2024年ノーベル賞関連株 本命株・出遅れ株 一覧

2024年ノーベル賞関連株

 

※こちらの記事は過去記事をアップデートして2024年バージョンに書きなおしています。
※この記事は最後に2024年09月20日(金)に追記編集しました。

こんにちは、かりんです🥰
2024年ももう秋ですね!

さて、秋といえばバイオの季節です!
毎年、春と秋にはたくさんの医薬学会があることからバイオベンチャー銘柄に物色が集まりやすいと言われています。特に秋は、毎年10月頭にノーベル賞の発表もあるので余計にバイオ銘柄に注目が集まりやすい時節というわけですね。

と、いうわけで2024年もノーベル賞の発表に備えて関連株をチェックしておきましょう。

このページでは2024年ノーベル賞関連株 本命株・出遅れ株 一覧についてまとめておきます😘

2024年ノーベル賞関連株とは

ノーベル賞

ノーベル賞関連株とはその年のノーベル賞受賞者や対象研究などに関連する銘柄の総称です。

ノーベル賞の発表シーズンは毎年10月。
ノーベル賞を日本人が受賞するとほぼ必ずといっていいほど関連銘柄に物色が集まります。また事前に「ノーベル賞受賞候補」として日本人の名前があがるとこれまた関連株に物色が集まる傾向があります。

そもそもノーベル賞とは?
ノーベル賞とは、スウェーデンの発明家でダイナマイトを発明した「アルフレッド・ノーベル」の遺言により始まった世界的に名誉ある賞。「物理学」「化学」「生理学・医学」「文学」「平和および経済学」「5分野+1分野」に分けられていて、各分野で「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られます。

個人的に株式市場において特に注目なのが「医学・生理学賞」「化学賞」「物理学賞」かなぁと思います。

クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞とは

ノーベル賞関連株に注目するなら、クラリベイト・アナリティクス社が選出する「クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞」にも注目です。

クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞とは
クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞とは「論文が他の研究者に引用された回数」をもとに科学分野に貢献した研究者に対して授与されるもので、この賞を受賞した人の5~6人に一人がノーベル賞を受賞しているため、この賞の受賞者が「ノーベル賞候補」のような報道がされることでも有名です。

2024年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞は09/19(木)に発表されています。
今年の受賞者は22名。

米国在籍:11名
英国在籍:6名
スイス在籍:2名
ドイツ在籍:1名
イスラエル在籍:1名
日本在籍:1名

2024年のクラリベイト・アナリティクス賞を受賞した日本人の方のみを取りあげます。

堂免 一成氏(化学分野)
水分解用光触媒と太陽光水素製造システムの構築に関する基礎研究
彦坂 興秀氏(生理学・医学分野)
運動制御や学習行動の中心となる大脳基底核の生理学的研究
※Ann M. Graybiel氏・Wolfram Schultz氏との共同受賞

彦坂 興秀氏は米国の国立眼病研究所に在籍しています。

2024年ノーベル賞 日本人候補者

2024年のノーベル賞受賞に期待される日本人候補者をまとめます。

あくまで個人的な見解なので「この人が入っていないよ!」とか思うところはあるかもしれないけどご容赦くださいね😇

2024年ノーベル生理学・医学賞候補 「彦坂 興秀」氏

米国国立眼病研究所の彦坂 興秀(ひこさかおきひで)氏は2024年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞(Ann M. Graybiel氏・Wolfram Schultz氏との共同)された方です。

彦坂氏は、動物の運動制御や学習行動の中心となる「大脳基底核」の神経物質が場所によって異なる働きをすることなどを発見した方です。ちょっと関連株はわからないですが、大脳に関する研究をされている方で「大脳基底核」という部分は認知機能やパーキンソン病と関わりがある部分とのことなので、もしかするとアルツハイマー病パーキンソン病に関連する銘柄が注目されるのかな?
アルツハイマー病ならエーザイやシスメックス、第一三共とか。パーキンソン病なら住友ファーマやサンウェルズとかですかね。

