造船所設備投資関連株 本命株 出遅れ株 一覧

    造船所設備投資関連株

    こんにちは、かりんです🥰
    直近で造船関連株が大幅に動意づいています。

    2025年10月22日(水)の日経新聞オンラインで『日本の造船業の建造量倍増を目指し今治造船など国内17社でつくる業界団体「日本造船工業会」が近く3500億円の設備投資を表明する』と報じられました。

    日本政府もアメリカと協力して世界の造船シェアでトップを走る中国に対抗する姿勢を見せるなか、民間の造船業界の主要団体「日本造船工業会」も巨額の設備投資に踏み切る姿勢。2035年までに建造量を倍増する目標を達成するための巨額投資だそうです。

    なお、この3,500億円の設備投資は業界が自ら資金を投じる姿勢を示すことで、政府が検討している「1兆円規模の造船業支援基金」の創設を後押しする狙いがあると報じられています。

    自民党も大手造船メーカー側が3500億円を出資する意向を表明したのを受け、残りを政府が拠出すべく政府側と交渉を急ぐ方針を確認したと報道されています。

    日本の造船業復活は米国に対しても強力な外交カードになる可能性がありますし、今こそ力を入れる時!って感じなんですかね。

    ちなみに3500億円って金額が造船業界にとって大きいのか?よくわかんないですよね。これ複数のAIに聞いたところ、3500億円規模でも十分な大きな投資額らしい。国内の造船業界全体の設備投資額はだいたい年間で1000~1500億円程度に留まるらしいので、3500億円の設備投資は業界全体の数年分のインパクトっぽい。まぁこの辺はAIさんに聞いただけで裏取ってないので、気になる方はご自身で調べてみてください。

    いずれにしても、日本の造船業界が「今こそ!」と注力する姿勢を見せており、政府の後押しを待っている状況ですから、造船関連株なかなかアツそうです。

    で、当ブログではすでに造船関連株についてはまとめているページがあるので、そちらはそちらで見て頂きたいんですが、このページでは造船所の設備投資にフォーカスして銘柄をピックアップしていきます。造船所設備投資関連株って感じで!

    ちなみに造船関連株は以下のリンク先ページでみてください😋

    造船関連株 本命株 出遅れ株 一覧≫

    造船所設備投資関連株とは

    造船所設備投資関連株とは造船所向けの大型クレーンなど設備・機器を手掛けている銘柄、あるいは造船所・ドックの新設・拡張・更新などを手掛ける銘柄の総称です。

    2025年10月22日(水)に、一部メディアで報じられた「日本造船工業会による3500億円の設備投資」ですが、報道によると『大型のつり上げクレーンなどを導入して生産能力を高める』とのこと。おそらくは既存の造船所向けに大型設備・機器の増強または更新するのがメインっぽいのかな。

    ということで、造船所設備投資関連株としては主に造船向け大型クレーンを手掛ける銘柄大型クレーン設置のための基礎工事を行う港湾建設(マリコン)や総合建設(ゼネコン)がメインになりそうですね。

    マリコンやゼネコンは既存の造船所や造船ドックの拡張や更新、老朽化した建屋の更新などでも恩恵があるかもですし。

    日本造船工業会 法人会員17社

    2025年10月22日(水)の報道で、3500億円の設備投資を報じられた国内17社でつくる業界団体「日本造船工業会」の法人会員企業をピックアップしておきますね。

    日本造船工業会 法人会員17社(上場企業)

    7013 IHI
    7012 川崎重工業
    6302 住友重機械工業
    7018 内海造船
    7014 名村造船所
    7003 三井E&S
    7011 三菱重工業

    日本造船工業会 法人会員17社(非上場企業)

    今治造船
    大島造船所
    尾道造船
    佐世保重工業(名村造船所の子会社)
    ジャパンマリンユナイテッド
    新来島サノヤス造船
    新来島どっく
    新来島豊橋造船
    常石造船
    函館どつく(名村造船所の子会社)

