造船関連株 本命株・出遅れ株 一覧

造船

 

こんにちは、かりんです🥰

今回は「造船関連株」についてまとめます。

造船関連株は2023年の夏ごろから株価が上がっていましたが、個人的にあまり本腰入れて調べてなかったんですよね。けどやっぱりちょっとアツそうなテーマだったので調べてみました!

このページでは「造船関連株がなんで注目されているのか?」って点と、造船関連株本命株・出遅れ株 一覧をまとめていきます。

造船関連株とは

造船所

造船関連株とは船舶の建造・修繕などを行う銘柄や造船に関連する事業・サービスを行う銘柄の総称です。

船舶というのは主にコンテナ船、ばら積み船(バルクキャリア、バルカー)、タンカー、LPG/LNG運搬船、自動車運搬船などのこと。

造船事業を行う銘柄以外にも船舶用エンジンや船舶用の計器や電子機器、ボイラーとかタービンとかバルブ、ポンプなどのパーツ、鉄鋼やアルミなどの材料を手掛ける銘柄も造船関連株といっていいかと思います。

造船関連株が注目される理由

調べたところ、造船関連株が注目される理由はおもに3つっぽいですね!

①造船業界の業績は回復傾向
まず一つ目に造船業界の業績自体が普通に回復傾向にあること。
コロナ禍で低迷していた海運市況が上昇し、日本の海運銘柄も大幅に株価を上げたことはよく知られる通りですが、これに伴い造船価格も上がっているようで造船マーケットは2021年3月に底打ちし、徐々に回復傾向だそうです。
②円安基調は追い風
実は日本は造船大国で、かつては造船業の世界シェア50%を誇っていたのですが、現在は中国・韓国に抜かれ世界シェア3位。とはいえ、今でも世界シェアの約20%くらいを誇ります。つまり円安は造船業界には追い風。円安恩恵も、造船業界の業績底上げに寄与しているといえます。また円安が続けば日本のシェア回復にも寄与するかもしれません。

ドル円相場は直近で「米国利上げがひと段落しそう」&「日銀の金融緩和政策が変更思惑」から円高に傾いているとはいえ、まだまだ歴史的円安水準です。

③新燃料船への切り替え需要
さらに造船業界に追い風なのは「国際海事機関(IMO)」とかいう組織が2018年に温室効果ガス削減戦略を採択して、2050年までに温室効果ガスの排出量を半分に減らす目標を掲げたこと。日本の海運大手3社も揃ってこの目標に向かって既存のディーゼルエンジンの船舶を置き換える方向へ舵を切っています

具体的には温室効果ガスの排出量を抑えられるLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)、水素、アンモニア、メタノールなどを燃料とする次世代エンジンへの切り替えが急務とされています。

既存のディーゼルエンジンの船舶がすべて次世代燃料エンジンの船舶に置き換わるとなればこれはなかなかの特需になりそうですね!

ちなみに今まで船舶用ディーゼルエンジンを作ってたメーカーも当然ながら各社ぞくぞくと次世代燃料向けエンジンの開発に取り組んでいるので、需要がなくなってピンチ!というよりはむしろ新造船需要を取り込むチャンスと思われます。

造船業界のピークは?

過去の造船業界の建造数はのピークはリーマンショック(2008年)より前に受注した船がほぼ竣工した2011年。
2012年以降は建造数は大きく落ち込み、2018年、2019年と徐々に回復しつつあったところでコロナ禍でまた落ち込んだって感じ。で、2021年に底打ってここから回復傾向の見込み

2023年5月の国土交通省の資料によると複数の機関で造船の建造需要が今後も増加して良く予測を出しています。

ちなみに2011年前後の造船需要ピーク時に作られた船が2030年前後で解撤(解体してリサイクルしたりする)の時期を迎えるらしく、2030年ぐらいまで建造需要は続くんじゃないかって予測なんだと思います。

造船建造需要の予測
資料出展元:国土交通省海事局 将来の新造船ニーズの分析(2023年05月30日)

※フォロワーさんから造船の建造需要は2024年がピークというお話を教えてもらいましたが、これは確かに川崎汽船の決算資料でもちょっと触れられている部分がありました。川崎汽船の資料によると新燃料船(LNG燃料炊き船)の竣工のピークが2024年、2025年の2年間がピークとのこと。川崎汽船の新燃料船への置き換え需要はいったん2024年、2025年がピークということなのかな。ちょっとこのあたりの建造需要のピーク時がいつなのか?という点は判断が難しいですね。