彦坂氏は米国の研究所に在籍されている方ですが、日本人の研究者ですのでもしノーベル賞受賞となれば関連してそうな銘柄に注目が集まるかもです。

2024年ノーベル生理学・医学賞候補 「柳沢正史」氏

「柳沢正史」氏は脳で分泌される「オレキシン」という物質が睡眠の制御に関わっていることを発見し、睡眠障害の一種である「ナルコレプシー」の原因解明や、不眠症薬の開発に貢献した人物です。

ナルコレプシーの治療薬や睡眠導入剤とかを手掛ける製薬会社などが関連株になるのかなと。

2024年ノーベル生理学・医学賞候補 「片岡一則」氏

「片岡一則」氏は原子や分子レベルの超小型カプセルを使って狙った幹部に薬をピンポイントで届けるドラッグデリバリーシステムの開発に貢献した方です。

このページでノーベル賞候補者として挙げている「前田浩」氏、「松村保広」氏と同様の功績の模様。
「片岡一則」氏はNANO MRNA(旧:ナノキャリア)の創業者で現在も社外取締役を務めているので大本命はNANO MRNA(旧:ナノキャリア)ですね。

2024年ノーベル生理学・医学賞候補 「長谷川成人」氏

東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野 分野長「長谷川成人」氏は2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した方です。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)や前頭側頭葉変性症(FTLD)などの発症に関わるタンパク質「TDP-43」を発見しました。ALSは全身の筋肉まひを起こす神経変性疾患で、FTLDは人格変化、情動異常、言語障害などを特徴とする認知症の1つ。これらの病気の治療の糸口を見つけたということはすごい功績ですね。

関連株としてはALS関連株・アルツハイマー関連株などのエーザイ、クリングルファーマ、三菱ケミカルグループなどに注目。

2024年ノーベル物理学賞候補 「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏

国立研究開発法人 物質材料研究機構フェロー、国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)拠点長「谷口尚」氏と、NIMS機能性材料研究拠点電気・電子機能分野 電子セラミックスグループ主席研究員「渡邊賢司氏」氏は窒素とホウ素からなる「六方晶窒化ホウ素結晶の高純度化技術」を開発した功績から2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞しており、ノーベル賞候補としても注目されています。

六方晶窒化ホウ素結晶?と言われても何のことかよくわからないですが、なんかバンドギャップ(半導体の価電子帯の上部から伝導帯の下部までのエネルギー差)が大きいという性質があるらしく、高性能な電子デバイスに用いるものみたい。なので、将来的に量子コンピューターなどへの応用も期待されているようですね。

レゾナックホールディングス(旧:昭和電工)、デンカが六方晶窒化ホウ素粉末を製品化しているので関連株として注目ですかね。あとは量子コンピューター関連株半導体関連株にも注目してもいいのかも。

2024年ノーベル医学・生理学賞 候補「中村祐輔」氏

がんプレシジョン医療研究センター所長で東京大学名誉教授の「中村祐輔(なかむらゆうすけ)」氏です。中村教授は医学生理学分野でヒトゲノム解析の第一人者で「遺伝的多型マーカー」の開発により個別化がん治療のみちを切り開いた方です。

「中村祐輔」氏はがん治療ワクチンの創薬ベンチャー「オンコセラピー・サイエンス」の創設者で筆頭株主であることから関連銘柄の本命はオンコセラピーで間違いないと思います。

ちなみに中村祐輔教授は2020年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞していますが、2020年のノーベル賞受賞はなりませんでした。今後に期待です。

2024年ノーベル医学・生理学賞候補 「森和俊」氏

森和俊(もりかずとし)氏は日本の生物学者で京都大学大学院理学研究科教授。細胞内の小器官「小胞体」が体内で作られた不良品のたんぱく質を見つけて壊したり、修復したりする仕組みを解明した人物です。たんぱく質の不良品がかかわる糖尿病やパーキンソン病などの治療法開発の道を拓きました。

小胞体関連の仕組みを調節する創薬研究を米国のバイオベンチャーと進めているアステラス製薬が関連株と言えそうです。

2024年ノーベル医学・生理学賞候補 「小川誠二」氏

大阪大学の「小川誠二(おがわせいじ)」特別栄誉教授はfMRI基本原理の発見者として知られます。
磁気共鳴画像法(MRI)の基礎原理を確立した方で、医療機器のMRIの父と言える方?だと思います。MRI関連株は日立とキャノンとか?

