※この記事は2024年07月12日(金)に追記編集しました。
こんにちは、かりんです🥰
2024年02月29日、ヒト型ロボットを開発する米国のスタートアップ「フィギュア」は、米エヌビディア、米マイクロソフト、米オープンAIの投資ファンドなどから計6億7500万ドルの資金調達をしたことを発表しました。
ブルームバーグが2024年02月24日に米大手ハイテク企業が相次いでフィギュアAIに出資すると報じましたが、これの公式発表がでた感じですね。
フィギュアAIは人間そっくりのAI搭載ロボット(ヒューマノイド)の開発に取り組む企業で、将来的には同社の「フィギュア01」というヒト型ロボットが人間に代わり危険な作業などを行い、労働力不足解消に寄与するとのこと。
↓米フィギュアのヒューマノイド「フィギュアAI」がコーヒー淹れてくれるデモ
フィギュアはオープンAIとヒューマノイド用の生成AI開発で協力し、AIインフラとトレーニングにはマイクロソフトのクラウド「Azure(アジュール)」を活用します。
今回のフィギュアに対する投資もAIの新たな用途を見出す動きの一環のようです。優秀な知能の次は、それを搭載するロボットということですね!
AI関連銘柄の次はロボット関連株・ロボティクス関連株に物色が向くかも!というわけで、このページではロボティクス関連株について本命株・出遅れ株 一覧をまとめておきますね!
ロボティクス関連株とは
ロボティクス関連株とは、ロボット技術に関連する研究開発・サービス・製品などを手掛ける銘柄の総称です。
ロボティクスって言葉はロボットの構想・設計・製造・運用などロボット工学のことなので、ロボティクス関連株もロボット関連株もまぁだいたい同じ意味と考えていいと思います。
さて、「ロボット」と聞くとなんとなく自律歩行するヒト型ロボットを思い浮かべますが、ヒト型だけがロボットではないです。経済産業省ではロボットについて以下のように定義しています。
また、日本工業規格(JIS)では以下の定義らしい。
というわけで、別に自律的に二足歩行するヒト型ロボットだけがロボットではなく、産業ロボットや介護ロボット(ロボットスーツ)みたいなのもロボティクス分野です。
まぁ「ヒト型だけがロボットではない」のですが、Amazonやエヌビディア、マイクロソフトが出資している「米フィギュアAI」がヒト型ロボットを研究開発しているので、やっぱりヒト型ロボットが一番注目されそうですけどね。
ちなみにヒト型ロボットのことを「ヒューマノイド」といいます。なので、ヒューマノイド関連株!とかとも言われそうです。
身近ですでに普及しているロボットといえば、やっぱりファミレスとかでごはん届けてくれる配膳ロボとかですかね。猫型のやつ。あれ可愛いですよね!
あと直近の話題だと、タカラトミー、JAXA、ソニーグループ、同志社大学が共同開発した「変形型月面探査ロボットSORA-Q」なんかも記憶に新しいですかね。
宇宙とかまさに生身の人間ではなかなか踏み込めない領域なので、ロボットとは相性が良さそうです。あとは原発関連の危険作業とか。まぁ宇宙とか原発に限らず危険作業はロボットが大活躍しそうですね。
それから産業ロボットといえば、FA(ファクトリーオートメーション:工場自動化システム)も注目です。
いずれにしてもロボティクス分野はAI関連株や宇宙関連株などと非常に親和性が高いと思いますし、さまざまな次世代テクノロジー系テーマとも絡み合い進化していく分野だと思います。
ロボティクス関連株 一覧
コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(24.03.02時点) |
---|---|---|---|
3443 | 川田テクノロジーズ | カワダロボティクスが汎用性の高いヒト型ロボット「NEXTAGE」などヒューマノイドを手掛ける | 53,559百万円 |
3741 | セック | リアルタイムソフトウェア技術 ロボットソフトウェア技術 ロボットを制御するソフトウェアを、コンポーネント化するRTミドルウェア 米国ロボティクス関連団体「ROS-Industrial Consortium Americas」に加盟 「自律移動」「アーム制御」「対話」「シミュレーション」などのロボットソフトウェアの開発実績 |
25,139百万円 |
9749 | 富士ソフト | ソフト開発大手 ヒューマノイドロボット「PALRO(パルロ)」 | 423,272百万円 |
