セルロースナノファイバー関連株 本命株・出遅れ株 一覧 まとめました

 

こんにちは、かりんです☺

米大統領選で、バイデン氏の当選が確定してからEV関連株や再生可能エネルギー関連株、脱炭素関連株など「環境関連株」に注目が集まっていますね。

2021年にバイデンさんが米大統領に就任すれば、2021年は環境関連株が主役になるかもですね!

で、環境関連株のひとつとして地球環境にやさしい新素材「セルロースナノファイバー」に関連する銘柄にも注目が集まりつつあります。

今回はセルロースナノファイバー関連株についてまとめていきますね。

セルロースナノファイバー関連株とは

セルロースナノファイバー

セルロースナノファイバー関連株とは自然の植物由来の新素材「セルロースナノファイバー」に関連する銘柄の総称です。

「そもそもセルロースナノファイバーってなんなの?🤔」と言う人も多いと思いますので、軽く説明しておきますね。

セルロースナノファイバー(Cellulose nanofiber)とは、木材パルプを1ミクロンの数百分の一以下のナノレベルにまで細かく破砕したバイオマス新素材のことです。英語の頭文字をとって「CNF」と略されたりもします。

CNFは植物由来の成分なので、生産するのも廃棄するのも環境の負荷が小さいのはもちろんですが、その性能がズバ抜けています

セルロースナノファイバーの特徴を列挙してみます。

セルロースナノファイバーの特徴
  • 環境にやさしい
  • 軽い(鋼鉄の5分の1の軽さ)
  • 鋼鉄の5倍以上の強度(引張破断強度)
  • 熱に強い(膨張しにくい)
  • 生産コスト(価格)が安い
  • 透明に加工できるためガラスの代わりになる

環境にやさしいうえ、軽くて強くて熱にも強い。おまけにコストも安いなんて夢のような新素材ですね!これだけの特徴があるので、活用の幅は非常にひろくて自動車・航空機・食品・化粧品・ヘルスケアなどさまざまな業界で活用が期待されています。

車や航空機のボディや部品に関しては、実用化こそまだのようですが、かなり期待されています。自動車や航空機にとって「軽いこと」は大きなメリット。自動車や航空機の総重量を軽くできるということですので、燃費の向上などにもつながりそうですね!

特にEVはガソリン車に比べて航続距離が課題とされているみたいですし、セルロースナノファイバーのボディを使うEV車とかも今後出てきそうな気がします。

そう考えると、夢が広がりますね。

ちなみにセルロースナノファイバーは木材からだけでなく、他にも植物であれば応用が可能で雑草や野菜、野菜の皮、果物の搾りかすなどからでも生成することができるみたいです。

CNFはそもそも植物由来ですから環境に優しいのですが、家庭ごみのようなものからでもリサイクルして造れるなら、すごくサスティナブル(持続可能)ですね!

セルロースナノファイバー関連株 一覧

コード 銘柄名 特徴 時価総額(2020/11/30時点)
4963 星光PMC セルロースナノファイバー製造複合材料「STARCEL」 23,027百万円
3861 王子ホールディングス セルロースナノファイバー製造 484,875百万円
3863 日本製紙 セルロースナノファイバー製造 134,507百万円
4461 第一工業製薬 セルロースナノファイバー製造 47,812百万円
3896 阿波製紙 セルロースナノファイバー製造 4,629百万円
7912 大日本印刷 セルロースナノファイバー製造 641,023百万円
7911 凸版印刷 CNFを用いた飲料向け紙カップ 531,204百万円
5110 住友ゴム工業 セルロースナノファイバー配合の自動車タイヤ 245,945百万円
6378 木村化工機 セルロースナノファイバーに関する特許保有? 10,259百万円
4188 三菱ケミカルホールディングス 京都大学のCNF研究プロジェクトに参加 883,739百万円
4631 DIC 京都大学のCNF研究プロジェクトに参加 251,309百万円
5195 バンドー化学 NEDOのCNF関連技術開発の助成先に選定 27,998百万円
4042 東ソー NEDOのCNF関連技術開発の助成先に選定 554,588百万円
4202 ダイセル セルロースナノファイバーに関連する特許複数 222,966百万円
4246 ダイキョーニシカワ 環境省NCVプロジェクトに参画 52,836百万円
7976 三菱鉛筆 第一工業製薬とCNFをインクに採用したボールペンを開発 89,808百万円
5631 日本製鋼所 CNFと樹脂の複合材料を使った製造技術 194,821百万円
2108 日本甜菜製糖 北海道大学と発酵ナノセルロースを大量生産に成功 25,226百万円

セルロースナノファイバー関連株 本命株・出遅れ株

それではセルロースナノファイバー関連株本命株・出遅れ株をピックアップしておきますね。個人的な主観コミの内容なので参考程度にお願いします🤭

セルロースナノファイバー関連株 本命株 4963 星光PMC

4963星光PMC
4963 星光PMC

セルロースナノファイバー関連株の大本命といえばなんといっても星光PMCですね!