2024年ノーベル医学・生理学賞候補 「坂口志文」氏

坂口志文(さかぐちしもん)氏は日本の免疫学者で大阪大学栄誉教授。過剰な免疫反応にブレーキをかける「制御性T細胞」の発見と免疫疾患における意義を解明した人物です。坂口教授がノーベル医学・生理学賞を受賞すれば、iPS細胞関連株免疫療法関連株などのバイオ銘柄に刺激を与えるかも。

2024年ノーベル医学・生理学賞候補 「満屋裕明」氏

満屋裕明(みつやひろあき)氏は日本のウイルス学者で、国立国際医療研究センター研究所長で、世界初のエイズ治療薬「アジトチミジン」を開発した人物です。その後も副作用が少ない「ジダノシン」「ザルシタビン」など、エイズの病原ウイルスHIVの働きを止める治療薬を開発しています。

満屋教授がノーベル賞を受賞すればエイズ治療薬関連株に物色が集まるかもですね。

2024年ノーベル医学・生理学賞候補 「遠藤章」氏

遠藤章(えんどうあきら)氏は日本の農芸化学者で、株式会社バイオファーム研究所の代表取締役所長、東京農工大学名誉教授。高脂血症などの治療に使うコレステロール低下剤「スタチン」のもとになる物質を発見した人物。

スタチン系の薬は、世界でも4千万人以上が服用していて、心臓病や脳卒中の予防に役立っているとのこと。遠藤章教授は、第一三共の前身の研究所に在籍していた経歴があるのも注目ポイント。第一三共やスタチン系の薬を手掛ける銘柄が関連銘柄と言えそうです。

2024年ノーベル医学・生理学賞候補 「前田浩」氏「松村保広」氏

熊本大学名誉教授の前田浩(まえだひろし)氏と、国立がん研究センター研究所の客員研究員の松村保広(まつむらやすひろ)氏は、がんを狙って薬剤をピンポイントで届けられるドラッグ・デリバリー・システムの道を開いた方です。

関連株はNANO MRNA(旧:ナノキャリア)ですかね。NANO MRNAは国立がん研究センターの共同研究先で、がん細胞の患部だけを攻撃するナノマシンの開発を進めています。

2024年ノーベル化学賞候補 「宮坂 力」氏

桐蔭横浜大学の特任教授「宮坂 力(みやさか つとむ)」氏はノーベル化学賞候補として注目される人物です。宮坂教授はペロブスカイト太陽電池を開発した中心人物ですね。関連株はもちろんペロブスカイト太陽電池関連株ですね。伊勢化学工業、NPC、フジプレアム、堺化学工業、サカタインクスなどが注目かもしれませんね。

2024年ノーベル化学賞候補 「藤田誠」氏

藤田誠(ふじたまこと)氏は東京大学大学院工学系研究科の卓越教授。藤田教授は分子が自律的に集合して結びつく「自己組織化」を利用した「超分子科学」に貢献した人物です。「藤田誠」教授は2020年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞しています。

「自己組織化」の技術としては、スリー・ディー・マトリックスの自己組織化ペプチド技術が有名です。自己組織化ペプチドを創傷へ塗布することで、治癒後にあとが残りにくくなるらしいです。すごい技術!

2024年ノーベル化学賞候補 「藤嶋昭」氏

藤嶋昭(ふじしまあきら)氏は日本の科学者で東京理科大学栄誉教授。二酸化チタンが水を酸素と水素に分解し、光触媒の機能を持つことを発見した方です。光触媒は、建物の外壁や、トイレの床、浴室など幅広い分野に活用されています。

酸化チタン関連株としては、石原産業、テイカ、チタン工業が本命株として知られます。

2024年ノーベル化学賞候補 「飯島澄男」氏

飯島澄男(いいじますみお)氏は、名城大学終身教授でカーボンナノチューブ(CNT)の発見者。カーボンナノチューブは炭素で構成され、ダイヤモンドの2倍とも言われる強度を誇る素材。非常に硬いうえ重量はアルミニウムの半分で銅の1000倍も電気を通しやすいという特徴のある夢の素材。カーボンナノチューブ関連株としては東レやクラレ、浜松ホトニクス、GSIクレオス、日本ゼオンなどが考えられます。

