不妊治療関連株　一覧　本命株・出遅れ株　まとめました！

こんにちは、かりんです🥰

2020年09月08日のザラ場中に開かれた演説会にて、自民党総裁に立候補した「菅義偉」官房長官が、少子化対策の一つとして「不妊治療への保険適用を実現する」と表明したことが話題になっています。

不妊治療って色々あるみたいですが体外受精などはかなり医療費が高額で、経済的な理由から子どもを産むことを諦めざるを得ないご家庭もたくさんあるらしいですね。少子化対策の一環でもありますし、こういうところに国のお金を使うのは良いことだと思います。

菅さんの発言が、09/08(火)のザラ場中だったこともあり、一気に不妊治療関連株に物色が集まりました。

と、いうことで今回は不妊治療関連株についてまとめてみますね！

不妊治療関連株とは

不妊治療関連株とは、不妊治療に関連する製品やサービスを手掛ける銘柄の総称です。

不妊治療は、これまで不妊検査や排卵誘発などの「本格的な不妊治療が必要かどうか？」の部分に関しては保険が適用になっていましたが、人工授精や体外受精などの本格的な不妊治療は保険が適用されませんでした。(助成金はでるようですが)

体外受精などは少ない回数で成功すればいいですが、何度もチャレンジすれば100万円、200万円以上の費用がかかることも少なくありません。不妊治療は金額的にかなり負担がかかるため、経済的な理由で子どもを授かるのを諦めてしまう家庭も多いようです。

晩婚化が進んでいる日本によって、不妊治療の保険適用は少子高齢化を食い止める術の一つですよね。不妊治療に国のお金をつぎ込むのは、少子高齢化待ったなしの日本にとって有益な使い方なのかな、と個人的には思います。

今後、不妊治療が保険適用すれば、不妊治療を受ける人は間違いなく増えます。そうなれば、不妊治療薬を手掛ける企業や関連製品を手掛ける企業にとっては大きなビジネスチャンスです。

また、子どもが増えればキッズ関連の製品・サービスを手掛ける企業にとってもビジネスチャンスがくるかもしれませんね。間接的なテーマ株として、キッズ用品関連株や待機児童関連株などにも注目しておくといいかもです。

不妊治療関連株　一覧

不妊治療関連株　本命株・出遅れ株

不妊治療関連株の本命株・出遅れ株をピックアップします。個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😘

不妊治療関連株　本命株　4554　富士製薬工業

富士製薬工業は不妊治療関連銘柄の本命株として注目です。富士製薬工業は女性医療や急性期医療の領域に強い後発薬メーカーで、不妊治療ホルモン剤などの注射剤を手掛けています。富士製薬工業は時価総額が小粒というわけではないですが、そこまで大きくもないので値動き的にも不妊治療関連株の本命といえそう。

不妊治療関連株　本命株　4514　あすか製薬

あすか製薬も不妊治療関連株の本命株として注目。あすか製薬も婦人科系領域に強い後発薬主体の製薬メーカーです。あすか製薬も不妊治療のホルモン剤などを手掛けています。富士製薬と並んで監視しておきたい不妊治療関連株です。

不妊治療関連株　本命株　4595　ミズホメディー

ミズホメディーは妊娠検査薬や排卵検査薬などを手掛ける医薬品メーカー。妊娠検査薬も排卵検査薬も、不妊治療には欠かせない医薬品と言えると思います。こちらも不妊治療関連株として注目。ミズホメディーも時価総額規模はそこそこ小さめです。

不妊治療関連株　本命株　3199　綿半ホールディングス

綿半ホールディングスも不妊治療関連株として注目。グループ会社の綿半トレーディング株式会社が、不妊治療薬の原薬製造を手掛けています。綿半ホールディングスも時価総額規模はそこまで大きくないので値動きはそこそこありそう。

不妊治療関連株　本命株　2281　プリマハム

プリマハムは伊藤忠商事系の食肉大手。プリマハムはグループ会社の「プライムテック」という会社が、不妊治療に関連した製品を手掛けています。

プライムテックが手がけるピエゾマイクロマニピュレータ「PMMシリーズ」は男性側不妊治療法として顕微授精市場向けに提供されているようです。

プリマハムは時価総額規模が少し大きめ。

不妊治療関連株　本命株　4571　ナノキャリア

ナノキャリアはがん領域に特化した創薬ベンチャー企業ですが、再生医療分野など新たな領域にも参入していっています。

再生医療分野では2019年4月にエイオンインターナショナルと「Aeon Acti-PRP」の販売代理店契約を締結している点に注目。

PRP(多血小板血漿)は細胞の成長を促す豊富な成長因子を含むもので、局所に注入することで組織の修復などを促す効果があります。PRPを用いた治療は整形外科領域などで行われていますが、不妊治療への応用も国内で開始されています。

ナノキャリアは「Aeon Acti-PRP」の販売を通じて不妊治療をサポートしているため、こちらも不妊治療関連株と言えると思います。

不妊治療関連株　本命株　4880　セルソース

セルソースは脂肪や血液由来の細胞加工受託などを手掛けるバイオベンチャーです。セルソースは、不妊治療を目的としたPFC-FD(血液からPRPを作成しフリーズドライ加工したもの)の加工を医療機関より受託する事業を手掛けるいるほか、順天堂大学とPFC-FD・エクソソームを用いた不妊治療の手法について共同研究もしています。

セルソースも不妊治療関連株として注目。

不妊治療関連株　出遅れ株　4552　ＪＣＲファーマ

ＪＣＲファーマはヒト成長ホルモン製剤を手掛ける医薬品メーカーです。ＪＣＲファーマの研究開発パイプラインに不妊治療領域として「遺伝子組換え卵胞刺激ホルモン」の研究開発が記載されていました。

不妊治療関連株　本命株　7780　メニコン

コンタクトレンズのメニコンは妊活サポートサプリ「プレグナ」シリーズを手掛けているほか、運動性が高い良好な精子を選別するための装置「ミグリス」も手掛けています。メニコンは時価総額規模がちょっと大きめです。

不妊治療関連株　本命株　8091　ニチモウ

ニチモウは水産品と漁網・漁具などの海洋事業が2本柱の銘柄ですが、グループ会社「ニチモウバイオティックス」においてバイオ事業を育成中。

ニチモウバイオティックスでは、葉酸サプリなども手掛けているためこちらも不妊治療関連株として注目。ニチモウは時価総額規模も小粒なので値動き的にも面白そうです。

不妊治療関連株　出遅れ株　6549　ディーエムソリューションズ

ディーエムソリューションズはＤＭや小型荷物などの発送代行を手掛ける銘柄ですが、「葉酸サプリ徹底比較」という葉酸サプリの比較サイトを運営している点に注目。

ただ、このサイトあんまり葉酸系のキーワードでＳＥＯ強くないっぽいので、もしかしたら微妙かも…。一応、出遅れ銘柄として監視はしておきます。時価総額も小型だし。

不妊治療関連株　出遅れ株　4921　ファンケル

化粧品メーカーのファンケルもサプリ事業を手掛けていて、葉酸サプリなども手掛けています。時価総額大きめなので、そこまで面白くないかも。

不妊治療関連株　まとめ

少子高齢化が加速している日本にとって不妊治療に保険が適用されるようになるのはちょっと遅すぎるような気もしますが良いことだと思います。不妊治療関連株にも引き続き注目です。

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