2024年の爆上げ銘柄を振り返ろう！今年の個人的主役銘柄10選

こんにちは、かりんです🥰

いよいよ年末の雰囲気が漂ってきましたね、2024年の株式市場も残りあとわずかです。
ということで今回のブログ記事は【2024年の主役銘柄を振り返ってみよう】です！

2024年も色々なテーマ、さまざまな銘柄が注目を集めましたが、その中でも特に年間を通して堅調に推移した銘柄を個人的にピックアップしてみました。

皆さんも2024年にお世話になった銘柄がたくさんあるのではないでしょうか。

ただひとつご注意いただきたいのは、こちらの記事にピックアップする銘柄はあくまで個人的注目銘柄のなかでの【2024年の主役銘柄】ってだけなので全銘柄を調べたわけではありません。その点はあらかじめご理解ください。

なので「この銘柄が入ってないぞ！」とか「これを入れずに主役を語るな！」とか色々ご意見はあるかもしれませんが、まぁユル～くみていただけるとありがたいです😋

ではさっそくまとめてみましょう！

2024年の主役銘柄　一覧

まぁ2024年の主役銘柄といえばこの辺じゃないでしょうか！
どれも見覚えがありますね🥰

※全銘柄を調べたわけではなくあくまで個人的注目銘柄をピックアップしてそれを騰落率順に並べただけです。2024年の騰落率ランキングではありません。

※株式分割をして行っている銘柄は分割を考慮した株価をベースにしています。

上記の一覧表では以下の騰落率をまとめています。

■2024年01月04日(大発会)終値～2024年12月24日(当記事執筆時点)終値の騰落率
■2024年01月04日(大発会)終値～2024年の年初来高値の騰落率
■2024年01月04日(大発会)の騰落率

ふむふむ。メタプラとかデータセクション、倉元製作所などスタンダード市場、グロース市場の銘柄の騰落率はすさまじいですね。特にメタプラは大発会～年初来高値で株価26倍！凄すぎﾜﾛﾀ。

フジクラもプライム銘柄で株価6倍を記録してるのは凄い。

大発会の上昇銘柄は人気銘柄の証？！

【大発会に株価が上昇した銘柄はその年の人気銘柄になる】みたいなアノマリーを聞いたことがあったので、2024年の主役銘柄の大発会の騰落率も調べてみました。

36銘柄のうち、大発会で上昇(終値ベースで前日比プラス圏)が25銘柄だったので約7割が上昇してますね。

ちなみに2024年01月04日(大発会)は能登半島地震の影響もあり、日経平均株価は△175.88円と下落しています。

2023年12月29日(大納会)の日経平均株価　終値：33,464.17円
2024年01月04日(大発会)の日経平均株価　終値：33,288.29円

日経平均株価が下落するなか、主役銘柄たちは約７割が上昇しているので割となかなかの打率なのかも…。まぁ今回ピックアップしたなかではそんなに大幅な上昇率になっている銘柄はないですけどね。大発会の上昇銘柄は来年もある程度注目しても良いのかも。

個人的2024年の主役銘柄１０選

それでは上記に挙げたなかでも特に個人的に印象に残っている銘柄をピックアップしていきますか。

2024年の主役銘柄　電線御三家　5803  フジクラ

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+501.71%

2024年の主役銘柄といえばやっぱりフジクラ！ではないでしょうか。フジクラは電線御三家の一角で、生成ＡＩの普及拡大によりデータセンター需要が高まる思惑から、データセンター向けの光関連製品を手掛けるフジクラが買われた格好ですかね。

フジクラはチャートをみても2024年はずっと堅調な右肩上がりを継続。理想的な上がり方ですね。こういう銘柄に初動から乗りたいもの。フジクラ、私も今年は何度もお世話になりましたが、初動からは乗れてないし何度か細切れに利確しちゃってますね…。初動から黙って握っているのが一番稼げたのに、まぁこれは反省点です。

フジクラだけでなく、古河電気工業や住友電気工業などの電線御三家もかなり堅調でしたし、他にもケーブルメーカーのＳＷＣＣも堅調でした。あとデータセンター関連だと、施設向け空調などの設備を手掛けるダイダンや高砂熱学工業もキレイな上昇。データセンター関連株は堅調な銘柄が目立ちましたね。なかでもフジクラは「まさに2024年の主役！」と言える成長っぷりだったと思います。

