金(ゴールド)関連株 本命株・出遅れ株 一覧

    ゴールド関連株

    ※この記事は2026年08月20日(木)に全面リニューアルしました。

    こんにちは、かりんです🥰
    こちらの記事はもともと2022年02月に投稿した記事でしたが、だいぶ古くなっていましたので全面リニューアルします!

    世界的なインフレの長期化や地政学リスクの緊迫化、米国の金融政策の転換などを背景に、金(ゴールド)価格が歴史的な最高値圏で推移し大きな注目を集めていますね。

    昔から「有事の金買い」という言葉がある通り、戦争や国際情勢の不安定化などのリスク局面では、安全資産とされる金に資金が集中しやすい傾向があります。さらに近年は、各国の中央銀行による積極的な金買いや、インフレヘッジ(資産防衛)としての需要も相場を押し上げる大きな要因となっています

    ただし、最近のマーケットは少し複雑で、地政学リスクで原油が急騰した際に「他市場の追証・損失を埋めるための現金化売り」「インフレ再燃・金利高止まりへの警戒」から、一時的に金が売られるといった現象も見られます。単純に「有事=即金買い」と決めつけず、資金の流れや金利動向を冷静に見極める視点も大切ですね。

    とはいえ、中長期的な実物資産としての価値や高値圏での推移は、金鉱山を持つ資源企業、電子スクラップから金を回収する「都市鉱山(リサイクル)」企業、製錬メーカーなどの業績にとって強い追い風となります。

    今回は、株式市場でチェックしておきたい金(ゴールド)関連株本命株出遅れ株について分かりやすくまとめておきますね。

    金(ゴールド)関連株とは

    金(ゴールド)

    金(ゴールド)関連株とは金価格が上昇することで恩恵を受ける銘柄の総称ですね。

    金(ゴールド)は素材そのものに希少価値があり、宝飾品としてはもちろん、スマホやパソコンなどの電子部品に欠かせない工業製品の素材としても安定した需要があります。国や中央銀行が発行する紙幣と違って「発行元の破綻リスク」がなく、現物そのものに価値が付いているため無国籍通貨とも呼ばれています。ゴールドは現金や主要先進国の国債と並んで「安全資産の代表格」としても知られます。

    先ほども触れたように、ウクライナや中東情勢の長期化、世界的なインフレ懸念などを背景に金価格は歴史的な高値水準にあります。

    金価格が高く推移すれば、鉱山で金を採掘する企業や、廃棄された電子部品から金を回収・精製するリサイクル企業(都市鉱山)の利益率がダイレクトに跳ね上がります。特に金鉱山系の銘柄は、ゴールドそのものよりも値動きのボラティリティが高いケースもあります。金価格が大きく動くときは、株式市場でも「金(ゴールド)関連株」が強力な投資テーマとして度々注目されています。

    投資の世界における「金・銀・銅」の役割と違い

    金・銀・銅

    「金・銀・銅」はどれも株式市場で大注目のテーマですが、それぞれ価格が動く要因や、実社会での使われ方に明確な違いがあります。ざっくりとそれぞれの特徴を整理しておきますね!

    金(ゴールド):資産防衛・究極の安全資産
    インフレや戦争などの地政学リスクが高まった時に買われる「有事の金」。ハイテク部品の素材として工業用需要もありますが、主に投資用や宝飾品としての需要がメインで景気悪化時に強さを発揮するディフェンシブな顔を持っています。
    銀(シルバー):ハイテク・次世代産業の要
    銀は金のような「貴金属」の顔を持ちつつ、産業用需要が約6割を占めるハイブリッド金属。すべての金属で最高の導電率(電気の通しやすさ)を持ち、AIサーバーや太陽光パネルなど最先端のハイテク技術に必要不可欠な素材です。AIインフラ需要の高まりや脱炭素社会に向けた流れが銀価格に影響を与える要因のひとつとなっています。

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    銅(カッパー):インフラ・世界経済のバロメーター
    銀に次いで高い導電率を誇り、耐食性も高く柔らかく加工が容易、なおかつ銀よりも安価である銅は「ドクター・カッパー」の異名を持ち、世界経済の景気動向に最も敏感に反応するベースメタル(産業の基礎素材)です。EVやデータセンター増設など、世界的な「インフラ投資・電化社会の進展」によって今後も銅の需要は拡大が見込まれています。

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    非鉄金属系銘柄など金・銀・銅それぞれに重複して関連する銘柄も多いです。当ブログでは金(ゴールド)関連株だけでなく、銀(シルバー)・銅(カッパー)関連株もそれぞれまとめていますので、併せてチェックしておくことをおすすめします!

