リーガルテック関連株 一覧 本命株・出遅れ株 まとめました!

 

こんにちは、かりんです😉

菅政権が始まり、河野行革相が「行政の脱ハンコ」を掲げて改革していることから日本でも脱ハンコ関連株に物色が集まっています。

脱ハンコは、ハンコ文化のある日本だけのトレンドですが、実は「契約業務のペーパーレス化(オンライン化)」は世界的にみても大きなトレンド。電子認証(印鑑レス)サービスを含む契約業務のオンライン化や法務とITテクノロジーを掛け合わせたサービスを「リーガルテック」と言いますが、リーガルテック分野は今後、世界的にも市場拡大の余地が大きいとみられています。

リーガルテックで先駆する米ドキュサインが堅調な株価推移で上昇していることや、非上場ながら企業価値が10億ドルを超えるユニコーン企業「米アイサーティス」が注目されていることも、リーガルテック分野の伸びシロを象徴しているように思えます。

日本株市場においても印鑑レス関連株だけでなく、法律や法務とITテクノロジーを掛け合わせた「リーガルテック関連株」にも注目しておくべきかも😊

今回はリーガルテック関連株についてまとめてみますね!

リーガルテック関連株とは

リーガル(法律)

リーガルテックとは法律(リーガル)とITテクノロジーをかけあわせて、法律・法務の業務を効率的に行う考え方のことです。

最近では、行政のデジタル化をはじめとしていろいろな業務のデジタル化する、いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)が普及してきていますが、リーガルテックも大まかな枠組みでいえばDXの中のひとつのジャンルと言えると思います。法律・法務業務のデジタル化(DX)=リーガルテックと考えれば、まぁOKなんじゃないでしょうか!

上でも書きましたが、契約業務のペーパーレス化・オンライン化は日本だけでなく世界的にみても大きなトレンドです。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による影響もありますし、リーガルテックの世界的先駆企業「米ドキュサイン」の大幅な株価上昇もリーガルテックの市場規模拡大における象徴ともいえそう。

日本においてもリーガルテックの国内市場規模は2018年には228億円だったものが2023年には353億円におよそ1.5倍に急拡大する見込みとのこと。

まだ伸びしろのある分野だと思いますし、引き続きリーガルテック関連株には注目しておきたいですね。

ちなみに「印鑑レス関連株」も広い意味ではリーガルテック関連株といえるテーマ株です。重複する銘柄もあるため、印鑑レス関連株もチェックしておくと良いと思います。印鑑レス関連株はこちらの記事でまとめています。

リーガルテック関連株 一覧

コード 銘柄名 特徴 時価総額(2020/10/12時点)
6027 弁護士ドットコム 電子契約「クラウドサイン」・リーガルテック領域に投資 313,463百万円
2158 FRONTEO 法的訴訟時の証拠保全へ電子データ収集、分析等 32,172百万円
6579 ログリー Cookieを使わないユーザー属性推定の特許 18,301百万円
3491 GA technologies フクダリーガルと業務提携 不動産取引におけるリーガルテックを推進 96,837百万円
3993 PKSHA Technology 大手法律事務所・リーガルテックベンチャーと資本業務提携 81,077百万円

リーガルテック関連株 本命株・出遅れ株

リーガルテック関連株本命株出遅れ株をピックアップしておきますね!個人的な主観が入っている内容なので、参考程度にしてくださいね。投資は自己責任でおねがいします😋

リーガルテック関連株 本命株 6027 弁護士ドットコム

6027弁護士ドットコム
6027 弁護士ドットコム

弁護士ドットコムは国内のリーガルテック分野では先駆する企業。リーガルテック関連株本命銘柄といえると思います。

弁護士ドットコムはハンコや紙の契約書をオンライン上ですべて完結させることができる電子契約サービス「クラウドサイン」を手掛ける銘柄で、印鑑レス関連株としても注目を集めていますね。国内の電子契約サービスを取り入れている企業の約80%が弁護士ドットコムのクラウドサインを利用しているとのことで、国内の電子契約サービスでは圧倒的です。

あと、弁護士ドットコムはリーガルテック分野の非上場企業「日本法務システム研究所」「リーガルスクリプト」に投資しており、今後も相乗効果を見込めるリーガルテック分野の投資を継続する方針とのこと。

