アンソロピック関連株 本命株 出遅れ株 一覧

    アンソロピック関連株

    こんにちは、かりんです🥰

    2026年、AI相場真っ盛り!て感じですね。
    直近では連日のように半導体、AIインフラ関連株が賑わっていますが、この狂騒ともいえる相場の刺激材料の一つとなっているのが、2026年にも上場が噂される米国の巨大AIベンチャー「Anthropic(アンソロピック)」の存在ではないでしょうか。

    対話型の生成AIといえばOpenAIのChatGPT、あるいはGoogleのGeminiなどが有名ですが、ここにきて凄まじい勢いでシェアを拡大し、投資家のアツい視線を集めているのが米Anthropic(アンソロピック)社のAI「Claude(クロード)」です。

    個人的にもClaudeを無料版だけですが使ってみていますが、正直Gemini(有料版)にも匹敵するレベルの使い勝手と賢さなのではないかと思うレベル。まぁ無料なので使える回数はかなり制限ありますけど。それでも素人でも凄いなぁと思うくらいです。

    さて、日本国内でも名だたる超大手企業がアンソロピック社との戦略的提携・協業を相次いで発表しています。実際に2026年中にIPOするのでは?という上場観測の噂もありますし、今回は「アンソロピック関連株」について、本命株出遅れ株一覧をまとめていきます!

    アンソロピック関連株とは

    AI

    アンソロピック関連株とは米国の巨大AIベンチャー「アンソロピック社」と提携・協業などを行う銘柄の総称です。

    ちょっと前置きしておきますが、アンソロピックのClaudeを用いたサービスを手掛けるSaaS関連企業や、そもそもAIを動かすための半導体やAIインフラ関連企業などを含めると、対象銘柄は膨大な数になってしまいます。

    特に、最近ではアンソロピック社が主導して提唱したAIエージェントの共通規格「MCP(Model Context Protocol)」も話題ですよね。このような個別のAI系SaaS銘柄やMCP対応株、あるいは半導体やデータセンターといったAIインフラ関連株、MCP関連株は当ブログでもそれぞれ別ページで詳しく解説していますので、以下にリンクを置いておきますのでそちらをご覧いただければと思います。

    SaaS関連株 本命株 出遅れ株 一覧はこちら≫
    MCP関連株 本命株 出遅れ株 一覧はこちら≫
    AIインフラ(データセンター周辺機器関連株) 本命株 出遅れ株 一覧はこちら≫

    このページでは個別のWebサービスやSaaS銘柄、半導体・Aインフラ銘柄とは区別して、シンプルに「米アンソロピック社と直接的な大型の協業・提携を発表している国内の主要企業」にフォーカスしてまとめていきたいと思います。

    米アンソロピック(関連株含む)が注目される背景

    米アンソロピックが市場で注目されている背景には、主に3つの理由があると考えます。

    シンプルにアンソロピックのClaude(クロード)が凄い!

    私が使ってみたClaudeは一般向けの無料版で、それでも「凄く賢いなぁ」と思いましたがClaudeの真の恐ろしさは2026年4月に発表された次世代モデル「Claude Mythos(ミュトス)」でしょう。

    このMythos、実は「性能が高すぎて一般公開が見送られている」という異次元さ。特にセキュリティ分野の性能が高すぎる模様。自律的にシステムの脆弱性を見つけ出し、攻撃コードまで生成できてしまうハッキング能力を持つため、悪用を警戒して一般公開が見送られています。これほど驚異的な性能を誇るClaudeの存在こそ、アンソロピックがOpenAIを超えて注目される最大の理由と考えています。

    しかも直近(05/29)の報道によると『アンソロピックは数週間以内に同社の次世代AIモデル「Mythos」級の新モデルを全顧客に一般公開される見通し』とのこと。Mythos本体ではなく同等性能の新モデルとのことですが、それでも期待大。これはますますアンソロピックに注目が集まりそうです。

    国家インフラや巨大企業の「Claudeシフト」

    前項の「シンプルにClaudeが凄い!」につながる話でもありますが、特にMythosについては「悪用されると危険すぎる」ということ、まずは金融分野など重要インフラ企業へ「サイバー攻撃を先回りして防ぐための対策用」として限定的に先行提供されています。

    一般向けでも十分優秀なClaudeですが、水面下では国家インフラをサイバー攻撃から守るレベルの圧倒的な技術力を持ち、日本国内でも3メガバンクへのMythos提供が報じられ、NEC・富士通などITゼネコンとの提携も相次いでいます。

    アンソロピックの2026年上場観測(現時点では噂?)

