2023年ノーベル賞関連株 本命株・出遅れ株 一覧

 

※過去記事を追記編集して2023年ノーベル賞関連株のまとめ記事にリライトしました。
※この記事は最後に2023年09月20日(水)に追記編集しました。

こんにちは、かりんです🥰
2023年ももう秋ですね!まだまだ暑いですけど。

さて、秋といえばバイオの季節です!
毎年、春と秋にはたくさんの医薬学会があることからバイオベンチャー銘柄に物色が集まりやすいと言われています。特に秋は、毎年10月頭にノーベル賞の発表もあるので余計にバイオ銘柄に注目が集まりやすい時節というわけですね。

と、いうわけで2023年もノーベル賞の発表に備えて関連株をチェックしておきましょう。

このページでは2023年ノーベル賞関連株 本命株・出遅れ株 一覧についてまとめておきます😘

2023年ノーベル賞関連株とは

ノーベル賞

ノーベル賞関連株とはその年のノーベル賞、ノーベル賞受賞者などに関連する銘柄の総称です。

ノーベル賞の発表シーズンは毎年10月。ノーベル賞を日本人が受賞すると必ず関連銘柄に物色が集まります。また事前に「ノーベル賞受賞候補」として日本人の名前があがると関連株に物色が集まる傾向もあります。

そもそもノーベル賞とは?
ノーベル賞とは、スウェーデンの発明家でダイナマイトを発明した「アルフレッド・ノーベル」の遺言により始まった世界的に名誉ある賞。「物理学」「化学」「生理学・医学」「文学」「平和および経済学」「5分野+1分野」に分けられていて、各分野で「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られます。

個人的に株式市場において特に注目なのが「医学・生理学賞」「化学賞」「物理学賞」かなぁと思います。

また、ノーベル賞関連株に注目するなら、クラリベイト・アナリティクス社が選出する「クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞」にも注目です。

クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞とは
クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞とは「論文が他の研究者に引用された回数」をもとに科学分野に貢献した研究者に対して授与されるもので、この賞を受賞した人の5~6人に一人がノーベル賞を受賞しているため、この賞の受賞者が「ノーベル賞候補」のような報道がされることでも有名です。

2023年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞は当記事の編集時点(23.09.08時点)ではまだ発表されていないです。

なお2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞では20名が選出されていて、その内訳はアメリカ14名、日本3名、イギリス2名、ドイツ1名。2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した3名の日本人は以下の通りです。

長谷川成人氏(生理学・医学分野)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)および前頭側頭葉変性症(FTLD)の病理学的特徴であるTDP-43の同定、および神経変性疾患の研究への貢献
谷口尚氏・渡邊賢司氏(物理学分野)
二次元材料の電子的挙動に関する研究に革命をもたらした、六方晶窒化ホウ素結晶の高純度化技術の開発

残念ながら2022年は日本人のノーベル賞受賞者はいませんでした。
2023年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞が発表されたらまた追記するかも。

↓2023年09月20日(水)追記

2023年09月19日(火)に、英学術情報会社クラリベイト・アナリティクス社により、2023年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞の受賞者が発表されました。

日本からは睡眠と覚醒に関わる物質を発見した筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の「柳沢正史」機構長と、体内で薬を運ぶ新技術を開発した川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンターの「片岡一則」センター長が選ばれました。

2023年ノーベル賞 日本人候補者

2023年のノーベル賞受賞に期待される日本人候補者をまとめます。

あくまで個人的な見解なので「この人が入っていないよ!」とか思うところはあるかもしれないけどご容赦くださいね😇

2023年ノーベル生理学・医学賞候補 「柳沢正史」氏

2023年09月20日(水)追記

「柳沢正史」氏は脳で分泌される「オレキシン」という物質が睡眠の制御に関わっていることを発見し、睡眠障害の一種である「ナルコレプシー」の原因解明や、不眠症薬の開発に貢献した人物です。

ナルコレプシーの治療薬や睡眠導入剤とかを手掛ける製薬会社などが関連株になるのかなと。

2023年ノーベル生理学・医学賞候補 「片岡一則」氏

2023年09月20日(水)追記

「片岡一則」氏は減資や分子レベルの超小型カプセルを使って狙った幹部に薬をピンポイントで届けるドラッグデリバリーシステムの開発に貢献した方です。

このページでノーベル賞候補者として挙げている「前田浩」氏、「松村保広」氏と同様の功績の模様。
「片岡一則」氏はNANO MRNA(旧:ナノキャリア)の創業者で現在も社外取締役を務めているので大本命はNANO MRNA(旧:ナノキャリア)ですね。

