※この記事は最後に2025年12月03日(水)に追記編集しました。
こんにちは、かりんです🥰
最近「フィジカルAI」ってキーワードも良く目にするようになってきましたね。
2025年10月03日(金)、米エヌビディアと富士通が協業拡大を発表しました。この協業に産業ロボット世界大手の安川電機も加わって「フィジカルAI」を推進するみたい!
また10月08日(水)にはソフトバンクグループがスイスの重電大手ABBのロボット事業買収を発表。ソフトバンクGの孫正義会長は『ソフトバンクグループのフロンティアはフィジカルAI』とも述べています。
エヌビディアをはじめ名だたる世界的企業がこぞって社会実装を目指す「フィジカルAI」。
生成AIの次はフィジカルAIか!という流れですかね!
日本の株式市場でもフィジカルAIは一大テーマになりそう、ということで今回はフィジカルAI関連株について本命株・出遅れ株・一覧をまとめておきます。
フィジカルAI関連株とは
フィジカルAI関連株とは、米エヌビディアはじめ世界の名だたるハイテク企業がこぞって社会実装を目指す「フィジカルAI」に関連する技術・サービス・研究開発などを手掛ける銘柄の総称です。
『そもそもフィジカルAIってなんなん?』って人も多いと思うので、ザックリと説明しておきましょうか。
今までパソコンやスマホの中などデジタル空間で動いていたAIですが、今度は物理的な身体(センサー・カメラ・ロボット等)にAIを組み込んで自律的に動くようにしよう!という技術です。
真っ先に思い浮かぶのがやはりヒト型ロボット「ヒューマノイド」ですよね!
汎用性のあるヒューマノイドが自律的に動いて人間のありとあらゆる行動を手助けしてくれるようになったら、まさに未来って感じです。汎用型ヒューマノイド、夢があります。
まぁヒューマノイドよりも先に自動車だったり工場で働く産業ロボットだったり、が先に実用化されていくのだと思いますが、まぁいずれにせよデジタル空間だけではなく物理世界で実際にAIで機械を自律的に動かす技術全体のことを「フィジカルAI」と言います。
簡単に言えば「ロボティクス×AI」みたいな感じ。
ちなみに当ブログではすでに「ロボティクス関連株」のまとめ記事があります。
ロボティクス関連株のまとめページと一部被る部分がありますが、フィジカルAIはロボット技術を持った会社とAI技術を持った会社が協力して社会実装していく流れがメインストリームになりそうなので、どちらもチェックしておくと良いと思います!
あ、ちなみに当ブログでは基本的に日本株のみを取り上げていきます。
フィジカルAI関連株 一覧
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(25.10.17時点) |
|---|---|---|---|
| 9984 | ソフトバンクグループ | 「フィジカルAI」を次の成長フロンティアと位置づけスイスの重電大手ABBのロボット事業買収
米オープンAI・オラクルなどと米国で大規模なAIインフラ構築する5000億ドル規模の巨額投資「スターゲートプロジェクト」→今後フィジカルAI分野にも絡む可能性は高そう。 |
33,853,990百万円 |
| 6702 | 富士通 | 製造業やロボティクス向けにAIを業務にフル活用する「フルスタックAIインフラストラクチャ」の構築・提供についてエヌビディアと戦略的協業を拡大 | 7,646,532百万円 |
| 6506 | 安川電機 | 米エヌビディア・富士通の協業に加わり「フィジカルAI」の社会実装を目指す | 1,112,899百万円 |
| 6501 | 日立製作所 | NVIDIAと協業 フィジカルAIへの注力を表明 AIソリューション「HMAX」を軸に世界トップのフィジカルAIの使い手となることを目指す |
20,571,209百万円 |