2024年ノーベル物理学賞候補 「大野英男」氏

東北大総長「大野英男(おおの ひでお)」氏もノーベル物理学賞の候補者として知られています。大野英男教授は「スピントロニクス半導体」分野を開拓した人物。スピントロニクスとは、スピンとエレクトロニクスを組み合わせた造語で電気と電子のスピンによる時期を使う半導体技術です。スピントロニクスの技術が用いられた次世代半導体は消費電力を格段に抑えられるとのこと。スピントロニクス技術が用いられた半導体は「MRAM(エムラム)」というらしいですね。

MRAMは電源をオフにしても情報を保持することができることに加え、データの書き出し・読み出しの電力も抑えられ、現在主流の半導体(DRAM)と比べて消費電力を100分の1以下にできるらしい!すごい!

MRAMは早ければ2028年くらいには車載向けで実用化できるかも…と言われているみたい。実用化が進めば車載向けだけでなくいま主流の半導体がすべてMRAMに置き換わる可能性もあるとか。

MRAM関連株としてはアドバンテスト、ルネサス、東京エレクトロンなどの半導体関連株が注目されています。あとはキオクシア関連としてティアンドエスも。

2024年ノーベル物理学賞候補 「佐川眞人」氏

大同特殊鋼の顧問を務める「佐川 眞人(さがわ まさと)」氏もノーベル物理学賞の候補者と言われています。佐川眞人氏は最強の永久磁石である「ネオジム磁石」を発明した人物ですね。ネオジム磁石は私たちの身の回りの様々な家電や自動車などのモーター類に使われています。電気で動く家電製品にはほとんどモーターが使われていて、モーターは電磁石とネオジム磁石の組み合わせによって電気エネルギーを運動エネルギーに変換できるようになっています。

このモーターに最強の永久磁石「ネオジム磁石」を用いることで、モーターの省電力化・軽量小型化が可能になります。モーターは家電類だけでなく産業用途でも幅広く使われているので、かなり世の中の役に立っていますね。

関連株としては、「佐川眞人」氏が顧問を務める「5471大同特殊鋼」が大本命だと思います。あとネオジム磁石関連だとTDKや信越化学工業も関連株と言えるかも。

2024年ノーベル文学賞候補 「村上春樹」氏

近年では毎年のようにノーベル文学賞の受賞候補として名前があがる小説家の「村上春樹」氏。
ノーベル賞発表シーズンの直前は、村上春樹さん関連株として書店銘柄が買われるのが恒例になっています。

2024年ノーベル賞の発表予定日時

2024年のノーベル賞発表予定日時は以下の通りです。

ノーベル賞の種類 発表予定日時
医学・生理学賞 2024年10月07日(月) 日本時間18時過ぎ頃
物理学賞 2024年10月08日(火) 日本時間18時過ぎ頃
化学賞 2024年10月09日(水) 日本時間18時過ぎ頃
文学賞 2024年10月10日(木) 日本時間18時過ぎ頃

ノーベル賞関連株を発表予定日に持ち越すのはギャンブルになっちゃいますので個人的にはあんまりオススメしないですかね。発表日までの期待上げを狙うのが面白いと思います。

