リニア中央新幹線関連株　本命株・出遅れ株　一覧

こんにちは、かりんです🥰

2024年04月02日(火)、静岡県の川勝平太知事が辞意を表明したことでリニア中央新幹線の行方に注目が集まってますね。

川勝知事といえば、リニアの静岡工区建設に反対の立場をとってきた人物。
リニア中央新幹線はもともと2027年開業予定となっていましたが、川勝知事の反対も影響し開業時期が大幅に遅れる見通しとなっていました。

そんなリニア反対の川勝知事が辞任することで、リニア建設計画が一気に前進するのでは？という思惑から関連銘柄に物色が向かうことに。てことで、このページではリニア中央新幹線関連株についてまとめておこうと思います😋

リニア中央新幹線関連株とは

リニア中央新幹線関連株とは、ＪＲ東海が進める東京・大阪間(まずは東京・名古屋間)を結ぶリニア中央新幹線に関連する銘柄の総称です。

リニア新幹線は従来の新幹線とは違って、磁力を用いて浮いて時速500kmというとんでもない速度で走るやつですね。従来の新幹線で一番早いのが東北・秋田新幹線の「はやぶさ・こまち」で、最高時速320kmですから、リニアは従来の新幹線よりも格段に早い乗り物と言えます。

リニア新幹線だと「東京⇔山梨間：約20分」「東京⇔名古屋間：約40分」「東京⇔大阪間：約67分」で着いちゃうんだって！超早い！これは実現すればめちゃくちゃ便利になりそうですね。

ちなみにリニア停車駅は以下の計画です。

リニア中央新幹線が実際に開通すればリニア停車駅周辺は地価も上昇すると思いますし、周辺エリアの再開発も加速すると思いますので、観光銘柄やホテル銘柄、再開発、土地持ち銘柄も注目される可能性が高いですが、このページではリニア建設計画段階で関連する銘柄を中心にピックアップします。

あとスーパーゼネコンの談合問題もあったり、よくわからない銘柄は面倒くさいので省きますね(笑)

リニア中央新幹線関連株　一覧

リニア中央新幹線関連株　本命株・出遅れ株

それではリニア関連株の本命株・出遅れ株をピックアップします。この項目は個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😘

リニア関連株　本命株　9022 東海旅客鉄道

リニア中央新幹線はＪＲ東海が進めているプロジェクトですので、リニア関連株の中核株はやっぱりＪＲ東海です。リニアに反対していた静岡県知事が辞意を表明したことで、静岡県の工区の工事計画が進めば遅れていたリニア開業のめどが立つかもしれません。

頓挫していた大規模プロジェクトが進むとすればＪＲ東海としては大きなメリットがありますので真っ先に動く銘柄と言えると思います。ちなみにＪＲ東海は、2023年9月時点での直近有価証券報告書によると土地保有額2超3000億円オーバーで、土地持ち企業ランキング２位です。線路用地や停車場用地などが中心ではありますが、それでもリニア停車益周辺の土地も保有しているはずですので、リニア開業によってさらに含み益が増える公算は高そうです。

リニア関連株の中核株として注目ですね。

リニア関連株　本命株　6501 日立製作所

日立製作所は新幹線車両のメーカーとしても知られる銘柄ですね。昔の記事をみるとリニア車両は三菱重工と日本車両製造のタッグで開発する、とも出てきますが、なんかいろいろあって先頭車両は日立製作所、中間車両をＪＲ東海子会社の鉄道車両メーカーの日本車輛製造が手掛けることになったっぽい。

2023年12月27日の日経新聞の記事で、ＪＲ東海はリニア車両製造費として約3300億円を投じる計画と報じられています。具体的な製造車両数は今後詰めていくらしい。

リニア関連株　本命株　7102 日本車輌製造

日本車輛製造はＪＲ東海の子会社で鉄道車両メーカーの大手。新幹線車両なども手掛けており、前述のとおり、日本車輛製造はリニアモーターカーの中間車の製造を担当。こちらもリニア関連株の本命株として注目。

リニア関連株　本命株　9502 中部電力

中部電力はリニアモーターカーを走らせる電力供給を担う電力会社。車両の運転や駅で使用される電力、工事に必要な電力を中部電力が供給するようです。リニア新幹線の消費電力量は東京・名古屋間開業時で27万kW/時、東京・大阪間で74万kW/時とされ、東海道新幹線の約3倍らしい。こちらも一応関連株といえるかもですね。

リニア関連株　本命株　1861 熊谷組

熊谷組はトンネルなどの大型土木に強みのある建設銘柄で「トンネルの熊さん」の異名をもつ企業らしい。
熊谷組は山梨リニア実験線のうち甲府盆地の小山高架橋他工事(全長1,986m：橋梁(1,085m)、路盤工事(321m)、トンネル(580m)及び電力変換変電所造成工事を行った実績があります。

