プリファードネットワークス関連株　本命株・出遅れ株　一覧

※この記事は2023年12月06日(水)に追記編集しました。

こんにちは、かりんです🥰

2023年12月05日(火)、西村康稔経済産業相は閣議後会見で米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアンＣＥＯから「日本に開発拠点を設置する意向が示された」ことを明らかにしました。

エヌビディアのジェンスン・フアンＣＥＯは大規模言語モデルに加え、日本のロボティクス分野でのモデル開発に「強い期待感が寄せられた」とのこと。天下のエヌビディアが日本で開発拠点を設置するというのは国内のＡＩ関連株や半導体関連株の刺激になりそうですね！

さらに、西村経産相は会見でポスト５Ｇ情報通信システム基盤強化研究開発事業で、超高効率のＡＩ計算基盤の研究開発を行う「プリファードネットワークス(PFN)」を採択することも発表しています。

この「プリファードネットワークス(PFN)」という会社は皆さんご存じですかね！
そう、国内最強のＡＩユニコーン企業と名高い会社です。

ＡＩの急拡大に伴い計算資源の低消費電力化が喫緊の課題ということで、PFNはＡＩ用半導体の低消費電力化やデータ処理需要に対する計算資源の割り当ての最適化などを進めるらしいです！

プリファードネットワークスは以前からＩＰＯを熱望されていますし、個人的にももし今後上場するならぜひとも注目したい有望企業なので、今のうちに関連銘柄をまとめておこうかなと！

プリファードネットワークス関連株とは

プリファードネットワークス関連株とは、日本最強のユニコーンと名高い「プリファードネットワークス(PFN)」に関連する銘柄の総称です。

ユニコーン企業とは企業評価額10億ドル以上の未上場ベンチャー企業のことです。いちおう設立10年以内でテクノロジー系企業であることもユニコーン企業の条件らしい。

プリファードネットワークスは2014年3月設立なのでギリギリ設立10年以内ですね。前身会社であるプリファードインフラストラクチャーは2006年設立ですけど…。まぁ細かいことはいいか🥰

プリファードは機械学習・深層学習(ディープラーニング)などの最先端技術を研究開発している会社。ＡＩ関連事業を中心に、自動運転技術などのモビリティ分野、産業ロボットやパーソナルロボットなどのロボティクス分野、そのほかエンターテインメントや教育、スポーツ、創薬など幅広い分野で事業化を進めています。

PFNがすごいのは、モビリティ分野ではトヨタと資本業務提携、ロボティクス分野ではファナックや日立製作所、創薬分野では中外製薬などその分野の中心的企業と組んでいる点。トヨタ、ファナック、ＮＴＴ、ＥＮＥＯＳ、中外製薬、三井物産、日立製作所など錚々たる大企業と資本業務提携を結んでいます。とんでもない可能性を秘めている！

何年も前から「プリファードはいつＩＰＯするんだ？」と上場を熱望されており、もしＩＰＯされれば人気化はほぼ間違いなしと言われてます。個人的にもプリファードがもし今後ＩＰＯするなら楽しみですしぜひ欲しい😍

ただ、2020年にプリファードの西川徹CEOが日経新聞の取材で「資金面で必要なければできればＩＰＯはしたくない」との考えを示しているので、もしかしたらＩＰＯはないのかもしれないですけど…。それに未上場でこれだけの大企業から資金調達できてるわけですしね。

とはいえ、今後どんどん大きな事業をやっていくのであれば上場する可能性もないわけではないと思います。個人的には2024年あたり…プリファードのＩＰＯこないかなぁと期待していますが…まぁこればっかりはわかんないですね！

まぁいずれにしろPFNは国の「ポスト５Ｇ情報通信システム基盤強化研究開発事業」に採択された超有望企業なわけですし、エヌビディアから期待されているＡＩ・ロボティクス分野にも非常に深く絡んでいる企業ですので、プリファード関連株はチェックしておいて良いと思います。

プリファードネットワークス関連株　一覧

プリファードネットワークス関連株　本命株・出遅れ株

それではプリファードネットワークス関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますね！この項目は個人的な主観コミコミなので参考程度にお願いします😋

プリファードネットワークス関連株　本命株　7203 トヨタ自動車

トヨタ自動車はプリファードネットワークス関連株の筆頭と言えると思います。トヨタ自動車は2015年にプリファードネットワークスと資本業務提携(出資金約10億円)しており、2017年にはさらに約105億円の追加出資しています。プリファードネットワークスとトヨタはモビリティ分野でにおけるＡＩ技術の共同研究・開発をしており、自動運転技術の向上を目指しています。

プリファードネットワークス関連株　本命株　6954 ファナック

産業ロボットを手掛けるファクトリーオートメーション銘柄のファナックもプリファードと資本業務提携をしている会社の一社です。ファナックとプリファードは工作機械やロボットなどのさらなる高度なインテリジェント化を目指して機械学習やディープラーニングを生かした技術開発において協業しています。

2019年には深層学習を活用して工作機械の異常の兆候を捉える「AIサーボモニタ」と、機械学習を用いて対象物を検査する「AI良否判定機能」の2種類を開発しています。

ファナックの手掛ける工作機械、ＦＡとプリファードのＡＩ技術は非常に親和性が高いと思います。こちらもプリファード関連株として注目。

プリファードネットワークス関連株　本命株　5020 ＥＮＥＯＳホールディングス

ＥＮＥＯＳもプリファードネットワークス関連株として注目です。ＥＮＥＯＳもプリファードネットワークスと資本業務提携をしている会社で、さらにPFNと共同出資で合弁会社「Preferred Computational Chemistry(PFCC)」を設立しています。

