どーも、かりんです♪
今日05/01(金)はゴールデンウィーク前の最後のザラ場でしたが、前日の上昇相場から一転して今日は全体相場かなり下がっちゃいました。日経平均株価でいえば、昨日上げた分以上に戻しちゃいましたね。
5月に入った途端の下げ相場。これがセルインメイってやつなんでしょうか。昨日上げた反動ってことである程度は仕方ないかもしれないですけどね。
ただ全体相場は下落基調ですけど、強い銘柄・強いテーマ株はあります。
個人的にはやっぱりコロナウイルス関連株(バイオ系)が強いと思います。特に新型コロナウイルスに関連する材料を発表している銘柄やコロナ関連の思惑が働いている銘柄は根強い買いが入っている印象ですね♪
やっぱりまだまだコロナ禍真っ最中のコロナ相場ということです。
コロナウイルス関連株とは
コロナウイルス関連株とは、その名の通り2020年に世界規模で猛威を振るっている新型コロナウイルスに関連する銘柄の総称です。
主に新型コロナウイルスに有効なワクチンや治療薬の開発を手掛ける銘柄が本命株と言えると思います。ただ新型コロナウイルスは世界規模で大きな経済ダメージを与えていて影響も多岐にわたるので、ワクチンや治療薬を手掛ける企業以外にも、たくさんの関連株があります。
例えばマスクや消毒液を手掛ける企業もコロナ関連銘柄と言えますし、遠隔医療サービスを手掛ける銘柄もコロナ関連銘柄です。他にも、デリバリー関連サービスや巣ごもり系サービスを手掛ける企業も新型コロナ関連株です。
他にもたくさんありますが、ぜんぶ紹介していたらキリがないので今回の記事では「コロナ関連株の特に本命」と目される、コロナ関連材料が出ているバイオ関連株をピックアップしていきますね!
コロナウイルス関連株(バイオ系) 4563 アンジェス
コロナ関連材料のバイオ株といえばやっぱりアンジェスですね。某ちゃんねるでも大人気のコロナ関連株です。
アンジェス大阪大医学部「森下竜一」教授創業の創訳ベンチャーで遺伝子治療薬を開発しているバイオ関連株で、新型コロナウイルス関連株としては大阪大学などと共同で新型コロナウイルス向けDNAワクチンを開発している点が注目ポイント。
このアンジェスと大阪大学が共同で進めている新型コロナウイルス向けのDNAワクチンの開発にはのちのち、たくさんのバイオ関連企業が参画を表明していてそのたびに参画を発表した銘柄の株価が上がっています。
今のところ、アンジェスは日本におけるコロナワクチン開発の本命株と言えるのではないでしょうか。引き続き注目したいコロナ関連銘柄ですね!
コロナウイルス関連株(バイオ系) 2395 新日本科学
新日本科学もコロナ関連銘柄とみられるバイオ株ですね!新日本科学は非臨床試験受託の最大手企業。(ちなみに非臨床試験だけでなく臨床試験も手掛けてます)
新日本化学は04/21(火)の大引け後にアンジェス・阪大が進めている新型コロナウイルスのDNAワクチンの共同開発に医薬品開発支援期間(CRO)として参画すると発表。具体的には、このDNAワクチンの安全性などの懸賞を含む非臨床試験を担当して、最速で臨床試験が行われるようにサポートする役目ですね。
アンジェスほど本命ではないかもしれませんが、新日本科学も注目のコロナ関連銘柄です。
コロナウイルス関連株(バイオ系) 2395 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズって長いですね。HMTと略します。HMTは代謝成分の網羅的解析技術をもっていて創薬分野の研究開発を支援する企業です。
HMTも04/27((月)の大引け後に、「アンジェスと阪大が共同開発する新型コロナのDNAワクチン開発」に参画すると発表した銘柄ですね!HMTは自社で保有するメタボロミクスを用いたバイオマーカー探索研究分野で開発を支援するみたいです。
この材料発表後にHMTは連日ストップ高。HMTは時価総額規模も小粒なので値動きが軽いから株価へのインパクトが大きいです。こちらも引き続き注目。
コロナウイルス関連株(AI関連) 4722 フューチャー
まず、フューチャーはバイオ関連株ではありません。フューチャーは企業のシステム開発・コンサルなどをメインに手掛ける企業で、人工知能(AI)などの技術も保有している会社です。
フューチャーも04/30(木)に「アンジェスと阪大の新型コロナウイルス向けのDNAワクチン開発」に参画すると発表した銘柄です。
フューチャーは自社のもつディープラーニング(深層学習)を用いた抗体誘導ペプチド推定人工知能(AI)によって、抗原配列などの最適かつ効率的な設計に貢献するとのこと。
なんか材料が難しいですけど、要はAIを使ってDNAワクチンの開発スピード向上を支援します!ってことだと思います。
