こんにちは、かりんです🥰
今回のブログではAI覇権争いの勢力図も交えてちょっと書いていこうかと思います。
2025年11月現在、AI分野の話題の中心はなんといってもGoogle「ジェミニ」でしょう!
Googleは2025年11月18日に、自社の生成AIサービス最新モデル「Gemini3」を発表しました。
このジェミニ3が市場で高く評価されています。これまで生成AIの暫定王者といえば「chatGPT」でGoogleのジェミニはその後を追う存在として認識されてきましたが、ジェミニ3の発表により一部で「ChatGPTを超えたのでは?」とも言われています。
個人的にも実際にジェミニに課金して3Proモードを使ってみましたが、確かに賢くなってる感じしますね!テキスト生成ももちろんですが、特に画像生成とか動画生成も評価されているっぽい。私も画像生成は使ってみたけどこれは凄いね!凄い。
株式市場でも突如リリースされたジェミニ3はサプライズだったようでGoogleの株価は急上昇。
推論・コーディング・動画理解など性能面で評価されているのはもちろんですが、株式市場で特に注目すべきポイントはジェミニ3のトレーニングには100%Google独自のAIチップ「TPU」を用いられたという点じゃないですかね。
つまりエヌビディアのGPUに頼らずに世界トップクラスの性能を叩き出したわけです。
これがマジで凄い。これまで生成AI分野は「エヌビディアのGPUを大量に買わないと競争できない」のが常識だったけど、GoogleのTPUがこの常識に風穴をあけた感じです。
これまで生成AI向け半導体で独占的地位にいたエヌビディアも「今後は競争原理が働くかも?!」とジェミニ3登場後はエヌビディアが少し売られる展開も見せました。
はい。ということで、このページではGoogleの生成AI「ジェミニ(Gemini3)」に関連する日本株についてまとめておきたいと思います。
Google関連株(ジェミニ関連株)とは
Google関連株(ジェミニ関連株)とは、Googleの生成AIサービス「Gemini」に関連する銘柄の総称です。
日本勢の関連株としては、これまで当ブログでも取り上げてきた半導体製造装置関連株やデータセンター周辺設備機器関連株などがけっこうたくさん該当しますが、このページでは“よりGoogleに近い銘柄”に絞り込んでいきたいと思います。
まずGoogleのジェミニに欠かせないのが、Google独自AIチップ「TPU」です。
エヌビディアのGPUはもともとゲームのグラフィック処理のための汎用並列チップで、大量の処理を同時かつ高速に行う能力(並列処理)に長けていることからAI市場をほぼ独占しました。GPUはAIからグラフィック処理まで何でもできる万能チップですが、TPUはAI処理にのみ一点特化したチップという感じです。
もともとAIを開発する企業は高価なGPUを大量に購入するよりも専用チップを作った方が安いし効率的なので独自の専用チップを開発してきましたが、これまではエヌビのGPU一強状態でした。この状況に風穴を開けたのがGoogleのジェミニ3、そしてTPUです。
ジェミニ3のトレーニングにはエヌビディアのGPUは使われておらず、GoogleのTPUが100%使われたと複数のメディアで報道されています。
まぁあくまで「トレーニングには使われなかった」ってだけで運用時に使われていないというわけではないかもなのでこの辺ちょっと注意が必要ですが、とはいえTPUのみでトレーニングしたジェミニ3で世界最高クラスの性能を実現したのは凄い。しかも独自の自社調達チップ「TPU」で最適化されているから比較的安価。フルGPUでトレーニングされている他社モデルよりも利益を出しやすい体制といえます。
これにより「ついにエヌビ一強時代が崩れる?!」って市場が一瞬騒然となりました。まぁ実際TPUがどれだけ凄くてもAI半導体は世界的に品薄状態が続いているのでGPUが当面は問題なく売れ続けると思いますが。
まぁともかくGoogleのTPUに世界の注目が集まっています。
TPU製造の役割分担は大きく分けて以下の3社がメイン。
特に注目なのがTPUの共同開発パートナーであるブロードコム(AVGO)。ブロードコムもジェミニ3の発表直後に大きく株価を上げていますね。
日本株のジェミニ関連株はブロードコムとの関係性が深い企業が主軸となりそうですね。
AI覇権争い勢力図(2025年11月時点)
Googleのジェミニ3のリリースによりAI覇権争いがさらに激化。というかこれまでトップとされたChatGPT軍にジェミニ連合が並んできた、みたいな感じかと😋
ってことで「ジェミニ3」さんに画像作ってもらった!