4826 | CIJ | 自律移動型サービスロボット「AYUDA」 ロボットソフトウェア受託開発事業 | 32,909百万円 |
6324 | ハーモニック・ドライブ・システムズ | ハーモニックドライブ(波動歯車装置)は宇宙用ロボットの関節駆動用や天体上を走行する探査ローバーの車軸駆動用にも使われる | 401,635百万円 |
6954 | ファナック | FA(ファクトリーオートメーション)、産業ロボットの大手 | 4,463,679百万円 |
6861 | キーエンス | FA向けセンサーや測定器画像処理器など | 17,250,721百万円 |
6506 | 安川電機 | 産業用ロボットなどメカトロニクス製品の製造 | 1,678,283百万円 |
9984 | ソフトバンクグループ | 傘下にソフトバンクロボティクスグループ ただしペッパー君の開発元会社は独企業に売却 | 13,093,248百万円 |
6758 | ソニーグループ | 社会全体のロボット開発を支援するロボティクスプラットフォーム | 16,667,179百万円 |
6273 | SMC | 圧縮空気を動力源とする空気圧制御機器のトップメーカー FA機器や産業ロボットを手掛ける | 6,160,928百万円 |
6268 | ナブテスコ | 産業用ロボット向け・工作機械向けなどの精密減速機(産業ロボット向けの世界シェア6割でトップ) | 303,326百万円 |
6258 | 平田機工 | 産業用ロボットや制御装置の製造販売 | 87,877百万円 |
6482 | ユーシン精機 | 産業用直交型ロボット中心のFA機器メーカー 射出成形品取出ロボットで世界トップシェア | 24,305百万円 |
7012 | 川崎重工業 | 国産初の産業用ロボットを製品化した会社 産業ロボットメーカー | 709,134百万円 |
7011 | 三菱重工業 | 産業ロボット 原発向けロボット 災害向けロボットなど | 4,028,135百万円 |
6224 | JRC | FA技術を生かしロボットシステムインテグレーター事業 | 10,417百万円 |
6622 | ダイヘン | 変圧器をはじめとする電力機器 産業用ロボットも | 208,411百万円 |
8137 | サンワテクノス | 独立系のメカトロニクス技術商社 産業ロボットも取り扱う | 38,024百万円 |
6405 | 鈴茂器工 | すしロボット | 14,178百万円 |
6874 | 協立電機 | FAシステムや産業ロボット、計測制御機器の設計開発 | 14,025百万円 |
2169 | CDS | FAロボットソリューション事業 | 11,827百万円 |
6629 | テクノホライゾン | モータ制御に精通した技術力を武器にロボット制御事業(FA向け) | 10,321百万円 |
7867 | タカラトミー | 変形型月面探査ロボット「SORA-Q」をJAXA、ソニーなどと共同開発 | 248,739百万円 |
7272 | ヤマハ発動機 | 産業用ロボットを手掛ける | 1,444,647百万円 |
6503 | 三菱電機 | FA機器・産業用ロボットを手掛ける | 5,220,921百万円 |
6594 | ニデック | モーターの大手 精密小型モータ・産業用モータはロボティクス分野でも活躍 | 3,408,362百万円 |
6592 | マブチモーター | 車載向け小型モーターに強み ロボティクス分野向けのブラシレスモーターの開発、量産を推進中 | 358,483百万円 |
7203 | トヨタ自動車 | さまざまなロボット研究を手掛ける 米READY Roboticsと米NVIDIAとロボットシミュレーション環境の構築で協業 | 60,039,154百万円 |
6902 | デンソー | デンソーウェーブが生成AIを活用しロボットの動作プログラムを自動生成する技術を開発 | 8,725,702百万円 |
7267 | ホンダ | 世界初の本格的な二足歩行ロボットASIMOを開発(すでに開発終了) アシモで培ったロボティクス技術でヒト型にとらわれないロボット分野を開発 | 9,533,040百万円 |
6440 | JUKI | AI搭載パーソナルロボット「Temi」、協働運搬ロボット「サウザー」、自律走行型 除菌ロボット 「Jasmine」などサービスロボットを提供 | 15,176百万円 |
6445 | ジャノメ | ジャノメミシン 産業機器・産業ロボット(卓上ロボット・直交ロボット・スカラロボット)など | 13,450百万円 |
