ナファモスタット関連株(フサン関連株)　日医工・コーア商事に注目！

どーも、かりんです♪

今日はニュース見ていたらちょっと興味深い内容をやってたのでそれについて取り上げますね♪

新型コロナウイルス患者の治療として、東京大学が「ナファモスタット(フサン)」という急性膵炎薬と新型インフルエンザ薬「アビガン」を併用する臨床研究を始めたみたいです。

と、いうことで今回はナファモスタット関連株に注目。

ナファモスタット関連株(フサン関連株)とは

ナファモスタットとは日医工が開発した急性膵炎(すいえん)に用いられる治療薬のことです。ちなみにナファモスタットは一般名で日医工の商品名が「フサン」です。

ナファモスタット(フサン)はヒト細胞へのウイルス侵入を妨げる可能性がある薬剤ということや血液が固まるのを抑える働きがあることから、新型コロナウイルスの治療薬としても期待されています。

ナファモスタット関連銘柄はナファモスタットやフサンに関連する銘柄の総称で、ナファモスタットを手掛ける製薬会社や薬の原料供給を手掛ける会社が関連株の中心になると思います。

なお、フサンの国内特許はすでに切れていてナファモスタットを製造・販売している会社は日医工以外にも複数あります。他の会社では「フサン」ではなく他の商品名を付けているので注意しましょう。

ナファモスタット関連銘柄　本命株　4541　日医工

ナファモスタット(フサン)を製造・販売する会社は複数ありますが、本命株は日医工でしょう。日医工はナファモスタットを開発した会社でフサン名で発売しています。フサンの国内特許はすでに切れていますが、後発医薬品として現在でも販売しています。

また東京大学は日医工からナファモスタット(フサン)を無償提供を受けて臨床研究するみたいです。

ちなみに日医工は03月中旬にもナファモスタット関連株、フサン関連株として急騰しています。この時は東大教授がナファモスタットが新型コロナウイルス感染症に有効な可能性がある、と発表したことが買い材料視された格好ですね。

これらのことからもナファモスタット関連銘柄としては日医工が本命株と言えると思います。

ちなみにナファモスタット(フサン)を後発医薬品として開発している企業は他にもあるので、上場企業からピックアップしておきますね。

ナファモスタットを製造・販売する上場銘柄

4541　日医工　　　　　商品名「フサン」
4555　沢井製薬　　　　商品名「SW」
2784　アルフレッサHD　商品名「AFP」
4538　扶桑薬品工業　　商品名「フソー」
4554　富士製薬工業　　商品名「F」
4534　持田製薬　　　　商品名「ナファタット」
4502　武田薬品工業　　商品名「武田テバ」

ということでこの辺の銘柄も一応ナファモスタット関連株なので注目しておきます。

ただし。

一部の見方ではナファモスタットは既に国内特許が切れていて、上記のとおりたくさんの製薬会社が後発医薬品として製造・販売しているので、もしも新型コロナウイルス感染症に有効だとしても、そこまで大きく業績には影響がないのでは？とも言われています。

なので、個人的にはそこまで期待し過ぎるのではなくゆるーく監視するくらいのテンションです♪

それと別件ですが、日医工は05/12(火)の大引け後に遠隔診療系の材料を発表してます。

メドピア株式会社との「kakari for clinic」事業の提携ならびに合弁会社設立について

メドピアはもともと遠隔診療関連株として注目されていた銘柄ですね。日医工はメドピアと2020年9月に共同事業「かかりつけクリニック支援サービス：kakari for clinic」を推進するために合弁会社を設立するみたいです。

かかりつけクリニック支援サービス「kakari for clinic」は地域のクリニックと患者・そのご家族とを繋げる共同事業で、アプリを通じてクリニックのお知らせを患者に直接配信できるPR機能や診察時の待ち時間や感染リスクを低減するための時間帯予約機能、クリニックと患者様を繋ぐチャット機能があるみたいですね。

要するに遠隔診療系の材料です。新型コロナウイルスによって遠隔医療系のテーマも注目を集めているので、ちょっと面白いかも？と思ってます。