こんにちは!
緊急事態宣言が解除されて、テレワーク期間終了の方も多そうですね!
となると、気になるのが新型コロナウイルス感染症の第ニ波…。
すでに北九州市などで緊急事態宣言解除後にクラスターが発生している報道などもありますし、ちょっと怖いですよね。
と、いうことで今回はPCR検査関連株についてまとめていきます。
新型コロナウイルスのPCR検査関連株は少し旬が過ぎた感はあるけど、これから第ニ波が来る可能性もありますし、今後もウィズコロナの時代になっていくとすれば、繰り返し注目されるテーマ株だと思います!
PCR検査関連株とは

PCR検査関連株とは、PCR検査に関連する製品やサービスを手掛ける銘柄の総称。
なのですが…「そもそもPCR検査ってなんだっけ?」という方もいると思うので、超ザックリですが、分かる範囲で説明しておきます。
まずPCRというのは「ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction)」の頭文字を取った略語で、すごくザックリいうと「DNAなどのウイルスの遺伝子を構成する一部」のことみたいです。
PCR検査は患者さんから採取した、体液などを特殊な液体に入れて、そこに該当するウイルス(新型コロナ)が存在すればそれを増幅させることで新型コロナウイルスに感染しているかどうか判別する、という検査方法です。
ウイルスを増幅させるためにある程度の時間が必要なので、検査に1日~数日かかるのが普通なのですが新型コロナの感染拡大により、かなり研究が進んでいるので検査時間を数時間ほどに早めた検査方法もあるみたいです!技術の進歩ってすごい♪
感染拡大を食い止めるためには検査時間はなるべく短い方が良いに決まっていますから、検査時間は非常に重要ですね。
ちなみにPCR検査は、あくまでも「現在、新型コロナウイルスに感染しているかどうか?」を調べるための検査で、抗体検査のように「過去にかかったことがあるか?」という点は判別できません。この点が抗体検査ともっとも異なる部分だと思います。(たぶん)
PCR検査関連銘柄 本命株 7707 プレシジョン・システム・サイエンス

PCR検査関連株のド本命銘柄といえばPSSこと、プレシジョン・システム・サイエンスですね!
PSSは独自のDNA抽出技術をもつ精密機器メーカーです。遺伝子解析装置や免疫測定機器などを手掛けていますね。新型コロナウイルスに有効なPCR検査システムも手掛けています。
PCR全自動検査装置「geneLEAD」シリーズや核酸抽出自動化装置「MagLEAD」シリーズ注目されています。
そしてPSSは05/28(木)の引け後にPCR全自動検査装置と一体化したPCR試薬について、厚生労働省へ保険適用のための申請を行ったと発表しており、翌日はストップ高になっています。緊急事態宣言が解除されて、新型コロナの第ニ波が警戒されていることも注目に拍車をかけていそうです。
そしてPSSがさらに注目なのは政府が今注目している「唾液サンプルで行うPCR検査」に意欲的なところです。
これまでのPCR検査は「鼻咽頭拭い液」をサンプルとして行っていましたが、この方法は鼻の奥深くまで綿棒みたいなのを突っ込んで採取するため、陽性の患者さんのくしゃみなどで医師や看護師の二次感染リスクが高いんです。
でも唾液でPCR検査が可能になれば、自宅で唾液サンプルを患者自身が採取して、それを病院の施設などに送ることができるので2次感染リスクがかなり低減されます。唾液なら取るのもカンタンでなにより痛くないですしね!
PSSのもつ核酸抽出技術は「高濃縮が可能」な点が大きな特徴で、一般的にウイルス量が少ないと言われる唾液サンプルでも「唾液1mLから、50μLまでの20倍濃縮を行うことで感染初期の陽性患者を早期に発見することができる」とのこと。
と、いうわけでPSSはPCR検査関連銘柄の本命株といって良いと思います。PSSは時価総額規模もそこまで大きくないですので、値動きの面白さという面でも本命株ですね!引き続き注目♪
PCR検査関連銘柄 本命株 7701 島津製作所