2024年ノーベル賞関連株 一覧

2024年ノーベル賞関連株リスト
コード 銘柄名 特徴 時価総額(24.09.19時点)
4564 オンコセラピー・サイエンス 「中村祐輔」氏関連株 「中村祐輔」氏が創設したバイオベンチャー 10,602百万円
7777 スリー・ディー・マトリックス 「藤田誠」氏関連株 自己組織化ペプチド技術 10,786百万円
4503 アステラス製薬 「森和俊」氏関連株 小胞体関連株 3,134,336百万円
4568 第一三共 「遠藤章」氏関連株 スタチン系医薬品 9,637,818百万円
4507 塩野義製薬 「遠藤章」氏関連株 「満屋裕明」氏関連株 スタチン系医薬品/エイズ治療薬関連株 1,895,806百万円
4887 サワイグループホールディングス 「遠藤章」氏関連株 スタチン系医薬品 271,747百万円
4098 チタン工業 「藤嶋昭」氏関連株 「堂免一成」氏関連株? 光触媒・酸化チタン関連株 2,595百万円
4027 テイカ 「藤嶋昭」氏関連株 「堂免一成」氏関連株? 光触媒・酸化チタン関連株 42,261百万円
4028 石原産業 「藤嶋昭」氏関連株 「堂免一成」氏関連株? 光触媒・酸化チタン関連株 59,930百万円
2370 メディネット 「坂口志文」氏関連株 がん免疫細胞療法関連株 11,542百万円
4594 ブライトパス・バイオ 「坂口志文」氏関連株 がん免疫細胞療法関連株 4,172百万円
4571 NANO MRNA 「前田浩」氏・「松村保広」氏関連株 「片岡一則」氏関連株 ナノマシン関連株 13,772百万円
6501 日立製作所 「小川誠二」氏関連株 MRI関連株 16,965,207百万円
7751 キヤノン 「小川誠二」氏関連株 MRI関連株 6,322,039百万円
4502 武田薬品工業 「満屋裕明」氏関連株 エイズ治療薬関連株 6,782,167百万円
4519 中外製薬 「満屋裕明」氏関連株 エイズ治療薬関連株 11,431,025百万円
4974 タカラバイオ 「満屋裕明」氏関連株 エイズ治療薬関連株 122,703百万円
4151 協和キリン 「満屋裕明」氏関連株 エイズ治療薬関連株 1,744,200百万円
4570 免疫生物研究所 「満屋裕明」氏関連株 エイズ治療薬関連株 4,275百万円
4579 ラクオリア創薬 「満屋裕明」氏関連株 エイズ治療薬関連株 12,161百万円
3402 東レ 「飯島澄男」氏関連株 カーボンナノチューブ関連株 1,253,793百万円
3405 クラレ 「飯島澄男」氏関連株 カーボンナノチューブ関連株 731,019百万円
6965 浜松ホトニクス 「飯島澄男」氏関連株 カーボンナノチューブ関連株 575,812百万円
8101 GSIクレオス 「飯島澄男」氏関連株 カーボンナノチューブ関連株 25,096百万円
4205 日本ゼオン 「飯島澄男」氏関連株 カーボンナノチューブ関連株 301,351百万円
9978 文教堂グループホールディングス 「村上春樹」氏関連株 本屋さん 2,661百万円
3058 三洋堂ホールディングス 「村上春樹」氏関連株 本屋さん 5,217百万円
3159 丸善CHIホールディングス 「村上春樹」氏関連株 本屋さん 30,265百万円
7640 トップカルチャー 「村上春樹」氏関連株 本屋さん(蔦屋書店) 2,448百万円
2769 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション 「村上春樹」氏関連株 遊べる本屋さん 8,491百万円
4523 エーザイ 「長谷川成人」氏関連株 ALS関連株・アルツハイマー関連株 1,707,039百万円
4884 クリングルファーマ 「長谷川成人」氏関連株 ALS関連株・アルツハイマー関連株 5,903百万円
4188 三菱ケミカルグループ 「長谷川成人」氏関連株 ALS関連株・アルツハイマー関連株 1,379,459百万円
4004 レゾナック・ホールディングス 「谷口尚」氏「渡邊賢司」氏関連株 六方晶窒化ホウ素粉末関連株 酸化チタン関連株 607,401百万円
4061 デンカ 「谷口尚」氏「渡邊賢司」氏関連株 六方晶窒化ホウ素粉末関連株 198,675百万円
3687 フィックスターズ 量子コンピューター関連株 53,480百万円
6864 エヌエフホールディングス 量子コンピューター関連株 6,455百万円
5471 大同特殊鋼 「佐川眞人」氏関連株 佐川眞人氏が同社の顧問を務める 301,209百万円
6857 アドバンテスト 「大野英男」氏関連株 MRAM関連株 4,762,334百万円
6723 ルネサスエレクトロニクス 「大野英男」氏関連株 MRAM関連株 3,827,278百万円
8035 東京エレクトロン 「大野英男」氏関連株 MRAM関連株 10,856,986百万円
4055 ティアンドエスグループ 「大野英男」氏関連株 MRAM関連株 13,724百万円
4237 フジプレアム 「宮坂 力」氏関連株 ペロブスカイト関連株 9,293百万円
4078 堺化学工業 「宮坂 力」氏関連株 ペロブスカイト関連株 44,115百万円
4633 サカタインクス 「宮坂 力」氏関連株 ペロブスカイト関連株 86,622百万円
4107 伊勢化学工業 「宮坂 力」氏関連株 ペロブスカイト関連株 99,416百万円
6255 エヌ・ピー・シー 「宮坂 力」氏関連株 ペロブスカイト関連株 23,155百万円
4565 ネクセラファーマ 「柳沢正史」氏関連株 スイス:イドルシア社の不眠症治療薬ダリドレキサントがオレキシンに関連 118,852百万円