| 6503 | 三菱電機 | 独自ノウハウ「ニューロフィジカルAI」を軸?にファクトリーオートメーション(FA)分野のフィジカルAI実装を目指す | 8,118,920百万円 |
| 6701 | NEC | 東京大学とフィジカルAI向け次世代ネットワークを構築 | 6,518,383百万円 |
| 7012 | 川崎重工業 | 自社製の四足歩行ロボット「Corleo(コルレオ)」の開発 AIロボティクスソフトウェア開発の米ユニコーン企業「デクステリティ」と戦略的提携 AIバンニングロボット「Mech」を共同開発 |
1,633,543百万円 |
| 7011 | 三菱重工業 | 産業ロボット 原発向けロボット 災害向けロボットなどさまざまなロボットメカトロ製品群を手掛ける フィジカルAI分野との親和性◎ | 14,472,949百万円 |
| 6954 | ファナック | FA(ファクトリーオートメーション)、産業ロボット大手 AI技術を組み込んだ産業ロボットも手掛ける ※2025年12月02日(火)追記↓ 25.12.01に米エヌビディアとフィジカルAI分野で協業を発表 |
4,372,589百万円 |
| 6433 | ヒーハイスト | ミクロンレベルの精密加工に強みのある円筒直動軸受メーカー 同社の球面軸受が2足ヒューマノイドロボットWABIAN-2RIIIに採用された実績 「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」に参画 |
4,504百万円 |
| 6507 | シンフォニアテクノロジー | 電気制御技術に強み 物流分野向けに自律走行ロボット「Amua(アムア)」開発中(2025年の製品化を目指す) | 305,636百万円 |
| 6941 | 山一電機 | 半導体検査用ソケットを手掛ける大手 コネクタソリューション事業がロボット向けでも期待か? |
80,006百万円 |
| 5885 | ジーデップ・アドバンス | NVIDIA認定エリートパートナー マクニカと共同企画のAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供 |
16,228百万円 |
| 3132 | マクニカホールディングス | NVIDIA国内正規代理店 ジーデップ・アドバンスと共同企画のAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供 |
368,620百万円 |
| 202A | 豆蔵 | AI・AIロボティクス分野の開発支援コンサル | 34,138百万円(25.10.20時点) |
| 6268 | ナブテスコ | 産業用ロボットの関節となる「精密減速機」で世界シェアトップ(約60%) | 415,371百万円(25.12.03時点) |
| 4826 | CIJ | ロボットのアプリ開発や導入支援に実績 AIと実機を繋ぐ「ソフト・実装」を担うシステム会社 | 33,112百万円(25.12.03時点) |
| 6629 | テクノホライゾン | ロボットの「視覚機能(カメラ)」と「神経(制御)」を統合し現場で使える形にする役割を担う | 14,070百万円(25.12.03時点) |
| 6324 | ハーモニック・ドライブ・システムズ | 小型・高精度の減速機で世界シェアトップ 人型ロボットの関節に最適な技術か | 308,209百万円(25.12.03時点) |
| 4664 | アール・エス・シー | ソフトバンクG傘下のソフトバンクロボティクスと資本・業務提携 AIロボット警備へ | 3,014百万円(25.12.03時点) |
フィジカルAI関連株 本命株・出遅れ株
それではフィジカルAI関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね!この項目は個人的な主観コミコミなので参考程度にお願いします😋
フィジカルAI関連株 本命株 9984 ソフトバンクグループ