7472 | 鳥羽洋行 | 制御機器・FA機器・産業ロボット機器を取り扱う商社 | 18,330百万円 |
7485 | 岡谷鋼機 | 鉄鋼・機械中心のエレクトロニクス商社 FA機器・産業ロボットを取り扱い 22年にロボシステム事業を買収 | 135,691百万円 |
8052 | 椿本興業 | 機械商社 FA機器や産業ロボットを取り扱い | 45,811百万円 |
6474 | 不二越 | 切削工具・工作機械・産業ロボット・ベアリングを手掛けるメーカー | 85,473百万円 |
7992 | セーラー万年筆 | 万年筆などの文房具のほか、産業ロボット事業も手掛ける | 4,004百万円 |
8081 | カナデン | 三菱電機系の電機商社 三菱電機の産業ロボットを取り扱うほか、自社でコストを抑えた産業用人協働ロボットKaRyを提供 | 37,312百万円 |
6471 | 日本精工 | やさしくモノを搬送する屋外走行ロボットの開発 | 415,450百万円 |
6507 | シンフォニアテクノロジー | 電気制御技術に強み 物流分野に自律走行ロボットを開発(中?) | 81,831百万円 |
7779 | CYBERDYNE | 装着型ロボットスーツ「HAL」 除菌清掃ロボットや自動搬送ロボットも開発 | 29,001百万円 |
3444 | 菊池製作所 | 装着型ロボット「マッスルスーツ」「WALK-MATE ROBOT」 サービスロボットや高度医療ロボットなども | 4,442百万円 |
6433 | ヒーハイスト | 同社の球面軸受が2足ヒューマノイドロボットWABIAN-2RIIIに採用された実績 | 1,636百万円 |
6894 | パルステック工業 | ロボットビジョン(ロボットの視覚機能)にも活用できる3Dスキャナ ロボットによる残留応力マッピングシステム | 2,253百万円 |
4813 | ACCESS | スマートロボティクス社と物流用ドローンと連携する地上配送ロボット(UGV)の試作機を共同開発 | 47,011百万円 |
7268 | タツミ | 自動車部品メーカー 過去にロボット用部品の開発や販売を強化と伝わる | 2,370百万円 |
3449 | テクノフレックス | グループ会社が大手工作機械メーカー向けにロボットアームの駆動シャフトの開発、量産 | 23,411百万円 |
6479 | ミネベアミツミ | ベアリング大手 ロボティクス分野向けに部品を供給 | 1,349,148百万円 |
6807 | 日本航空電子工業 | 小型化が求められるロボットや産業機器向けの小型・薄型コネクター | 251,340百万円 |
7003 | 三井E&S | 原子力施設向けのロボット・マニピュレータの「独ヴェリッシュミラーエンジニアリング社」と業務提携 | 185,887百万円 |
7227 | アスカ | 自動車部品、制御システム、 ロボットシステムが3本柱 ロボットはFA・産業向け | 8,522百万円 |
2359 | コア | 車載向け組み込みソフトなど 産業用ロボット向けソリューションも? | 27,014百万円 |
8053 | 住友商事 | 米ロボット企業「デクステリティ」と連携し物流業界向けのロボット事業に参入 | 4,891,108百万円(24.07.12時点) |
ロボティクス関連株 本命株・出遅れ株
それではロボティクス関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね!この項目は個人的な主観コミコミなので参考程度にお願いします😋
ロボティクス関連株 本命株 3443 川田テクノロジーズ
ロボティクス関連株として川田テクノロジーズに注目したいです。
川田テクノロジーズは鋼製橋梁、PC橋梁、建築鉄骨の設計・政策や、建築・土木関連ソフトウェアを手掛ける会社ですが、グループ会社のカワダロボティクスでは1999年から20年以上もヒューマノイド(ヒト型ロボット)を研究開発し続けています。
カワダロボティクスは1999年に東京大学からヒト型ロボットの開発を受託し、そこから2足歩行ロボット、上半身型ヒューマノイドを開発し、現在は「NEXTAGE」というヒューマノイドを提供しています。
カワダロボティクスの「NEXTAGE」は汎用性の高いヒト型ロボットで、人のパートナーとして様々な作業を行います。電子・電気部品業界や自動車業界、化粧品や食品メーカーなど広い分野において、あらゆる業務の自動化に貢献するらしい!