↓
※チームクロードは独自チップも頑張ってるっぽいけど主力はエヌビディアのGPU。あとGoogleのTPUも使ってる。
ザックリとした画像だけどだいたいこんな雰囲気。
とにかくジェミニ3の登場で、一気にジェミニ連合の「Google+ブロードコム」の評価が上がってきているって感じかな!
Googleは超高価なエヌビのGPUに頼らずとも、自社設計のAI半導体を安く調達できる。もちろんGoogleだけじゃなくブロードコムやTSMCも絡んでいますが、利益率70%を超えるエヌビディアのGPUに頼りきりにならないのはAI競争においてとんでもないアドバンテージです。
またOpneAIとの比較も話題ですね。OpenAIはGPTシリーズの開発・運用に莫大なコストがかかり、現状は投資マネー頼みの大赤字と言われているのに対して、Googleは検索やYoutubeなどの広告収益で安定したキャッシュを稼ぎながら自社独自チップを用いて最強性能の「Gemini3」をリリースしたわけですから、この差は歴然。
AI競争が長期戦になろうが余裕で戦い抜ける財務基盤。さらに独自チップで世界最高クラスの性能を叩き出し「脱エヌビ・脱GPU」でも一歩抜きんでたGoogle。これは期待が高まるよね!って話です。
直近で、競争原理によって利益を圧迫する懸念が浮上したエヌビディアが売られたこと、OpenAIとべったりのソフトバンクGが激しく売られたことと符合します。
まぁちょっと前置きが長くなりましたけど、このページではGoogle+ブロードコム軍に近い日本株を絞り込んで紹介していこうと思います。
Google関連株(ジェミニ関連株) 一覧
とりあえず現時点で私が「Google・ブロードコム寄り」と判断した銘柄をGoogle関連株(ジェミニ関連株)として一覧にします。
Google・ブロードコム寄り
ジェミニが覇権を握ると恩恵アリ
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(25.11.28時点) |
|---|---|---|---|
| 7911 | TOPPANホールディングス | TPUなどのチップを載せるパッケージ基板(FC-BGA) ブロードコムの戦略的パートナーで関係性が深い |
1,484,730百万円 |
| 3110 | 日東紡 | 半導体パッケージ基板向けの特殊ガラス材料 ブロードコムが重視する「高速通信」の必須素材 |
515,296百万円 |
どっちに転んでも恩恵アリ
もう一つのグループとしてAI覇権競争で「ジェミニ軍(Google・ブロードコム軍)」が勝っても「chatGPT軍(OpenAI・Microsoft・ソフトバンクG軍)」が勝ってもどっちでも恩恵があるだろう銘柄も挙げておきます。
基本的に日本勢の半導体製造装置メーカー系の銘柄の多くはジェミニが勝ってもchatGptが勝ってもどちらも恩恵ある銘柄が多いと思います。
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(25.11.28時点) |
|---|---|---|---|
| 6857 | アドバンテスト | 半導体テスタで世界シェアの約半分を握る | 15,763,356百万円 |
| 6146 | ディスコ | グラインディング装置・ダイシング装置に強み | 4,742,367百万円 |
| 6920 | レーザーテック | フォトマスク欠陥検査装置で高シェア インテル向け強いが、インテルがこけても結局レーザーテックの装置は必要 | 2,647,562百万円 |
| 8035 | 東京エレクトロン | 半導体製造の前工程(成膜・エッチング・洗浄・コータ/デベロッパなど)に強みを持つ総合メーカー | 14,997,921百万円 |
| 6590 | 芝浦メカトロニクス | 半導体製造の前工程・後工程どちらの装置も手掛ける | 244,648百万円 |
| 5706 | 三井金属 | GPU・TPUの製造に不可欠な「極薄銅箔」で世界シェア90%超 | 1,023,717百万円 |