2024年ノーベル賞関連株 本命株・出遅れ株

2024年ノーベル賞関連株の本命株をピックアップします。個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😘

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4523 エーザイ

4523 エーザイ
4523 エーザイ

エーザイは筋萎縮性側索硬化症(ALS)や前頭側頭葉変性症(FTLD)などの発症に関わるタンパク質「TDP-43」を発見した「長谷川成人」氏に関連する銘柄として注目。ALSやアルツハイマー領域にも関連している銘柄です。

エーザイは2023年9月には米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー治療薬「レカネマブ」について、日本において「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制」の効能・効果で、承認を取得しています。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4884 クリングルファーマ

4884 クリングルファーマ
4884 クリングルファーマ

クリングルファーマも「長谷川成人」氏に関連する銘柄として注目。クリングルファーマは細胞の増殖、保護、修復などの機能があるHGFタンパク質を用いて難治性疾患治療薬を開発している企業です。ALS領域も関連しているので注目。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4004 レゾナック・ホールディングス

4004 レゾナック・ホールディングス
4004 レゾナック・ホールディングス

総合化学メーカーのレゾナック・ホールディングスもノーベル賞関連株として注目。レゾナック・ホールディングスは2022年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏関連株として注目。レゾナック・ホールディングスは六方晶窒化ホウ素粉末を製品化しているので関連株として注目。

あと酸化チタンの製品も手掛けているので、酸化チタン関連株としても注目ですね。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4061 デンカ

4061 デンカ
4061 デンカ

デンカも六方晶窒化ホウ素粉末を製品化しているので「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏関連株として注目。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 3687 フィックスターズ

3687 フィックスターズ
3687 フィックスターズ

「谷口尚氏」氏「渡邊賢司氏」氏が高純度化技術を開発した六方晶窒化ホウ素結晶というのは、量子コンピューター分野でも応用が期待されているみたいなので、量子コンピューター銘柄のフィックスターズにも注目。量子コンピューター関連株は、こっちのページで詳しく書いてるのでよかったらみてくださいね。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4564 オンコセラピー・サイエンス

4564 オンコセラピー・サイエンス
4564 オンコセラピー・サイエンス

2024年のノーベル賞関連株としてもオンコセラピー・サイエンスに注目ですね!
オンコセラピーは2020年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「中村祐輔」氏が創設した会社で、現在も「中村祐輔」教授が大株主です。事業内容もがん治療ワクチンの創薬を手掛けており、内容的にもドンピシャ。もし「中村祐輔」教授がノーベル医学・生理学賞を受賞すれば、ご祝儀相場になる可能性が高そうです。

オンコセラピー・サイエンスは時価総額規模もそこまで大きくないですし、値動き的にも面白そうです。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 7777 スリー・ディー・マトリックス

7777 スリー・ディー・マトリックス
7777 スリー・ディー・マトリックス

スリー・ディー・マトリックスは2020年にクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「藤田誠」教授の関連株として注目です。

藤田教授の研究内容は「自己組織化」。
スリー・ディー・マトリックスは自己組織化ペプチド技術を手掛けるバイオベンチャーです。自己組織化ペプチドを患部(傷口など)に塗布することで、治癒後に痕を残りにくくできるみたい!