また、大学・研究機関から「研究用プラットフォームとしてのロボットが欲しい」という要望にむけ、オープンソースのロボットミドルウェア(ROS)に対応した研究用プラットフォーム”NEXTAGE OPEN”シリーズも開発。国内外の大学・研究機関様に導入しています。
ロボティクス関連株で、FAシステムや産業ロボットを手掛ける銘柄は時価総額規模が大きめなのも多いですが、川田テクノロジーズは小粒ではないですが、値動き的にも面白そうな規模。
米国で投資が加速するヒューマノイド分野で先駆する日本勢として注目したいです。
ロボティクス関連株 本命株 3741 セック
セックもロボティクス関連株として注目したい銘柄です。セックはリアルタイム技術に強みをもつソフトウェア会社です。リアルタイム技術とは「時々刻々と変化する外界と密接な相互作用を持ったコンピュータシステムを開発する技術」のことで、自律動作するロボティクス分野との相性はバッチリ。
実際に、セックはロボット向けソフトウェアも手掛けており、2024年1月20日にH2Aロケットで打ち上げた小型月面探査機「SLIM(スリム)」に搭載された変形型月面ロボット「愛称:SORA-Q」のソフトウェアの一部を開発した会社としても知られます。
・コンピュータビジョンソフトウェア「Rtrilo」
・自律移動型ロボット協働パッケージ「RTakt」
・機能安全対応RTミドルウェア「RTMSafety」(IEC 61508認証取得)
・サービスロボット用ソフトウェア(車両自動走行関連システム、搬送ロボット、他)
・宇宙ロボット(『Int-Ball2』『SORA-Q』)
セックは宇宙関連株、ロボティクス関連株などさまざまなテーマに絡む銘柄ですので引き続き注目です。時価総額規模もそこまで大きくないですし、値動き的にも面白そう。
ロボティクス関連株 本命株 9749 富士ソフト
富士ソフトもロボティクス関連株として注目。富士ソフトはソフトウェア開発の大手でFA(ファクトリーオートメーション:工場自動化)向けや自動車向けの組み込みソフトに強い企業。
富士ソフトは人と楽しいコミュニケーションを行うことができるロボット「パルロ(PALRO)」を手掛ける銘柄。パルロは介護施設のレクリエーションや離れて暮らす家族の見守り、イベントの商品説明などのシーンで活躍する会話コミュニケーションロボット。すでに多数の高齢者福祉施設などで活躍中です。
PALROの知能は、音声処理や画像処理、動力処理などの高度な技術を複合したソフトウェアを基盤としており、これらの技術を全てエッジ(端末側)で実現し、PALRO本体に独立した知能を持たせているみたい。富士ソフトもロボティクス関連株、ヒューマノイド関連株として注目しておきます。
ロボティクス関連株 本命株 4826 CIJ
CIJはシステム開発を手掛ける銘柄で特に銀行など金融機関向けシステムの開発に強みをもつ銘柄ですが、AI・ロボティクス分野にも注力しています。ロボティクス分野では自律移動型サービスロボット「AYUDA(アユダ)」を提供。
AYUDAは身長は160cmと、人間に近い目線でコミュニケーションが可能なサービスロボット。音声対話の受付や自律移動による道案内、顔認識による調査など様々なサービスで活躍します。他にも感染症対策支援AIロボット「AYUDAMiraMe(アユダミラーミ)」も提供しています。
CIJはAYUDAやアユダミラーミの開発で得たロボットソフトウェアの知見を生かし、ロボット用ソフトウェアの受託開発も請け負っています。こちらもロボティクス関連株として注目。
ロボティクス関連株 本命株 6954 ファナック
産業ロボット、ファクトリーオートメーションといえばファナック。ファナックは世界4大ロボットメーカーの一社に数えられるほどの企業。ちなみにこの世界4大ロボット企業には、日本勢からはファナックと安川電機の2社が入っています。世界4大のうち2社が日本の企業ってのは凄いですね。
ファナックはFA、産業ロボの分野に強く、自律移動するヒューマノイドとは少し毛色が異なりますが、FAや産業ロボも需要増大に期待できる分野。と、いうのも直近の半導体需要増大によってFA、産業ロボも需要拡大に期待できそうだからですね。
ちなみにファナックは2016年に米エヌビディアとスマートファクトリー分野で技術提携している点も注目。ファナックの産業ロボットにエヌビディアのGPUを搭載しロボットが自ら学習し、製造業の生産性を高める目的。
ヒューマノイドとはまた別ですが、ロボティクスといえばファナックや安川電機も注目しておきたいですね。
ロボティクス関連株 本命株 6861 キーエンス
年収2000万円超えも当たり前、めちゃくちゃ給料が高いことで知られる謎の企業キーエンス。