    米株式市場ではアンソロピック社が2026年中(早ければ第4四半期)にIPOを実施するとの観測が複数のメディアで報じられており、主幹事候補の金融機関との協議も進んでいるとされています。

    2026年05月時点では、まだ上場申請が行われたなどの具体的な報道はされていませんが、今後IPO申請などが報じられれば関連銘柄への資金流入はさらに加速する可能性があります。

    2026年は米国の3つの巨大非上場企業のIPOが噂されています。1つめがスペースX社。言わずとしれたテスラのイーロン・マスク氏が率いる巨大宇宙ベンチャーですね。こちらはすでに2026年06月12日に上場の見通しとなっています。

    そしてもう二つがOpenAIとAnthropicです。
    このうち、個人的にもっとも期待しているのがアンソロピック。もちろん近年のAIブームの先駆けOpenAIにも注目ですが、自社インフラに巨額を投じ赤字を抱えるOpenAIは資金繰りや収益性に若干の不安。その点、Amazon、Googleなどのハイパースケーラーに分散依存し、資本効率化を図るアンソロピックの方が財務的にも健全です。

    さらに2026年05月29日の海外報道によれば、アンソロピックの企業評価額は約9,650億ドルに達し、OpenAI(約8,520億ドル)を抜き、世界で最も価値のあるAIスタートアップになったと伝えられています。

    とまぁ、少し長くなりましたが、米アンソロピック社はすでにIPO前ながら名実ともに「世界一のAIスタートアップ」となったわけですね。これがいよいよ上場するという段階なのですから、提携・協業する関連銘柄は絶対に知っておくべきでしょう!

    アンソロピック関連株 一覧

    それではアンソロピック関連株の一覧を挙げていきますが、その前に。
    ここでも少しだけ前置きをしておきます。

    正直なところ、現時点でアンソロピック社と正式に提携・協業を行っている日本企業は数えるほどしかありません。しかも、その多くはITゼネコンや通信・金融などの大型株が中心。今相場のど真ん中である「半導体」や「データセンター」などのAIインフラ系銘柄と比べると、どうしても注目度がイマイチで値動きも地味に感じてしまうと思います。今はとにかく「AIを動かすための物理的なインフラ周り」に圧倒的な資金が向かっているのが現状だからです。

    また「アンソロピックに直接出資している日本株」があれば文句なしの大本命になるのですが、残念ながら現状で直接的な資本参加をしている国内上場企業は見当たりません。(対抗馬のOpenAIに巨額出資している銘柄なら、ソフトバンクG(9984)が有名なんですけどね)

    とまぁ、今の相場環境だと関連株の顔ぶれは少し地味に映るかもしれません。しかし、今後アンソロピックの上場観測が本格化し、世間のニュースで連日取り上げられるようになれば、関連銘柄として物色が向かう可能性はあります。

    ここから紹介する銘柄はしっかり監視リストに入れておきつつ、今後新たに提携や協業を発表する企業があれば随時追記していく予定ですので、ぜひこまめにチェックしてみてください!

    アンソロピック関連株リスト
    コード 銘柄名 特徴 時価総額(26.05.29時点)
    6701 NEC 日本企業初のAnthropicのグローバルパートナー
    2026年4月23日よりエンタープライズAI分野でアンソロピックと戦略的協業を開始
    5,597,515百万円
    6702 富士通 2026年5月27日にAnthropicとの戦略的パートナーシップを締結を発表
    「Claude」を徹底活用しノウハウを蓄積し重要インフラをはじめ社会基盤の強化貢献を目指す
    5,859,573百万円
    6501 日立製作所 2026年5月19日にAnthropicと戦略的パートナーシップを締結を発表
    10万人規模の従業員を対象とした大規模な自社実践でClaudeを活用し自社基盤「Lumada」を強化
    23,430,708百万円
    4307 野村総合研究所 2025年11月に国内初のAmazon Bedrock向けAnthropic認定リセラーに選定
    2026年2月24日にはAnthropic Japanとのパートナーシップ拡大を発表し、Claude導入支援サービスの整備と自社エンジニア育成を推進
    2,918,995百万円
    6752 パナソニックHD 2025年1月の「CES2025」でAnthropicと戦略的提携を発表
    ClaudeをベースにしたウェルネスサービスUmiの開発など製品・サービス構築のための協業
    9,081,764百万円
    4704 トレンドマイクロ 2026年04月15日にAnthropicとの提携を発表
    Claudeを活用し、高度化・巧妙化するサイバー攻撃への対策とセキュリティ構築を強化する
    846,819百万円
    8306 三菱UFJFG 2026年5月の報道で、サイバー防衛の強化を目的にAnthropicの未公開次世代AI「Claude Mythos(クロードミュトス)」へのアクセス権を確保したメガバンクの一角 35,591,265百万円
    8316 三井住友FG 三菱UFJと同様に、Anthropicの次世代AI「Claude Mythos(クロードミュトス)」へのアクセス権を確保したことが報じられる 日本の金融インフラをサイバー攻撃から保護するための実証を進める 22,272,212百万円
    8411 みずほFG 他メガバンクと共に次世代AI「Claude Mythos(クロードミュトス)」のアクセス権も確保
    グループで数万人規模でのClaude活用も進める
    17,576,176百万円