フィジカルAI関連株の本命株はやはりソフトバンクグループですかね!
ソフトバンクグループの孫正義会長は、「ソフトバンクグループの次のフロンティアは『フィジカルAI』です」と述べており明確にフィジカルAI分野に注力することを表明しています。
フィジカルAIへの足掛かりとして2025年10月8日付けで世界四大ロボットメーカーであるスイスの重電大手「ABB」のロボット事業を買収することで最終的な契約を締結を発表しています。この買収は「ソフトバンクGのAIロボット事業を飛躍的に強化するもの」らしい。
またソフトバンクグループは、米オープンAIやオラクルと米国で大規模なAIインフラ構築する5000億ドル規模の巨額投資「スターゲートプロジェクト」に取り組んでいることでも知られますが、スターゲートプロジェクトもゆくゆくはフィジカルAI分野に絡んでいく可能性がかなり高いのでは?と思います。
いずれにしてもソフトバンクGはAI分野・ロボティクス分野に全力で投資している代表的な日本株。フィジカルAI分野でも本命級として注目しています。
フィジカルAI関連株 本命株 6501 日立製作所

日立製作所もフィジカルAI関連株の本命株として注目。日立も明確に「世界トップのフィジカルAIの使い手となることを目指す」と表明している企業です。
日立のフィジカルAI分野の軸となるのが、日立の鉄道システム事業を担う日立レールのデジタルアセットマネジメントプラットフォーム「HMAX」ですね。
HMAXは鉄道車両や産業機器などに搭載されたセンサーからリアルタイムデータを収集し、膨大なデータをAIで高速に分析・処理するというもの。鉄道向けのAIプラットフォームですが、これを産業用途へも展開する戦略のようです。
日立製作所は社会インフラをITと制御技術の両面で支えてきた経験も強みですし、米エヌビディアのグローバルシステムインテグレータープログラムに参画するなど、エヌビディアとAI分野で協業を拡大している点も注目です。
フィジカルAI関連株 本命株 6702 富士通

富士通もフィジカルAI関連株の中核的銘柄としてピックアップ。
2025年10月03日(金)、富士通はエヌビディアと製造業やロボティクス向けなどの産業向けにAIを業務にフル活用する「フルスタックAIインフラストラクチャ」の構築・提供について戦略的協業を拡大することで合意と発表しています。
フルスタックAIインフラストラクチャとはAIモデルの開発・学習・推論を行うために必要なハードウェア層(GPU、CPU、ネットワーク)からソフトウェア層(ドライバ、ミドルウェア、AIフレームワーク)までを一体で最適化したシステム構成のこと。
従来のAIシステムは「GPUメーカー」「ソフトウェアベンダー」「クラウド事業者」がバラバラに構築していたっぽいですが、生成AIや産業向けAIなどの大規模なAIシステムでは全層を統合的に最適化しないと性能が出ないため、フルスタック(=すべての層を自社で設計・統合)の方向に進んでいます。
富士通とエヌビディアの協業拡大第一弾として、産業ロボット大手の「安川電機」と連携してフィジカルAIの社会実装を目指す、としています。
エヌビと組んで「フルスタックAIインフラ基盤を構築」するわけなので、日本株だと富士通は中心的な存在と言えそうですね。
フィジカルAI関連株 本命株 6506 安川電機

安川電機もフィジカルAI分野の重要なプレーヤーとしてピックアップ。
安川電機は世界4大ロボットメーカーの一社。ちなみに世界4大ロボット企業には日本勢からはファナックと安川電機の2社が入っています
前述の通り、富士通とエヌビディアの戦略的協業拡大の第一弾として安川電機が連携してフィジカルAIの社会実装を目指す、としています。
エヌビディア×富士通の「フルスタックAIインフラストラクチャ」の構築に絡んで、フィジカルAIの物理的な本体を担うことになりそうな銘柄。こちらもフィジカルAIの本命株として注目しています。
フィジカルAI関連株 本命株 6954 ファナック

※2025年10月20日(月)追記
フィジカルAI関連株にファナックも追記しておきますね。
“黄色いロボット”でお馴染みのファナックも世界4大ロボットメーカーの一角。ファナックはファクトリーオートメーション分野に強く、長年にわたり高感度・高精度なカメラ・センサーを独自開発しロボットに組み込んできた技術力があります。
近年ではAI技術を駆使したロボットも手掛けているようで、AI搭載により自律的に判断し複雑な作業も自ら最適な動きを導き出せるようです。ファナックも安川電機同様、日本の有力産業ロボットメーカー大手ですから、フィジカルAIの分野に絡んでくる可能性は高いと思われます。
※2025年12月02日(火)追記↓
ファナックについて追記しておきます。
2025年12月01日(月)、ファナックは都内で開催した技術発表会で米エヌビディアと協業することを発表。産業用ロボットにAIを実装する「フィジカルAI」の取り組みを進めるとのこと。安川電機に続いてファナックもやっぱり材料きましたね!さすが世界4大ロボットメーカーの一角。
これでファナックもフィジカルAI関連株としての存在感が高まった格好です。引き続き、日本はAIをロボット分野でぜひ世界一になってほしいです。
フィジカルAI関連株 本命株 6503 三菱電機