こちらもロボティクス関連株として注目。キーエンスはFA(ファクトリーオートメーション」向けの各種センサーや測定器、画像処理機器などを手掛ける銘柄ですね。ファクトリーオートメーションと産業ロボットはセットなのでキーエンスの技術もロボティクス分野で活躍する可能性はありそう。
キーエンスは販売代理店を使うことなく自社の営業マンが徹底的に取引先顧客のニーズを把握し製品開発にフィードバックする手法を取っているようで、その結果顧客ごとにカスタマイズされた新製品がバンバン誕生しているらしい。顧客に徹底して寄りそうことで新製品の約7割が業界初とかの触れ込みになるそうで、それゆえにライバル会社との価格競争になりにくい強みがあるとか。
キーエンスは半導体工場向けにも製品を供給している点も注目ですね。
ロボティクス関連株 本命株 9984 ソフトバンクグループ
ソフトバンクグループもロボティクス分野で注目かもですね。ソフトバンクグループの孫正義会長はAI分野やロボティクス分野など次世代テクノロジー分野に注力していることで知られます。
ソフトバンクグループはロボットを導入したい業界とロボット開発メーカーをつなげるロボットインテグレーター「ソフトバンクロボティクス」を擁します。ソフトバンクロボティクスはヒューマノイド「ペッパー君」が有名ですが、ペッパー君はすでに生産停止しており、開発元であるアルデバランン(旧ソフトバンクロボティクスヨーロッパ)も2022年に独United Robotics Groupに売却済みなのでその点は注意。
でもソフトバンクGはエッジAI向け半導体に強い米Armの親会社でもありますし、エッジAIはロボット端末向けにも用いられそうですし、ロボティクス分野でもなんか絡んできそうな気がしますね。孫さんは米オープンAIのサムアルトマンCEOとも懇意のようですし。
ロボティクス関連株 本命株 6758 ソニーグループ
ソニーグループもロボティクス関連株として注目。ソニーは社会全体のロボット開発を支援する「ロボティクスプラットフォーム」を手掛けています。
ソニーによると、ロボットの普及ペースが上がらないのは開発ハードルが高い点が大きく、ソニーのロボティクスプラットフォームでロボットの基本性能部分についてソニーが技術提供することで、開発会社は自社の注力したい領域に工数を集中できるメリットがあります。
これまでのロボットは、FA向けに代表される産業用アームのように固定されて決まった動きを再現するケースがほとんどでしたが、ソニーの技術を応用することで自律移動をともなう動きも実現可能。ソニーの得意とするイメージセンサーはロボットの目として用いられる期待感もありますし、ソニーもロボティクス関連株として注目です。
ロボティクス関連株 本命株 7203 トヨタ自動車
トヨタもロボティクス銘柄として注目していいかも。トヨタもロボット分野に取り組む一社で、産業ロボット技術を応用してヒューマノイドロボット「T-HR3」、AIバスケットボールロボット「CUE」、水素で動く自立サッカーロボット「PIXI(ピクシー)」などのロボットを開発しています。
また2024年01月17日に、ロボット用OSを提供する「米READY Robotics」が、トヨタ自動車およびNVIDIAと産業用ロボットで協業すると発表しています。トヨタはREADY RoboticsのForgeOSをNVIDIA Omniverse上で開発されたロボットシミュレータで「NVIDIA Isaac Sim」と連携して採用し、トヨタのアルミニウム熱間鍛造生産ライン向けに最先端のシミュレーションロボットプログラミング環境を構築していく模様。ロボティクス分野でもトヨタはやっぱり存在感ありますね。
ロボティクス関連株 本命株 6902 デンソー
トヨタ系の自動車部品大手デンソーもロボティクス分野で注目の銘柄です。
グループ会社「デンソーウェーブ」が産業用ロボットを手掛けているほか、2023年4月から生成AIロボット技術の開発に取り組んでいます。2023年12月には生成AIを活用しロボットの動作プログラムを自動生成する技術を開発。この技術を使えばイチからプログラムを作成し、ロボット側に転送して実行するのと比べ、トータルの作業工数を3~4割削減できるそうです。
生成AIを用いたロボットの動作プログラムを自動生成する技術とか、直近のテーマドンピシャで良いですね!デンソーもロボット関連株として注目です。
ロボティクス関連株 本命株 7267 ホンダ
ホンダも注目。ホンダといえば世界初の本格的な二足歩行ロボットASIMOを開発した会社として知られますね。アシモはすでに開発終了していますが、ホンダはアシモで培ったロボティクス技術でヒト型にとらわれないロボット分野を開発しており、着座型ハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE」やHondaアバターロボットの研究揮発などロボティクス事業は継続中です。
