
こんにちは、かりんです🥰
最近「フィジカルAI」ってキーワードも良く目にするようになってきましたね。
2025年10月03日(金)、米エヌビディアと富士通が協業拡大を発表しました。この協業に産業ロボット世界大手の安川電機も加わって「フィジカルAI」を推進するみたい!
また10月08日(水)にはソフトバンクグループがスイスの重電大手ABBのロボット事業買収を発表。ソフトバンクGの孫正義会長は『ソフトバンクグループのフロンティアはフィジカルAI』とも述べています。
エヌビディアをはじめ名だたる世界的企業がこぞって社会実装を目指す「フィジカルAI」。
生成AIの次はフィジカルAIか!という流れですかね!
日本の株式市場でもフィジカルAIは一大テーマになりそう、ということで今回はフィジカルAI関連株について本命株・出遅れ株・一覧をまとめておきます。
フィジカルAI関連株とは

フィジカルAI関連株とは、米エヌビディアはじめ世界の名だたるハイテク企業がこぞって社会実装を目指す「フィジカルAI」に関連する技術・サービス・研究開発などを手掛ける銘柄の総称です。
『そもそもフィジカルAIってなんなん?』って人も多いと思うので、ザックリと説明しておきましょうか。
今までパソコンやスマホの中などデジタル空間で動いていたAIですが、今度は物理的な身体(センサー・カメラ・ロボット等)にAIを組み込んで自律的に動くようにしよう!という技術です。
真っ先に思い浮かぶのがやはりヒト型ロボット「ヒューマノイド」ですよね!
汎用性のあるヒューマノイドが自律的に動いて人間のありとあらゆる行動を手助けしてくれるようになったら、まさに未来って感じです。汎用型ヒューマノイド、夢があります。
まぁヒューマノイドよりも先に自動車だったり工場で働く産業ロボットだったり、が先に実用化されていくのだと思いますが、まぁいずれにせよデジタル空間だけではなく物理世界で実際にAIで機械を自律的に動かす技術全体のことを「フィジカルAI」と言います。
簡単に言えば「ロボティクス×AI」みたいな感じ。
ちなみに当ブログではすでに「ロボティクス関連株」のまとめ記事があります。
ロボティクス関連株のまとめページと一部被る部分がありますが、フィジカルAIはロボット技術を持った会社とAI技術を持った会社が協力して社会実装していく流れがメインストリームになりそうなので、どちらもチェックしておくと良いと思います!
あ、ちなみに当ブログでは基本的に日本株のみを取り上げていきます。
フィジカルAI関連株 一覧
コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(25.10.17時点) |
---|---|---|---|
9984 | ソフトバンクグループ | 「フィジカルAI」を次の成長フロンティアと位置づけスイスの重電大手ABBのロボット事業買収
米オープンAI・オラクルなどと米国で大規模なAIインフラ構築する5000億ドル規模の巨額投資「スターゲートプロジェクト」→今後フィジカルAI分野にも絡む可能性は高そう。 |
33,853,990百万円 |
6702 | 富士通 | 製造業やロボティクス向けにAIを業務にフル活用する「フルスタックAIインフラストラクチャ」の構築・提供についてエヌビディアと戦略的協業を拡大 | 7,646,532百万円 |
6506 | 安川電機 | 米エヌビディア・富士通の協業に加わり「フィジカルAI」の社会実装を目指す | 1,112,899百万円 |
6501 | 日立製作所 | NVIDIAと協業 フィジカルAIへの注力を表明 AIソリューション「HMAX」を軸に世界トップのフィジカルAIの使い手となることを目指す |
20,571,209百万円 |
6503 | 三菱電機 | 独自ノウハウ「ニューロフィジカルAI」を軸?にファクトリーオートメーション(FA)分野のフィジカルAI実装を目指す | 8,118,920百万円 |
6701 | NEC | 東京大学とフィジカルAI向け次世代ネットワークを構築 | 6,518,383百万円 |
7012 | 川崎重工業 | 自社製の四足歩行ロボット「Corleo(コルレオ)」の開発 AIロボティクスソフトウェア開発の米ユニコーン企業「デクステリティ」と戦略的提携 AIバンニングロボット「Mech」を共同開発 |
1,633,543百万円 |
7011 | 三菱重工業 | 産業ロボット 原発向けロボット 災害向けロボットなどさまざまなロボットメカトロ製品群を手掛ける フィジカルAI分野との親和性◎ | 14,472,949百万円 |
6954 | ファナック | FA(ファクトリーオートメーション)、産業ロボット大手 AI技術を組み込んだ産業ロボットも手掛ける |
4,372,589百万円 |
6433 | ヒーハイスト | ミクロンレベルの精密加工に強みのある円筒直動軸受メーカー 同社の球面軸受が2足ヒューマノイドロボットWABIAN-2RIIIに採用された実績 「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」に参画 |
4,504百万円 |
6507 | シンフォニアテクノロジー | 電気制御技術に強み 物流分野向けに自律走行ロボット「Amua(アムア)」開発中(2025年の製品化を目指す) | 305,636百万円 |
6941 | 山一電機 | 半導体検査用ソケットを手掛ける大手 コネクタソリューション事業がロボット向けでも期待か? |
80,006百万円 |
5885 | ジーデップ・アドバンス | NVIDIA認定エリートパートナー マクニカと共同企画のAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供 |
16,228百万円 |
3132 | マクニカホールディングス | NVIDIA国内正規代理店 ジーデップ・アドバンスと共同企画のAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供 |
368,620百万円 |
フィジカルAI関連株 本命株・出遅れ株
それではフィジカルAI関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね!この項目は個人的な主観コミコミなので参考程度にお願いします😋
フィジカルAI関連株 本命株 9984 ソフトバンクグループ

