こんにちは、かりんです🥰
最近、また日本発祥の新型コロナウイルス治療薬として「イベルメクチン」に注目が集まっていますね。
イベルメクチンとは、日本の北里大学「大村智」特別栄誉教授が、約40年前に発見した高寄生虫病の特効薬。本来、寄生虫をやっつける薬なんですが、イベルメクチンをコロナの軽傷患者に投与することでウイルスの複製が抑えられる効果が確認されており、コロナ治療薬としての研究も進められています。
2021年7月01日(木)に日本の医薬品メーカー「興和(非上場)」は北里大学と共同で、イベルメクチンをコロナの治療薬に用いる臨床試験(治験)を実施すると発表しました。
これによって日本発の新型コロナ治療薬関連株の一角として、イベルメクチン関連銘柄が注目されています。
今回はイベルメクチン関連株の本命株・出遅れ株 一覧についてまとめておきますね!
イベルメクチン関連株とは
イベルメクチン関連株とは、2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した北里大学の「大村智」特別栄誉教授が発見した抗生物質「イベルメクチン」に関連する銘柄の総称です。
イベルメクチンはそもそも抗寄生虫薬ですが、新型コロナウイルスの患者に投与してもウイルスの増殖を抑える効果があるのではないか、と期待されています。
新型コロナワクチンは接種が進んでいて、次は効果的な「治療薬」の開発が望まれます。コロナ治療薬としては、すでに米ギリアド社の「レムデシビル」がありますが、日本発のコロナ治療薬がもし承認されれば凄いことです。ちなみに日本発のコロナ治療薬として期待されたアビガンは、コロナ治療薬としての承認は見送りになってしまいました。アビガンって今後承認されるんですかね…。
なお、イベルメクチンについては北里大学と医薬品メーカー「興和(非上場)」が、新型コロナに対する効果を確認する臨床試験に取り組んでいて、2021年末までに承認申請の手続きを目指す考えとのこと。
本来、感染症対策はワクチンと治療薬の両輪を同時進行で進めるものなので、そろそろ日本発のコロナ治療薬の完成に期待したいですね。
ただし、コロナワクチン銘柄、コロナ治療薬銘柄のこれまでの推移をみるとイッテコイのチャートになっているものも多いので過信は禁物かと。一応い、イベルメクチン関連株には引き続き注目します。
イベルメクチン関連株 一覧
コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(21.07.06時点) |
---|---|---|---|
2183 | リニカル | 新薬開発の治験支援 北里研究所とイベルメクチンの治験業務委託契約 | 24,493百万円 |
2269 | 明治ホールディングス | グループ会社が北里研究所と新型コロナ治療薬の共同研究開発など | 1,024,506百万円 |
8012 | 長瀬産業 | イベルメクチンの基になる抗生物質をつくりだす「放線菌」の生産技術 | 208,882百万円 |
6568 | 神戸天然物化学 | 放線菌などの一般微生物の培養技術 | 10,065百万円 |
4521 | 科研製薬 | 思惑株 米アーバー社のアタマジラミ症治療剤「イベルメクチン 0.5%外用剤」の国内ライセンス契約 | 221,200百万円 |
4597 | ソレイジア・ファーマ | イベルメクチンを有効成分とする駆虫薬「ストロメクトール」の販売元「マルホ」が同社株式を保有 | 20,702百万円 |
イベルメクチン関連株 本命株・出遅れ株
それではイベルメクチン関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね!個人的な主観を含んだ内容なので参考程度にお願いします😘
イベルメクチン関連株 本命株 2183 リニカル
イベルメクチン関連株の本命株はリニカルですね。リニカルは新薬開発の治験支援を専業とする企業で、2020年9月に北里大とイベルメクチンの地兼業務を受託する契約を結んでいます。2020年9月には一過性の人気に終わりましたが、今回はどうですかね?
リニカルはイベルメクチン関連株のなかでも、時価総額規模がそれなりに小粒なので値動き的にも面白そうです。
イベルメクチン関連株 本命株 2269 明治ホールディングス
明治ホールディングスもイベルメクチン関連株として注目です。
2021年06月09日、明治ホールディングスのグループ会社「Meiji Seika ファルマ」は北里研究所と、次世代型イベルメクチン誘導体によるCOVID-19に対する画期的治療薬創出と抗ウイルス薬の基盤構築を目的とした共同研究開発を開始すると発表しています。
明治ホールディングスは時価総額規模は大きいですが、イベルメクチン関連株としては本命株と言えると思います。
イベルメクチン関連株 本命株 8012 長瀬産業
長瀬産業もイベルメクチン関連株として注目。長瀬産業は染料・合成樹脂などの化学品の専門商社ですが、イベルメクチンの基になる抗生物質をつくり出す「放線菌」の生産技術をもつことから関連銘柄として注目されています。
イベルメクチン関連株 本命株 6568 神戸天然物化学
神戸天然物化学もイベルメクチン関連株として注目。神戸天然物化学は有機化合物の受託研究・開発などを手掛ける企業。こちらもイベルメクチンの基となる抗生物質をつくり出す「放線菌」の培養技術をもつことから、関連株の一角として注目。
神戸天然物化学は時価総額規模もそれなりに小さいのでもっとテーマに注目が集まれば面白いそう。
イベルメクチン関連株 思惑株 4597 ソレイジア・ファーマ
ソレイジア・ファーマは2020年にイベルメクチン関連株として注目された銘柄です。
イベルメクチンを有効成分とする駆虫薬「ストロメクトール」の販売元「マルホ」という会社がソレイジアファーマの発行済み株数の9.7%を保有していることで思惑的な人気を集めた経緯があります。材料的にはそれほど強くないと思います。
イベルメクチン関連株 思惑株 4521 科研製薬
科研製薬は旧理研グループの製薬会社です。
2019年2月に、米アーバー社のアタマジラミ症治療剤「イベルメクチン 0.5%外用剤」の日本での開発及び販売に関するライセンス契約を締結していることで、2020年にイベルメクチン関連株が注目された時に、科研製薬も物色されました。ただ、科研製薬は、イベルメクチンについて、新型コロナウイルス向けの研究開発は行っていない旨を発表。
なので、イベルメクチン関連株の思惑株としてはほぼ終わっているとは思いますが、一応念のため紹介だけしときました。
イベルメクチン関連株 まとめ
イベルメクチンが将来的に新型コロナ治療薬の承認が下りるかどうかはまだわかりませんが、今までのワクチン銘柄、治療薬銘柄の傾向からして高値を掴みに行くのはちょっとリスキーかな…と。
個人的にはあまり過信し過ぎずにほどほどに注目したいと思います。
他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておくといいです。
こっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです🥰
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