スリー・ディー・マトリックスも時価総額規模はそこまで大きくないので値動き的にも注目。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4503 アステラス製薬

4503 アステラス製薬
4503 アステラス製薬

アステラス製薬は森和俊(もりかずとし)氏が解明した「小胞体」関連株として注目。アステラス製薬は、小胞体の仕組みを調節する創薬研究を米バイオベンチャーと進めています。時価総額規模が大きめなので値動き的にはそれほど面白くはないかも。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4568 第一三共

4568 第一三共
4568 第一三共

第一三共は、コレステロール低下剤「スタチン」のもとになる物質を発見した遠藤章氏の関連株として注目。遠藤教授は第一三共の前身の研究所に在籍した経歴があります。

他にもスタチン系の医薬品を手掛ける塩野義製薬やサワイグループなども注目してもいいかも。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4571 NANO MRNA

4571 NANO MRNA
4571 NANO MRNA

NANO MRNAは前田浩・松村保広関連株として注目。NANO MRNAは国立がん研究センターの共同研究先で、がん細胞の患部だけを攻撃するナノマシンの開発を手掛けています。時価総額規模も小粒です。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4594 ブライトパス・バイオ

4594 ブライトパス・バイオ
4594 ブライトパス・バイオ

免疫学者の坂口志文(さかぐちしもん)氏の関連株としては免疫療法に関わるバイオ関連株全体に注目ですが、特にブライトパスバイオに注目。ブライトパスバイオは免疫療法を手掛けるバイオ関連株で、ブライトパスバイオは「CAR―T細胞療法」というのを開発しています。これは遺伝子操作で加工した患者自身の免疫細胞によりがん細胞を攻撃するという仕組み。時価総額規模も小粒です。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4098 チタン工業

4098 チタン工業
4098 チタン工業

光触媒の機能を発見した藤嶋昭(ふじしまあきら)氏もノーベル化学賞の候補として、ここ何年かずっと注目されています。光触媒は二酸化チタンを主成分としたもので、太陽光などをあてることで水が酸素と水素に分解され、活性酸素が発生することで汚れを分解したりするもの。建物の外壁とかトイレ、風呂などにキレイを保つ仕組みとして活用されている技術です。

光触媒に必要不可欠な酸化チタンを手掛けるチタン工業は本命株として注目。時価総額規模も軽いので、ノーベル賞発表シーズン前はよく物色される銘柄です。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4028 石原産業

4028 石原産業
4028 石原産業

石原産業も酸化チタン関連株としてチタン工業と並んで物色される銘柄。石原産業の方が、チタン工業よりも時価総額規模が大きめなので、値動きはちょっとマイルドだと思います。

2024年ノーベル賞関連株 出遅れ株 8101 GSIクレオス

8101 GSIクレオス
8101 GSIクレオス

GSIクレオスはカーボンナノチューブ関連株として注目。GSIクレオスは凝集したカーボンナノチューブ(CNT)をほぐす独自技術を開発し、多くの製品化に成功しています。カーボンナノチューブ関連株としては時価総額規模も小さめなので値動き的にも面白いと思います。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 5471 大同特殊鋼

5471 大同特殊鋼
5471 大同特殊鋼

大同特殊鋼もノーベル賞関連株として注目。大同特殊鋼は最強の永久磁石「ネオジム磁石」を開発したノーベル物理学賞の候補者「佐川眞人」氏が顧問を務める企業ですね。なのでもし「佐川眞人」氏がノーベル物理学賞を受賞したら大本命銘柄になりますね。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4055 ティアンドエス

4055 ティアンドエス
4055 ティアンドエス

ティアンドエスはスピントロニクスの「大野英男」氏関連株として注目です。
ティアンドエスは2020年に東北大学と次世代半導体技術の実用化に向けた研究開発を始めると発表しているMRAM関連株

2024年10月06日に上場を予定しているキオクシアが主要顧客であるキオクシア関連株である点も注目の銘柄です。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4237 フジプレアム

4237 フジプレアム
4237 フジプレアム

フジプレアムはペロブスカイト太陽電池関連株の本命銘柄としてもピックアップした銘柄。京都大学とともにペロブスカイト太陽電池の研究・開発しているほか、京都大学の「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」にも参画しています。「宮坂 力」氏がペロブスカイト太陽電池でノーベル化学賞を受賞すれば注目されそう。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4633 サカタインクス