※2025年10月20日(月)追記
三菱電機もフィジカルAI関連株として注目。三菱電機もファクトリーオートメーション向けロボットや産業ロボットを手掛けるメーカーです。
三菱電機は2025年10月14日~17日まで幕張メッセで開催された「CEATEC 2025」にて、自社のデジタル基盤「セレンディ」により多様なデータを組み合わせてクラウドやAIを活用するソリューションなどを出展。その一部として「AIで自律的に進化するミライノ工場」をパネル・デモ機展示したようですが、こちらが「ニューロフィジカルAI」という独自ノウハウが軸になっているようですね。
ニューロフィジカルAIとは三菱電機が長年培ってきた事業領域・現場でのノウハウや知見を活用し、制御機器を取り巻くシステム全体をより賢くする独自のフィジカル AIのこと。
シーテックにも出展していますし、もともと産業ロボットに強い三菱電機ですから当然産業分野のフィジカルAIにも注力するのでしょうが、三菱電機は産業・FA分野だけでなく、汎用型のフィジカルAIにも注力するかもしれません。
2025年10月02日の日刊工業新聞のインタビュー記事で執行役員の方が「産業用ロボットとは異なる領域のフィジカルAIやヒューマノイドロボットを強化していきたい」と述べています。従来の産業向けでメインだった「ロボットアーム」だけでなくAI制御を用いたヒト型ロボットに注力する姿勢。
正直、この先どうなるかはわかりませんが現状の方向性としては産業向けに加えてヒューマノイド方面も強化するかもしれないので面白そうだなぁと思っています。
フィジカルAI関連株 本命株 7012 川崎重工業

※2025年10月20日(月)追記
ロボットといえば川崎重工も外せない銘柄ですよね。
川崎重工も国内でいち早く産業用ロボットの生産・販売に乗り出した企業で、産業向けロボットで50年以上の歴史があります。
産業ロボットもですが、川崎重工は大阪万博で披露された四足歩行ロボット「Corleo(コルレオ)」を開発している点も面白いですよね。「Corleo(コルレオ)」は犬みたいな見た目でヒトが乗って悪路でも走行できるオフロードパーソナルモビリティ。モーターサイクル事業とロボット事業をもつ川崎重工だからこそ提案できる走破性、安定性らしいです。もちろんまだ開発段階ではありますけど、かなりワクワクするロボットですよね!これ!乗ってみたい!
あと、川崎重工はAIロボティクスソフトウェア開発の米ユニコーン企業「デクステリティ」と戦略的提携をしており、AIバンニングロボット「Mech(メック)」を共同開発した実績にも注目。「Mech」は物流施設でのトラックへの荷積みをAIによって自動化する世界初のロボット。川崎重工はメックのロボットアームの開発を担当したようです。
川重はロボット分野でも一線級の企業ですのでフィジカルAI分野でも注目。
ちなみに三菱重工も産業ロボットや原発向けロボット、災害向けロボットなどさまざまなロボットメカトロ製品群を手掛けているロボット銘柄なので、こちらも併せて注目しています。
フィジカルAI関連株 本命株 6433 ヒーハイスト

※2025年10月20日(月)追記
ロボティクス関連株の小型銘柄のヒーハイストも注目。
ヒーハイストはボールねじや直動ガイドといった精密機械を手掛ける部品メーカーですね。ミクロンレベルの超精密加工技術に強みがある銘柄で、精密さが求めらられるファクトリーオートメーション分野や工作機械向けで実績。また、ヒーハイストの“球面軸受”が2足ヒューマノイドロボット「WABIAN-2RIII」に採用されるなどロボット分野でも実績があります。
またヒーハイストは2025年10月02日に「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」に参画する旨を発表しています。
「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」とは日本のヒューマノイドロボット産業の再興を目指す新団体として早稲田大学、株式会社テムザック、株式会社村田製作所、SRE ホールディングス株式会社が設立した一般社団法人。ヒーハイストはヒューマノイドの「関節関係設計・量産」を担当する模様。
ヒーハイストは小型株なので値動き面白そう。
フィジカルAI関連株 本命株 6507 シンフォニアテクノロジー

※2025年10月20日(月)追記
シンフォニアテクノロジーは宇宙関連株としてもピックアップした銘柄ですね。
航空機用電源システムメーカーで、宇宙分野でもロケットの飛行制御機器や推力変更装置などを手掛けています。
シンフォニアテクノロジーは電気制御技術に強みがあり ロボティクス分野では物流業界にむけて「自律走行ロボット:Amua(アムア)」を開発中。こちらは導入する現場のマップをインプットして目的地と重電ポイントを設定すれば自動的に稼働する物流ロボットで、いちおう2025年の製品化を目指しているようです。
AI技術がどれほど使われているかはよくわからないけども自律走行するロボットってことでピックアップ。
フィジカルAI関連株 出遅れ株? 5885 ジーデップ・アドバンス