2023年ノーベル生理学・医学賞候補 「長谷川成人」氏

東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野 分野長「長谷川成人」氏は2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した方です。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)や前頭側頭葉変性症(FTLD)などの発症に関わるタンパク質「TDP-43」を発見しました。ALSは全身の筋肉まひを起こす神経変性疾患で、FTLDは人格変化、情動異常、言語障害などを特徴とする認知症の1つみたいですね。これらの病気の治療の糸口を見つけたということはすごい功績ですね。

関連株としてはALS関連株・アルツハイマー関連株などのエーザイ、クリングルファーマ、三菱ケミカルグループなどに注目。

2023年ノーベル物理学賞候補 「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏

国立研究開発法人 物質材料研究機構フェロー、国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)拠点長「谷口尚」氏と、NIMS機能性材料研究拠点電気・電子機能分野 電子セラミックスグループ主席研究員「渡邊賢司氏」氏は窒素とホウ素からなる「六方晶窒化ホウ素結晶の高純度化技術」を開発した功績から2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞しており、ノーベル賞候補としても注目されています。

六方晶窒化ホウ素結晶?と言われても何のことかよくわからないですが、なんかバンドギャップ(半導体の価電子帯の上部から伝導帯の下部までのエネルギー差)が大きいという性質があるらしく、高性能な電子デバイスに用いるものみたい。なので、将来的に量子コンピューターなどへの応用も期待されているようですね。

レゾナックホールディングス(旧:昭和電工)、デンカが六方晶窒化ホウ素粉末を製品化しているので関連株として注目ですかね。あとは量子コンピューター関連株半導体関連株にも注目してもいいのかも。

2023年ノーベル医学・生理学賞 候補「中村祐輔」氏

がんプレシジョン医療研究センター所長で東京大学名誉教授の「中村祐輔(なかむらゆうすけ)」氏です。中村教授は医学生理学分野でヒトゲノム解析の第一人者で「遺伝的多型マーカー」の開発により個別化がん治療のみちを切り開いた方です。

「中村祐輔」氏はがん治療ワクチンの創薬ベンチャー「オンコセラピー・サイエンス」の創設者で筆頭株主であることから関連銘柄の本命はオンコセラピーで間違いないと思います。

ちなみに中村祐輔教授は2020年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞していますが、2020年のノーベル賞受賞はなりませんでした。今後に期待です。

2023年ノーベル医学・生理学賞候補 「森和俊」氏

森和俊(もりかずとし)氏は日本の生物学者で京都大学大学院理学研究科教授。細胞内の小器官「小胞体」が体内で作られた不良品のたんぱく質を見つけて壊したり、修復したりする仕組みを解明した人物です。たんぱく質の不良品がかかわる糖尿病やパーキンソン病などの治療法開発の道を拓きました。

小胞体関連の仕組みを調節する創薬研究を米国のバイオベンチャーと進めているアステラス製薬が関連株と言えそうです。

2023年ノーベル医学・生理学賞候補 「小川誠二」氏

大阪大学の「小川誠二(おがわせいじ)」特別栄誉教授はfMRI基本原理の発見者として知られます。
磁気共鳴画像法(MRI)の基礎原理を確立した方で、医療機器のMRIの父と言える方?だと思います。MRI関連株は日立とキャノンとか?

2023年ノーベル医学・生理学賞候補 「坂口志文」氏

坂口志文(さかぐちしもん)氏は日本の免疫学者で大阪大学栄誉教授。過剰な免疫反応にブレーキをかける「制御性T細胞」の発見と免疫疾患における意義を解明した人物です。坂口教授がノーベル医学・生理学賞を受賞すれば、2012年に山中伸也教授がiPS細胞の免疫療法に関連するカルナバイオ、メディネット、テラ、ブライトパスバイオなどのバイオ銘柄全体的に刺激を与える可能性があるかも。

2023年ノーベル医学・生理学賞候補 「満屋裕明」氏

満屋裕明(みつやひろあき)氏は日本のウイルス学者で、国立国際医療研究センター研究所長で、世界初のエイズ治療薬「アジトチミジン」を開発した人物です。その後も副作用が少ない「ジダノシン」「ザルシタビン」など、エイズの病原ウイルスHIVの働きを止める治療薬を開発しています。

