自動車軽量化関連株　本命株・出遅れ株　一覧　まとめ

こんにちは、かりんです🥰

最近の株式市場ではＥＶ(電気自動車)関連株やＦＣＶ(燃料電池車)関連株が人気を集めていますね。と、なればそろそろ自動車軽量化関連株にも注目があつまるかもです。

今回は自動車軽量化関連株についてまとめていきます！

自動車軽量化関連株とは

自動車軽量化関連株とは、自動車の車体重量を軽くするための技術・製品などを手掛ける銘柄の総称ですね。

ＥＶ(電気自動車)は「航続可能距離が短い」という点が普及に向けた課題の一つと言われています。この航続可能距離を延ばす手っとり早い手段が「自動車の車体重量の軽量化」というわけです。っていうかＥＶにとってだけででなく、ＦＣＶやガソリン車にとっても車体重量が軽くなればなるほど燃費が向上します。

燃費や航続可能距離に関しては、車体重量は軽ければ軽いほど有利ということですね。ＥＶやＦＣＶの普及に向けて、自動車軽量化の流れも高まっていくと予想しています。

自動車軽量化に向けてこれまで鉄製品が使われていた部分に鉄よりも軽いアルミやプラスチック(樹脂)、カーボン(炭素繊維)、セルロースナノファイバーなどが使われることが期待されています。これらの素材を手掛ける銘柄や加工技術などをもつ銘柄などが関連株の中心になりそうですね！

自動車軽量化関連株　一覧

自動車軽量化関連株　本命株・出遅れ株

それでは自動車軽量化関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね！個人的な主観コミなので参考程度にお願いします😘

自動車軽量化関連株　本命株　4188 三菱ケミカルＨＤ

自動車軽量化関連株で中核銘柄となりそうなのは三菱ケミカルホールディングスでしょうか。同社は総合化学メーカー周囲の銘柄で樹脂素材や炭素繊維などを手掛けています。

自動車軽量化関連としては、炭素繊維複合材料「シートモールディングコンパウンド(ＳＭＣ)」の生産拠点をイタリアに新設する計画を発表している点。このＳＭＣという材料は、国内の自動車のドアインナーやバックドアの構造材などに採用されている実績があるようです。炭素繊維ですからもちろん軽いはず。

三菱ケミカルHDは時価総額規模は少し重めです。

自動車軽量化関連株　本命株　3401 帝人

炭素繊維で世界２強の一角で、合成繊維大手の「帝人」も自動車軽量化関連株の中核銘柄として注目。

帝人は軽くて衝撃に強い「パンライト」という樹脂素材を手掛けており、すでにトヨタのレクサスなどに採用されています。他にも炭素繊維の複合材料(CFRP)も手掛けている点でも注目。CFRPも自動車軽量化素材のひとつとして注目されています。

また、帝人は豪スタートアップ企業の「ＡＥＶロボティクス」と低速ＥＶの軽量化に向けた共同開発をすることで合意している点にも注目。低速ＥＶとは、普通の車よりも遅い速度しかでない小型の電気自動車のこと？だと思いますが、これもＥＶといえばＥＶだと思うので。

自動車軽量化関連株　本命株　3405 クラレ

化学メーカーで、繊維製品や樹脂製品を手掛けるクラレも自動車軽量化関連株のひとつとして注目です。
クラレは高耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」という素材を手掛けており、これは自動車の軽量化に貢献する素材。

クラレは北米における自動車分野の市場開発・販売拡大を目的に、米国の主要自動車メーカーが集うデトロイトに事務所を開設。北米でも「ジェネスタ」の販売拡大を狙っているようです。

こちらも自動車軽量化関連株として注目ですね。

自動車軽量化関連株　本命株　4183 三井化学

三井化学も自動車軽量化関連株として注目です。三井化学はポリプロピレンコンパウンドを手掛けており、こちらも軽量で自動車の車体重量の軽量化に役立つ素材。三井化学はこのポリプロピレンコンパウンドの生産設備をタイに増設し、2020年6月より運転を開始しています。

自動車軽量化関連株　本命株　5987 オーネックス

オーネックスは金属熱処理を手掛ける企業で、受注の４割が自動車向け。オーネックスは「ガス軟窒化処理」という自動車部品の軽量化・小型化につながる処理方法を確立している点が面白いですね。オーネックスは時価総額規模がかなり小型なので、値動きの面では大本命と言えると思います。