| 2802 | 味の素 | 半導体パッケージ基盤の絶縁材料を手掛ける | 3,643,425百万円 |
| 4004 | レゾナック・ホールディングス | チップを積層する際に平に削る「CMPスラリー」やチップ同士を接着する「フィルム(NCF等)」で圧倒的 | 1,206,666百万円 |
| 4182 | 三菱ガス化学 | 半導体パッケージに使用する樹脂で高シェア | 571,025百万円 |
Google関連株(ジェミニ関連株) 本命株 出遅れ株
それではGoogle関連株(ジェミニ関連株)の本命株・出遅れ株をピックアップします。個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😋
Google関連株(ジェミニ関連株) 本命株 7911 TOPPANホールディングス

Google関連株(ジェミニ関連株)の筆頭格としてピックアップするのはTOPPANホールディングスですね。
基本的に日本勢の半導体関連株は、AI覇権競争でジェミニ軍(Google+ブロードコム軍)が勝ってもchatGPT(OpenAI+Microsoft+ソフトバンクG軍)が勝ってもどっちでも結局恩恵があるって銘柄が多いと思いますが、TOPPANに関しては明確にジェミニ軍(Google+ブロードコム軍)寄りの銘柄と言えます。
結論から言うとTOPPANはブロードコムの戦略的パートナーだからです。TOPPANは傘下のトッパンフォトマスクが半導体製造用フォトマスクを手掛けているほか、TOPPAN本体が「FC-BGA基板」と呼ばれる高性能な半導体パッケージ基板を手掛けているのですが、その中核となるシンガポールの新工場建設でブロードコムから直接的な支援を受けています。TOPPANのシンガポール新工場は2026年末の稼働開始を目指して新設が進められている模様。
BroadcomがGoogleのTPUを製造するためにはTOPPANが供給する基板が必須であり、「GoogleがTPUを増産→Broadcomが受注→TOPPANの工場がフル稼働」という図式が成立するって感じです。
ブロードコムに寄り過ぎている部分は逆にchatGPT軍が追い上げてくれば逆風になりかねないリスクでもありますが、今後ジェミニ軍がAIの覇権を握る、またはTPUが増産されればされるほどブロードコムと関連性が深いTOPPANには恩恵があると言えると思います。
ジェミニ関連株としては本命視しても良さそうかと。
Google関連株(ジェミニ関連株) 本命株 3110 日東紡

日東紡もジェミニ関連株の本命株としてピックアップしておきます。
日東紡は半導体パッケージやAIサーバー向けに用いる特殊ガラス材料を手掛けていることで最近業績も急成長しており株価を伸ばしています。
半導体基板の中には補強材としてガラス繊維が埋め込まれており、日東紡はこの分野で世界シェアトップ。すでにNVIDIAのGPU向けでも成功しているため、GPU向けでもTPU向けでも恩恵があるといえばその通りではありますが、ジェミニ軍筆頭格のTOPPANのパッケージ基盤にも日東紡の特殊ガラスは必須なので、そういう意味でTOPPANが伸びるなら日東紡も伸びるでしょって感じ。
あと日東紡の手掛ける特殊ガラス「スペシャルガラス」は、ブロードコムの真骨頂である「通信速度」に直結する素材という点でも注目。
GoogleのTPUはエヌビディアのGPUよりもAIに特化している分「信号の遅延」によりシビアで日東紡のスペシャルガラスは「高速通信」の領域で重要性をもちます。なのでどちらかというとGoogle+ブロードコム軍のジェミニ寄り銘柄として注目したい銘柄です。
Google関連株(ジェミニ関連株) 本命株 5706 三井金属

三井金属も一応挙げておきます。
三井金属はAI半導体のパッケージ基板に使われる「極薄電解銅箔(MicroThin)」で世界シェア90%超という、ほぼ独占に近いシェアを誇ります。この極薄電解銅箔はGPUにも当然使われているので三井金属はAI覇権競争でジェミニ軍が勝っても、ChatGPT軍が勝ってもどちらでも恩恵を得る銘柄ですが、現状ではGoogleのTPUが増産されればエヌビディアのGPUの需要が減る、というわけではなくどちらもフル稼働で生産されるだろうという見方です。