満屋教授がノーベル賞を受賞すればエイズ治療薬関連株に物色が集まるかもですね。

2023年ノーベル医学・生理学賞候補 「遠藤章」氏

遠藤章(えんどうあきら)氏は日本の農芸化学者で、株式会社バイオファーム研究所の代表取締役所長、東京農工大学名誉教授。高脂血症などの治療に使うコレステロール低下剤「スタチン」のもとになる物質を発見した人物。

スタチン系の薬は、世界でも4千万人以上が服用していて、心臓病や脳卒中の予防に役立っているとのこと。遠藤章教授は、第一三共の前身の研究所に在籍していた経歴があるのも注目ポイント。第一三共やスタチン系の薬を手掛ける銘柄が関連銘柄と言えそうです。

2023年ノーベル医学・生理学賞候補 「前田浩」氏「松村保広」氏

熊本大学名誉教授の前田浩(まえだひろし)氏と、国立がん研究センター研究所の客員研究員の松村保広(まつむらやすひろ)氏は、がんを狙って薬剤をピンポイントで届けられるドラッグ・デリバリー・システムの道を開いた方です。

関連株はNANO MRNA(旧:ナノキャリア)ですかね。NANO MRNAは国立がん研究センターの共同研究先で、がん細胞の患部だけを攻撃するナノマシンの開発を進めています。

2023年ノーベル化学賞候補 「宮坂 力」氏

桐蔭横浜大学の特任教授「宮坂 力(みやさか つとむ)」氏はノーベル化学賞候補として注目される人物です。宮坂教授はペロブスカイト太陽電池を開発した中心人物ですね。関連株はもちろんペロブスカイト太陽電池関連株ですね。フジプレアム、堺化学工業、サカタインクスなどが注目かもしれませんね。

2023年 ノーベル化学賞候補 「藤田誠」氏

藤田誠(ふじたまこと)氏は東京大学大学院工学系研究科の卓越教授。藤田教授は分子が自律的に集合して結びつく「自己組織化」を利用した「超分子科学」に貢献した人物です。「藤田誠」教授は2020年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞しています。

「自己組織化」の技術としては、スリー・ディー・マトリックスの自己組織化ペプチド技術が有名です。自己組織化ペプチドを創傷へ塗布することで、治癒後にあとが残りにくくなるらしいです。すごい技術!

2023年ノーベル化学賞候補 「藤嶋昭」氏

藤嶋昭(ふじしまあきら)氏は日本の科学者で東京理科大学栄誉教授。二酸化チタンが水を酸素と水素に分解し、光触媒の機能を持つことを発見した方です。光触媒は、建物の外壁や、トイレの床、浴室など幅広い分野に活用されています。

酸化チタン関連株としては、石原産業、テイカ、チタン工業が本命株として知られます。

2023年ノーベル化学賞候補 「飯島澄男」氏

飯島澄男(いいじますみお)氏は、名城大学終身教授でカーボンナノチューブ(CNT)の発見者。カーボンナノチューブは炭素で構成され、ダイヤモンドの2倍とも言われる強度を誇る素材。非常に硬いうえ重量はアルミニウムの半分で銅の1000倍も電気を通しやすいという特徴のある夢の素材。カーボンナノチューブ関連株としては東レやクラレ、浜松ホトニクス、GSIクレオス、日本ゼオンなどが考えられます。

2023年ノーベル物理学賞候補 「大野英男」氏

東北大総長「大野英男(おおの ひでお)」氏もノーベル物理学賞の候補者として知られています。大野英男教授は「スピントロニクス半導体」分野を開拓した人物。スピントロニクスとは、スピンとエレクトロニクスを組み合わせた造語で電気と電子のスピンによる時期を使う半導体技術です。スピントロニクスの技術が用いられた次世代半導体は消費電力を格段に抑えられるとのこと。スピントロニクス技術が用いられた半導体は「MRAM(エムラム)」というらしいですね。

MRAMは電源をオフにしても情報を保持することができることに加え、データの書き出し・読み出しの電力も抑えられ、現在主流の半導体(DRAM)と比べて消費電力を100分の1以下にできるらしい!すごい!