    造船所設備投資関連株 一覧

    造船所設備投資関連株リスト
    コード 銘柄名 特徴 時価総額(25.10.24時点)
    6302 住友重機械工業 傘下の「住友重機械マリンエンジニアリング」は商船造船分野から撤退したが、同じく傘下の「住友重機械搬送システム」は造船業向けのゴライアスクレーン(門型クレーン)の国内唯一のメーカー 545,086百万円
    7011 三菱重工業 自社で長崎造船所・下関造船所等を所有
    造船ドックや工場の建設・拡張を自ら推進
    造船所建設に必要な巨大な機械設備やインフラ部品を供給するメーカー
    14,931,765百万円
    7012 川崎重工業 自社で神戸造船所・坂出造船所を保有
    自社および合弁会社で造船ドック建設・拡張工事の実績
    1,945,374百万円
    7013 IHI 造船事業をJMUの一部として統合後も造船設備関連のエンジニアリング、造船所の改修・ドック設備、クレーン設備などは引き続き関与 3,361,969百万円
    7003 三井E&S 祖業は造船だが、造船そのものからは撤退し現在は船舶用エンジンと港湾クレーンが中核事業
    港湾クレーン技術など大型機械技術は造船技術が元
    産業用クレーン(ジブクレーン?)も手掛ける
    579,415百万円
    1893 五洋建設 国内の海洋土木(マリコン)最大手
    「みらい造船建設工事」などで実績 その他港湾・埋立・海底トンネルなど海洋土木実績多数
    397,559百万円
    1885 東亜建設工業 国内の海洋土木(マリコン)大手
    造船所建設の根幹である埋立・港湾開発・整備などで実績多数・海外で造船所プロジェクトの実績も
    207,717百万円
    1801 大成建設 スーパーゼネコン5社のうち一社
    国内の海洋土木(マリコン)大手「東洋建設」をTOBにより完全子会社化へ
    2,026,737百万円
    1888 若築建設 国内の海洋土木(マリコン)中堅
    10,000トン級フローティングドックの建造を決定 2027年度中の完成目指す
    67,288百万円
    1813 不動テトラ 陸上土木・海洋土木も手掛ける中堅ゼネコン
    造船所建設に必要な地盤改良と護岸・消波構造物の分野で強み
    46,830百万円
    1812 鹿島 スーパーゼネコン5社のうち一社
    造船ドック・造船用修繕ドック施設の設計・施工実績
    2,599,402百万円
    1803 清水建設 スーパーゼネコン5社のうち一社
    1969年にユニバーサル造船津事業所の建造ドック工事で設計実績
    1,486,414百万円
    1802 大林組 スーパーゼネコン5社のうち一社
    今治造船 丸亀新ドックで設計・施工(他社と共同施工)実績
    1,838,780百万円
    1762 高松コンストラクショングループ グループ中核の「みらい建設工業(マリコン中堅)」が造船所建設に必要な港湾・臨海部の基盤整備工事を手掛ける 121,517百万円
    5233 太平洋セメント セメント・生コンメーカーの国内最大手
    造船所の基礎構造・ドライドック・岸壁・護岸工事などの主要資材供給の思惑?
    498,414百万円
    5411 JFEホールディングス 造船用鋼材のサプライヤー、傘下のJFEエンジニアリングが港湾・ドック・艤装岸壁・クレーン設備などの造船所インフラ建設を手掛ける 1,123,174百万円

    造船所設備投資関連株 本命株 出遅れ株

    それでは造船所建設関連株本命株出遅れ株をピックアップしていきますね!この項目は個人的な主観コミコミなので参考程度にお願いします😋

    造船所設備投資関連株 本命株 6302 住友重機械工業

    6302住友重機械工業
    6302 住友重機械工業

    造船所設備投資関連株では、住友重機械工業を本命視。

    住友重機械工業は建設機械や造船分野、プラント向けのほか、半導体製造装置など精密機械なども手掛ける企業。造船分野に関しては傘下の「住友重機械マリンエンジニアリング」が2024年02月に「商船造船分野から撤退する」と発表していますが、造船そのものからは撤退するも造船分野向けの設備機器メーカーとしては依然有力視される会社

