんと同じく、眼病領域に取り組んでいる銘柄も個人的には注目しています。目ってすごく大切ですからね。

バイオ関連株 出遅れ株 4587 ペプチドリーム

4587ペプチドリーム
4587 ペプチドリーム

ペプチドリームは東大発のバイオベンチャー。ペプチドリーム特殊環状ペプチド医薬品候補を大手製薬と創製、技術供与しています。数少ない黒字バイオなので、注目。

バイオ関連株 思惑株 4563 アンジェス

4563アンジェス
4563 アンジェス

個人的に一番信用できないバイオ株アンジェスも一応ピックアップしておきます。新型コロナワクチン銘柄として一時期大注目されましたが、アンジェスのコロナワクチンってどうなったんでしょうか。本命株とは違いますが、アンジェスもまぁ赤字バイオの代表格と言えると思うので短期で割り切って利幅とりにいくならありかもしれないですね。

バイオ関連株 本命株 2931 ユーグレナ

2931ユーグレナ
2931 ユーグレナ

ユーグレナはミドリムシの研究などを手掛ける銘柄ですね。ミドリムシは食品に入ってたり、化粧品に活用したり、バイオジェット燃料になったりとなかなかすごい活用のされ方をしている微細藻類。ユーグレナはちょっと時価総額大き目ですね。

バイオ関連株 本命株 4591 リボミック

4591リボミック
4591 リボミック

東大発の創薬ベンチャーのリボミックもバイオ関連株として注目。リボ核酸を利用したアプタマー医薬(分子標的薬)を開発している企業。

リボミックは2022年06月03日の朝型に、早稲田大学との共同研究の成果が学術誌「Nature Computational Science」に掲載されたと発表しています。早稲田大学との共同研究はアプタマー創製プロセスの高効率化を目的とするもので、今後この研究成果をさらに発展させAI技術を活用したアプタマー創製の自動化システムの開発を推進するとのこと。これが材料視されてS高になりました。引き続き注目ですね。

バイオ関連株 本命株 4599 ステムリム

4599ステムリム
4599 ステムリム

大阪大学発バイオベンチャーのステムリムもバイオ関連株として注目。ステムリムは再生誘導医薬を開発する企業。損傷した細胞の活性化物質を動員、再生を促すものみたいです。再生医療の分野も注目を集めやすいと思っています。

バイオ関連株 本命株 4883 モダリス

4883モダリス
4883 モダリス

モダリスは遺伝子治療薬の創薬ベンチャー企業です。ゲノム編集技術に強みがあるのが面白いポイント。ゲノム編集は、今後も注目されそうな技術ですし注目しておきます。

バイオ関連株 まとめ

バイオ関連株のまとめ記事はとりあえず以上ですかね😘

繰り返しになりますが、バイオ関連株は値動きも早いのも多いし夢もありますが、リスクもあることはしっかり理解しておきましょうね!

他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

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