MRAMは早ければ2028年くらいには車載向けで実用化できるかも…と言われているみたい。実用化が進めば車載向けだけでなくいま主流の半導体がすべてMRAMに置き換わる可能性もあるとか。

MRAM関連株としてはアドバンテスト、ルネサス、東京エレクトロンなどの半導体関連株が注目されています。あとはキオクシア関連としてティアンドエスも。

2023年ノーベル物理学賞候補 「佐川眞人」氏

大同特殊鋼の顧問を務める「佐川 眞人(さがわ まさと)」氏もノーベル物理学賞の候補者と言われています。佐川眞人氏は最強の永久磁石である「ネオジム磁石」を発明した人物ですね。ネオジム磁石は私たちの身の回りの様々な家電や自動車などのモーター類に使われています。電気で動く家電製品にはほとんどモーターが使われていて、モーターは電磁石とネオジム磁石の組み合わせによって電気エネルギーを運動エネルギーに変換できるようになっています。

このモーターに最強の永久磁石「ネオジム磁石」を用いることで、モーターの省電力化・軽量小型化が可能になります。モーターは家電類だけでなく産業用途でも幅広く使われているので、かなり世の中の役に立っていますね。

関連株としては、「佐川眞人」氏が顧問を務める「5471大同特殊鋼」が大本命だと思います。あとネオジム磁石関連だとTDKや信越化学工業も関連株と言えるかも。

2023年 ノーベル文学賞候補 「村上春樹」氏

近年では毎年のようにノーベル文学賞の受賞候補として名前があがる小説家の「村上春樹」氏。
ノーベル賞発表シーズンの直前は、村上春樹さん関連株として書店銘柄が買われるのが恒例になっています。

2023年ノーベル賞の発表予定日時

2023年のノーベル賞発表予定日時は以下の通りです。

ノーベル賞の種類 発表予定日時
医学・生理学賞 2023年10月02日(月) 日本時間18時過ぎ頃
物理学賞 2023年10月03日(火) 日本時間18時過ぎ頃
化学賞 2023年10月04日(水) 日本時間18時過ぎ頃
文学賞 2023年10月05日(木) 日本時間18時過ぎ頃

ノーベル賞関連株を発表予定日に持ち越すのはギャンブルになっちゃいますので個人的にはあんまりオススメしないですかね。発表日までの期待上げを狙うのが面白いと思います。

