脱プラスチック関連株　本命株・出遅れ株　一覧

こんにちは、かりんです🥰

2021年03月09日(火)に政府(環境省)はプラスチックごみの削減やリサイクルの促進を目指す「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定しました。使い捨てのプラスチック製スプーン・フォーク・ストローなどの削減を飲食店・小売店などに求めるようです。

今後はコンビニ・スーパーなどでもプラスチックのスプーン・フォーク・ストローがもらえなくなるかも…。

また不便になる…😭

それにしても2020年にコロナ禍のなかで強硬されたレジ袋有料化、あれプラごみどれだけ減ったんですかね。追加でプラスチック製品の有料化するまえに、まずはレジ袋有料化で削減されたプラスチック量のデータを出すのが先だとおもうんですけど！！😡

まぁでも仕方がないので脱プラスチック関連株について本命株・出遅れ株　一覧についてまとめておきますね。

脱プラスチック関連株とは

脱プラスチック関連株とは、プラスチックに替わる製品を手掛ける銘柄の総称です。

プラスチックは海洋汚染の原因として問題視されているほか、だいたいが石油由来なので燃やすと二酸化炭素が発生するので、「脱炭素」の観点からもプラスチックごみの削減は世界的な課題とされています。

なので、脱プラ関連株は主に自然に還るバイオプラスチックを手掛けている銘柄や、燃やしても二酸化炭素を出さない素材のプラスチック・木・紙製品などを手掛ける銘柄が中心になりそうですね。

2021年03月09日(火)に政府が「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定したことで、国内の株式市場でも脱プラスチック関連株に注目が集まる可能性がありそうです。

脱プラスチック関連株　一覧

脱プラスチック関連株　本命株・出遅れ株

それでは脱プラスチック関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしておきますね！個人的主観を含む内容なので参考程度にお願いします😘

脱プラスチック関連株　本命株　4118 カネカ

カガクでネガイをカナエル会社のキャッチコピーで有名な化学メーカーのカネカ。
カネカは脱プラスチック関連株の本命と言えると思います。カネカは直物油などのバイオマスを原料とする「生分解性ポリマー」を手掛けています。セブンイレブンのセブンカフェで提供する生分解性素材のストローを共同開発したのもカネカですね。

脱プラスチック関連株　本命株　3402 東レ

東レも脱プラスチック関連株として注目。東レはバイオマス由来のグリーンイノベーション製品を手掛けています。東レのバイオマス由来のポリマー素材・製品は「エコディア」というブランド名を設定し、繊維・樹脂・フィルムという幅広い分野で世界に訴求していくとのこと。東レは時価総額ちょっと大きめですが注目。

脱プラスチック関連株　本命株　3401 帝人

合成繊維大手の帝人も脱プラ関連株として注目。帝人は非晶性バイオプラスチック「プラネクスト(PLANEXT)」を開発。モビリティ・エレクトロニクス・家庭用品・フィルム・シート向けに用途を開発中です。

脱プラスチック関連株　本命株　4188 三菱ケミカルホールディングス

化学メーカーの三菱ケミカルホールディングスも脱プラ関連株として注目です。三菱ケミカルホールディングスは生分解性樹脂「バイオPBS」を手掛けていて、こちらは使い捨て食器や紙コップ、ガスバリア方材などの食品包装材用途にも適しています。三菱ケミカルホールディングスは時価総額規模大きめ。

脱プラスチック関連株　本命株　3405 クラレ

化学メーカーのクラレも脱プラ関連株ですね。クラレは食品の包装材として活用されるバイオマス原料由来のガスバリア材「PLANTIC（プランティック）」を手掛けています。