※2025年10月20日(月)追記
ジーデップ・アドバンスはAI向けのハードウェア・ソフトウェアの開発を手掛ける銘柄。
米エヌビディアのエリートパートナーとしても知られます。
ジーデップは2025年07月に、マクニカと共同企画のAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供を開始しています。「ROBODEV」はジーデップ・アドバンスが提供する高性能で動作検証済みのGPUワークステーションに、AIロボット開発に必要な環境構築をセミオートで行えるROBODEVインストーラーを実装しており、フィジカルAI開発向けのNVIDIAプラットフォーム「NVIDIA Isaac」や「NVIDIA Omniverse」などを簡単にセットアップが可能。
セットアップ後にはマクニカよりAIロボット開発導入支援に向けたハンズオンサポートを用意しておりNVIDIAプラットフォームの基本操作をレクチャーするもの。
要するにエヌビディアのフィジカルAI開発プラットフォームの導入を支援する銘柄って感じですね。
フィジカルAI関連株 出遅れ株? 202A 豆蔵

※2025年10月20日(月)追記
豆蔵もフィジカルAI関連株として追加でピックアップしておきます。
豆蔵は2020年6月にMBOにより上場廃止になった「3756 豆蔵ホールディングス」が組織再編を経て2024年6月にIPOした銘柄ですね。
もともとITコンサルやソフトウェア開発を手掛けていた豆蔵ですが、現在は「クラウドコンサル」「AIコンサル」「AIロボティクス」「モビリティ・オートメーション」の分野に注力しています。
AIロボティクス事業ってのは顧客のロボット開発のコンサル支援。豆蔵が培ってきた強みであるシステム工学、ソフトウェア工学に加え、ロボット工学やメカ、エレキの幅広い知識を活かし、ロボットシステム全体の試作開発、量産開発、アプリケーション開発のご支援およびコンサルティングが可能とのこと。
今って色んな企業が「生成AIを活用しなきゃ!」って感じなんでしょう?知らんけど。そんな感じで今後は「フィジカルAIやらなきゃ!」ってトレンドがくればロボット分野の開発コンサルは引く手あまた…かもですね。豆蔵は時価総額規模も軽いですし、引き続き注目。
フィジカルAI関連株 本命株 6941 山一電機

※2025年11月01日(土)追記
山一電機、フィジカルAI関連株としてピックアップしておきますね。
山一電機は半導体検査用ICソケットという電子部材で世界トップクラスのシェアを誇る企業で、他にもコネクタ製品群も手掛けています。
コネクタとは電気信号や電力をつなぐための部品のこと。
ロボットやフィジカルAI分野では、多数の配線・センサ・アクチュエータ・カメラ・通信モジュールなどが用いられそれぞれ「高速度・高信頼・高耐環境(振動・温度変動・ノイズ)」という条件が要求されます。山一電機のコネクタ製品は「高密度信号伝送」「車載対応」「高速通信(データセンターレベル)」「耐振動・耐熱設計」などの性能を備えているため、ロボット・フィジカルAI分野でも活躍が期待されています。
山一電機のコネクタ製品は現状では車載・通信・電子機器・産業機器向けに供給しており、半導体検査用ICソケット部門と並んで主要事業に位置付けられています。今後、コネクタ部門はロボット向けに需要を開拓できればなかなか面白いと思います。
山一電機もフィジカルAI関連株として注目しています。
フィジカルAI関連株 本命株? 6268 ナブテスコ

※2025年12月03日(水)追記
フィジカルAI関連株にナブテスコも追記しておきます。
ナブテスコは産業用ロボットや工作機械向けの「精密減速機」というもので世界シェアトップ(約60%)を誇る銘柄。精密減速機とは、ロボットアームなどの関節に用いられる部品でこれがないと世界の工場がストップするレベルの重要部品。
ロボットを駆動させるモーターは、基本的に高速で回ることが得意ですが「強い力を出す」ことは苦手。そこでモーターの回転数を減速する代わりに回転する力を何十倍、何百倍にも高める装置が必要。これが減速機です。ナブテスコの減速機はロボットアームを極めて精密に動作させることに長けており、ファナックや安川電機はもちろん世界中のロボットメーカーが顧客。フィジカルAI、ロボティクス分野でナブテスコの減速機は必要不可欠。
フィジカルAI関連株 本命株 6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ

※2025年12月03日(水)追記
これもロボティクス関連株としてピックアップした銘柄。
ハーモニック・ドライブ・システムズは「ハーモニックドライブ(波動歯車装置)」という小型軽量かつ高トルク・高精度が特徴の減速機を提供する会社です。
減速機といえばナブテスコを紹介したばかりですが、ハーモニックドライブがナブテスコの減速機と異なるのは“より細かい作業”をする部分に向いているって感じ。
ナブテスコの減速機が頑丈でハイパワーで強い力を出すことに特化しているのに対して、ハーモニックは小型で軽量、超精密な動作をするのに向いています。どちらが重要というものではなく住み分けができている技術でありロボティクス技術になくてはならないもの。
で、ハーモニックドライブも波動歯車装置の分野で世界シェアトップ。
フィジカルAI分野で期待されているのは「人型ロボット(ヒューマノイド)」です。人間と同じサイズ感が求められる関節には小型軽量なハーモニックの技術がドンピシャでハマるため、こちらもフィジカルAI関連株として注目します。
フィジカルAI関連株 本命株 4826 CIJ

※2025年12月03日(水)追記
ロボティクス関連株としてピックアップしたCIJですが、フィジカルAI関連株のこちらのページでも取り上げておきますね。
CIJはシステム開発を手掛ける銘柄で特に銀行など金融機関向けシステムの開発に強みをもつ銘柄ですが、AI・ロボティクス分野にも注力しておりロボット用ソフトウェアの受託開発も請け負っています。こちらも今後フィジカルAI分野での活躍の幅が広がりそうな銘柄dすね。
ちなみにCIJは自社で自律移動型サービスロボット「AYUDA(アユダ)」シリーズを展開するなどすでにヒューマノイドによるサービスを展開している点も注目。
AYUDAは身長は160cmと、人間に近い目線でコミュニケーションが可能なサービスロボットです。音声対話の受付や自律移動による道案内、顔認識による調査など様々なサービスで活躍します。こちらもフィジカルAI関連株として注目。
フィジカルAI関連株 出遅れ株? 6629 テクノホライゾン

※2025年12月03日(水)追記
テクノホライゾンも追記しておきます。こちらもロボティクス関連株の一覧で取り上げていた銘柄です。
テクノホライゾンは「映像・IT事業」と「ロボティクス事業」を中核とする企業。
映像・IT事業としては監視カメラや産業用カメラ、IoTシステムなどを手掛けていて、ロボティクス事業ではカメラ技術やモーター制御技術を強みにFA(ファクトリーオートメーション)関連のロボット制御機器の設計・製造・販売を手掛けています。
ロボットそのものを作っているわけではなくロボットの視覚機能を供給したりモーターを精密に動かすための制御装置を供給する会社って感じですね。こちらもフィジカルAI分野で活躍の幅が拡がりそうな銘柄。時価総額規模も小さいですし、値動きは爆発力がありそうです。
フィジカルAI関連株 出遅れ株? 4664 アール・エス・シー

※2025年12月03日(水)追記
警備サービス中堅のアール・エス・シーもフィジカルAI分野で注目されていますね。
アール・エス・シーは2025年11月14日(金)の大引け後に、ソフトバンクGの傘下ソフトバンクロボティクスとAI警備ソリューション分野で資本・業務提携契約を締結したと発表しています。
アール・エス・シー自体が高度なロボット開発技術を持っているわけではなく、あくまで警備の現場ノウハウを提供し、ソフトバンク側のロボットと組み合わせて次世代サービスを作るという立ち位置ですね。そのため技術力そのものへの過度な期待は禁物ですが「ソフトバンク」という強力なネームバリューにくわえ、RSCが時価総額規模が小粒であることから人気化の際は爆発力がある。
フィジカルAI関連株 まとめ
フィジカルAI関連株については取り急ぎ以上です。
また新たな銘柄とか、忘れてる銘柄とか出てくると思うのでそん時はまた追記しますね😋
それにしても生成AIの次はフィジカルAIかぁ!
リアルにロボットが自律的に動いて人間の暮らしを助けてくれるようになるとか本当に夢がありますね。本当に汎用型ヒューマノイドの実用化までいけば社会的インパクトも凄そう。エヌビディアをはじめ、ソフトバンクGとか日立とか、日本勢でも錚々たる企業が取り組んでるのはわくわくしますね!
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!
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