    金(ゴールド)関連株 一覧

    金(ゴールド)関連株リスト
    コード 銘柄名 特徴 時価総額(26.08.20時点)
    5713 住友金属鉱山 国内最大の金鉱山「菱刈鉱山」の権益を100%保有 3,091,353百万円
    5711 三菱マテリアル 「三菱の金」ブランドを展開 製錬・金地金販売・都市鉱山も手掛ける 702,812百万円
    5706 三井金属 非鉄製錬の大手。亜鉛・銅製錬の副産物として金を回収 1,640,501百万円
    5714 DOWAHD 製錬・環境事業を展開 海外鉱山権益と都市鉱山の両輪 606,812百万円
    5857 AREHD 貴金属リサイクルで国内トップクラス 宝飾品や産業廃棄物から貴金属を回収する都市鉱山関連株 326,135百万円
    7456 松田産業 貴金属リサイクルと食品原材料販売が主軸 都市鉱山関連株 178,942百万円
    5698 エンビプロHD 総合リサイクル企業 電子機器等からの貴金属回収も手掛ける都市鉱山関連株 24,769百万円
    5724 アサカ理研 電子基板等の貴金属リサイクルを専門とする都市鉱山関連株 14,431百万円
    5715 古河機械金属 削岩機などの機械が主力だが製錬部門で金・銀も手掛ける 133,600百万円
    3036 アルコニックス 非鉄金属・レアメタルの専門商社 リサイクル分野も強化中 103,433百万円
    1515 日鉄鉱業 銅鉱山権益が主力だが副産物として金・銀も産出 281,600百万円
    8746 unbanked 金地金販売などを手掛ける 2020年に不正会計発覚で金先物取引を譲渡 1,856百万円
    1491 中外鉱業 貴金属リサイクルと地金販売を手掛ける 10,243百万円
    8742 小林洋行 傘下に商品先物取引「フジトミ証券」を擁する 6,993百万円
    8747 豊トラスティ証券 金を中心とする商品先物取引や証券業務を展開 19,779百万円

    金関連ETF

    個別銘柄だけでなくシンプルに金価格に連動するETFもリストにしておきますね。

    金関連ETFリスト
    コード 銘柄名 特徴
    1326 SPDRゴールド・シェア 世界最大級の金ETF「SPDRゴールドシェア」に連動(信託報酬:年率0.44%)
    1328 (NEXT FUNDS)金価格連動型上場投信 金価格に連動するETF(信託報酬:年率0.176%)
    1672 WisdomTree 金上場投信 金現物価格に連動するETF(信託報酬:年率0.429%)
    1540 純金上場信託(現物国内保管型) 国内保管の金現物に裏付けられたETF(信託報酬:年率0.539%)
    2036 NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN 日経・JPX金指数の変動率の「2倍」に連動(信託報酬:年率0.8%)

    金(ゴールド)関連株 本命株・出遅れ株

    それでは金(ゴールド)関連株本命株出遅れ株をピックアップしていきますね。個人的な主観を含んだ内容なので参考程度にお願いします😋

    金(ゴールド)関連株 本命株 1328 (NEXT FUNDS)金価格連動型上場投信

    1328(NEXT FUNDS)金価格連動型上場投信
    1328 (NEXT FUNDS)金価格連動型上場投信

    まずは王道のETFからピックアップします。「金関連株」と言いつつ個別株ではなくETFですが、金価格の上昇をダイレクトに狙うなら、価格に連動するETFが一番シンプルです。

    NEXT FUNDS金価格連動型上場投信は、国内の金現物価格(グラムあたりの円建て価格)に連動することを目指すETFです。個別株のように「企業の業績悪化」や「不祥事」といった固有のリスクを気にすることなく、純粋にゴールドの価格に連動するETFなので、非常にシンプルですね。金価格に連動するETFは他にもたくさんありますが、信託報酬も年率0.176%以内と低めに設定されていますし出来高も比較的あるほうですから、長期的な資産防衛やインフレヘッジとして、ポートフォリオのベースに組み込んでおいても良いETFだと思います。