AI半導体は世界的にぜんぜん足りていない状況でエヌビのGPUもめちゃくちゃ高いのにも関わらず、常に品薄の状況。世界中の大企業が行列になってエヌビのGPUを買っています。
つまりTPUが増産されても当面はエヌビのGPUの生産も減らないと思います。TPUであれGPUであれ、どちらにせよ三井金属の銅箔は必要なのでTPUが増産されればそれだけプラスの側面の方が大きそう。まぁそんなこと言ったら、TPUにもGPUにも必要不可欠な半導体製造装置メーカーとかはぜんぶ関連株じゃんって話にもなりますけども。でも半導体製造装置と違う点は、銅箔は「消耗品」という点ですかね。装置はメンテとかはあるにしても基本は導入して終わりですが、消耗品の銅箔は工場が稼働し続ける限りずっと売れ続けるチャリンチャリンビジネスなのも強いかもですね。
あと三井金属の場合は、AIチップの生産量が増えれば増えるほどメリットという点には、従来のCPUよりもAI半導体は面積が広くて積層されているため銅箔の使用量が多いという点もあります。なのでGoogleが本気でTPUを量産し始めると三井金属の銅箔使用量も格段に増えるはず。
とりあえずGoogleが増えてもNVIDIAが減ればプラマイゼロってわけではなく、NVIDIAも使うしGoogleという巨大な新規客がさらに乗っかってくるって感じですね。ジェミニの成功は三井金属にも恩恵になるとみています。
Google関連株(ジェミニ関連株) 本命株 6857 アドバンテスト

半導体製造装置メーカーの大本命であるアドバンテストもジェミニ関連株としてピックアップしておきます。
ご存じの通り、アドバンテストは半導体製造の後工程で必ず使う「半導体検査装置(テスタ)」で世界シェアの約半分を握るトップ企業です。
もちろんエヌビディアのGPU関連株でもありますが、アドテスの半導体テスタはGPUでもTPUでもメモリでも全ての半導体で必要不可欠。むしろ、ハイエンドAIチップのテストができる装置を作れるのは世界でアドバンテストと米テラダインの2社くらいしかなく、事実上の独占状態なのでGoogleが打倒エヌビディアを掲げてTPUを大量に作れば作るほど検査装置メーカーのアドバンテストにはビジネスチャンスです。
また重要なのが「テスト時間」の話。ハイエンドAIチップは進化すればするほど複雑な構造となりますから検査にかかる時間も長くなります。検査時間が2倍になれば、同じ数のチップをさばくのに装置が2倍必要になるわけなのでチップの個数が増える以上にAIチップのさらなる複雑化・積層化はアドテスの追い風。
いずれにしろ半導体テスタ市場で圧倒的である以上、エヌビディアが勝とうがGoogleが勝とうがアドバンテストには恩恵しかないと思われます。
実際、アドバンテストは10月の決算説明会で、来年はTPUなどカスタム半導体が大きく拡大して成長に寄与するとの見通しを示していますしね。ジェミニ軍が優勢な場合でも、やはり装置メーカーのなかでは特にアドバンテストに注目したいです。
Google関連株(ジェミニ関連株) まとめ
Google関連株(ジェミニ関連株)についてはとりあえず以上ですが、まだ割と調べてる途中でもあるので今後も追記するかもです。
とにかく生成AIの開発競争はまだまだ終わらないと思っています。
ジェミニ3のリリースでGoogle連合が急激に評価をあげましたが、今後chatGPT連合が追い上げてくる可能性もぜんぜんあるでしょうし、アンソロピック×Amazon軍にも注目。引き続き生成AI・AI半導体分野の関連株が相場の中心となるかもですので注目しておきたいと思います。
他にも次にくる有望テーマとか材料株とか、しっかりアンテナを広げておきましょう!
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エヌビディアのGPUに比べて構造がシンプルで無駄が少なく低コスト。