ロボティクス関連株 出遅れ株 6440 JUKI
JUKIは工業用ミシンで世界トップの銘柄ですが、工場の自動化ソリューション、産業用機器、ロボティクス分野にも注力しています。
JUKIのロボットはAI搭載パーソナルロボット「Temi」、協働運搬ロボット「サウザー」、自律走行型 除菌ロボット「Jasmine」などを手掛けるなど複数ありますね。
ミシンといえばジャノメもありますが、こちらも産業機器・産業ロボット分野に参入しています。JUKIのほかにジャノメも注目かも。
ロボティクス関連株 本命株 6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ
ハーモニック・ドライブ・システムズもロボティクス関連株として注目。ハーモニック・ドライブ・システムズは「ハーモニックドライブ(波動歯車装置)」という小型軽量かつ高トルク・高精度が特徴の減速機を提供する会社。
ハーモニックドライブは、宇宙分野やロボティクス分野、半導体製造装置分野などさまざまな産業に用いられています。宇宙、ロボティクス、半導体製造装置など複数の旬なテーマに絡んでる点は面白い。
ロボティクス関連株 出遅れ株? 7779 CYBERDYNE
CYBERDYNEもロボット銘柄の代表格と言えますね。サイバーダインは除菌清掃ロボットや自動搬送ロボットも手掛けていますが、有名なのはロボットスーツ「HAL」ですかね。
HALは装着型で、人の微弱な生体電位信号を検出し、人の動作をアシストする医療・介護・自立支援型の装着型サイボーグスーツ。
医療用、介護用のロボットも需要があると思いますし、サイバーダインは一応ロボット関連株としては、一昔前は象徴株とも言われていたみたいなので注目ですが、ちょっと業績がね…。
ロボティクス関連株 出遅れ株? 3444 菊池製作所
菊池製作所は企業の製品開発に使用される試作品や金型の製作が柱の銘柄ですが、ロボティクス分野にも注力しており、グループのロボットベンチャーが装着型ロボットの「マッスルスーツ」や、歩行支援アシストロボット「WALK-MATE ROBOT」、自律移動型サービスロボットや高度医療ロボットなども手掛けています。
菊池製作所も業績は芳しくなくずっと赤字のイメージだけど、一応ロボット銘柄なので取り上げておきます。
ロボティクス関連株 本命株 7003 三井E&S
船舶用ディーゼルエンジンメーカーの三井E&Sもロボティクス銘柄として注目。三井E&Sは1993年に原子力施設向けのロボットを手掛ける「独ヴェリッシュミラーエンジニアリング社」と業務提携を結んで以来、日本国内ではロボット11基、マニピュレータ(遠隔操作装置)300基近い納入実績があります。
極限作業現場むけのロボットやマニュピレータで実績のある銘柄で、廃炉作業向けに位置制御用センサを無くしたセンサレスロボットの開発にも成功しています。
三井E&Sは直近で、米国における中国製からの代替需要を取り込む銘柄として大注目されていますが、船舶用ディーゼルエンジンやロボティクス分野などテーマ的にも面白い銘柄ですね。
ロボティクス関連株 8053 住友商事
※2024年07月12日(金)追記
ロボティクス関連株として住友商事も追記しておきます。
住友商事は米国でロボット・AI技術をもつユニコーン企業「デクステリティ」と連携し、物流業界向けのロボット事業に参入するようです。荷物の積み下ろし作業を行うAIロボットアームを、2026年中に国内1500台導入を目指す模様。
日本展開に向けては2024年6月に住友商事60%、デクステリティ40%の出資割合で新会社を用意しています。こちらの積み下ろしAIロボットアームはすでにSGホールディングス(佐川急便)が導入を検討しているようです。
物流業界は、2024年問題などもあり人手不足で厳しい状況でしょうから人手不足を解消し得るロボット技術は需要にマッチしていそうですね。
ロボティクス関連株 まとめ
取り急ぎロボティクス関連株については以上です😘
ロボットとかの次世代テクノロジー系テーマは、この先もどんどん新しい関連株が浮上すると思うので、引き続き新情報を見つけ次第追記編集していくと思います!見落としている銘柄もあるかもですしね。
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!
もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです🥰
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