こんにちは、かりんです🥰
新型コロナワクチンの報道が過熱してきていますね。いよいよ日本国内でも2月下旬くらいからを目途にワクチン接種がスタートする方針の模様。報道によると「医療関係者>高齢者>持病を持つ人>その他」という感じで、段階的にワクチン接種の優先順位が設定されるみたい。ワクチン接種にマイナンバーを活用する方針とも報じられています。
とにかくワクチン接種のスケジュールはこれから本格的に決まっていくと思われます。そうなれば株式市場でもワクチン関連株に注目が集まる可能性はありそうですね!
新型コロナワクチンの接種に必要なものといえば「ワクチンを冷凍保管する保冷庫」ですよね😘
米ファイザーの開発したワクチンは-70度前後の超低温で保存する必要があり、また米モデルナのワクチンも-20℃程度の低温で保存した方が長く保存できる模様。モデルナのワクチンは2℃~8℃程度でも保存できることはできるらしいですけどね。
いずれにしてもワクチンの保存・物流には超低温の冷凍庫「ディープフリーザー」が必要不可欠ということです。
ちょっとイマサラ感もありますが、今回は新型コロナワクチンの保冷・物流を支える「ディープフリーザー関連株」についてまとめていきますね😚
ディープフリーザー関連株とは
ディープフリーザー関連株とは、超低温設定が可能なフリーザーを製造・販売などを手掛ける関連株の総称です。
ちなみにディープフリーザーの言葉の意味としては「-40℃以下の超低温冷凍が可能な冷凍庫」という意味なのですが、このページではディープフリーザー関連株のほかにもワクチン輸送に用いられる可能性のある保冷庫・保冷容器関連株なども含めて紹介しますね。
米ファイザー製のコロナワクチンは-70℃の超低温での保管・管理が求められるため、国内はもちろん、今は世界中でディープフリーザーの需要が爆発的に伸びる可能性があります。
国内のディープフリーザーメーカーに世界中から受注が入るケースもあり得るかもしれないので、なかなか面白そうなテーマ株と言えるとおもいます。
ディープフリーザー関連株 一覧
コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(21.01.21時点) |
---|---|---|---|
6897 | ツインバード工業 | -100℃までの極低温冷却が可能なシステム「FPSC」 | 19,441百万円 |
6752 | パナソニック | ワクチン輸送・保管向けの保冷容器を開発と報じられる | 3,444,803百万円 |
6420 | フクシマガリレイ | -85℃まで可能な超低温フリーザー | 103,049百万円 |
6459 | 大和冷機工業 | -90℃まで可能な超低温フリーザー | 54,820百万円 |
6444 | サンデンホールディングス | -40℃が可能な超低温フリーザー | 10,300百万円 |
3004 | 神栄 | ディープフリーザー内の温度計測管理用ロガー | 7,409百万円 |
9930 | 北沢産業 | 業務用厨房機器大手 冷蔵・冷蔵設備も | 6,407百万円 |
2874 | ヨコレイ | 冷蔵倉庫大手 ワクチン物流の思惑? | 51,799百万円 |
3987 | エコモット | 停電時も継続稼働できるフリーザー対応型無停電電源装置 | 5,255百万円 |
ディープフリーザー関連株 本命株・出遅れ株
それではディープフリーザー関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきます。この項目は個人的な主観コミなので参考程度にお願いします🥰
ディープフリーザー関連株 本命株 6897 ツインバード工業
ディープフリーザー関連株の大本命株といえばやはりツインバード工業ですね。
ツインバードは新潟県に本社を置く家電メーカー。調理家電や季節家電、掃除機などに強みをもつ家電メーカーですが冷蔵・冷凍技術にも強みを持っており、超低温管理が可能なディープフリーザーも手掛けています。
ツインバードのディープフリーザーは、ヘリウムガスを冷媒とした「フリー・ピストン・スターリング・クーラー(FPSC)」という技術が使われており、-100℃までの極低温冷却が可能です。
ツインバードのディープフリーザーは、すでに米モデルナ製の新型コロナワクチンの国内輸送・保管機器として使われることが決まったと報じられています。モデルナ製のワクチンの国内販売を手掛ける武田薬品工業からすでに5000台分の受注が入っているんですね。
