データセンター液体冷却関連株 本命株・出遅れ株 一覧

    データセンター液体冷却関連株

    ※このページは2026年06月05日(金)にプチリニューアル(銘柄リストを最新の時価総額に刷新+新規で銘柄を複数追記)しました。
    ※この記事は最後に2026年07月14日(火)に追記編集しました。

    こんにちは、かりんです🥰

    さて、直近では電力株がかなり堅調ですね!
    電力株の堅調さは生成AIの需要増でデータセンターの電力消費量が今後大幅に増加する見通しであることも要因の一つと言えると思います。

    国際エネルギー機関(IEA)では、世界のデータセンターの電力消費量は2026年には2022年比でおよそ2.2倍に膨れ上がると試算した模様。もちろんその後も電力消費量は増え続けるでしょうから、データセンターの省エネ化は待ったなしの急務です。

    そこで注目されるのが、データセンター向けの効率的な液体冷却システムです。
    データセンターに設置されるサーバーは効率的に冷却することで電力消費を大きく抑制することができます。

    これまでのデータセンターは空冷式の冷却システムが一般的でしたが、生成AI向けの高性能なAIサーバーは演算能力もハンパではないため、これらを効率的に冷却するには従来の「空冷システム」ではもはや間に合わなくなってきており、

    「空冷で限界なら液体冷却すればいいじゃない😋」

    という流れが来てるらしいです。

    空冷システム
    サーバールームの熱を空気で取り除く方法。空気は熱容量が小さいため冷却効率が低く、冷却するために多くの電力を消費する
    液体冷却システム
    熱容量の大きい液体を使用してサーバーの熱を取り除く方法。液体の方が熱容量・熱伝導率どもに高いため冷却効率が高く、空冷システムに比べて電力消費量を大幅に削減できる。

    なので今回の記事では、データセンターのAIサーバーを効率的に冷却する液体冷却関連株について本命株・出遅れ株 一覧をまとめていきます。

    当ブログではすでにデータセンター設備関連株を別ページでまとめているので、そちらに一緒にまとめても良かったんですが、ちょっとDC液体冷却関連株は割とボリュームありそうだったし別ページでまとめた方がわかりやすいと思ったので!

    データセンター建設・空調・設備関連株 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫

    データセンター液体冷却関連株とは

    液体

    データセンター液体冷却関連株とは、データセンター向けの高効率な液体冷却システムに関連する銘柄の総称です。

    従来のデータセンターで一般的だったのは、サーバールーム内の熱を空気で取り除く「空冷システム」でしたが、空気は熱容量が小さいため冷却効率が低く冷却するためにたくさんの電力を消費してしまいます。

    対して、液体冷却システムは空気よりも熱容量の大きな液体を用いて効率的に熱交換を行うため冷却効率が非常に高いです。

    液体冷却システムは空冷システムに比べて20%~40%の電力消費削減が報告されているケースが多く、モノにもよっては冷却電力の90%以上削減を謳うものもあるくらい。

    生成AIなどの需要増によってデータセンターの電力消費量は年々増えていく見通しですので、データセンターの省エネ化は急務。そのために従来の空冷システムにとって代わる「液体冷却システム」の需要も大幅に伸びる公算が高いはず。

    データセンターの需要増と比例して、液体冷却システムの需要も伸びると思われますので、株式市場でも注目しておきたいテーマです。

    データセンターの液体冷却システムの種類

    データセンターの液体冷却システムには大きく分けて「液冷方式」と「液浸方式」というのがあります。それぞれの違いは以下の通り。

    液冷方式とは
    冷却液をサーバー内部の熱源(CPU、GPU、メモリなど)に直接流し熱交換する方式。
    冷却液が直接熱源に触れるため非常に効率的に冷却できる。
    またサーバー内部の熱を冷却プレートや冷却コイルを通じて間接的に冷却液に伝える方式もある。
    大規模な空調設備が不要になるため、データセンター内のスペースを有効活用できる。
    液浸方式とは
    サーバー全体を電気を通さない絶縁体の冷却液に浸す方式。
    サーバー全体が冷却液に包まれるため非常に効率的に冷却できる。液冷方式よりも高効率。
    ファンやヒートシンクが不要になるためサーバーの設計が簡素化されスペース効率も非常に高い。
    特徴 液冷方式 液浸方式
    冷却効率 高い 非常に高い
    導入コスト 中程度 高い
    スペース効率 高い 非常に高い

    液冷方式、液浸方式はどちらも液体冷却システムなので空冷システムに比べればどちらも高効率ですが、冷却効率だけでいえばサーバーまるごと液体にひたす液浸方式の方が高効率のようです。

    またどちらも大規模な空調設備が不要になるためデータセンター内のスペースを有効活用できますが、液浸方式のほうがより設計を簡素化できるようなのでスペースの有効活用も得意。限られたスペースでよりたくさんのサーバーを置けるってことですね。

    性能面では液浸方式のほうが優れていますが、導入コストや既存システムのアップグレードという面では液冷方式の方にメリットがあります。液冷方式は、既存のラックやサーバー配置構造を大幅に変更することなく導入可能なものもあるらしいので、既存データセンターのアップグレードに適した方式と言えるかも。

    液浸方式は非常に高い冷却効率、設計の簡素化などメリットも多数ありますが、既存システムに適応させることが液冷方式よりも難しく導入コストも高いので新たなデータセンターを新設する際に主流になるかもしれません。