ただちょっとリニア談合のことあんまり知らないので、その辺はググって調べてください。同じく、リニア談合で名前が上がるスーパーゼネコンの大林組、大成建設、鹿島、清水建設らへんもリニア関連株だとは思いますけど、談合後の動きがよくわからないので省いた。

リニア関連株　本命株　6297 鉱研工業

鉱研工業は地下資源の掘削工事や地盤改良工事などに使われるボーリング機器を手掛ける会社です。東海道・山陽新幹線のトンネル工事でも実績があります。鉱研工業はリニア関連株のなかでは、時価総額規模が比較的小さいので短期目線で買われそうですね。

リニア関連株　本命株　5269 日本コンクリート工業

日本コンクリート工業もリニア関連株として注目。日本コンクリート工業は「コンクリートのスペシャリスト」を標榜する企業で、さまざまなコンクリ製品を手掛けています。トンネル向けのコンクリ製品も手掛けているほか、シールド工法に必要不可欠な覆工材料「セグメント」なども供給しています。

リニア中央新幹線のトンネル工事でも、都市部の地下におけるトンネル工事では鋼製の筒（シールドマシン）に守られる中をカッターがゆっくり回転し、土を削りながら掘り進める「シールド工法」が採用されています。

ちなみにリニア中央新幹線のシールドマシンメーカーは「JIMテクノロジー」という会社。JIMテクノロジーはIHI、JFEエンジニアリング、三菱重工業のトンネル掘削機事業を統合した会社で、非上場ですがＩＨＩのグループ会社です。具体的にはIHIの連結子会社でJFEエンジが49％を出資するジャパントンネルシステムズが60%、三菱重工が40％の出資比率。

リニア関連株　本命株　3420 ケー・エフ・シー

ケー・エフ・シーもリニア関連株として注目です。ケー・エフ・シーはトンネル掘削用の機械・資材、トンネル用アンカーボルトなどを手掛ける銘柄。リニア建設が順調に進めば同社にもメリットがありそうですね。

リニア関連株　本命株　5715 古河機械金属

古河機械金属はトンネル掘削現場で発破用火薬を装填する孔（あな）をせん孔する機械「トンネルドリルジャンボ」を手掛ける銘柄。リニア中央新幹線のトンネル工事でも活躍している機械なのでこちらも関連株として注目ですかね。

リニア関連株　本命株　3708 特種東海製紙

特種東海製紙は製紙メーカーなのでリニアプロジェクトの建設工事とダイレクトに関係があるわけではないのですが、静岡県内に持つ社有林地下をリニア中央新幹線が通過することで、工事用地の賃貸提供、土砂捨て場の提供などいろいろな恩恵が受けられそうということで注目されています。また子会社の山岳部の土木工事参加などにも期待されている模様。

リニア関連株　本命株　1914 日本基礎技術

日本基礎技術は地盤改良や基礎工事を専門的に手掛ける銘柄で、リニア関連としてはリニア試験線建設のための杭工事を行った実績、また法面保護工事を施工した実績も。時価総額規模小さめなので短期資金が集まる可能性はあるか？！

リニア関連株　本命株　5282 ジオスター

ジオスターはコンクリート二次製品メーカーで、ジオスターの「ジオウェア」というコンクリート土木建材製品がリニアプロジェクトのトンネル作りに採用されています。こちらも静岡工区のトンネルづくりが進めば恩恵がありそうですね。時価総額規模も小さいですし注目したい。

リニア関連株　出遅れ株　6236 ＮＣホールディングス

ＮＣホールディングスは大型ベルトコンベヤのトップメーカー。トンネル工事用ベルトコンベヤシステムを手掛ける点からこちらもリニア関連株として注目。トンネルを掘り進める際には必ず「掘削ズリ(岩石・土砂のこと)」が出ますが、ＮＣホールディングスはこの掘削ズリを自動で運搬する大型のベルトコンベヤシステムを手掛けています。

大型のトンネル掘削に必要不可欠なシステムですので、こちらも注目したいですね。

リニア関連株　本命株　1712 ダイセキ環境ソリューション

ダイセキ環境ソリューションは産業廃棄物や瓦礫の処理などを手掛ける銘柄で、建設汚泥処理も手掛けているため、トンネル工事ででた大量の残土の処理で恩恵を受ける可能性がある銘柄。時価総額規模も小さく値動き的にも注目。

リニア中央新幹線関連株　まとめ

リニア中央新幹線関連株については取り急ぎ以上！
またなにか見落としている銘柄があれば追記するかもです。

リニア開通で、東京・名古屋間が40分、東京・大阪間が1時間ちょいで繋がれば大きな国益となると思いますので引き続きリニア建設の進捗には注目しておきたいと思います。

他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう！

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