    金(ゴールド)関連株 本命株 2036 NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN

    2036NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN
    2036 NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN

    続いてこちらも金価格に連動する銘柄ですが、ダブルブルですからちょっと上級者・短期トレード向けの銘柄です。

    「日経・JPX金指数」の変動率の2倍(ダブル・ブル)に連動するように設計されているETN(裏付け資産がない指標連動証券)ですね。つまり、金相場が上がれば2倍のスピードで儲かり、下がれば2倍のスピードで損をするハイリスク・ハイリターンな設計になっています。

    ボラティリティが非常に大きいため、地政学リスクの高まりなどで「今まさに金が急騰している!」という初動の局面に、短期資金を集中させて値幅をサクッと抜くようなトレードに向いていますが、こうしたレバレッジ型(ブルベア型)の商品は、相場がもみ合っているだけでも価格が徐々に目減りしていく特性があり、長期保有には向かない点だけは注意しておきましょう。リスクを理解して取り組むべき銘柄ですね。

    金(ゴールド)関連株 本命株 5713 住友金属鉱山

    5713住友金属鉱山
    5713 住友金属鉱山

    個別株で金(ゴールド)関連株といえば、住友金属鉱山が大本命といえると思います。

    同社は資源開発や非鉄金属の製錬を手掛ける大手ですが、金関連株として本命たるゆえんは、鹿児島県にある国内最大の金鉱山「菱刈鉱山」の権益を100%自社で保有し、操業している点にあります。この菱刈鉱山は、世界の主要な金鉱山と比べても極めて高い「金品位(鉱石に含まれる金の割合)」を誇る優良鉱山として世界的にも有名です。

    一般的な製錬会社やリサイクル企業とは違い、自社で金鉱山から直接金を掘り出している銘柄である点は大きな強み。上流工程を握っているため、金価格の上昇がダイレクトに鉱山部門の利益拡大に直結します。金の採掘にかかるコストは基本的に一定なので、金価格が上がれば上がった分だけ利益が跳ね上がる事業構造なわけですね。

    時価総額も大きく流動性も高いため、国内外の機関投資家も「日本の金・銀・銅関連株」として真っ先に資金を入れてきやすい銘柄です。個別株で金(ゴールド)関連株といえば、住友金属鉱山が王道と言えます。

    金(ゴールド)関連株 本命株 5711 三菱マテリアル

    5711三菱マテリアル
    5711 三菱マテリアル

    住友金属鉱山と並んで、大型の金(ゴールド)関連株として注目しておきたいのが三菱マテリアルです。

    同社は銅などの非鉄金属製錬を手掛ける大手メーカーですが、直島製錬所などで銅を製錬する際の副産物として金や銀などを生産しています。また、廃棄された電子基板などから貴金属を回収する都市鉱山事業(リサイクル事業)でも世界トップクラスの処理能力を持っています。

    そして三菱マテリアルといえば、個人投資家にも馴染み深いのが「三菱の金」ブランドですね。独自の直営店などで金地金(インゴット)や金貨の販売、さらに金・プラチナ・銀の「積立購入サービス」なども提供しています。インフレヘッジなどの目的で「現物資産としてのゴールド需要」が高まることは、同社のビジネスにとってダイレクトな追い風となります。

    非鉄セクターの大型株として流動性も十分ですし、製錬・リサイクル・地金販売と幅広くゴールドビジネスを展開しているため、こちらも金関連の中核的銘柄として外せない一角です。

    金(ゴールド)関連株 本命株 5714 DOWAHD

    5714DOWAHD
    5714 DOWAHD

    DOWAホールディングスは、環境・リサイクル事業や非鉄金属の製錬などを手掛ける企業です。
    同社はメキシコに複数の優良な鉱山権益(ティサパ鉱山など)を自社グループで保有しており、銅や亜鉛を採掘する際の副産物として金・銀を安定的に産出しているのが強みです。

    また、不要になった電子機器などから金をはじめとする貴金属を回収する都市鉱山事業でもパイオニア的な存在です。海外の鉱山権益からの産出と、国内でのリサイクルという両輪で金価格上昇の恩恵を受けられる銘柄ですね。