脱プラスチック関連株　本命株　3101 東洋紡

繊維製品が中心の化学メーカー東洋紡も脱プラ関連株として注目。東洋紡はバイオマス原料を使用した包装用ナイロンフィルム「バイオプラーナ 二軸延伸ナイロンフィルム」を開発。軸延伸ナイロンフィルムは、優れた耐ピンホール性や耐衝撃性が特長のフィルムで、液体の包装や詰め替えパウチ、レトルト包材などの食品包装向けに使われています。こちらも脱プラで恩恵ありそうですね。

脱プラスチック関連株　本命株　3103 ユニチカ

ユニチカも脱プラ関連株として注目。ユニチカは植物由来のポリ乳酸からできたバイオマス素材「テラマック」を手掛けています。テラマックはパッケージ・容器・ノベルティグッズ、アウトドア・レジャー・オフィス関連製品など様々な用途に活用されています。ユニチカは時価総額規模小さめなので値動き的にも面白いかも？

脱プラスチック関連株　本命株　7895 中央化学

プラスチック製食品包装容器メーカーの中央化学は、脱プラでダメージを受けそうな銘柄でもありますが、もちろん世界的な脱プラの流れを見越してバイオプラ容器なども手掛けています。また中央化学は天然資源素材｢タルク(無機鉱物)｣に、ポリオレフィン樹脂を50％未満含有した「タルファー」という新素材を手掛けている点も注目ですね。

脱プラスチック関連株　本命株　7966 リンテック

粘着素材を手掛けるリンテックも脱プラ関連株として注目。リンテックはバイオマス粘着剤使用ラベル素材を手掛けています。容器そのものだけでなくラベルも脱プラが求められる可能性はありそうですよね。

脱プラスチック関連株　本命株　4215 タキロンシーアイ

プラスチック加工大手のタキロンシーアイは植物由来のバイオプラスチックプレートを手掛けています。

脱プラスチック関連株　本命株　3877 中越パルプ工業

中越パルプ工業は割と脱プラスチック関連株の本命株として注目しています。

中越パルプ工業は、2018年に「株式会社環境経営総合研究所」と合弁で「中越エコプロダクツ株式会社」を設立しています。この新会社は、環境経営総合研究所が独自開発した新素材「マプカ（ＭＡＰＫＡR）」シートを製造する会社です。

このマプカというのがけっこう面白そうなんですよね。マプカは紙パウダーを主原料にした新素材で、従来のプラスチック材料と同様に射出成形、押出成形、シート成形、サーモフォーミングによる成形などさまざまな成型方法が可能な素材です。

ほとんどプラスチックと同じように扱えるのに、主原料はあくまで「紙」なので、世界でも類をみないメイドインジャパンのポストプラスチック原料として注目されています。また、マプカは原料にどんな紙を使用するかによりコストをコントロールすることができるみたいです。脱プラはコストが課題とも言われていますが、マプカは価格競争力の面でも割と優秀っぽいです。

中越パルプ工業は時価総額規模もそこまで大きくないので値動き的にも注目です。

脱プラスチック関連株　出遅れ株　4651 サニックス

太陽光発電設備工事の大手サニックスも脱プラ関連株の出遅れ銘柄として注目。サニックスは廃プラスチックのリサイクル事業を手掛けています。単純燃焼･埋立処分されていたプラスチックをエネルギーとして再利用する｢資源循環型発電｣を展開。全国15か所の工場で廃プラスチックを加工し燃料化して発電用燃料として活用しています。

サニックスは太陽光発電関連事業もやっていて再生エネルギー・クリーンエネルギー関連株としても注目です。時価総額規模もそこまで大きくないので値動き的にも面白そうです。

脱プラスチック関連株　まとめ

政府が「プラスチック資源循環促進法案」を掲げているので、脱プラスチック関連株は一応国策テーマとも言えるかもですね。個人的にはコンビニ・スーパーでスプーンとかフォークまで無料でもらえなくなるのは、面倒ですし嫌ですけど笑😢

脱プラ関連株は脱炭素関連とも親和性が高いテーマですし、本命株・出遅れ株は一応把握しておくといいと思います。

他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう！
こっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです☺

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