    アンソロピック関連株 本命株 出遅れ株

    それではアンソロピック関連株本命株出遅れ株をピックアップします。この項目は個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😋

    アンソロピック関連株 本命株 6701 NEC

    6701NEC
    6701 NEC

    まずアンソロピック関連株として取り上げるのはNECですね。
    NECは2026年4月23日に、日本企業初となるAnthropicとのグローバルパートナーシップ(戦略的協業)を開始したことを発表しています。具体的には日本市場向けに業務特化型AIソリューションの共同開発を開始するみたいですね。

    NECは一時期「SaaSの死」が騒がれた時期もまっさきに売り込まれたことも記憶に新しいです。SaaSの死という概念も、アンソロピックのClaudeが優秀すぎることで「AIエージェントがいれば、もうSaaS全部要らないんじゃない?」という発想からでてきたもの。

    この流れを受けSaaSやソフトウェア銘柄は一斉に売られ、NECも大きく株価を下げる場面を見せましたが、そんな経緯のあるNECがアンソロピックと真っ先に組んで、ともに日本市場向けの業務特化型AIソリューションを共同開発するわけですから、なかなか痺れるストーリーではありますよね!

    ちなみにNECがグローバル・パートナーになる前の2025年1月の世界最大級のテクノロジー見本市「CES2025」でパナソニックHDがアンソロピックと提携してるんですけどね。まぁたぶんアンソロピックの用意した枠組み(グローバルパートナー)としては、NECが国内初ってことなんだと思います。

    現時点ではやはり半導体やデータセンター周辺機器・設備などの物理的インフラ銘柄に物色が集中しているため、AIを社会インフラに組み込んでいくSIer系、またソフトウェア系はそれほど注目されていない印象ですよね。ただ、今後のアンソロピックのIPO観測が本格化、また次世代モデル「Mythos」の一般公開といった材料がでてくれば「日本初のグローバルパートナー」の同社が物色対象となる可能性はなくはないかなと。いずれにせよNECは日本国内におけるアンソロピック関連株の筆頭格として注目しています。

    アンソロピック関連株 本命株 6501 日立製作所

    6501日立製作所
    6501 日立製作所

    日立製作所もアンソロピック関連株として取り上げておきます。
    日立製作所はNECに続き2026年5月19日にAnthropicとの戦略的パートナーシップ締結を発表しています。

    日立の提携は10万人規模の従業員を対象とした大規模な自社実践でClaudeを活用し、自社のデジタル基盤「Lumada」をさらに強化していくというもの。

    日立といえばIT(情報技術)だけでなく、OT(制御・運用技術)などの物理的な社会インフラ領域に圧倒的な強みを持つ企業です。電力、交通、製造業といった、絶対にシステムダウンが許されない現場において、AIを活用していくうえでAnthropicのClaude活用で蓄積したノウハウを活かしていくわけですね。

    現時点では半導体やAIサーバーといった「AIを動かすためのインフラ」が相場の中心ですが、今後実際にAIを社会インフラへ実装していくフェーズへ資金循環が起きたとき、日立製作所は中心銘柄になり得るポテンシャルがありそうですね。アンソロピックのIPO観測が強まる中、日本を代表する大本命の一つとしてしっかり監視しておきたい銘柄です。

    アンソロピック関連株 本命株 6702 富士通

    6702富士通
    6702 富士通

    NEC、日立と同じくメガSIerの富士通もアンソロピックと直接的なパートナーシップを結ぶ企業です。
    富士通はNECの発表から約1ヶ月後となる2026年5月27日にAnthropicとの戦略的パートナーシップ締結を発表しています。

