こんにちは、かりんです🥰
最近では米国の長期金利の利上げ幅が縮小に転じていますが、日本では2023年から金融引き締めに転じるのではないか?という見方が強まっています。
2023年4月8日に、日銀の黒田東彦総裁の任期が満了するからですね!
黒田総裁の後任人事の有力候補として、現日銀副総裁「雨宮正佳」氏と前副総裁の「中曽宏」氏の2名の名前が上がっているようですが、どちらが日銀総裁になったとしても、現在の異次元緩和路線からは引き締めに転じるのではないか?という見方が強いようです。
と、いうことで今回は日銀金融引き締め関連株(金利上昇メリット銘柄)について改めてまとめておきます。
日銀金融引き締め関連株とは
日銀金融引き締め関連株とは、日銀が政策金利を上昇させることによって恩恵を得る銘柄の総称です。金利上昇メリット株といっても良いです。
基本的に金利と株はシーソーのような関係性と言われており、金利上昇局面では株は下落することが多いです。
すごくざっくりと説明すると、中央銀行(日銀)が政策金利を上げると民間金融機関の金利も上昇するので、企業は借入金の金利負担が大きくなり、そのため設備投資などお金がかかる成長投資を控えます。また個人消費も、預金金利が上がればお金を消費ではなく貯金に回すモチベーションが上がるので、消費も抑制されます。そのため景気全体の過熱感が抑制され、企業の業績も上がりにくい→株安傾向になりやすい、というわけですね。
金利上昇局面は特にハイテクグロース株が売られやすい傾向にあります。
反対に金利上昇がメリットになる銘柄もあり、代表的なのは銀行株・保険株です。銀行はお金を融資して金利で儲けていますので金利上昇局面には恩恵があります。また銀行預金よりも保険で集める資金のほうが長期なので、金利上昇局面ではさらにメリットを受けやすいと言われています。
あと金利上昇局面では割安の高配当銘柄(高配当バリュー株)は底固い傾向にあります。バリュー株はそもそも割安なのでリスクが限定的ですし、高配当であればなおのこと売られにくいです。
高配当銘柄はただでさえNISAが拡充されることになって注目が集まっていますが、10年続いた金融緩和が利上げに転じるとなれば、さらに高配当銘柄が買われる可能性もありそうです。
配当利回りランキングの上位銘柄は注目しておこーかなと思います。
日銀金融引き締め関連株 一覧
コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(2022.12.19時点) |
---|---|---|---|
8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 銀行株・メガバンク | 9,932,862百万円 |
8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 銀行株・メガバンク | 6,489,917百万円 |
8411 | みずほフィナンシャルグループ | 銀行株・メガバンク | 4,312,916百万円 |
8308 | りそなホールディングス | 銀行株 | 1,562,798百万円 |
8354 | ふくおかフィナンシャルグループ | 銀行株・総資産は地銀首位級 | 524,101百万円 |
8377 | ほくほくフィナンシャルグループ | 銀行株 | 113,318百万円 |
7180 | 九州フィナンシャルグループ | 銀行株 | 188,594百万円 |
7186 | コンコルディア・フィナンシャルグループ | 銀行株 | 590,293百万円 |
7189 | 西日本フィナンシャルホールディングス | 銀行株 | 131,738百万円 |
7167 | めぶきフィナンシャルグループ | 銀行株 | 333,251百万円 |
7173 | 東京きらぼしフィナンシャルグループ | 銀行株 | 71,384百万円 |
8331 | 千葉銀行 | 銀行株 | 706,241百万円 |
8303 | 新生銀行 | 銀行株 | 565,473百万円 |
8369 | 京都銀行 | 銀行株 | 411,057百万円 |
7161 | じもとホールディングス | 銀行株 | 8,465百万円 |
8309 | 三井住友トラスト・ホールディングス | 銀行・資産運用・不動産 | 1,575,042百万円 |
8630 | SOMPOホールディングス | 3メガ損保 | 1,966,584百万円 |
8725 | MS&ADインシュアランスグループホールディングス | 3メガ損保 | 2,144,405百万円 |
8766 | 東京海上ホールディングス | 3メガ損保 | 5,740,560百万円 |
8750 | 第一生命ホールディングス | 生命保険大手 | 2,719,987百万円 |
8795 | T&Dホールディングス | 生命保険大手 | 964,193百万円 |
日銀金融引き締め関連株 本命株・出遅れ株
日銀金融引き締め関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしておきますね。個人的な主観を含むので参考程度にお願いします😗
日銀金融引き締め関連株 本命株 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
金利上昇の局面はやはり銀行株に注目です。3メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループは配当利回りもなかなか良いです。
日銀金融引き締め関連株 本命株 8316 三井住友フィナンシャルグループ
こちらもメガバンクの一角。2022/12/19時点で三菱UFJフィナンシャル・グループよりも若干配当利回りが良い。
日銀金融引き締め関連株 本命株 8411 みずほフィナンシャルグループ
3メガバンクの一角。みずほは2022/12/19時点でメガバンクのなかで配当利回りが一番いいですが、なんとなくみずほはシステム障害ばっかりなイメージで個人的には敬遠しがち。
日銀金融引き締め関連株 本命株 8630 SOMPOホールディングス
金利上昇局面では保険株も注目です。銀行預金よりも、保険で集めるお金は長期での運用になることが多く金利上昇によるメリットを享受しやすいと言われています。SOMPOホールディングスは配当利回りもいいですし、金利上昇を見越して仕込んでおくのはありかも。
日銀金融引き締め関連株 本命株 8725 MS&ADインシュアランスグループホールディングス
MS&ADインシュアランスグループホールディングスもメガ損保の一角ですね。2022/12/19時点ではSOMPOホールディングスより配当利回りが良い。
日銀金融引き締め関連株 本命株 8766 東京海上ホールディングス
東京海上ホールディングスもメガ損保の一角。2022/12/19時点では配当利回りは他のメガ損保より悪いけど一応注目です。
日銀金融引き締め関連株 まとめ
2023年、黒田総裁の後任になる人は誰なんでしょうね!
今のところ、金融緩和→金融引き締めに転じるという見方が強いみたいだけれど、本当にそうなるか。日銀が金融引き締めに動いたら株にとっては悪材料なので、できれば緩和継続もしくは緩やかな引き締めにとどめてほしいですけど。
ま、金融引き締めに転じたとしても臨機応変に立ち回れるようにしておくべきですね!
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!
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