    金(ゴールド)関連株 本命株 5857 AREHD

    5857AREHD
    5857 AREHD

    旧アサヒホールディングスから社名変更したAREホールディングスも金(ゴールド)関連株として注目。

    同社は貴金属リサイクルにおいて国内トップクラスの規模を誇る企業ですね。宝飾品や歯科材料、プリント基板などのさまざまな廃棄物から、金・銀・プラチナなどの貴金属を回収・精製して販売する事業を主力としています。

    採掘コストや地政学リスクを伴う海外鉱山系の銘柄とは異なり、国内に豊富に眠る「都市鉱山」から安定的に金を回収し続けることができるのが大きな強みです。都市鉱山事業も貴金属の回収コストは基本的に変わらないですし、回収した貴金属の販売価格は市場価格に連動するため、金価格の高騰がダイレクトに利益を押し上げる構造です。

    都市鉱山事業で国内トップクラスのAREHDも金関連株の中核的銘柄と言えると思います。

    金(ゴールド)関連株 本命株 5724 アサカ理研

    5724アサカ理研
    5724 アサカ理研

    アサカ理研も都市鉱山系のゴールド関連銘柄ですね。
    同社はプリント基板などの電子部品スクラップから金や貴金属を回収する事業を手掛けています。

    特徴としては、やはり時価総額が比較的小さく「値動きが軽い」という点ですね。金相場が急騰して関連株に資金が向かう際、短期資金が集中して株価が動きやすい傾向があります。また金だけでなく、銀や銅、レアメタルやレアアースも都市鉱山事業で回収しているため、そういった材料でも動きやすい一面も。

    大型株でドッシリ腰を据えて投資するような安定感は薄いですが、リサイクル系の小型株として短期~中期で値幅を狙いたい場合は面白い銘柄と言えそうです。

    金(ゴールド)関連株 出遅れ株? 7456 松田産業

    7456松田産業
    7456 松田産業

    松田産業も、電子部品スクラップなどから貴金属を回収する都市鉱山事業を手掛ける銘柄です。
    ただ松田産業はリサイクル事業とは別に「食品原材料販売」も軸のひとつとしており、非鉄・貴金属関連事業と食品事業が両輪となっています。時価総額規模もアサカ理研などの小型株と比べると大きめですから、金価格だけによる株価へのインパクトは比較的マイルドになりがちですね。

    金(ゴールド)関連株 出遅れ株? 8747 豊トラスティ証券

    8747豊トラスティ証券
    8747 豊トラスティ証券

    豊トラスティ証券は、金を直接掘ったりリサイクルしたりする企業ではなく、金(ゴールド)を中心とした商品先物取引や証券業務を手掛ける企業です。

    金価格の上昇そのものでダイレクトに自社の資産価値が爆増するというより「金相場が盛り上がって個人投資家などの取引が活発になる」ことで手数料収入が増えるなど恩恵を受ける銘柄ですね。

    金価格が急騰してニュースなどで大きく取り上げられるようになると、業績への期待が高まりやすい銘柄と言えます。

    金(ゴールド)関連株 出遅れ株? 1491 中外鉱業

    1491中外鉱業
    1491 中外鉱業

    中外鉱業は貴金属のリサイクルや地金の販売などを手掛ける企業です。事業内容としてはしっかり金(ゴールド)関連なのですが、特徴はやはり株価が数十円台という「超低位株(ボロ株)」である点です。

    もともと数十円台で株価が推移する低位株(ボロ株)だった銘柄ですが、2025年10月に20→1株の株式併合を行ったことでパッと見だとボロ株っぽくみえなくなっていますね。まぁでももともと20分の1の株価だったわけなので普通にボロ株ですし、時価総額規模が小さい銘柄なので金相場が盛り上がり、テーマ全体に資金が向かうと、短期の投機マネーが集中しやすい特徴があります。

    ファンダメンタルズうんぬんよりも「短期のマネーゲーム」になりやすい銘柄なので、リスクは高めですが特徴を理解したうえで大穴株として注目するのはありかもです。

    金(ゴールド)関連株 まとめ

    金(ゴールド)関連株については取り急ぎ以上です。

    2026年は金相場も乱高下が激しいですが、依然として歴史的な高値圏にありますし魅力的な投資テーマのひとつです。地政学リスクや米国の金利動向などによっては、一時的に大きく調整するリスクももちろんありますが、中長期的な「資産防衛・インフレヘッジ」としてのゴールドの価値は今後も揺るがないと思いますので、引き続きゴールドは定期的にチェックしていくべきですね。

    他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

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