    具体的な内容としては、自社内で「Claude」を徹底活用してノウハウを蓄積し、重要インフラをはじめとする社会基盤の強化貢献を目指すというもの。

    記事の前半でも触れましたが、Claude(特に次世代モデルのMythos)はセキュリティ分野での性能が極めて高く、サイバー攻撃を先回りして防ぐ能力に長けています。官公庁や金融機関などの超重要システムを多数手がける富士通にとって、Anthropicの強固なセキュリティはもはやなくてはならない必須防御アイテムともいえます。

    だって攻撃サイドがMythos並みのAIを用いる可能性を考えれば、防御サイドはより強力なAIで防御しないと。ただでさえサイバー攻撃は常に攻撃する側が有利なんですから。

    なので社会の重要ITインフラを構築するNECや日立、富士通などのメガSIerにとってアンソロピックとのパートナーシップは必須。ということでこちらもNECと同じく注目しておきたいアンソロピック関連株です。

    アンソロピック関連株 出遅れ株? 4307 野村総合研究所

    4307野村総合研究所
    4307 野村総合研究所

    野村総合研究所は、アンソロピック関連の取り組みという点では国内でもかなり動きが早かった企業ですね。2025年11月には国内初となる「Amazon Bedrock向けAnthropic認定リセラー」に選定され、その後2026年2月24日にはAnthropic Japanとのパートナーシップ拡大を発表しています。これによりClaude導入支援サービスの整備や、自社エンジニアの育成をいち早く進めています。

    NECや日立、富士通などが発表した「全社で数万人規模の導入!」といった派手な見出しのプレスリリースに比べると、手堅いビジネス展開の発表だったため、今のところアンソロピック関連株としては少し地味な立ち位置かもしれませんが、野村総合研究所といえば金融系システムに絶対的な強みを持つSIerです。

    記事の前半で書いた通り、Claudeの最大の武器は「セキュリティ解析性能の高さ」。コンプライアンスやセキュリティ要件が極めて厳しい金融業界の顧客に対して、Claudeを組み込んだ安全なシステム開発や導入支援を提案できるのは大きなアドバンテージになりそうです。

    というか、富士通、NEC、日立、野村総合研究所はいずれもMCP関連株としても取り上げた銘柄ですね。今のところ割と被る顔ぶれの紹介となってしまっていますが、MCPもアンソロピックの上場観測本格化で改めて注目されそうな気がするのでね。

    アンソロピック関連株 本命株 6752 パナソニックHD

    6752パナソニックHD
    6752 パナソニックHD

    パナソニックも国内企業としてかなり早い段階でAnthropicとの戦略的提携を発表していた銘柄ですね。
    NECの解説ブロックでも少し触れましたが、2025年1月に開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES2025」にてパナソニックHDとAnthropicの提携が発表されました。

    具体的には、Claudeをベースにした全く新しいウェルネスサービス「Umi」の開発など、次世代の製品やサービスを構築していくための協業というものですね。

    これまで紹介してきたSIer銘柄が、金融や官公庁などの「堅いBtoB領域(企業・インフラ向け)」でのClaude活用だったのに対し、パナソニックHDは自社の家電や住宅設備を通じて「一般消費者向けの製品・サービス(BtoC領域)」にClaudeを組み込もうとしているのが面白いポイント。

    今後AIがさらに進化すれば、スマホやパソコンの画面の中だけでなく、生活家電や住空間そのものに高度なAIが搭載されていくはずです。パナソニックはさまざまな家電などハードウェアで高いシェアを持っていますので、これらとClaudeを掛け合わせることで、次世代のスマートライフ市場を牽引しようとしているって感じかと。

    パナソニックのような超大型で事業が多岐にわたる複合企業の株価が、アンソロピック関連の思惑だけで急騰…といったことは考えにくいですが、パナソニックは今が旬の蓄電池関連株としても注目ですし、チャートもなかなか美しいです。複合企業ゆえにテーマも多数内包する銘柄なので、規律ある動きでチャートが右肩上がりなら素直についていっても面白そうな銘柄だと思います。

    アンソロピック関連株 出遅れ株? 4704 トレンドマイクロ

    4704トレンドマイクロ
    4704 トレンドマイクロ

    サイバーセキュリティ分野の専業企業からはトレンドマイクロがいち早くアンソロピックと戦略提携を発表しました。同社は2026年4月15日に、Anthropicとの戦略的な提携を発表していますね。