2024年の主役銘柄　光関連株　6777 ｓａｎｔｅｃ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+196.71%

光関連製品でいえばｓａｎｔｅｃ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓもかなり強かったですね！2024年の大発会から年初来高値で約３倍、直近終値ベースでも約2.3倍ですからだいぶ堅調です。ｓａｎｔｅｃは光通信用部品・光測定器を製造・販売を手掛ける銘柄で、ＩＯＷＮ構想の関連株、光半導体関連株としてもピックアップした銘柄です。

ｓａｎｔｅｃ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓは個人的には決算で爆上げしてた印象が強いですかね。正直、決算プレイは乗れてないけど…。大発会から強かったし今年の人気銘柄と言えたんじゃないかと。

2024年の主役銘柄　防衛関連株　7011 三菱重工業

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+196.86%

防衛関連株も2024年の主役の一つだったと思います。防衛銘柄の王様といえばやはり三菱重工！
三菱重工は直近２年くらいずっときれいな右肩チャートを形成中ですが、特に2024年は上昇が目立ちました。
まぁ防衛費が上がるので防衛銘柄の株価が上がるのはまぁ当然といえば当然なので、ガッチリ握れている人も多そうですね！長期で握っても不安の少ない銘柄だと思いますし。三菱重工は防衛だけでなく、宇宙、原発、造船、ロボット、データセンターなどなどテーマ性もめちゃくちゃ豊富ですし。

あと、防衛銘柄だと三菱重工のほかにＩＨＩや川崎重工、日本アビオニクス、日本製鋼所なども上昇が目立ちましたね！ＩＨＩは2024年の騰落率では三菱重工以上に上昇してます。

防衛銘柄の代表格ということで三菱重工をピックアップしましたが、ＩＨＩを主役銘柄に推す人も多そう！防衛費の拡大は引き続き来年も続きそうなので、2025年も防衛銘柄は注目か。

2024年の主役銘柄　IP・コンテンツ関連株　8136 サンリオ

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+175.28%

サンリオも2024年の主役銘柄の一角と言えるのではないでしょうか。めちゃくちゃ堅調でしたよね！
株価低迷が続いているオリエンタルランドと対照的な株価の動きともよく言われてたけど、サンリオはテーマパーク比率1割ちょいくらいで、IP・コンテンツビジネスがメインなのでテーマパーク事業がメインのオリエンタルランドとはちょっと違うけど。

サンリオはクールジャパン銘柄などテーマ性でも注目されましたが、それより普通に業績が株価をけん引した感じですかね。上方修正２回くらいしてますし。11月末頃に株式の売り出しを発表して大きく株価下がるも回復も早かったです。

2024年の主役銘柄　スポーツ関連株　7936 アシックス

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+196.74%

アシックスも直近２年位ずっと堅調ですが、2024年になって上昇が加速した感じ。
めちゃくちゃ堅調なチャートですね、アシックスもテーマ性というより普通に業績で買われている感じですね。ランニングシューズも好調でオニツカタイガーブランドも絶好調。インバウンド需要も追い風だし、欧米比率が高いアシックスにとっては円安も追い風。アシックスも2024年、何回か上方修正してますね。これも握ってるだけで良かったやつ。

2024年の主役銘柄　クールジャパン銘柄？　7867 タカラトミー

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+107.91%

タカラトミーも直近2年くらいキレイな上昇トレンドを形成中の銘柄ですね。まじで強い。
途中、宇宙関連株のテーマ性とかもあったりしましたけど、こちらも普通に業績絶好調で買われた銘柄ですね。子供向けおもちゃといえばやっぱりタカラトミーですもんね。さらに25年1月からは「ディズニートレカ」を国内向けに販売するみたいです。

トレカ系って当たると大きいですし期待。トレカって「ヒットすればお金刷ってるみたいなもん」なんでしょ？ポケモンカードとかドラゴンボールカード、ワンピースカードとか強力なＩＰのトレカは普通に売れそう。ディズニーも超強力ＩＰですもんね。最近だとカバーの「ホロライブカード」もヒットしましたし。