星光PMCは製紙用の薬品で首位級で、インクやトナーなどの印刷用樹脂材料なども手掛ける銘柄。セルロースナノファイバー関連株としては、京都大学を中心としたNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のCNFプロジェクトにも参画しており、製品として「セルロースナノファイバー配合樹脂STARCEL」を手掛けています。

「STARCEL」は自動車や建材、家電、日用品などの各種樹脂材料への用途に期待されており、2018年にはスポーツメーカー「アシックス」の高機能ランニングシューズのソール部材に「STARCEL」が採用されています。

星光PMCは時価総額規模も小さくて値動き的にも面白い銘柄。すでにけっこう値動きありますよね。

もしセルロースナノファイバー関連株が出遅れEV銘柄みたいに火がつけばさらに面白いことになりそう。

ただし業績的に期待できるかと言われると微妙な銘柄。長期というよりも決算を跨がないように中期・短期で値幅取りにいくのが面白そうです。

セルロースナノファイバー関連株 本命株 3863 日本製紙

3863日本製紙
3863 日本製紙

ティッシュ「スコッティ」や「クリネックス」でおなじみの日本製紙もセルロースナノファイバー関連株として注目。日本製紙はセルロースナノファイバーの製造方法の特許を保有しているほか、セルロースナノファイバーの開発および量産体制を整えており、すでに化粧品や食品包装、大人用おむつなどに採用されている実績があるみたい。日本製紙は少し時価総額規模が大きめなので、値動きは緩やかだと思います。

セルロースナノファイバー関連株 出遅れ株 3896 阿波製紙

3896阿波製紙
3896 阿波製紙

阿波製紙もセルロースナノファイバー関連株の出遅れ株として注目。阿波製紙は和紙発祥の特殊紙を手掛ける企業ですが、実はセルロースナノファイバーの混抄紙(こんしょうし)も手掛けています。

混抄紙とは、紙にパルプ以外のものを混ぜ込んだ紙のことで、2019年の東京モーターショーで展示されたセルロースナノファイバーを素材に使用したクルマがのエンジンフードやフロア材料の一部に阿波製紙のCNF混抄紙が使用されていたことで話題になりました。

阿波製紙は時価総額規模も小粒なので、人気化すれば面白そう。セルロースナノファイバー関連株の出遅れ株として注目です。

セルロースナノファイバー関連株 本命株 4246 ダイキョーニシカワ

4246ダイキョーニシカワ
4246 ダイキョーニシカワ

自動車の樹脂部品を手掛けるダイキョーニシカワもセルロースナノファイバー関連株として注目です。ダイキョーニシカワは環境省NCV(Nano Cellulose Vehicle)プロジェクトに参画している企業。

環境省NCVプロジェクトとは、二酸化炭素の削減を目的としてセルロースナノファイバーを複合化した樹脂材料について、材料から自動車などの最終製品までの一連の流れを俯瞰した評価を実施するというもので、ダイキョーニシカワはこのプロジェクトでセルロース繊維/樹脂複合材の成型および評価を担っています。

ダイキョーニシカワは時価総額の規模もそこそこ手頃なので値動き的にも面白いかもですね。

セルロースナノファイバー関連株 本命株 4202 ダイセル

4202ダイセル
4202 ダイセル

たばこフィルターが柱の企業「ダイセル」もセルロースナノファイバー関連株として注目。ダイセルはセルロースナノファイバーを含む食品及びその製造方法の特許を有している企業です。

セルロースナノファイバー関連株 本命株 5195 バンドー化学

5195バンドー化学
5195 バンドー化学

バンドー化学は自動車向け・産業向けのベルト関連製品を手掛けている企業です。

バンドー化学は東ソーとともに、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー関連技術開発」の助成先に選定されたと発表しています。

バンドー化学と東ソーは、「伝動ベルトをターゲットとしたCNF複合化クロロプレンゴムの低コスト製造技術開発」の研究開発に連携して着手するようです。

東ソーよりもバンドー化学の方が規模が小粒なので、値動き的にも面白そうです。

セルロースナノファイバー関連株 本命株 7911 凸版印刷

7911凸版印刷
7911 凸版印刷

凸版印刷もセルロースナノファイバー関連株です。凸版印刷は、セルロースナノファイバー積層帯およびその製造方法の特許を有しているほか、国内で初めてCNF使用の印象向けカップを開発。2020年4月よりサンプル出荷が開始されています。

プラスチック製品の使用料を抑えるための取り組みだそうなので、環境関連株としても面白そうですね。ただ、凸版印刷は時価総額規模大きめなので、CNF関連の材料だけでは大幅な上昇は見込めないかもです。

セルロースナノファイバー関連株 本命株 6378 木村化工機

6378木村化工機
6378 木村化工機

木村化工機もセルロースナノファイバー関連株として注目。木村化工機もセルロースナノファイバー関連の特許を持っているみたい。内容はよくわかんないから「木村化工機 セルロースナノファイバー 特許」とかでググってくださいw

木村化工機は時価総額規模小さめだし、人気化すれば面白そうです。

セルロースナノファイバー関連株 まとめ

セルロースナノファイバー関連株は、数年前から何度か繰り返し話題になっていますが、2020年米大統領選でクリーンエネルギーを推進するバイデン氏が当選したことで、再注目を浴びています。

引き続き継続して物色される可能性もあるため、セルロースナノファイバー関連株(CNF関連株)の本命株・出遅れ株 一覧はチェックしておくといいかも!

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