4633 サカタインクス
4633 サカタインクス

サカタインクスもペロブスカイト太陽電池関連株として注目の銘柄。サカタインクスも京都大学の「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」に参画する一社で、今後のターゲット領域に「太陽電池」の分野を挙げ、戦略製品として「ペロブスカイトPVインク」をピックアップしています。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4107 伊勢化学工業

4107伊勢化学工業
4107 伊勢化学工業

伊勢化学工業もペロブスカイト太陽電池関連株として注目。伊勢化学工業はペロブスカイト太陽電池の材料のひとつとなるヨウ素の生産・販売を手掛ける企業です。伊勢化学工業の国内のヨウ素生産量シェアは約45%、世界生産量シェアは約15%ととんでもない供給量を誇ります。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 6255 エヌ・ピー・シー

6255エヌ・ピー・シー
6255 エヌ・ピー・シー

エヌ・ピー・シーもペロブスカイト太陽電池関連株として注目。
同社は太陽電池製造装置メーカーで太陽電池製造装置のモジュール工程で全装置を一貫供給できる強みがあり、薄膜系太陽電池製造装置も提供しており、こちらはペロブスカイト型の太陽電池にも対応しています。

ペロブスカイト型太陽電池の製造工程はエヌピーシーが手掛ける薄膜系太陽電池の製造工程と共通する部分があるため、長年蓄積した薄膜系太陽電池製造装置の経験を活かし最適なご提案を行える、とのこと。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4078 堺化学工業

4078 堺化学工業
4078 堺化学工業

堺化学工業は酸化チタンなどの化学製品を製造販売する企業なので、酸化チタン関連株でもありますが、そのほかにも2023年に堺商事をTOBで完全子会社化している点にも注目。堺商事はペロブスカイト太陽電池に用いられるペロブスカイト化合物も取り扱っているので、酸化チタンとペロブスカイト太陽電池の両面から注目。

他にもペロブスカイト太陽電池関連株のまとめ記事はチェックしておいてもいいかも。

ペロブスカイト太陽電池関連株 本命株・出遅れ株 一覧≫

2024年ノーベル賞関連株 本命株 9978 文教堂グループホールディングス

9978 文教堂グループホールディングス
9978 文教堂グループホールディングス

文教堂グループホールディングスは「村上春樹関連株」とか「ノーベル文学賞賞関連株」の筆頭ともいえる銘柄ですね。

村上春樹さんがノーベル文学賞を受賞すれば、村上春樹さんの本が飛ぶように売れるから?ってことだと思いますたぶん。

文教堂の他にも「三洋堂ホールディングス」とか「トップカルチャー」などの書店銘柄にも注目ですが、文教堂は書店銘柄のなかでも特に時価総額が小粒なのでやはり村上春樹銘柄といえばコレかなと。でもあくまでただの本屋さんなので期待し過ぎはNGかと。短期の値幅取りと割り切るならアリかもですね。

2024年ノーベル賞関連株 本命株 4565 ネクセラファーマ

4565 ネクセラファーマ
4565 ネクセラファーマ

ネクセラファーマは2023年09月19日(火)に2023年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した「柳沢正史」氏関連銘柄と言えるかも。ネクセラファーマはスイスのイドルシア社の日本法人を買収しており、イドルシアの不眠症治療薬「ダリドレキサント」という薬について、2023年10月に日本における製造販売承認申請を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出しています。

この薬「ダリドレキサント」という薬は、「柳沢正史」氏が発見したオレキシン受容体に関連しているらしいので注目。

2024年ノーベル賞関連株 まとめ

ノーベル賞は毎年10月のビッグイベントです。日本株市場でもノーベル賞の発表シーズンは関連銘柄が注目される可能性があるので、関連銘柄を把握しておくと良いと思います🥰

ただ、ノーベル賞銘柄を発表当日まで保有しておくのはギャンブルでもありますし、発表までの期待感で上がったところで売り抜けるのが賢いのかな、と思います。なので、仕込むなら動意づく前の早い段階が良いかもですね!

他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう!
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