エッグショック関連株　本命株・出遅れ株　一覧

こんにちは、かりんです🥰

鶏卵が高騰する懸念が報じられていますね。
養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの感染が2025年に入ってから急拡大しているそうです。2024年末までは12道県で16件だったものが、2025年1月は20日午後2時次点で鶏卵の主産地の愛知や千葉など５県で２３件発生している模様。今季の殺処分対象数は計693万羽にまで膨れあがっているらしく、このペースで鳥インフルの感染拡大が続けば、過去最悪の2022年～2023年(殺処分数合計1771万羽)を上回る恐れもある、とのこと。

鳥インフルの感染拡大でニワトリの殺処分ペースが増えると、鶏肉や鶏卵の価格高騰の懸念が高まります。

特にたまご！鶏肉は国内需給率66％(2020年度：重量ベース)なので輸入モノがありますが、卵は国内自給率97％(2020年度：重量ベース)ですからね。

ただでさえ飼料価格の高騰、電気代・燃料代の高騰で卵価格は少し前より高止まりしてるのに、過去最悪ペースで鳥インフルエンザが拡大すれば卵の供給が減り、価格が上がってしまいます。

と、いうことで今回はエッグショック関連株についてまとめておきます。

エッグショック関連株とは

エッグショック関連株とは、卵価格の高騰で恩恵を受ける可能性のある銘柄の総称です。

まぁまずは鶏卵の生産や販売を手掛ける銘柄は卵価格高騰の恩恵があるかもですね。けど鶏卵を供給する畜産系の企業は、その会社の養鶏場が鳥インフルエンザの被害に遭っていないことが前提ですよね。鳥インフルの被害を受けていれば逆に大打撃となってしまいます。なので養鶏場の防疫管理を徹底している銘柄は買われるかもしれませんが、リスクもあることは理解しておきたいですね。一応鶏卵を供給している銘柄はまとめておきます。

あとは卵の代用品を手掛けている銘柄なども注目かもしれません。最近では卵をつかわずに植物原料などを使って卵の食感を再現した代替卵商品も登場しています。卵価格の高騰でこういった商品を展開する銘柄には商機が訪れるかも。

ちなみに鳥インフルエンザは基本的には人には感染しないって言われてますが、感染した取りに濃厚接触した場合にはきわめて稀に人に感染することもあるみたいです。ただ、鳥インフルエンザが人から人に感染するのも極めて稀だそうなので、人への影響はそこまで考えなくても良さそう。

エッグショック関連株　一覧

エッグショック関連株　本命株・出遅れ株

エッグショック関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしておきます。個人的主観を含む内容なので参考程度にお願いします😋

エッグショック関連株　本命株　1384 ホクリヨウ

エッグショック関連株としてホクリヨウに注目。ホクリヨウは北海道に本社を置く採卵養鶏場の大手で、北海道の鶏卵最大手です。売上高の9割近くが鶏卵事業で道内シェアは約5割。卵価格が高騰すればホクリヨウの利益を押し上げる要因になりますが、怖いのはホクリヨウの養鶏場で鳥インフルエンザが発生するリスクですね。

ただホクリヨウは防疫管理はかなりしっかりしているっぽい。独自考案のインフルエンザ防止対策鶏舎は鳥獣の侵入を防ぐように設計され、外部の車両は農場に入る時全て一方通行で洗浄消毒ゲートで消毒し、運転手は靴を履き替え専用防疫衣を着用しなければ入場出来ないらしい。

防疫管理はかなり徹底しているようですが、とはいえ過去には鳥インフルエンザの発生で大規模な殺処分をしたこともありますので注意は必要。

エッグショック関連株　本命株　1380 秋川牧園

秋川牧園もエッグショック関連株として注目。秋川牧園は安全性にこだわった農産・畜産物を提供している会社で山口県から自社生産の鶏肉・卵・野菜・牛乳などを宅配・通販で供給しています。鶏卵に関しては一般に比べゆとりのある『ケージ飼い』と平屋の中で放し飼いした『平飼い』の2種類があり、いずれも無投薬。
こちらも鳥インフルエンザ発生のリスクはありますが、鶏卵事業関連銘柄として一応注目か。

エッグショック関連株　出遅れ株？　5616 雨風太陽

雨風太陽は以前、「お米関連株」でもピックアップした銘柄ですね。旬の食材を生産者から直接購入できる産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営している企業です。ポケットマルシェでは鶏卵の産直通販も手掛けています。卵価格の高止まりで恩恵を受けるかはわからないですが、卵が品薄になるとかにまでなれば産直アプリの利用者増が見込めるかもしれません。

エッグショック関連株　出遅れ株？　3182 オイシックス・ラ・大地

オイシックス・ラ・大地は有機・無添加食品や安全性に配慮したミールキットなどの宅配サービスを手掛ける銘柄。一応、鶏卵などの宅配もあります。あとオイラ大地は植物性肉・植物性たまごを手掛けるフードテック企業「グリーンカルチャー」に出資している点もまぁ注目してもいいかも。

エッグショック関連株　本命株　2811 カゴメ

卵価格の高止まりが続けば、卵の代替品を供給する銘柄にもビジネスチャンスか。
カゴメは2foodsと共同開発した植物由来の代替卵「エバーエッグ」を提供しています。エバーエッグは人参や白いんげん豆を原料としており、コレステロールゼロで加熱しても固まらないのが特徴。

エッグショック関連株　※注意　2809 キユーピー

マヨネーズのといえばキユーピー。これ一覧にいちおう代替卵製品を手掛けるとしてピックアップしましたが、主力商品に卵は必要ですので、卵価格の高止まりはキユーピーにはネガティブになると思われます。一応注意として書いておきます。

エッグショック関連株　まとめ

エッグショック関連株については取り急ぎ以上。
まぁそんなに爆上がりするテーマではなさそうな気もしますが、鳥インフルエンザの感染拡大の状況次第ですかね。まぁいちおう関連株は把握しておきましょう！

他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう！

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