島津製作所もPCR検査関連株の本命株といえると思います。
島津製作所は分析・計測機器大手で医用機器系にも強い銘柄。04/20に新型コロナウイルス検出試薬キットを発売しています。
そして、島津製作所のPCR検査キットも従来の鼻咽頭拭い液ではなく、唾液でのPCR検査の精度を調べたところ、鼻咽頭拭い液と遜色ない結果を得ることができたと発表しています。
島津製作所の唾液によるPCR検査の実際の制度評価では、北海道大学病院が協力していて同病院では、入院患者の手術時に新型コロナウイルス感染症の罹患の有無を調べるスクリーニング検査で試験的に採用しているそうです。
「唾液によるPCR検査」に関連した銘柄としてはかなり面白いと思います。
PCR検査関連銘柄 本命株 4974 タカラバイオ

タカラバイオもPCR検査関連株の本命ですね。
タカラバイオは遺伝子・再生医療研究用試薬などを手掛ける銘柄。PCR検査関連株としては、リアルタイムPCR装置を手掛けているほか、05月01日(金)からは「迅速・簡便な新型コロナウイルス検出PCRキット」を販売開始しています。
タカラバイオもPCR検査関連としてはドンピシャな銘柄と言えそうです。
PCR検査関連銘柄 本命株 6869 シスメックス

シスメックスもPCR検査関連銘柄の本命株。シスメックスは検体検査機器・試薬を手掛けており米国など世界的に展開し高シェアを持つ企業。PCR検査キットも手掛けていて、新型コロナウイルス検査キット(RT-PCR 法)の薬事承認を国内で初めて取得した企業でもあります。
事業内容的にはドンピシャですが、シスメックスはかなり時価総額規模が大きめなので短期的な値動きでは小型株よりマイルドです。
PCR検査関連銘柄 本命株 3101 東洋紡

東洋紡もPCR検査関連銘柄ですね。東洋紡は紡績事業の会社でマスク関連でもありますが、バイオテクサポート事業部もあってPCR検査キットも手掛けています。
東洋紡のPCR検査キットは最短60分以内で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の検出が可能なキットみたいですね。かなり検査時間が短いものなので注目。
ただし東洋紡の検査キット(SARS-CoV-2 Detection Kit)は研究用試薬で医薬品医療機器法に基づく体外診断用医薬品としての承認・認証等を受けていないようです。
要は研究・検査期間のみに販売しているってことです。この点は理解しておきましょう♪
PCR検査関連銘柄 本命株 4042 東ソー

東ソーにも注目です。東ソーは塩ビ・苛性ソーダを手掛ける大手化学メーカーですが、新型コロナの感染拡大をうけて2020年02月21日に、検査キットの開発に着手したと発表しています。
東ソーの検査キットはPCR検査とは異なる独自の検査技術「TRC法」とのこと。なので厳密にいえばTRC検査関連株なんですが、面倒なので一緒にこのページに書いちゃいますw
東ソーのTRC検査というのは、RNA(核酸)を直接増幅し、ウイルス検査の対象となる核酸を光らせて検出する方法で、核酸の精製・増幅の工程を自動化して、50分程度で診断できるものを目指すみたいですね。一般的なPCR検査よりも早いです。
ただ、東ソーは「通常2年かかる実用化をなるべく短縮する」という発表なので、まだ時間がかかりそうかも。
PCR検査関連銘柄 本命株 4557 医学生物学研究所

医学生物学研究所はPCR検査関連株の本命株ですね。医学生物学研究所は臨床検査薬・研究用試薬製造するバイオ銘柄で、03月24日に子会社のG&Gサイエンスとともに新型コロナウイルス「SARS-CoV-2」を検出するリアルタイムPCR試薬を開発し発売していることを発表しています。
PCR検査関連株としてはど真ん中のバイオ株なので注目ですね。
PCR検査関連銘柄 出遅れ株 4556 カイノス

カイノスは出遅れ株として注目。というか、出遅れもなにもカイノスは新型コロナ関連の事業はなにも発表してないんですけどね。ただ一応、カイノスは臨床検査薬の中堅メーカーなので今後なにかしら新型コロナの検査・検出に関連した発表をしてくる可能性はあるかも?とちょっとだけ注目してます。
カイノスはバイオ株のなかでも時価総額小さめで思惑だけでも株価動く可能性あるので面白そうです♪
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