フューチャーはコロナ関連株としてはノーマークだったので面白いと思います。引き続き注目したい銘柄♪
コロナウイルス関連株(バイオ系) 4974 タカラバイオ
タカラバイオも有名なバイオ関連銘柄ですね。タカラバイオは遺伝子研究試薬・再生医療研究用試薬などを手掛ける企業です。
タカラバイオは04/30(木)に迅速で簡便な新型コロナウイルス検出PCRキットを05/01(金)より発売すると発表しています。
このタカラバイオのPCR検査キットは、自社のPCR技術を採用することによってトータルの検査時間を1時間以下に短縮できるみたいです。従来よりも検査時間を半分以下にできるみたいなので、有用ですね。
このPCR検査キットは現段階では研究用とのことですが、今後は医薬品医療機器等法に基づく体外診断用医薬品として承認取得を目指す計画です。
PCR検査をたくさんして逆に医療崩壊してしまう、という可能性に一抹の不安もありますが、トレーダーの観点からみれば好材料ですね。タカラバイオは時価総額規模がちょっと大きめなので、少し値動きは重めですが引き続き注目です。
コロナウイルス関連株(バイオ系) 2191 テラ
テラもコロナ関連株として絶賛急騰中の銘柄ですね。テラは東京大学医科学研究所初の創薬ベンチャーで樹状細胞ワクチンによるがん免疫細胞療法の再生医療製品化を目指している企業。
テラは04/27(月)の大引け後に、東京中央区の非上場企業「セネジェニックス・ジャパン」と新型コロナウイルス感染症に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の開発で共同研究契約を締結し、新薬開発事業を開始すると発表しています。
テラは臨床試験の費用を負担し、また臨床試験データをもとに治療薬を開発するとのこと。この共同研究でできた治療薬に関する知的財産権はテラに帰属するようです。
まさにコロナ関連銘柄のど真ん中銘柄ですね。
しかもテラはアンジェスよりもまだまだ時価総額規模が小粒なので、株価へのインパクトも大きそう。引き続き注目したいコロナ関連株の本命ですね。
コロナウイルス関連株(バイオ系) 2372 アイロムグループ
アイロムグループもコロナ関連銘柄として株価を伸ばした銘柄です。アイロムグループは先端医療事業、SMO事業、CRO事業、メディカルサポート事業の4つの事業に取り組んでいる企業です。
注目なのはアイロムグループの100%子会社「IDファーマ」が02/06(木)の大引け後に中国の復旦大学附属上海公衆衛生臨床センターと共同で、新型コロナウイルスに対する新しいワクチンを開発することで合意したと発表している点ですね。アイロムグループはけっこう早い段階でコロナ関連株として注目されています。
さらに3月23(月)には、このコロナワクチンの開発を進めるために必要な文部科学省への申請が承認されたと発表し、05/01(金)には国立感染症研究所との新型コロナウイルスに対する新規ワクチンの共同研究開発に関して研究開発を進めるために必要な文部科学省への第2種使用等拡散防止措置確認申請を行ったと発表。
とにかくぞくぞくとワクチン開発の進展情報が出てきているってことですね。
アイロムグループもそこまで時価総額規模も大きくないし、値動き的にも面白いので引き続き注目したいです。
コロナウイルス関連株(バイオ系) 6190 フェニックスバイオ
フェニックスバイオは当記事執筆時点(05/01)では、おそらく正式なコロナ関連材料は出ていないと思います。ただ、コロナ関連の思惑で株価が上がっているバイオ株と思われます。
フェニックスバイオは人間と同じ肝機能をもつマウスを使った薬効試験を手掛ける会社です。製薬会社向けにマウスの販売などもしていますね。
新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発・臨床試験などの段階でフェニックスバイオの手掛けるヒトと同じ肝機能をもつマウスも需要が高まるんじゃないか?という思惑で一気に買われたのだと思います。
株は未来を織り込むものですから、こういう思惑だけで買われることもたくさんあるから面白いですね。個人的にもフェニックスバイオは割と注目しています♪
まとめ
と、いうことで今回のバイオ系のコロナ関連銘柄についての記事は以上です♪
ゴールデンウィーク明けもすぐに新型コロナウイルスの感染が収まるってことはないと思いますので、やっぱり株式市場でもまだコロナ相場が続くと思います。引き続きコロナ関連の材料株には注目していこうかなと思います!
それでは皆さん、良いゴールデンウィークを!
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