日本の造船業界の建造量ランキング(2019年)

日本の造船業界は海運市況の低迷に伴う建造需要の低迷に加えて、中国・韓国との競争が激化しており、日本の造船業界も国際的な競争力強化に向けて業務提携とか経営統合とかがたくさん行われているみたいですね。

参考までに国土交通省の資料をピックアップしておきます。
2019年の建造量ランキングもわかります。日本造船業界の再編等の動き

資料出展元:国土交通省 造船業の現状と課題

日本の造船業だと1位の今治造船は非上場。2位のJMUってのはジャパンマリンユナイテッドって会社で沿革は面倒くさいのでググってほしいです笑。JMUも非上場ですがIHIが持ち株比率35%、JFEホールディングスが35%、今治造船が30%の株主構成になってます。

あと三井E&Sは造船事業から撤退しており、現在では船舶用エンジンの開発に事業の軸を絞っています。

造船関連株 一覧

造船関連株リスト
コード 銘柄名 特徴 時価総額(24.01.05時点)
7011 三菱重工業 さまざまな造船事業 ボイラ、タービン、ポンプなどの船用機器 子会社に「三菱造船」 2,915,169百万円
7012 川崎重工業 造船、船用機械、船用ガスエンジン、船用ボイラなど 船舶用水素燃料エンジンも開発 546,585百万円
7013 IHI 船舶用ハイブリッド推進システム、機関監視・制御システムなど 437,280百万円
7014 名村造船所 造船会社の準大手 タンカー、バルクキャリアー、コンテナ船、自動車運搬船等の製造 95,349百万円
7018 内海造船 造船メーカー フェリー、RORO船、コンテナ船、プロダクトタンカー、自動車運搬船などを製造 12,031百万円
6302 住友重機械工業 子会社に造船会社「住友重機械マリンエンジニアリング」 440,739百万円
5411 JFEホールディングス 大手鉄鋼メーカー 造船材料を供給 造船メーカー「ジャパン マリンユナイテッド」の大株主 1,477,103百万円
5401 日本製鉄 造船向け高機能鋼材「高アレスト鋼、HTUFF鋼」 3,215,888百万円
7003 三井E&S 船舶用ディーゼルエンジンメーカー LNGおよびメタノールなどの次世代燃料焚きディーゼルエンジンにも取り組む 79,180百万円
6023 ダイハツディーゼル 船舶用ディーゼルエンジンメーカー アンモニアと水素の混合燃焼による舶用エンジンを開発 35,640百万円
6016 ジャパンエンジンコーポレーション 船舶用ディーゼルエンジンメーカー 赤阪鐵工所とアンモニア燃料エンジンと水素燃料エンジンの開発 21,448百万円
6022 赤阪鐵工所 船舶用ディーゼルエンジンメーカー J-ENGとアンモニア燃料エンジンと水素燃料エンジンの開発 3,405百万円
6018 阪神内燃機工業 船舶用ディーゼルエンジンメーカー(内航海運の中小型船舶向け?) 商船三井などとメタノールを燃料とする内航タンカー開発に関する戦略的提携 7,022百万円
5741 UACJ アルミニウム圧延メーカー LNGタンカー造船用部材 186,305百万円
7021 ニッチツ 船用ハッチカバーや船殻ブロックなどの製造 4,047百万円
7721 東京計器 船舶用の航海計器などを手掛ける 30,294百万円
6229 オーケーエム 特殊バルブメーカー 船舶用ゴムシートバタフライバルブなど 6,015百万円
6495 宮入バルブ製作所 LPガス容器用等のバルブメーカー 船舶用バルブも手掛ける 5,911百万円
6496 中北製作所 流体制御装置(バルブ)メーカー 船舶用機器が主力でコンテナ船のバタフライ弁や自動制御盤の製造販売をワンストップで提供 13,913百万円
6814 古野電気 船舶用電子機器・サービス 船舶用レーダーや船舶自動識別装置など 60,600百万円
6637 寺崎電気産業 船舶用配電制御システムや監視制御システムを提供 23,441百万円
6226 守谷輸送機工業 船舶用エレベーター 21,934百万円
4617 中国塗料 船舶用塗料メーカー 93,005百万円
4613 関西ペイント 子会社「関西ペイントマリン」が船舶用塗料 572,696百万円
6137 小池酸素工業 切断機メーカー 造船分野向けにも切断機を供給 18,815百万円
4093 東邦アセチレン 溶接技術 船舶などの大型建造物にも用いる? 13,308百万円