また、2021年1月20日(水)には日本経済新聞で「ツインバードがワクチン保冷庫の増産を急ぎ、既存の新潟県燕市の工場を活用して100人規模の増員を進め、月産台数を従来の10倍強に高めた」とも報じられています。日経新聞の記事によると、ツインバードのディープフリーザーは従来は月間で350台ほど生産していたところ、現在では月間約4000台のペースで生産。武田薬品に納入する5000台の他に、その後の受注増も見込んで3月中旬までにおよそ1万台を生産するとのこと。
ツインバードはすでにかなり上がってしまっていますが、モデルナ製のワクチンだけでなくファイザー製やその他ワクチンにもツインバードのフリーザーが使われる可能性もありますし、国内だけでなく世界中から注文が入る可能性もあると考えるとやはり本命株かなと。
ボラは大きめですが、直近でも下値を切り上げて右肩上がりのチャートを形成中なので、押し目で入れれば面白いかも?今後、TVニュースなどでもツインバードの社名がバンバン出てくる可能性はあると思っています。
ディープフリーザー関連株 本命株 3004 神栄
神栄はディープフリーザーそのものを生産しているわけではありませんが、関連銘柄として注目の銘柄です。
神栄はグループ会社が「温度計測・管理ロガー」というセンサーにより計測収集したデータを保存する装置を手掛けています。武田薬品から5000台の受注を受けたツインバードのディープフリーザー内に使われる温度計測・管理用ロガーに神栄グループ製のものが採用されています。こちらもワクチン輸送・保管の本命銘柄と言えると思います。
神栄もすでに株価は上がっちゃっていますけど、今後の値動きにも注目したいです。
ワクチン保冷容器関連株 本命株 6752 パナソニック
総合家電大手のパナソニックもワクチン保冷容器関連株として注目です。パナソニックは01/21(木)付けの日経新聞で「新型コロナウイルスのワクチン輸送・保管向けの保冷容器を開発した」と報じられています。
この記事によると、パナソニックのワクチン保冷容器はドライアイスを使ってセ氏-70℃以下を18日間保持することができるらしいです。-70℃以下での超低温管理が求められるファイザー製のワクチンにも対応しています。
パナソニックは時価総額規模が大きいので、値動きが緩やかかもしれないので、ドライアイス関連株に注目するのもいいかもしれません。
ディープフリーザー関連株 出遅れ株 6420 フクシマガリレイ
フクシマガリレイもディープフリーザー関連株の一つですね。フクシマガリレイは食品・業務用冷凍冷蔵庫の国内大手メーカー。フクシマガリレイも薬用の超低温保冷庫を手掛けていて、-85℃の超低温も可能な製品もあるようです。
フクシマガリレイはちょっと時価総額規模が大きめですが、とはいえツインバードや神栄に比べるとやや出遅れ感もあると思うので人気が波及してくれば面白そう。注目。
ディープフリーザー関連株 出遅れ株 6459 大和冷機工業
大和冷機工業は業務用冷凍・冷蔵庫メーカーの大手です。同社も-90℃まで可能な超低温フリーザーを手掛けているので、こちらも注目ですね。こちらもちょっと出遅れ感があるしフクシマガリレイより時価総額規模が小さいので値動き的にも面白そうです。今後に注目。
ディープフリーザー関連株 出遅れ株 3987 エコモット
※2021/03/03に追記しました!
ディープフリーザー関連株の出遅れ株としてエコモットを追加。エコモットは、2021年3月2日の引け後に新型コロナワクチンの保管用フリーザー向けに停電時にも継続稼働できる無停電電源装置(UPS)を開発し、3月中旬から提供開始すると発表しています。
エコモットのディープフリーザー向け無停電電源装置は、最大で5日間連続稼働できる仕様で、さらにクラウドを使った監視機能や温度センサーをオプション搭載できます。災害に備えるためにある程度の数は備えるかも!
ディープフリーザー関連株 まとめ
ディープフリーザー関連株は新型コロナワクチンの報道が活発化するこれからの時期に再注目を集めるかもなので、本命株・出遅れ株を把握しておくべきですね!
他にもドライアイス関連株やワクチン注射関連株も併せてチェックしておくといいかも。
次にくるテーマ株とか先読みしたいならいろいろアンテナを広げておくといいですよ。
こっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです☺
コメントを残す