こんにちは、かりんです🥰
直近の話題といえばやはり米国の前大統領「ドナルド・トランプ氏」ですね。
先日(24年07月14日)、トランプ元米国大統領が選挙集会で銃撃を受ける事件がありました。襲撃を受けトランプ氏は耳を銃弾が貫通する怪我を負ったようですが命には別条なく、逆に不屈の精神を見せつけるかのように拳を突き上げるポーズを取り、まるで映画のワンシーンのようなドラマチックな写真は世界中で話題になりました。
6月の第1回テレビ討論会以降、急速に「もしトラ」→「ほぼトラ」の風潮に変化しつつありましたが、このトランプ氏銃撃事件によって、さらに大統領選でトランプ氏が優位に立ったという見方が強まりました。もうほぼほぼ「確トラ」といった見方が大勢ではないでしょうか。
銃撃事件以降は世界の株式市場でも急速に「確トラ」を織り込む動きがみられ、日本株式市場でもトランプ関連株に物色が集まっています。
このブログではすでにトランプ関連株をまとめていますが、このページでは前々回(2016年11月)の米大統領選でトランプ氏が勝利した際に急速に動意づいた銘柄の、当時の推移をピックアップしてみます。
ちなみにトランプ関連株のテーマ別銘柄群を見たい方は以下のページで詳しくまとめていますので、併せてチェックしてみてくださいね！
前々回(2016年11月)のトランプ氏当選時に動意づいた銘柄
このページでは前々回の米大統領選(2016年11月)で、トランプ氏が勝利した前後、トランプ氏当選が大きな材料となって株価が上昇した銘柄をピックアップしてみます。
ちなみに2016年の米大統領選は「ドナルド・トランプ氏」と「ヒラリー・クリントン氏」の対決でしたが、この時の事前の世論調査ではクリントン氏が圧倒的に優勢という見方が強かったです。事前予想サイトでは「勝利確率：クリントン氏71.4％、トランプ氏28.6％」と見方もあった模様。
いずれにせよクリントン氏優勢という見方が強いなかでトランプ氏が勝利したわけなので、いわば番狂わせですね。もともとトランプ氏が当選する予想は少なかったことから、トランプ関連株も当選後からの上昇が目立った銘柄もあったみたい。
今回2024年の米大統領選「バイデンＶＳトランプ」では、現状トランプ氏が優勢の状況ですので、もう少し早い段階でトランプ関連株が動意づく可能性が高いかもしれません。
前置きが少し長くなりましたが、2016年11月の大統領選トランプ氏当選後に上昇した銘柄をみていきましょう！
トランプ関連銘柄 6240 ヤマシンフィルタ
はい、まずはヤマシンフィルタ。2016年の米大統領選後から急激に株価上昇。2016年11月1日の始値127.4円(5分割してるので実際には637円)だったのが、2018年1月に高値1,579円を付けてるので、約１年ちょっとで最大株価10倍以上、テンバガー超えてますね。まぁ米大統領選だけが材料というわけではなく、この間いろいろあったんでしょうけどトランプ氏当選も上昇のきっかけにはなったんだと思います。
ヤマシンフィルタは建設機械用の油圧回路に用いるフィルターで世界首位。建機用フィルタの売上は海外が約5割で北米向けが16％と強め。
トランプ氏は国内のインフラ投資に積極的な姿勢も見せていましたので、北米向けにも建機用フィルタを手掛けるヤマシンフィルタに思惑買いが入ったのでしょうか。2016年の米大統領選後、大きく株価を上げてます。
トランプ関連銘柄 6301 コマツ
建設機械で世界2位のコマツ。こちらもインフラ投資関連で恩恵があるとみられたのか、2016年の米大統領選前後で株価が上昇してますね。2016年11月01日の始値が2,343円で、その後2018年01月に高値4,475円を付けてるので、最大でおよそ株価1.9倍くらいには上がった格好です。やはりインフラ関連、建機関連はトランプ銘柄として注目か。
トランプ関連銘柄 6358 酒井重工業
酒井重工業は道路建設機械の専業メーカーでロードローラーなどを提供しているインフラ輸出系の銘柄ですね。。米国・インドネシア・中国で現地生産しています。