    トレンドマイクロといえば「ウイルスバスター」ブランドでインターネット向けセキュリティ商品を手掛ける企業です。こちらもNECなどのSaaS関連と同様に、「AIエージェントが優秀なら、もう既存のセキュリティソフトって要らないんじゃない?」という市場の連想から、激しく売り込まれた経緯のある銘柄です。

    一応、アンソロピックとの提携発表後は株価は若干の戻り基調…と言えるかもしれませんが、今が旬の「AIインフラ」というメインテーマからはズレていることもあってか、回復の鈍さが目立ちます。

    Claudeの圧倒的なセキュリティ能力を活用し、システムやインフラの脆弱性をいち早く発見して高度化するサイバー攻撃への防御力を高めていくという協力体制自体は素晴らしいですし、サイバーセキュリティ関連銘柄の中では注目しても良いとは思います。

    ただ、うーむ…。
    正直なところ、この銘柄に関しては「アンソロピックと提携している事実」があるため一覧には取り上げていますが、この株価の戻りの鈍さを見ると、個人的には今はエントリーしたいチャートの形ではないなぁと感じています。あくまで監視リストの片隅に置いておく程度でしょうか。

    アンソロピック関連株 出遅れ株? 8306 三菱UFJFG

    8306三菱UFJFG
    8306 三菱UFJFG

    三菱UFJFGもいちおう取り上げておきます。
    2026年5月の報道で、サイバー防衛の強化を目的にAnthropicの未公開次世代AI「Claude Mythos(クロードミュトス)」へのアクセス権を確保したことが分かっています。

    金融機関にとってサイバー攻撃によるシステムダウンや情報漏洩は許されない死活問題。そこでセキュリティ解析分野で突出した性能を持つと言われる「Mythos」が、日本の重要インフラであるメガバンクに先行提供されている形ですね。上記に挙げているようなアンソロピックと直接的な提携、あるいはパートナーシップ関係ではないことに注意。

    ちなみにこの「Mythos」へのアクセス権を確保してサイバー防衛の強化に動いているのは三菱UFJだけではありません。同じくメガバンクである三井住友FGや、みずほFGも同様にアクセス権を確保したと報じられています。

    念のため言っておきますが、メガバンクの株価は、結局のところ日銀の金融政策などのマクロ要因がもっとも株価を動かす要因になるのでアンソロピック関連の材料だけで急騰するような銘柄ではないです。
    ただ、日本の巨大な金融インフラが揃ってClaudeをセキュリティの要として取り入れている、取り入れざるを得ない、という事実はけっこう重要だなと思っています。

    いよいよ社会インフラ全体が「AIありき」もっといえば「Claudeありき」で構築されていく可能性もあるんじゃないかと。

    まぁAI関連株としてメガバンク銘柄が動く可能性は低いにしても、高配当&金利上昇の恩恵でセクター自体のトレンドも強いので、アンソロピック関連株の裾野の広さを示す銘柄として、三菱UFJに限らず三井住友もみずほも「一応全部監視リストに入れておいてもいいんじゃない?」的なスタンスで見ておけば良いと思います。

    アンソロピック関連株 まとめ

    米Anthropic(アンソロピック)関連株についてのまとめは以上になります。

    当記事執筆時点(26.05.29)では、まだアンソロピックの上場観測はあくまで「噂レベル」ですが、実際に上場申請が報道されればAI相場において最大級のイベントになるかも。もちろんOpenAIも注目ですが、いずれにせよ世界トップクラスのAIスタートアップである「アンソロピック」のIPOも「OpenAI」のIPOも見逃せません。

    AI分野、直近の狂騒から冷静に距離を置いている投資家さんもたぶん大勢いらっしゃると思いますが、個人的には今一番アツい最強テーマだと思っています。

    黙っていても、今後AI開発競争は加速していくはず。『Mythos』級の次世代モデルの一般公開、OpenAIやGoogleも当然対抗馬として新モデルを着々と進めているはず。

    まぁ正直、この記事でも繰り返しお伝えしている通り、2026年5月時点での相場の中心は半導体・AIインフラなど物理的な分野ですからアンソロピックと直接協力関係にある銘柄でも、やや存在感薄めではありますが、今後テーマの循環物色もありえるでしょうからAI開発競争の中心にいるアンソロピック社と提携・協業でつながる企業はしっかり監視リストに入れておきたいですね。

    他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

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