造船関連株 本命株・出遅れ株

それでは造船関連株本命株出遅れ株をピックアップします。個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😋

造船関連株 本命株 7014 名村造船所

7014名村造船所
7014 名村造船所

名村造船所は造船関連株の本命株として注目。名村造船所はタンカー、バルクキャリアー、コンテナ船、自動車運搬船等の製造を手掛ける造船メーカー。

日本の造船企業は1位、2位が非上場ですが、上場している中だと名村造船所がトップの建造量ですね。(2019年の建造量)

名村造船所は時価総額規模も小粒とはいえないまでも、大型ではないですし値動き的にも十分面白みのある銘柄だと思います。造船需要拡大がダイレクトに業績に直結する銘柄だと思いますので本命株として注目。

造船関連株 本命株 7018 内海造船

7018内海造船
7018 内海造船

内海造船も造船関連株の本命株として注目。内海造船はフェリーやRORO船、コンテナ船、プロダクトタンカー、自動車運搬船などを製造している造船メーカーです。RORO船っていうのは貨物を積んだトラックやシャーシ(荷台)ごと輸送する船舶のこと。

時価総額規模が小さく値動き的には面白そうですが、名村造船よりも業績的に不安がある印象はある。

造船関連株 本命株 7011 三菱重工業

7011三菱重工業
7011 三菱重工業

三菱重工業も造船関連株として注目ですね。三菱重工はボイラーやタービン、ポンプなどの船舶用機器を手掛けているのと、100%子会社の「三菱造船」が造船業を手掛けています。

三菱重工は時価総額規模がかなり大きいので造船関連としての材料だけで大きく動く可能性は低いかもしれないですが、宇宙関連株・防衛関連株・核融合関連株などさまざまな有力テーマを内包しているので複合的に注目したい銘柄ですね。

造船関連株 本命株 7012 川崎重工業

7012川崎重工業
7012 川崎重工業

川崎重工も造船関連株の本命株として注目しています。川崎重工は造船事業をやってますし、船舶用機器や船舶用ガスエンジン、船舶用ボイラーなどを手掛けています。

特に注目したいのが船舶用の水素燃料エンジンも開発している点ですね。
ほぼ水素のみを燃料とする大型の船舶向け推進用エンジンの開発は世界初とのこと。川崎重工は2023年度にジャパンエンジンコーポレーションの本社工場で実証設備をつくり24年度に実験開始、27年度には船舶に搭載する計画の模様。

船舶用の水素燃料エンジンで先駆している点は注目ですね。水素燃料エンジンは、今置き換えられているLNG燃料エンジンやメタノール燃料エンジンよりもさらにCO2排出量が少ない、というかCO2排出量がゼロなので最強にエコなやつ。

造船関連株 本命株 7003 三井E&S

7003三井E&S
7003 三井E&S

三井E&Sは祖業は造船事業ですが、艦艇事業を三菱重工業に売却し、商船事業は常石造船に事業会社の株式の49%を譲渡するなど造船事業は撤退しています。現在は船舶用エンジンの開発に絞って事業をしている船舶用ディーゼルエンジンメーカーです。もちろん、LNG燃料やメタノール燃料などの次世代燃料焚きディーゼルエンジンにも取り組んでいますし、2023年10月には水素燃料の船舶用エンジンの実用化に向けて、岡山県玉野市の「玉野工場」に毎時100ノルマル立方メートルの水素ガスを供給できる実証設備を完工しています。

同社は主力製品の船舶用エンジンでは国内シェア首位なので次世代燃料エンジンへの置き換え需要も取り込む可能性のある銘柄として注目。

造船関連株 本命株 6016 ジャパンエンジンコーポレーション

6016ジャパンエンジンコーポレーション
6016 ジャパンエンジンコーポレーション

ジャパンエンジンコーポレーションも造船関連株の本命株として注目。
ジャパンエンジンコーポレーションは2017年に神戸発動機が三菱重工の事業会社を承継してできた会社で、舶用低速エンジン唯一の国産エンジンブランドです。

