不動産テック関連株 本命株・出遅れ株 一覧

 

こんにちは、かりんです🥰
なんか最近、不動産テック関連株にちょこちょこ物色集まっているっぽいですね。

一部のメディアでも不動産テックの市場規模が2025年度には2020年度の約2倍の1兆2461億円に拡大すると予測されている模様。不動産テックというのは、要は不動産分野のITサービスのことですね。金融×ITテクノロジー=フィンテック、教育×ITテクノロジー=エドテックとか言われますが、それの不動産バージョンってわけですね。

日本の不動産業界は今でもFAXが現役で活躍しまくっているようなアナログな業界なので、ここにITテクノロジーを掛け合わせるとけっこう大きなシナジーが生まれると言われているわけです。

ということで、今回不動産テック関連株本命株出遅れ株 一覧をまとめておきます。

不動産テック関連株とは

不動産テック

不動産テック関連株とは不動産分野におけるITサービスをを手掛ける銘柄の総称です。

前述のとおりですが、不動産テックとは「不動産×ITテクノロジー」ってことです。不動産業界のDX化みたいな感じかな!他にもプロップテックとかリアルエステートテックとか呼ばれることもありますが、ここでは「不動産テック」に統一しますね。

不動産業界はもともとITリテラシーが低い業界なので、不動産分野にITテクノロジーを掛け合わせれば業界の生産性はさらに上がると期待されているようです。

不動産テックの具体的な例として一番代表的なのはスーモとかホームズとかの「物件掲載サイト」かなと思います。こういう不動産情報サイトが生まれる前は、業者と消費者の間で圧倒的な情報格差がありました。例えば賃貸で引っ越ししたいときも自分で物件を探すことができないから、駅前の不動産屋さんに紹介される物件から選ぶしかなかったとか。

それが今では、自分でネット上で条件を付けて検索すれば希望に合う物件がいろいろ出てきて家にいながら物件比較ができるわけです。まぁそれでもおとり物件とかあるっぽいですし、業者と消費者には今でも情報格差はあるんだとおもいますけど。とはいえ、インターネットの普及(不動産情報サイト)によって不動産取引は劇的に変わったと言えると思います。

こんなイノベーションをさらに起こそうというのが不動産テックってことだと思います。不動産分野はまだまだITサービスが介入できる余地があるようで、不動産情報サイトの他にも管理業務の支援サービスや不動産マッチング系のサービス、価格可視化・査定サービス、VR・ARサービス、IoTサービスなどいろんな不動産テックサービスがあります。

参考までに一般社団法人不動産テック協会が作成した「不動産テック カオスマップ」がコチラ↓

不動産テック カオスマップ
不動産テック カオスマップ

一応、2025年までに不動産テック業界の市場規模は2020年度の約2倍の1兆2461億円に拡大するという予測もあるみたいなので、株式市場でも不動産テック関連株には注目しておきます。