2023年ノーベル賞関連株 一覧

2023年ノーベル賞関連株リスト
コード 銘柄名 特徴 時価総額(2023.09.08時点)
4564 オンコセラピー・サイエンス 「中村祐輔」氏が創設したバイオベンチャー 6,747百万円
7777 スリー・ディー・マトリックス 藤田誠関連株 自己組織化ペプチド技術 9,736百万円
4503 アステラス製薬 小胞体関連株 4,007,499百万円
4185 JSR 小胞体関連株(医学生物学研究所の親会社) 843,395百万円
4568 第一三共 遠藤章関連株 8,089,926百万円
4507 塩野義製薬 スタチン系医薬品/エイズ治療薬関連株 1,986,637百万円
4887 サワイグループホールディングス スタチン系医薬品 192,559百万円
4098 チタン工業 光触媒・酸化チタン関連株 4,342百万円
4027 テイカ 光触媒・酸化チタン関連株 34,792百万円
4028 石原産業 光触媒・酸化チタン関連株 60,616百万円
4572 カルナバイオサイエンス バイオ関連株 12,758百万円
2370 メディネット バイオ関連株 11,716百万円
4594 ブライトパス・バイオ バイオ関連株 8,176百万円
4568 第一三共 遠藤章関連株 8,089,926百万円
4571 NANO MRNA ナノマシン関連株 前田浩・松村保広関連株 「片岡一則」氏関連株(2023年09月20日(水)追記) 13,164百万円
6501 日立製作所 MRI関連株 9,261,380百万円
7751 キヤノン MRI関連株 4,761,536百万円
4502 武田薬品工業 エイズ治療薬関連株 7,136,381百万円
4519 中外製薬 エイズ治療薬関連株 7,485,239百万円
4974 タカラバイオ エイズ治療薬関連株 170,508百万円
4151 協和キリン エイズ治療薬関連株 1,410,750百万円
4570 免疫生物研究所 エイズ治療薬関連株 6,492百万円
4579 ラクオリア創薬 エイズ治療薬関連株 16,472百万円
2372 アイロムグループ エイズ治療薬関連株 23,184百万円
3402 東レ カーボンナノチューブ関連株 1,314,485百万円
3405 クラレ カーボンナノチューブ関連株 593,509百万円
6965 浜松ホトニクス カーボンナノチューブ関連株 1,094,387百万円
8101 GSIクレオス カーボンナノチューブ関連株 28,177百万円
4205 日本ゼオン カーボンナノチューブ関連株 367,796百万円
9978 文教堂グループホールディングス 村上春樹関連株 1,674百万円
3058 三洋堂ホールディングス 村上春樹関連株 5,668百万円
3159 丸善CHIホールディングス 村上春樹関連株 31,931百万円
7640 トップカルチャー 村上春樹関連株 2,373百万円
2769 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション 村上春樹関連株 8,797百万円
4523 エーザイ ALS関連株・アルツハイマー関連株 2,633,515百万円
4884 クリングルファーマ ALS関連株・アルツハイマー関連株 3,723百万円
4188 三菱ケミカルグループ ALS関連株・アルツハイマー関連株 1,354,002百万円
4004 レゾナック・ホールディングス 六方晶窒化ホウ素粉末関連株 酸化チタン関連株 458,278百万円
4061 デンカ 六方晶窒化ホウ素粉末関連株 245,433百万円
3687 フィックスターズ 量子コンピューター関連株 41,169百万円
6864 エヌエフホールディングス 量子コンピューター関連株 8,307百万円
5471 大同特殊鋼 「佐川眞人」氏関連株 268,296百万円
6857 アドバンテスト 「大野英男」氏 MRAM関連株 3,354,863百万円
6723 ルネサスエレクトロニクス 「大野英男」氏 MRAM関連株 4,765,898百万円
8035 東京エレクトロン 「大野英男」氏 MRAM関連株 9,960,883百万円
4055 ティアンドエス 「大野英男」氏 MRAM関連株 18,289百万円
4237 フジプレアム 「宮坂 力」氏 ペロブスカイト関連株 11,081百万円
4078 堺化学工業 「宮坂 力」氏 ペロブスカイト関連株 34,816百万円
4633 サカタインクス 「宮坂 力」氏 ペロブスカイト関連株 74,487百万円
4565 そーせいグループ 「柳沢正史」氏関連株 スイス:イドルシア社の不眠症治療薬ダリドレキサントがオレキシンに関連 133,633百万円(2023.09.20時点)

2023年ノーベル賞関連株 本命株・出遅れ株

2023年ノーベル賞関連株の本命株をピックアップします。個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😘

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4523 エーザイ

4523 エーザイ
4523 エーザイ

エーザイは筋萎縮性側索硬化症(ALS)や前頭側頭葉変性症(FTLD)などの発症に関わるタンパク質「TDP-43」を発見した「長谷川成人」氏に関連する銘柄として注目。ALSやアルツハイマー領域にも関連している銘柄です。

直近では米バイオジェンと共同開発中のアルツハイマー治療薬「レカネマブ」について、厚生労働省の専門部会は製造販売承認を了承したことなどが報じられ、正式承認まであと少し…みたいな雰囲気。正式承認が下りるかどうかも注目ですね。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4884 クリングルファーマ

4884 クリングルファーマ
4884 クリングルファーマ

クリングルファーマも「長谷川成人」氏に関連する銘柄として注目。クリングルファーマは細胞の増殖、保護、修復などの機能があるHGFタンパク質を用いて難治性疾患治療薬を開発している企業です。ALS領域も関連しているので注目。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4004 レゾナック・ホールディングス

4004  レゾナックホールディングス
4004  レゾナックホールディングス

総合化学メーカーの昭和電工もノーベル賞関連株として注目。昭和電工は2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏関連株として注目。昭和電工は六方晶窒化ホウ素粉末を製品化しているので関連株として注目。あと昭和電工は酸化チタンの製品も手掛けているので、酸化チタン関連株としても注目ですね。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4061 デンカ

4061 デンカ
4061 デンカ

デンカも六方晶窒化ホウ素粉末を製品化しているので「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏関連株として注目。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 3687 フィックスターズ

3687 フィックスターズ
3687 フィックスターズ

「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏が高純度化技術を開発した六方晶窒化ホウ素結晶というのは、量子コンピューター分野でも応用が期待されているみたいなので、量子コンピューター銘柄のフィックスターズにも注目。量子コンピューター関連株は、こっちのページで詳しく書いてるのでよかったらみてくださいね。

