空き家対策関連株　本命株・出遅れ株　一覧

※この記事は最後に2024年04月30日(火)に追記編集しました。

こんにちは、かりんです🥰

2022年10月22日、国土交通省が「空き家の再生利用に向けた対策の強化に乗り出す」と報じられました。10月25日には空き家や古いマンションが増えていることについて、有識者委員会を設けて検討を始めるとも報じられていましたね。

日本は人口の減少や少子高齢化が進んでいて、全国の空き家は849万戸に上り、今後はさらに増加すると見込まれています。

空き家が増えると犯罪や災害が増加する可能性もあるため、空き家対策は日本が抱える喫緊の課題と言えます。国土交通省が空き家対策の強化を検討しているということなので、株式市場でも空き家対策関連株に注目してみます。

このページでは空き家対策関連株の本命株・出遅れ株　一覧をまとめておきますね😘

※2024年04月30日(火)追記

2024年04月30日(火)、総務省が発表した2023年10月1日現在の住宅・土地統計調査結果（速報値）によると全国の空き家数は900万戸。前回の2018年から51万戸も空き家がふえ過去最多を更新した格好となります。総住宅数は世帯数の増加により261万戸増え6502万戸に。このうち空き家が占める割合は13．8％となりいずれも過去最高となりました。

また、空き家のうち賃貸用や売却用、別荘などに該当せず、使用目的のない物件は前回から37万戸増え385万戸とのこと。使用目的のない物件が空き家全体に占める割合は42．8％で、03年(32．1％)から拡大が続いています。今後、空き家対策はさらに社会的な重要度が増しそうですね。

空き家対策関連株とは

空き家対策関連株とは、全国各地で増加傾向にある空き家の利活用する事業を手掛ける銘柄の総称です。

日本は少子高齢化で人口も減少中真っただ中なので、普通に空き家は今後も増えていくと思います。家は人が住んでいないとなぜか急速に劣化していきますし、一戸建て住宅などはあまりに放置していると倒壊の危険などもある模様。また空き家が増えたエリアは犯罪なども増えるらしいですし、空き家対策は日本の抱える大きな課題です。

その反面、空き家は適切に管理して運用することができれば立派な資産になります。つまり現状849万戸もの遊休資産が眠っているってわけですね。※2024年4月発表時点で900万戸

具体的な空き家対策としては、まぁリノベーションして売るとかリノベーションして民泊物件として再生とか、リノベーションして賃貸物件に再生とか、更地にして駐車場とするとか…まぁいろいろな活用方法がありますが基本はリノベーションして販売・賃貸・民泊とかが主流なんじゃないかと思います。

国交省が主導して空き家対策に力を入れることになれば、関連株は面白いかも…？とは思いつつも、人口が増えない限りはどうしようもないのでは？とも思うので、あまり期待しすぎず一応チェックしておくくらいの気持ちでおります😙

空き家対策関連株　一覧

空き家対策関連株　本命株・出遅れ株

それでは空き家対策関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしておきますね！個人的な主観を含むので参考程度にご覧ください😘

空き家対策関連株　本命株　2120 ＬＩＦＵＬＬ

空き家対策関連株の本命銘柄としてＬＩＦＵＬＬに注目。ＬＩＦＵＬＬは総合不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」を運営する銘柄です。空き家対策事業としては全国の地方自治体が管理する空き家・空き地の情報を集めたサイト「LIFULL HOME’S空き家バンク」も運営しています。

空き家対策関連銘柄としては中核銘柄なのではないかと思います。時価総額的に小型株とまではいえないかなという規模なので中期スタンスくらいが前提になりそう。

空き家対策関連株　本命株　8919 カチタス

カチタスも空き家対策関連株として注目。カチタスは地方をメインに中古戸建てを買い取り再生して販売する中古物件再生事業を全国展開する銘柄。ニトリが出資している持ち分法適用会社です。

空き家対策関連株　本命株　8876 リログループ

リログループは企業福利厚生のアウトソーシングを手掛ける企業。海外赴任者や国内転勤者の留守宅を賃貸物件として管理する留守宅管理サービス(リロケーションサービス)もやっているほか「空き家再生サービス」も手掛けています。こちらも空き家対策関連株として注目。

空き家対策関連株　本命株　3491 ＧＡ　ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ

不動産総合プラットフォーム「リノシー」を運営するＧＡ　ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ。不動産ＤＸ銘柄としても注目ですが、空き家対策に特化したリノベーションサービスも提供しているので、一応空き家対策銘柄としても注目。

空き家対策関連株　本命株　　3496 アズーム

アズームはオフィスビルなどの駐車場のサブリース(一括借り上げで転貸)が主力の銘柄。「世の中の遊休資産を活躍する資産に」をスローガンにしている会社で「空き家ナビ」という空き家対策総合サイトを運営しています。こちらも空き家対策銘柄として注目。

空き家対策関連株　本命株　1444 ニッソウ

賃貸物件の原状回復工事が主力のニッソウも関連株といえるかも。こちらもリフォームやリノベーションもやってます。

空き家対策関連株　本命株　1783 ｆａｎｔａｓｉｓｔａ

ボロ株ｆａｎｔａｓｉｓｔａ(旧：アジアゲート)。空き家と投資家のマッチング事業を行っているので空き家対策銘柄といえるかも。テーマが注目されれば短期資金集まるかも？な銘柄。個人的にはあんまり好きじゃない銘柄。

空き家対策関連株　出遅れ株　6083 ＥＲＩホールディングス

ＥＲＩホールディングスは建築基準法上の建築確認とか建物検査などを請け負っている銘柄。新築物件とかでも、住宅性能評価書とかＺＥＨ認定とかに必要な書類が欲しい時はＥＲＩホールディングスみたいな会社の出番になります。空き家再生でも建築確認なんかは必要になるパターンがありそうな気がします。

建築確認・検査業務を民間で唯一全国展開しているので、国が主導となって全国の空き家対策を本格化するとすれば割と大きなビジネスチャンスを得るかも？と思っています。空き家対策銘柄のダークホースとして注目。

空き家対策関連株　出遅れ株？　166A タスキホールディングス

2024166A タスキホールディングス※2024年04月30日(火)追記

空き家対策関連株にタスキホールディングスも追記しておきます。タスキホールディングスは株式会社新日本建物（8893）と株式会社タスキ（2987）が、共同株式移転により両社の完全親会社になる格好で設立された会社ですね。

もともと新日本建物は、東京23区を中心とした自社分譲マンション「ルネサンスマンション」シリーズの開発・販売等を手掛けており、タスキは新築投資用IoTレジデンスの開発・販売を手掛けていた銘柄。

タスキホールディングスは、2024年04月22日に資産コンサルティングベンチャーの株式会社オーラを子会社化したことを発表しています。オーラ社は資産コンサルティング事業や空き家情報プラットフォーム事業を手掛ける会社です。空き家などの遊休資産の有効活用ビジネス拡大を目指しているのでこちらも関連株と言えそうです。

空き家対策関連株　まとめ

空き家対策関連株は以上ですね。

民泊関連株とか昔話題になってたっぽいですけど、コロナもあったので撤退しているところも多いみたいですね。空き家対策関連株も急激に株価を伸ばすテーマとはなりにくいかもしれないですが、国土交通省さんが本腰を入れて対策していくならチェックしておいてもいいかもです！

他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう！

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