フィジカルAI関連株の本命株はやはりソフトバンクグループですかね!
ソフトバンクグループの孫正義会長は、「ソフトバンクグループの次のフロンティアは『フィジカルAI』です」と述べており明確にフィジカルAI分野に注力することを表明しています。
フィジカルAIへの足掛かりとして2025年10月8日付けでスイスの重電大手「ABB」のロボット事業を買収することで最終的な契約を締結を発表しています。この買収は「ソフトバンクGのAIロボット事業を飛躍的に強化するもの」らしい。
またソフトバンクグループは、米オープンAIやオラクルと米国で大規模なAIインフラ構築する5000億ドル規模の巨額投資「スターゲートプロジェクト」に取り組んでいることでも知られますが、スターゲートプロジェクトもゆくゆくはフィジカルAI分野に絡んでいく可能性がかなり高いのでは?と思います。
いずれにしてもソフトバンクGはAI分野・ロボティクス分野に全力で投資している代表的な日本株。フィジカルAI分野でも本命級として注目しています。
フィジカルAI関連株 本命株 6501 日立製作所

日立製作所もフィジカルAI関連株の本命株として注目。日立も明確に「世界トップのフィジカルAIの使い手となることを目指す」と表明している企業です。
日立のフィジカルAI分野の軸となるのが、日立の鉄道システム事業を担う日立レールのデジタルアセットマネジメントプラットフォーム「HMAX」ですね。
HMAXは鉄道車両や産業機器などに搭載されたセンサーからリアルタイムデータを収集し、膨大なデータをAIで高速に分析・処理するというもの。鉄道向けのAIプラットフォームですが、これを産業用途へも展開する戦略のようです。
日立製作所は社会インフラをITと制御技術の両面で支えてきた経験も強みですし、米エヌビディアのグローバルシステムインテグレータープログラムに参画するなど、エヌビディアとAI分野で協業を拡大している点も注目です。
フィジカルAI関連株 本命株 6702 富士通

富士通もフィジカルAI関連株の中核的銘柄としてピックアップ。
2025年10月03日(金)、富士通はエヌビディアと製造業やロボティクス向けなどの産業向けにAIを業務にフル活用する「フルスタックAIインフラストラクチャ」の構築・提供について戦略的協業を拡大することで合意と発表しています。
フルスタックAIインフラストラクチャとはAIモデルの開発・学習・推論を行うために必要なハードウェア層(GPU、CPU、ネットワーク)からソフトウェア層(ドライバ、ミドルウェア、AIフレームワーク)までを一体で最適化したシステム構成のこと。
従来のAIシステムは「GPUメーカー」「ソフトウェアベンダー」「クラウド事業者」がバラバラに構築していたっぽいですが、生成AIや産業向けAIなどの大規模なAIシステムでは全層を統合的に最適化しないと性能が出ないため、フルスタック(=すべての層を自社で設計・統合)の方向に進んでいます。
富士通とエヌビディアの協業拡大第一弾として、産業ロボット大手の「安川電機」と連携してフィジカルAIの社会実装を目指す、としています。
エヌビと組んで「フルスタックAIインフラ基盤を構築」するわけなので、日本株だと富士通は中心的な存在と言えそうですね。
フィジカルAI関連株 本命株 6506 安川電機

安川電機もフィジカルAI分野の重要なプレーヤーとしてピックアップ。
安川電機は世界4大ロボットメーカーの一社。ちなみに世界4大ロボット企業には日本勢からはファナックと安川電機の2社が入っています
前述の通り、富士通とエヌビディアの戦略的協業拡大の第一弾として安川電機が連携してフィジカルAIの社会実装を目指す、としています。
エヌビディア×富士通の「フルスタックAIインフラストラクチャ」の構築に絡んで、フィジカルAIの物理的な本体を担うことになりそうな銘柄。こちらもフィジカルAIの本命株として注目しています。
フィジカルAI関連株 本命株 6954 ファナック
続きは後日追記予定!ちょっと待ってね。
フィジカルAI関連株 本命株 6503 三菱電機
続きは後日追記予定!ちょっと待ってね。
フィジカルAI関連株 本命株 7012 川崎重工業
続きは後日追記予定!ちょっと待ってね。
フィジカルAI関連株 本命株 6433 ヒーハイスト
続きは後日追記予定!ちょっと待ってね。
フィジカルAI関連株 本命株 6507 シンフォニアテクノロジー
続きは後日追記予定!ちょっと待ってね。
フィジカルAI関連株 出遅れ株? 5885 ジーデップ・アドバンス
続きは後日追記予定!ちょっと待ってね。
フィジカルAI関連株 まとめ
ちょっともう疲れちゃったからとりあえず途中まで!
残りは時間ある時にまた追記する予定です。
それにしても生成AIの次はフィジカルAIかぁ!
リアルにロボットが自律的に動いて人間の暮らしを助けてくれるようになるとか本当に夢がありますね。本当に汎用型ヒューマノイドの実用化までいけば社会的インパクトも凄そう。エヌビディアをはじめ、ソフトバンクGとか日立とか、日本勢でも錚々たる企業が取り組んでるのはわくわくしますね!
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!
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