2023年ノーベル賞関連株 本命株

4564 オンコセラピー・サイエンス
4564 オンコセラピー・サイエンス

2023年のノーベル賞関連株としてもオンコセラピー・サイエンスに注目ですね!
オンコセラピーは2020年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「中村祐輔」氏が創設した会社で、現在も「中村祐輔」教授が大株主です。事業内容もがん治療ワクチンの創薬を手掛けており、内容的にもドンピシャ。もし「中村祐輔」教授が2021年のノーベル医学・生理学賞を受賞すれば、ご祝儀相場になる可能性が高そうです。

オンコセラピー・サイエンスは時価総額規模もそこまで大きくないですし、値動き的にも面白そうです。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 7777 スリー・ディー・マトリックス

7777 スリー・ディー・マトリックス
7777 スリー・ディー・マトリックス

スリー・ディー・マトリックスは2020年にクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「藤田誠」教授の関連株として注目です。

藤田教授の研究内容は「自己組織化」。
スリー・ディー・マトリックスは自己組織化ペプチド技術を手掛けるバイオベンチャーです。自己組織化ペプチドを患部(傷口など)に塗布することで、治癒後に痕を残りにくくできるみたい!

スリー・ディー・マトリックスも時価総額規模はそこまで大きくないので値動き的にも注目。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4503 アステラス製薬

4503 アステラス製薬
4503 アステラス製薬

アステラス製薬は森和俊(もりかずとし)氏が解明した「小胞体」関連株として注目。アステラス製薬は、小胞体の仕組みを調節する創薬研究を米バイオベンチャーと進めています。時価総額規模が大きめなので値動き的にはそれほど面白くはないかも。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4568 第一三共

4568 第一三共
4568 第一三共

第一三共は、コレステロール低下剤「スタチン」のもとになる物質を発見した遠藤章氏の関連株として注目。遠藤教授は第一三共の前身の研究所に在籍した経歴があります。第一三共は新型コロナの国産ワクチン銘柄としても注目なので、押し目がくれば入りたいと思っています。

他にもスタチン系の医薬品を手掛ける塩野義製薬やサワイグループなども注目してもいいかも。

2023年ノーベル賞関連株 本命株

4571 NANO MRNA
4571 NANO MRNA

NANO MRNAは前田浩・松村保広関連株として注目。NANO MRNAは国立がん研究センターの共同研究先で、がん細胞の患部だけを攻撃するナノマシンの開発を手掛けています。時価総額規模もお手頃ですし、値動き的にも面白いと思います。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4594 ブライトパス・バイオ

4594 ブライトパス・バイオ
4594 ブライトパス・バイオ

免疫学者の坂口志文(さかぐちしもん)氏の関連株としては免疫療法に関わるバイオ関連株全体に注目ですが、特にブライトパスバイオに注目。ブライトパスバイオは免疫療法を手掛けるバイオ関連株で、ブライトパスバイオは「CAR―T細胞療法」というのを開発しています。これは遺伝子操作で加工した患者自身の免疫細胞によりがん細胞を攻撃するという仕組み。時価総額規模も小粒ですし、値動きも面白そう。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4098 チタン工業

4098 チタン工業
4098 チタン工業

光触媒の機能を発見した藤嶋昭(ふじしまあきら)氏もノーベル化学賞の候補として、ここ何年かずっと注目されています。光触媒は二酸化チタンを主成分としたもので、太陽光などをあてることで水が酸素と水素に分解され、活性酸素が発生することで汚れを分解したりするもの。建物の外壁とかトイレ、風呂などにキレイを保つ仕組みとして活用されている技術です。

光触媒に必要不可欠な酸化チタンを手掛けるチタン工業は本命株として注目。時価総額規模も軽いので、ノーベル賞発表シーズン前はよく物色される銘柄です。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4028 石原産業

4028 石原産業
4028 石原産業

石原産業も酸化チタン関連株としてチタン工業と並んで物色される銘柄。石原産業の方が、チタン工業よりも時価総額規模が大きめなので、値動きはちょっとマイルドだと思います。

2023年ノーベル賞関連株 出遅れ株 8101 GSIクレオス

GSIクレオス
GSIクレオス

GSIクレオスはカーボンナノチューブ関連株として注目。GSIクレオスは凝集したカーボンナノチューブ(CNT)をほぐす独自技術を開発し、多くの製品化に成功しています。カーボンナノチューブ関連株としては時価総額規模も小さめなので値動き的にも面白いと思います。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 5471 大同特殊鋼