自動車軽量化関連株　本命株　6622 ダイヘン

ダイヘンは大阪大学と自動車の車体軽量化の溶接技術を開発する研究所を設立している点に注目。ダイヘンは半導体製造装置なども手掛けているため、複数テーマで面白い銘柄かも。

自動車軽量化関連株　本命株　6104 芝浦機械

芝浦機械は射出成型機などの工作機械を手掛けるメーカーです。芝浦機械は、自動車軽量化のニーズをとらえるために、車体構造部材などの薄肉・大型製品の成形に適した新型の射出システムを開発しています。

時価総額規模もそこそこお手頃でちょうどよく面白そう！

自動車軽量化関連株　本命株　4222 児玉化学工業

自動車向け、住宅設備向けのプラスチック加工を手掛ける児玉化学工業も自動車軽量化関連株として注目。児玉化学工業は「ガラス繊維マットプレス工法」がという技術を用いた新製品に期待が高まっています。この技術を用いた新製品は、軽量で金属並みの剛性をもつとのことで金属からの代替に期待。

児玉化学工業は時価総額規模がかなり小さめなので値動き的にも面白そうですね！

自動車軽量化関連株　出遅れ株　4242 タカギセイコー

工業用プラスチック成型品や成型用の金型メーカーのタカギセイコーはいろいろな自動車部品のプラスチック化を手掛ける点に注目。

タカギセイコーは時価総額規模も小さく値動きも軽いので面白そう。それにタカギセイコーは直近でワクチン注射器関連株としても注目されていたので、複数テーマで注目したい銘柄です。

自動車軽量化関連株　本命株　7298 八千代工業

ホンダ子会社で、ホンダ向けの自動車部品などを手掛ける八千代工業も自動車軽量化関連株として注目。八千代工業は、樹脂性の燃料タンクや炭素繊維強化プラスチックの自動車部品など、車体の軽量化に意欲的に銘柄。時価総額規模も手ごろなところですし面白そうな銘柄です！

自動車軽量化関連株　出遅れ株　6327 北川精機

北川精機は熱成型プレス関連機械などを手掛けるメーカーで、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の積層成型用プレス装置を手掛けている点に注目。自動車軽量化の流れで炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の需要が伸びれば、北川精機には特需かな？

時価総額規模も小粒で値動き的にも面白そうだし、出遅れ気味なので注目です。

自動車軽量化関連株　本命株　4246 ダイキョーニシカワ

自動車のインパネ、バンパー、バックドアなどの自動車の樹脂部品を手掛けるダイキョーニシカワも注目の銘柄ですね。自動車の金属部品を樹脂部品に置き換えるだけでかなりの軽量化が実現するはずです。

あと、ダイキョーニシカワは先日まとめたセルロースナノファイバー関連株でもピックアップした銘柄です。セルロースナノファイバーも、自動車軽量化に貢献する新素材として注目されています。

ダイキョーニシカワだけでなく、他のCNF関連株にも注目していいかもですね。

自動車軽量化関連株　出遅れ株　5957 日東精工

工業用ねじを手掛ける日東精工も自動車軽量化関連株の出遅れ銘柄として注目。日東は自動車の軽量化に向けて、軽量化ねじを手掛けています。

自動車はおよそ3万のパーツから構成されており、そのうちのおよそ2000～3000が「ねじ」とのこと。つまり、ねじひとつひとつの重さを少しずつ削減することで自動車の軽量化につながるということですね。ねじは自動車に必ず使われるものですし、面白いかも。出遅れ気味ですし、時価総額規模もお手頃で値動き的にも面白そう。注目です。

自動車軽量化関連株　まとめ

自動車の軽量化はＥＶやＦＣＶの普及に必要不可欠な課題と言えそうです。自動車軽量化関連株は、ＥＶ関連株や水素エネルギー関連株と同様に注目しておくといいかも。

それにＥＶやＦＣＶなどの普及がもし後ろ倒しになったとしても、自動車の軽量化はガソリン車にとっても燃費向上につながりますし、燃費がよくなればそれだけ環境にも良いはず。

いずれにしても自動車の軽量化技術は今後もどんどん開発が進んでいきそうですね。注目のテーマ株です。

2020年の株式市場も残すところあとわずか！
最後にもうひと稼ぎしたいですね！次にくるテーマ株とか先読みしたいならいろいろアンテナを広げておきましょう！

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