米国は道路・橋などのインフラ老朽化が問題になっているようなので、インフラ投資に積極的なトランプ氏の関連株として注目された格好ですかね。酒井重工業は2016年11月01日の始値2,120で、約2か月後の2017年01月に3,690円を付けています。この時点でおよそ株価1.7倍。まぁその後も伸びてますが。
トランプ関連銘柄 6326 クボタ
農業機械や建設機械を手掛けるクボタもインフラ関連株として物色された銘柄と言えると思います。
クボタは2016年11月01日の始値1688.5円で、約1年ちょっと後の2018年01月に高値2,368円を付けてるので株価1.4倍くらい。
トランプ関連銘柄 4616 川上塗料
川上塗料も2016年のトランプ関連株として注目された銘柄だと思います。
川上塗料は天然ガスパイプライン用塗料を手掛けており、１９９１年からロシア・ガスプロム社に天然ガスパイプライン用塗料を納入した実績があります。
川上塗料はなんかよくわかんないけど大統領選前に物色されてますね。動意づく前の株価は2016年09月01日始値が1,170円で、2016年12月に3,630円付けてるので株価約３倍くらいにはなってるのか。
トランプ銘柄 3355 クリヤマホールディングス
クリヤマホールディングスはゴム・樹脂製のホースを北米・欧州・南米を拠点に提供している企業で、産業用パイプラインの部材も供給しています。こちらも米国パイプライン投資に積極的なトランプ氏関連株として注目された銘柄ですね。
クリヤマホールディングスは2016年11月の始値730円でその後2018年1月の高値で1,515円を付けてるので約１年ちょっとで株価２倍くらいには伸びてる感じ。
トランプ関連銘柄 5233 太平洋セメント
太平洋セメントもインフラ輸出銘柄として注目された銘柄ですね。インフラといえばまずセメント。コンクリートの材料でもあるセメントがなくてはインフラ構築は話にならないってことで、米国やアジアに輸出しているセメントメーカー「太平洋セメント」も注目された格好ですかね。
2016年11月01日始値3,000円で、2018年01月の高値が5,070円なので約1年ちょいくらいで株価1.6倍。
トランプ関連銘柄 5019 出光興産
石油元売り２位のエネルギー銘柄、出光興産もトランプ氏当選後から株価を伸ばしていますね。トランプ氏は化石燃料の熱烈な支持者。出光興産は2016年11月01日始値が484.2円で、約5か月後の2017年3月に798円を付けてます。およそ株価1.6倍ですね。で、その後調整しながらもまだまだ株価上げて2018年10月には1,282円を付けてるので長いスパンで見れば株価2倍は超えてます。
トランプ関連銘柄 4235 ウルトラファブリックス・ホールディングス(当時：第一化成)
ウルトラファブリックス・ホールディングスは2016年当時の社名は第一化成。
同社は湿式合成皮革を手掛ける銘柄で、家具や車向けなどに米国市場で大きく展開している銘柄。航空機の内装やホテルで使われる特注家具などでもよく使われる素材ということで、トランプ経済の恩恵を受けやすい企業として注目された側面があるっぽい。
ウルトラファブリックスは2016年11月01日の始値277.5円で、2017年10月に高値1,850円を付けてるので株価6.6倍くらいになってる！
まとめ
このページは取り急ぎ以上。
とりあえずトランプ氏当選に関連性があるだろう銘柄をピックアップしましたが、ほかにもたぶんあると思うのでそういうのはもしかしたら追ってピックアップするかも。しないかもだけど。
まぁとりあえず前回のトランプ氏当選時に動意づいた銘柄は今回もチェックしておこーと思います！
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう！
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