    というか有力視どころか、住友重機械工業の傘下「住友重機械搬送システム」は、HPに「造船向けのゴライアスクレーンの国内唯一のメーカー」と記載があります。一応ゴライアスクレーンは三菱重工も手掛けた実績あるっぽいですが、三菱重工は自社の造船所に自社設備として導入したっぽく、「造船所に対して新規にゴライアスクレーンを販売・提供するサプライヤー」としての位置付けでは住友重機械工業が本命かと。

    ちなみにゴライアスクレーンってのは「門みたいなかたち」をしている大型クレーンで造船所といえばコレみたいなシンボル的な存在です。

    ゴライアスクレーン
    ゴライアスクレーン

    画像出展元:住友重機械搬送システム(https://shi-mh.co.jp/mh/product/product58/)

    日本造船工業会の3500億円投資表明で『大型のつり上げクレーンなどを導入して生産能力を高める』狙いらしいけど、ドンピシャでコレのことなんじゃないかなと私は思っています。

    ちなみに三井E&Sなんかが手掛けている港湾クレーンや一部産業向けクレーンはゴライアスクレーンとはまた違って主に物流・港湾向けですね。

    なので造船向けのゴライアスクレーンを国内生産していて納入可能なのは住友重機械工業がおそらく唯一っぽい。オンリーワン銘柄ということで造船所向けの大型投資関連では住友重機械工業を本命株として注目します。

    造船所設備投資関連株 本命株 7011 三菱重工業

    7011三菱重工業
    7011 三菱重工業

    三菱重工業は傘下に造船会社の「三菱造船」を擁する造船銘柄ですね。
    長崎や下関に造船所を所有しています。造船そのものでも注目の企業ですが、造船所向けの設備機器の供給にも関わっている銘柄ですね。

    上述のとおり、三菱重工も造船所向けゴライアスクレーンを製造・導入した実績はあるっぽいですが、自社設備として導入したのだと思います、たぶん。ただ技術としてはあるのでしょうし、クレーンの他にも船体組立ラインの構造物・制御システムなども手掛けているらしいし自社の造船ドックや工場の建設・拡張を自ら推進していたみたいですし、造船所向けの設備投資が加速することで恩恵がある銘柄と言えると思います。まぁそもそも造船銘柄ですしね。さすが三菱重工、いろんなところに絡んでますね。

    造船所設備投資関連株 本命株 7013 IHI

    7013IHI
    7013 IHI

    IHIも注目。IHIは造船事業自体はジャパンマリンユナイテッド(の一部)に引き継いでその後はJMUの株主という立場で関わっているくらい?だと思いますが、造船に関わる設備関連のエンジニアリングや造船所の改修・ドック設備・造船向けクレーン設備などは引き続き手掛けています。

    三菱重工と同様、IHIも造船所設備投資関連株として注目。というか重工3兄弟は全部注目かもですね。川崎重工も自社で造船所持ってますし、自社(および合弁会社で)で造船ドックの建設や拡張工事をした実績もあり。

    造船所設備投資関連株 本命株 1893 五洋建設

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 本命株 1885 東亜建設工業

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 本命株? 1801 大成建設

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 出遅れ株? 1888 若築建設

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 本命株 1812 鹿島

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 本命株 1802 大林組

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 出遅れ株? 1762 高松コンストラクショングループ

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 出遅れ株? 5233 太平洋セメント

    後日追記予定!ちょっとまっててね

    造船所設備投資関連株 まとめ

    疲れたので今日はここまで!
    後日また追記するつもりです。

    まぁ政府も日本の造船業復活を掲げていますし、造船業界が一丸となって取り組むみたいなので割と注目のテーマかもですね!造船関連株と併せて、造船所設備投資関連株も把握しておくと良いと思います。

    他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

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