不動産テック関連株 一覧

不動産テック関連株リスト
コード 銘柄名 特徴 時価総額(21.11.24時点)
3491 GA technologies AI・RPAなどのテクノロジーを活用した総合不動産サービスサイト「RENOSY」 54,486百万円
2980 SREホールディングス 不動産仲介と取引データを分析したAIアルゴリズム機能の提供 149,253百万円
2981 ランディックス 東京城南地区の富裕層向け不動産売買マッチングサービス 10,845百万円
2987 タスキ 東京23区でIoT機能に優れる投資用賃貸マンションを企画・開発。不動産テック育成 20,200百万円
4499 Speee 不動産売却応援サイト「イエウール」 リフォームマッチングサイトなど 61,898百万円
3300 アンビション DX ホールディングス AIを取り入れた不動産RPA、IoTスマートホーム、自動接客システム「AIチャット」など不動産DX事業を推進 4,028百万円
1435 Robot Home 不動産にIoT技術を活用 21,779百万円
1783 アジアゲートホールディングス 不動産のトークン化なども視野 5,858百万円
2120 LIFULL 大手不動産情報検索サイト「ホームズ」 37,856百万円
3457 ハウスドゥ 子会社がAIを活用した不動産評価サービスなど 19,598百万円
3482 ロードスターキャピタル 不動産投資クラウドファンディング「OwnersBook」 20,522百万円
7198 アルヒ 住宅ローン不正利用検知システム「ARUHIホークアイ」 不動産テック事業の子会社を設立 37,163百万円
8909 シノケングループ 不動産テック新会社「シノケンインテリジェントテクノロジー(SKiT)」を設立 43,002百万円
4192 スパイダープラス 建設テック関連株 建築図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS(スパイダープラス)」 57,432百万円
3796 いい生活 賃貸を中心に不動産業界に特化した業務支援システムをクラウド・SaaSなどで提供 3,560百万円
3830 ギガプライズ 日本初の集合住宅向けIoTプラットフォームサービス「Live Smart」など 19,213百万円
4054 日本情報クリエイト 賃貸用不動産の仲介、管理業務を効率化するソフトを提供 17,727百万円
4389 プロパティデータバンク 不動産管理クラウドサービス「@プロパティ」を提供 9,142百万円
6026 GMO TECH 不動産テック事業を展開する新会社、GMO ReTechを設立 2,146百万円
6027 弁護士ドットコム いえらぶGROUPと共同で不動産売買契約書の統一フォーマットの作成 153,625百万円
9613 NTTデータ 不動産情報サイト「HOME4U(ホームフォー・ユー)」 3,531,495百万円
7527 システムソフト 賃貸不動産情報サイト「APAMAN」 10,769百万円
2986 LAホールディングス 中期経営計画で不動産テック事業への進出を検討 13,333百万円

不動産テック関連株 本命株・出遅れ株

それでは不動産テック関連株本命株出遅れ株をピックアップしておきますね!個人的な主観を含むので参考程度にご覧ください😊

不動産テック関連株 本命株 3491 GA technologies

3491GA technologies
3491 GA technologies

不動産テック関連株の代表格といえばGAテクノロジーが思い浮かびますね!GAテクノロジーは不動産総合プラットフォーム「RENOSY」を運営している企業です。

RENOSYはAIやRPAなどのテクノロジーを活用して、不動産を借りる・貸す・買う・売る・投資するなど不動産にまつわるすべてをオンラインで一社で完結させるサービス。

他にもセルフ内見型の部屋探しサイト「OHEYAGO」や、中華圏最大級の日本不動産プラットフォーム「神居秒算」を運営している点も注目ポイント。中国人富裕層に向けた日本不動産のプラットフォームを提供しているのはすごく面白いですね。中国の不動産バブルがはじけて、日本不動産に目が向けられているって話もちょこちょこ聞きますし、GAテクノロジーにとってはビジネスチャンスかもです。

GAテクノロジーは不動産テック関連株の本命株として注目しています。

不動産テック関連株 本命株 2980 SREホールディングス

2980SREホールディングス
2980 SREホールディングス

SREホールディングスはソニーグループのグループ企業で、不動産仲介売買などの取引データを分析したAIアルゴリズムを提供している企業。まさに不動産×次世代テクノロジーどまんなかの事業内容ですね。こちらも不動産テック関連株として注目。

不動産テック関連株 本命株 4499 Speee

4499Speee
4499 Speee

Speeeはデータを活用したマーケティング支援事業を手掛ける会社ですが、不動産売却の一括査定サービスや、リフォーム業者と利用者をつなげるマッチングサービスなどを手掛けている点に注目。最近株価も上り調子ですし、不動産テック関連だけでなくNFT関連株でもあるテーマ性豊富な銘柄なので注目しています。

不動産テック関連株 本命株 2981 ランディックス

2981ランディックス
2981 ランディックス

ランディックスは東京の城南エリアを中心に富裕層向けの不動産売買マッチングサービスを手掛ける企業。ちなみに城南エリアっていうのは、江戸城(今の皇居)からみて南側のエリア一帯を指します。港区とか品川区とか目黒区、渋谷区の一部も入るのかな?まぁお高いエリアですね。値下がりしにくいです。

お高いエリアで富裕層向けの不動産マッチングサービスを手掛けているランディックス、時価総額規模はそんなに大きくないので値動き的にも注目かもですね。

不動産テック関連株 本命株 2987 タスキ

2987タスキ
2987 タスキ

タスキは東京23区内でIoT機能に優れる投資用賃貸マンションの企画・開発を手掛けているほか、不動産テック事業も育成中。タスキDX構想を掲げて、不動産業界全体のデジタル化の推進を図っているみたいですね。不動産価値流通プラットフォーム「タスキテック」などのサービスを展開しています。こちらも不動産テック関連株として注目。