ジャパンエンジンコーポレーションの船舶用低速エンジン「UEエンジン」は低燃費で、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、二酸化炭素(CO2)など、IMO(国際海事機関)が設定した規制をクリアすると同時に、メンテナンスの上でもメリットがある、なおかつコンパクトな設計とのことで2024年度には生産台数が2022年度比2倍超に膨らむ見込みとのこと。

ジャパンエンジンコーポレーションは既存のディーゼルエンジンを安定成長させつつ、次世代エンジンも開発中です。おなじく船舶用ディーゼルエンジンメーカーの「赤阪鐵工所」と協力して次世代燃料エンジンの開発に取り組み、アンモニア燃料エンジンは2025年に、水素燃料エンジンは2026年に開発が完了し本格的な実証を始める予定となっているようです。

ジャパンエンジンコーポレーションは時価総額規模的にも値動きに期待できそう。注目したい造船銘柄ですね。

造船関連株 出遅れ株 6022 赤阪鐵工所

6022赤阪鐵工所
6022 赤阪鐵工所

赤阪鐵工所は船舶用のディーゼルエンジンメーカーで、自社オリジナルの4ストロークエンジンを手掛けているほかライセンス契約によりジャパンエンジンコーポレーションの2ストロークエンジンも製造しています。

また、エンジンのほかにもエンジン遠隔操縦装置や機関監視装置など船舶用のさまざまな装置・機器などを提供しています。またジャパンエンジンコーポレーションとはアンモニア燃料エンジンや水素燃料エンジンなどの次世代船舶向けエンジンの開発もしています。時価総額規模はかなり小粒。

造船関連株 本命株 6023 ダイハツディーゼル

6023ダイハツディーゼル
6023 ダイハツディーゼル

ダイハツディーゼルは船舶推進用のディーゼルエンジンも手掛けていますが、船舶内に電力供給する発電用ディーゼルエンジンも提供しており、こちらが強みですね。

ダイハツディーゼルはもともと軽自動車メーカーのダイハツ工業と同じ会社だったんですが、船舶用エンジン・産業用エンジンの事業部を分離してできたのがダイハツディーゼルって感じですね。今は連結子会社とかではないですが、一応ダイハツディーゼルの株式の35%をダイハツ工業が保有しています。

ダイハツディーゼルはアンモニアと水素の混合燃焼による舶用エンジンを開発しています。

造船関連株 本命株 7013 IHI

7013IHI
7013 IHI

三大重工業の一角であるIHIは祖業が造船で、現在も船舶用ハイブリッド推進システム、機関監視・制御システムなど船舶関連機器を手掛けているほか、造船メーカー2位の「ジャパン マリンユナイテッド」の35%大株主。というか、ジャパンマリンユナイテッドはIHIの造船事業が分離したIHIマリンユナイテッドが紆余曲折を経てジャパンマリンユナイテッドになった感じ。こちらも造船関連株として注目です。

造船関連株 本命株 5411 JFEホールディングス

5411JFEホールディングス
5411 JFEホールディングス

JFEホールディングスは粗鋼生産国内2位の大手鉄鋼メーカーで、船舶材料を供給しているほか、こちらも造船メーカー「ジャパン マリンユナイテッド」の35%大株主です。こちらも造船関連株として注目。

造船関連株 本命株 5401 日本製鉄

5401日本製鉄
5401 日本製鉄

日本製鉄は粗鋼生産国内首位の大手鉄鋼メーカー。日本製鉄も造船向けの「高アレスト鋼」「HTUFF鋼」といった高機能鋼材を手掛けています。こちらも造船銘柄として注目。

造船関連株 出遅れ株 6018 阪神内燃機工業

6018阪神内燃機工業
6018 阪神内燃機工業

阪神内燃機工業は中小型舶用エンジンを手掛けるディーゼルエンジンメーカー。
同社は商船三井、商船三井内航、田渕海運、新居浜海運、村上秀造船とメタノールを舶用燃料に使用するエンジン搭載の内航タンカー開発に関する戦略的提携をしており、阪神内燃機工業はメタノール舶用燃料エンジンの開発を行っています。