5471 大同特殊鋼
5471 大同特殊鋼

大同特殊鋼は2023年のノーベル賞関連株として注目。大同特殊鋼は最強の永久磁石「ネオジム磁石」を開発したノーベル物理学賞の候補者「佐川眞人」氏が顧問を務める企業ですね。なのでもし「佐川眞人」氏がノーベル物理学賞を受賞したら大本命銘柄になりますね。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4055 ティアンドエス

4055 ティアンドエス
4055 ティアンドエス

ティアンドエスはスピントロニクスの「大野英男」氏関連株として注目です。
ティアンドエスは2020年に東北大学と次世代半導体技術の実用化に向けた研究開発を始めると発表しているMRAM関連株。キオクシアが主要顧客であるキオクシア関連株である点も注目の銘柄です。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4237 フジプレアム

4237 フジプレアム
4237 フジプレアム

フジプレアムはペロブスカイト太陽電池関連株の本命銘柄としてもピックアップした銘柄。京都大学とともにペロブスカイト太陽電池の研究・開発しているほか、京都大学の「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」にも参画しています。「宮坂 力」氏がペロブスカイト太陽電池でノーベル化学賞を受賞すれば注目されそう。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4633 サカタインクス

4633 サカタインクス
4633 サカタインクス

サカタインクスもペロブスカイト太陽電池関連株として注目の銘柄。サカタインクスも京都大学の「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」に参画する一社で、今後のターゲット領域に「太陽電池」の分野を挙げ、戦略製品として「ペロブスカイトPVインク」をピックアップしています。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4078 堺化学工業

4078 堺化学工業
4078 堺化学工業

堺化学工業は酸化チタンなどの化学製品を製造販売する企業なので、酸化チタン関連株でもありますが、そのほかにも2023年に堺商事をTOBで完全子会社化している点にも注目。堺商事はペロブスカイト太陽電池に用いられるペロブスカイト化合物も取り扱っているので、酸化チタンとペロブスカイト太陽電池の両面から注目。

他にもペロブスカイト太陽電池関連株のまとめ記事はチェックしておいてもいいかも。

ペロブスカイト太陽電池関連株 本命株・出遅れ株 一覧≫

2023年ノーベル賞関連株 本命株 9978 文教堂グループホールディングス

9978 文教堂グループホールディングス
9978 文教堂グループホールディングス

文教堂グループホールディングスは「村上春樹関連株」とか「ノーベル文学賞賞関連株」の筆頭ともいえる銘柄ですね。

村上春樹さんがノーベル文学賞を受賞すれば、村上春樹さんの本が飛ぶように売れるから?ってことだと思いますたぶん。

文教堂の他にも「三洋堂ホールディングス」とか「トップカルチャー」などの書店銘柄にも注目ですが、文教堂は書店銘柄のなかでも特に時価総額が小粒なのでやはり村上春樹銘柄といえばコレかなと。でもあくまでただの本屋さんなので期待し過ぎはNGかと。短期の値幅取りと割り切るならアリかもですね。

2023年ノーベル賞関連株 本命株 4565 そーせいグループ

4565そーせいグループ
4565 そーせいグループ

2023年09月20日(水)追記

そーせいグループは2023年09月19日(火)に2023年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「柳沢正史」氏関連銘柄と言えるかも。そーせいグループはスイスのイドルシア社の日本法人を買収しており、イドルシアの不眠症治療薬「ダリドレキサント」という薬について2023年下半期に日本で承認申請するらしいです。

この薬「ダリドレキサント」という薬は、「柳沢正史」氏が発見したオレキシン受容体に関連しているらしいので注目。

2023年ノーベル賞関連株 まとめ

ノーベル賞は毎年10月のビッグイベントです。日本株市場でもノーベル賞の発表シーズンは関連銘柄が注目される可能性があるので、関連銘柄を把握しておくと良いと思います🥰

ただ、ノーベル賞銘柄を発表当日まで保有しておくのはギャンブルでもありますし、発表までの期待感で上がったところで売り抜けるのが賢いのかな、と思います。なので、仕込むなら動意づく前の早い段階が良いかもですね!

他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう!
もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです😋

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かりん

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