不動産テック関連株 出遅れ株 3300 アンビション DX ホールディングス

3300アンビション DX ホールディングス
3300 アンビション DX ホールディングス

アンビションは社名にDXを入れちゃってるくらいなので、不動産業界のDX化に積極的です。AIを取り入れた不動産RPA、IoTスマートホーム、自動接客システム「AIチャット」などの不動産テックサービスを展開しています。時価総額規模小さめ。

不動産テック関連株 本命株 7198 アルヒ

7198アルヒ
7198 アルヒ

住宅ローン「フラット35」の販売首位のアルヒも不動産テック関連株として注目です。アルヒは2020年3月には不動産テック事業を行う子会社「アルヒ不動産テクノロジーズ」を設立しています。アルヒは住宅ローン専門の金融事業者から、不動産と金融の両方を取り扱うテック企業へと変わろうとしているとのこと。

また、アルヒ自体は住宅ローン不正利用検知システム「アルヒホークアイ」を手掛けている点にも注目。こちらは住宅ローンの申し込み価格が市場価格と比較して不当に高い場合アラートが出るシステムのようですね。テクノロジーを活用して効率的に審査業務を構築できるとのことで、2021年5月には2.0バージョンが本格稼働し始めたと発表しています。

アルヒも不動産テック関連株として注目しておきます。

不動産テック関連株 出遅れ株 8909 シノケングループ

8909シノケングループ
8909 シノケングループ

シノケングループはアパートの開発・販売が柱の不動産銘柄です。シノケングループは、2020年1月に不動産テック事業を行う新会社「シノケンインテリジェントテクノロジー(SKiT)」を設立しています。

シノケンインテリジェントテクノロジー(SKiT)では、シノケンの不動産テックに関わる新商品・サービスの企画・開発を一手に引き受けるとのこと。不動産テックの第一弾としてアパートオーナー向けスマホアプリ「Shinokenコンシェルジュ」を開発したみたい。というわけでシノケンも不動産テック関連株として一応注目。

不動産テック関連株 本命株 3796 いい生活

3796いい生活
3796 いい生活

いい生活は賃貸物件を中心に不動産業界に特化した業務支援システムをクラウド・SaaSなどで提供している企業。事業内容が不動産テックどまんなかの銘柄。

不動産テック関連株 出遅れ株 3830 ギガプライズ

3830ギガプライズ
3830 ギガプライズ

ギガプライズはマンション向けのネット接続サービスが柱の企業ですが、不動産テックのリーディングカンパニーを目指しているらしいです。不動産テック事業としては日本初の集合住宅向けIoTプラットフォームサービス「Live Smart」や、世界初のVR不動産接客店舗「どこでもストア」を提供。ギガプライズも不動産テック関連株としてみても良さそうですね。

不動産テック関連株 思惑株 1783 アジアゲートホールディングス

1783アジアゲートホールディングス
1783 アジアゲートホールディングス

アジアゲートホールディングスは、不動産のトークン化などの不動産テック事業を手掛けるパートナー企業を募集している点から、不動産テック関連の思惑株として注目。低位株なので短期資金が入りやすい銘柄です。

不動産テック関連株 出遅れ株 6026 GMO TECH

6026GMO TECH
6026 GMO TECH

GMO TECHはGMO子会社でウェブサイトのSEO対策やアフィリエイト広告などを手掛けていますが、不動産テック事業も育成中。2020年7月には、不動産テック事業を展開する新会社「GMO ReTech」を設立しています。

GMO ReTechでは賃貸オーナー、入居者向けアプリや不動産特化の電子契約サービスなど、不動産賃貸領域におけるDX化を推進・支援する事業を行っています。GMO TECHは時価総額規模がかなり小粒なので値動きは面白いかもですが、板がうすうすの銘柄なので注意ですね。

不動産テック関連株 まとめ

不動産テック関連株は前からたまに動意づいたりするテーマ株なのでチェックしておいてもいいかもですね😘

他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

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