2024年の主役銘柄　ゲーム・IP・コンテンツ関連株　9766 コナミグループ

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+107.83%

コナミグループもずっと堅調でしたね。コナミは運営型ゲームが絶好調。売り切り型のコンシューマーゲームよりも運営型の課金ゲームの方が儲かりそうですしね。何度か押し目を拾ってお世話になったけどこれもただ握っておけばよかったやつ。

2024年の主役銘柄　ビットコイン関連株　3350 メタプラネット

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+2568.75%

ビットコイン関連の象徴株といえば国内だと「メタプラネット」でしょう。
メタプラネットはなんと大発会～年初来高値で株価26倍超えをマーク。凄すぎ！まぁもともとボロ株だったのもありますけど、それにしてもとんでもない伸びです。

メタプラネットは2024年に何回か大きな波がきており一本調子というわけではないですが、まずは戦略的なビットコイン投資を表明した4月に大きく急騰。そして暗号資産フレンドリーであるトランプさんが米大統領選で勝利した11月にも急騰。

まぁビットコインでの利益は雑所得となって場合によっては税金が高いですからね。株式投資なら一律20.315％の税率ですからビットコインに投資するならメタプラでええやんって人も多そう。

というわけでビットコインが上昇すればメタプラの株価も上がる、みたいな図式になりつつあるので、来年以降もビットコインが上昇するなら注目か。

ちなみにメタプラはほとんど触ってない。暗号資産関連株ならマネックスとリミポならお世話になりました。

2024年の主役銘柄　利上げメリット銘柄　8306 三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+52.57%

2024年に起きた大きな変化といえばやはり「金融政策の正常化への舵切り」ではないでしょうか。2024年4月、日銀は長年続いたマイナス金利政策を解除し、7月の日銀会合では追加利上げを実施。ついに「金利のある世界」へと一歩を踏み出した状況です。7月の追加利上げ直後に、米国経済の下振れ懸念が浮上し8月には歴史に残る大暴落が起きました。

まぁ結果的に８月の大暴落は急速に回復しましたが、いずれにせよ日銀が金融政策正常化に動き出したのは大きな変化です。金利のある世界になることを見越してか、2024年は銀行株もけっこう目立っていたと思います。銀行株の代表格である「三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ」も浮き沈みはあるものの堅調なチャートを継続。
他にも三井住友ＦＧや楽天銀行、住信ＳＢＩネット銀行やメガ損保系の金融株が堅調に動いたのも記憶に新しいかと。日銀の利上げは2025年も続くとみられていますので、金融系の銘柄は引き続き注目しても良さそうですね。

2024年の主役銘柄　ペロブスカイト太陽電池関連株　4107 伊勢化学工業

騰落率(大発会～年初来高値)：株価+373.68%

2024年はペロブスカイト太陽電池関連株もちょくちょく注目を集めたテーマと言えると思います。ペロブスカイト太陽電池の原料のひとつであるヨウ素で世界的な企業が伊勢化学工業。日本はチリに次ぐヨウ素の産出国で世界生産量の約３割を日本が担っています。そのうち伊勢化学工業のヨウ素生産量は国内で圧倒的。

今後需要が拡大するであろうヨウ素銘柄として伊勢化学工業に注目が集まった格好ですね。
政府もペロブスカイト太陽電池の普及に本腰を入れ始めており、2040年には原発20基分に相当する発電規模まで普及させる目標を正式発表しています。

また2025年にはペロブスカイト太陽電池の実用化がいよいよ始まる？！みたいな話もありますので、ペロブスカイト太陽電池とヨウ素は引き続き注目したい。

2024年の主役銘柄を振り返ろう　まとめ

【2024年の主役銘柄を振り返ろう】の回は以上です！
いやぁ、改めて振り返ってみると壮観ですね、毎回こういう銘柄に初動で入りたいものですが、そう簡単にはなかなかいかないのが株。まぁ簡単じゃないからこそ真剣に取り組む甲斐があるってものですよね！

2025年はどんな銘柄が主役に躍り出てくるのか、今から楽しみです！

ってわけで、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう！

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