弁護士ドットコムは直近で大幅に株価が上がっているため注意が必要ですが、リーガルテック分野では国内で中核的な銘柄といえると思います。

リーガルテック関連株 本命株 2158 FRONTEO

2158FRONTEO
2158 FRONTEO

フロンテオは独自開発の人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を手掛けるAI関連株ですが、リーガルテック関連株でもあります。

フロンテオは国際訴訟で必要となる電子データの保全・調査・分析を行う「eディスカバリ」などリーガルテック分野が事業の柱。リーガルテックで培ったAIテクノロジーを育成中のAI関連株ということで、どちらかというとリーガルテック銘柄としての色合いのほうが強いといえると思います。

リーガルテック分野はAI(人工知能)との親和性も高く、フロンテオは国際訴訟や不正調査の証拠発見にAIを導入するサービスも手掛けています。

またフロンテオは独自AIのKIBITを活用して、企業の広告の表示審査を自動化するサービスも提供しており、この点はリーガルテックというよりも「レグテック」に近い分野ですね。レグテックとは、企業のレギュレーションとITテクノロジーを掛け合わせるという考え方です。

フロンテオは時価総額規模もそこまで大きくなくAI・リーガルテック・レグテックといろいろテーマ性豊富なので注目しています。

リーガルテック関連株(レグテック関連株) 本命株 6579 ログリー

6579ログリー
6579 ログリー

最近急激に株価を伸ばして大相場になっているログリーにも注目。

ログリーはウェブ広告のプラットフォームを手掛ける会社ですが、特徴的なのはメディアのデザインに自然なかたちで、サイト内容と広告内容がマッチする「ネイティブ広告」のプラットフォームを手掛ける会社です。ログリーのネイティブ広告は、ウェブ上の記事内容を解析して広告を自動的に配信するシステムが特徴的。

ログリーはリーガルテック関連というよりもレグテック関連株といったほうが正確かも。

ログリーで注目なのは、サイトを閲覧した履歴「Cookie」を使用しないでユーザー属性を推定する特許を取得している点。

Cookieはウェブサイトの閲覧履歴などのユーザー情報を一時的に保存するもので、インターネット広告ではよく活用されます。例えばダイエット関連のサイトを覗いたら、ダイエット食品の広告がずっと表示されるようになったことありませんか?これはCookieを解析して、ユーザーの興味のありそうな広告が表示されているからみたいですね。

広告を配信する企業からしてみると便利なCookie情報ですが、今後は個人情報保護の観点から活用が規制される可能性が高いようです。欧米ではすでにCookie規制が始まっているらしく、日本でも時間の問題とかなんとか。

もし、Cookie情報を企業が活用することが制限されるようになればCookieを使わずにユーザー情報を推定する特許をもっているログリーにとっては、大きなビジネスチャンスになりそうですね。

リーガルテック関連株 本命株 3491 GA technologies

3491GA technologies
3491 GA technologies

不動産の総合プラットフォーム「RENOSY」を手掛けるGAテクノロジーは、不動産分野のDX銘柄の中核株とされていますが、一応リーガルテック関連株としても注目。

GAテクノロジーは2019年12月に「フクダリーガルコントラクツ&サービシス司法書士法人」リーガルテック関連分野の次世代型ビジネスの共同開発にむけた業務提携をしています。フクダリーガルと協力して、不動産取引における登記手続きなどのオンライン化などの不動産分野におけるリーガルテックを推進するとのこと。

ちなみに個人的な話になりますが、GAテクノロジーは前々から注目していたものの、決算ギャンブルしなかったことで乗り遅れてから完全に置いてかれましたwすでに大きく株価が上がっているので注意が必要ですが、押し目がくるなら入りたいかもな銘柄です。

リーガルテック関連株 本命株 3993 PKSHA Technology

3993PKSHA Technology
3993 PKSHA Technology

AI関連株のパークシャもリーガルテック関連株として注目。

パークシャは国内の大手法律事務所「長島・大野・常松法律事務所」とリーガルテック分野のベンチャー企業「MNTSQ」と資本業務提携をしてリーガルテック分野で協業しています。

リーガルテック関連株 まとめ

リーガルテック先進国の米国で「ドキュサイン(DOCU)」が大きく株価を伸ばしていることや、非上場のリーガルテック企業「米アイサーティス」がユニコーン企業として注目されるなど、リーガルテック分野はまだ伸びシロがありそうです。日本でもリーガルテック関連株には注目しておくといいかもですね!

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