時価総額規模が小さく出来高も少ない銘柄ですが、造船銘柄としては一応出遅れといえそうな気がする。

造船関連株 出遅れ株 5741 UACJ

5741UACJ
5741 UACJ

アルミニウム関連株のUACJも造船需要で恩恵があるかも。UACJはアルミニウム圧延メーカーでLNGタンカー造船用部材を提供しています。時価総額規模大きめですし造船への関連は間接的なのでそこまで大きな値動きはないかもしれませんが、一応注目。

造船関連株 出遅れ株 7721 東京計器

7721東京計器
7721 東京計器

東京計器は航空計器や船舶用計器を手掛ける銘柄です。造船需要が高まれば船舶用の航海計器の需要も高まりそう。時価総額規模もそこまで大きくないですし、防衛関連株・宇宙関連株としての側面もあるので注目。

造船関連株 出遅れ株 6229 オーケーエム

6229オーケーエム
6229 オーケーエム

オーケーエムは特殊バルブメーカーで船舶用ゴムシートバタフライバルブなどを手掛けています。小型株で造船関連株としては出遅れっぽい気がするので、一応注目。

造船関連株 出遅れ株 6495 宮入バルブ製作所

6495宮入バルブ製作所
6495 宮入バルブ製作所

宮入バルブ製作所はLPガス容器用等のバルブメーカーで船舶用バルブを手掛ける点に注目。時価総額規模も小さいですし人気化したら面白そう。水素エネルギー関連株でもあるので、そっち方面でも注目かも。

造船関連株 出遅れ株 6496 中北製作所

6496中北製作所
6496 中北製作所

中北製作所は造船関連株でちょっと面白そうだなと思っています。中北製作所は流体制御装置(バルブ)メーカーで船舶用機器が主力。船舶用機器が主力ということは造船需要の高まりでダイレクトに業績に反映しそうですね。

中北製作所はコンテナ船のバタフライ弁や自動制御盤の製造販売をワンストップで提供している点が強み。船舶向けの遠隔操作装置まで一括で製造しているのは中北製作所が唯一らしい。時価総額規模もお手頃ですし値動きに注目。

造船関連株 出遅れ株 6637 寺崎電気産業

6637寺崎電気産業
6637 寺崎電気産業

寺崎電気産業は船舶用の配電制御システムや監視制御システムを提供している銘柄ですね。新造船需要で恩恵ありそうですね。時価総額規模もお手頃。

造船関連株 出遅れ株 6814 古野電気

6814古野電気
6814 古野電気

古野電気も造船関連株として注目。同社は船舶用電子機器・船舶用レーダーや船舶自動識別装置などを手掛ける銘柄。

造船関連株 出遅れ株 6226 守谷輸送機工業

6226守谷輸送機工業
6226 守谷輸送機工業

守谷輸送機工業は荷物用エレベーターを手掛ける会社で、船舶向けのエレベーターも提供している点に注目。こちらも造船需要アップで恩恵ありそうですね。

造船関連株 出遅れ株 4617 中国塗料

4617中国塗料
4617 中国塗料

中国塗料は船舶用塗料で国内シェア6割、世界シェア2割を誇る塗料メーカー。船は海水による船底の劣化を防いだり、また船底にフジツボや貝類、藻類などの付着を防止するために機能性塗料を塗るらしいですね。船舶用塗料で高いシェアをもつ点は面白そう。

造船関連株 出遅れ株 6137 小池酸素工業

6137小池酸素工業
6137 小池酸素工業

小池酸素工業はガス・溶接・切断のトータルシステムサプライヤー。鋼板やアルミ・ステンレスなど金属材料を加工する様々な種類のガス、溶接・切断のための加工機械やなどを手掛けています。造船向けにも切断機などを供給しているので、もしかしたら注目される可能性もあるかも?

造船関連株 まとめ

けっこう長くなってしまいましたが、とりあえず造船関連株については以上ですかね。
またなにか新情報や新たな銘柄、見落としている銘柄とかが出てきたら追記するかもです!

造船バブルは割と夢あるかなぁと思います。円安恩恵銘柄でもあるのでドル円相場にも左右されそうですが。引き続き造船関連株は注目しておこーかなと思っています!

他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

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2 件のコメント

  • ほんとにほんとに参考になりますし、1銘柄ずつのまとめや紹介、注目ポイントなどとてもわかりやすいです!これからも記事楽しみにしています!

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