PFCCでは分子の物性を原子レベルでシミュレートする材料探索クラウドサービス「Matlantis（マトランティス）」の提供を2021年7月6日に始めています。ディープラーニングにより、これまで数時間～数カ月かかっていたシミュレーションを数秒単位で実施できるようにしたもので、触媒や吸着剤など新物質の開発にかかる時間を圧縮できるとのこと。

また、エネオスとプリファードは2023年8月に石油精製・石油化学プラントを自動運転するAIシステムの常時使用で手動操作を超える経済的で高効率な運転を達成したことも発表しています。

プリファードネットワークス関連株　本命株　4519 中外製薬

中外製薬もプリファードネットワークスと資本業務提携をしている会社で、バイオ・ヘルスケア領域において包括的パートナーシップを結んでいます。PFNのディープラーニング技術を用いて医薬品研究開発における課題解決を目指すとともに、より探索的な取り組みも含めた共同プロジェクトを実施するとしています。

ＰＦＮのもつディープラーニング技術で創薬プロセスの時間・コストの大幅短縮を目指しているらしいですね。ＡＩは創薬分野でも非常に役立ちそうです。

プリファードネットワークス関連株　本命株　8035 東京エレクトロン

半導体製造装置関連株の本命としてもピックアップした東京エレクトロンもプリファード関連株ですね。東京エレクトロンもＰＦＮと資本業務提携している会社で、半導体製造分野において最適化・自動化などをテーマに共同研究をしています。

プリファードネットワークス関連株　本命株　8031 三井物産

三井物産もプリファードと資本業務提携をしている会社で、2022年8月に共同出資で「T2」という自動運転技術の会社を設立しています。T2は2022年11月にレベル4の自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現に向けて始動したと発表。自動運転トラックは、差し迫った2024年問題にも大きく役立ちそう。

プリファードネットワークス関連株　本命株　3774 インターネットイニシアティブ

2023年12月05日(月)にプリファードネットワークスとＩＩＪとJAIST(国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学)は共同で「超高効率AI計算基盤の研究開発」に取り組むと発表しています。このプロジェクトは、当記事の冒頭でも伝えたNEDOの「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発」に共同提案して採択されたものですね。

いちおうこのプロジェクトの代表事業者はプリファードネットワークスで、ＩＩＪは共同提案者らしいですね。ＰＦＮはAI基盤モデル等の実用的なワークロードを効率的に実行可能なハードウェアおよびコンパイラ等のソフトウェア群の開発を行い、ＩＩＪは大規模な商用サービス展開に向けて、AI計算基盤に対応する高密度データセンターの基盤技術に関する研究開発を行うとのこと。ＩＩＪもプリファード関連株として注目。

プリファードネットワークス関連株　本命株　8316 三井住友フィナンシャルグループ

三井住友フィナンシャルグループもプリファード関連株と言えるかも。
SMBCグループの三井住友銀行がプリファードネットワークスではないんですけど、PFNの子会社でロボティクス事業を手掛ける「プリファードロボティクス」に出資しているようですね。2022年3月に3億円出資。ちなみに同じタイミングで旭化成グループの旭化成ホームズもプリファードロボティクスに3億円出資していますね。

プリファードネットワークス関連株　本命株　2432 ディー・エヌ・エー

ディー・エヌ・エーは2016年にプリファードネットワークスと共同出資でＡＩ技術を用いた企業向けソリューションを提供する合弁会社「PFDeNA」を設立しています。

ディー・エヌ・エーがインターネットサービスで蓄積してきた様々なデータと、PFNの機械学習・ディープラーニング技術を組み合わせてあらゆる事業領域で企業向けソリューションや消費者向けサービスを提供してくとのこと。PFDeNAのHPをみるとディープラーニング技術を活用して、少量の血液から14種のがんの有無を判定できる高精度なシステムの開発を目指しているみたい。

プリファードネットワークス関連株　本命株　6436 アマノ

アマノは就業情報システムや駐車場システム、ロボットソリューションなどを手掛ける会社です。
アマノはプリファードネットワークスの子会社「プリファードロボティクス」とＡＩ技術で自立移動する小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」を共同開発し、2022年10月より発売しています。

プリファードネットワークス関連株　出遅れ株？　4452 花王

花王は2022年2月にプリファードネットワークスと「仮想人体生成モデル」のプロトタイプを共同開発したことを発表しています。

「仮想人体生成モデル」ってなにかっていうと人の身体やライフスタイル、性格傾向、指向性などのさまざまなデータを網羅的に推定する統計モデルのことらしい。健康診断などで得られるようなデータに加えて、食事、運動、睡眠などのライフスタイル、性格傾向、嗜好性、ストレス状態まで幅広い項目を網羅的に備え、これらがどのようなパターンで現れるのかを示すことができるんだって！

ＡＩを使ってなにが自分の健康のために足りていないか、一人ひとりにあった最適なライフケアができるようになるためのやつ。だと思います。花王は将来的により多くの事業者と協業し、「仮想人体生成モデル」を活用したさまざまなライフケア・ソリューションの提供を支援する事業として成長させるとしています。

プリファードネットワークス関連株　出遅れ株？　4816 東映アニメーション

プリファードネットワークスはエンターテインメント分野も事業領域としており、2021年3月に東映アニメーションとAI技術によるアニメ制作効率化の実験的取り組みを共同で実施したことを発表しています。この取り組みではPFNが開発するアニメの背景美術制作支援ツール「Scenify（シーニファイ）」が活用されたみたいですね。

両社はこれからも、東映アニメの「伝統」とPFNの「最新技術」の融合によるアニメ制作の「革新」、そして、新たな映像表現に挑戦していく、としています。

プリファードネットワークス関連株　まとめ

プリファードネットワークス関連株については取り急ぎ以上ですね。

他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう！

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