    液冷方式、液浸方式どちらもそれぞれに特徴がありますので、今後のデータセンターにおいてどちらもケースバイケースで採用されていくのではないでしょうか。

    データセンター液体冷却関連株 一覧

    データセンター液体冷却関連株リスト
    コード 銘柄名 特徴 時価総額(26.06.05時点)
    7011 三菱重工業 KDDI、NECネッツエスアイと液浸冷却システムを共同開発 12,786,125百万円
    9433 KDDI 三菱重工、NECネッツエスアイと液浸冷却システムを共同開発 10,625,756百万円
    1973 NECネッツエスアイ
    ※NECによるTOBで上場廃止
    三菱重工、NECネッツエスアイと液浸冷却システムを共同開発
    ※2025年3月21日上場廃止
    —
    6701 NEC 完全子会社化した旧NECネッツエスアイがKDDI・三菱重工と液浸冷却システムを共同開発 5,802,152百万円
    5020 ENEOSHD 三菱重工、KDDI、NECネッツエスアイの液浸冷却システムに冷却用油を供給? 3,456,541百万円
    6594 ニデック 米スーパーマイクロ社とサーバーの水冷モジュールを共同開発 3,306,994百万円
    6702 富士通 液浸冷却システム 液体と空気によるハイブリッド冷却技術 6,247,544百万円
    9432 NTT NTTコミュニケーションズが液冷却方式のサーバー機器に対応し超省エネ型冷却環境を実現する「Green Nexcenter」の展開を2024年度内に開始(予定) 13,220,346百万円
    9613 NTTデータグループ
    ※NTTによるTOBで上場廃止
    既存データセンターで活用可能なラック型液浸冷却システムを三菱重工と構築
    ※2025年09月26日上場廃止
    —
    6361 荏原 米国・空調機器メーカとの業務提携によりデータセンター向けチラー(冷却器)用の特殊仕様ポンプの開発 2,530,949百万円
    6584 三桜工業 データセンター内のサーバーラックの背面に取り付ける水冷冷却装置を開発 41,825百万円
    8053 住友商事 住友精密工業が液体冷却に匹敵するほどの空冷システムを実験中? 8,176,978百万円
    6498 キッツ 総合バルブ国内首位 半導体装置やデータセンター水冷用バルブを手掛ける 198,686百万円
    6504 富士電機 データセンターのサーバー冷却にかかる消費電力を最大85%削減(夏季使用時)できる水冷式の新技術を開発 2,287,976百万円
    6367 ダイキン工業 世界首位の空調技術をベースに海外の液冷企業買収や次世代の液浸冷却用冷媒の開発も手掛ける 6,946,801百万円
    6597 HPCシステムズ 自社設計のスパコン筐体にCPU・GPU・SSDなど全ての高熱源コンポーネントに水冷機構を組み込んだ「水冷式HPC-AIシリーズ」を販売 28,966百万円
    6516 山洋電気 冷却ファン事業に加え、2026年6月に大流量・長寿命の液冷システム用ポンプを発売 262,298百万円

    (ちなみに私が普段の情報収集でチラ見してるのはこのあたりです↓)

    データセンター液体冷却関連株 本命株・出遅れ株

    それではデータセンター液体冷却関連株の本命株・出遅れ株をピックアップします。個人的な主観コミなのでその点はご理解ください😋

    データセンター液体冷却関連株 本命株 7011 三菱重工業

    7011 三菱重工業
    7011 三菱重工業

    データセンター液体冷却関連株で本命株としてピックアップしたいのは三菱重工業ですね。
    三菱重工はデータセンター向けのサーバー冷却技術を成長分野に位置づけており、KDDIとNECネッツエスアイと共同で、一般的な空冷方式に比べて冷却にかかる電力消費量を94%削減する「液浸冷却技術」を開発しています。三菱重工は液浸のシステムと外気で液体を冷やす装置を担当したようです。

    三菱重工、KDDI、NECネッツエスアイなどの液浸冷却システムは2024年度以降に発売する計画のようです。

    また三菱重工は既存データセンターで活用可能な「ラック型一相式の液浸冷却システム」も開発しており、こちらはNTTデータの既存データセンター設備への導入適応性が高いということで2023年に実機実証を行っています。

    その結果、冷却にかかるエネルギーを自社ビル基準において92%削減、運用性も173%向上することが確認されたとのこと。

    新規データセンターとの相性が良い液浸冷却システムに加えて、既存データセンターにも適用できる液浸冷却システムも手掛けているのはさすがですね。

    さらに三菱重工は2023年09月に「ダイレクトチップ液体冷却技術」の開発・提供を手掛けるスタートアップ企業「ズータコア(ZutaCore)」に出資し、同社技術のホワイトラベル販売を行う契約を締結しています。ZutaCore社が提供するダイレクトチップ液体冷却技術と自社の製品・技術を掛け合わせ、データセンターの課題解決に向けたワンストップソリューションの提供を目指すとしています。

    それにしても三菱重工は防衛関連、宇宙関連、核融合関連などなどとにかくテーマ性豊富ですね。DC向け液体冷却システム関連株として注目です。

    ※2026年07月14日(火)追記↓
    三菱重工について少し追記しておきます。
    2026年07月14日(火)、日経電子版が『米エヌビディアと三菱重工がAIデータセンター(AIファクトリー)技術において提携する』と報じました。

    参照:【日経電子版】NVIDIAと三菱重工、AIデータセンターで提携 次世代冷却技術で
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC104V50Q6A710C2000000/

    報道によると、世界各地に新設されるエヌビディアの次世代拠点に三菱重工が持つ液体冷却などの「高性能冷却システム」や「非常用電源」、これらを組み合わせた「エネルギー管理技術」などの導入を共同で検討するとのこと。

    また、AIデータセンターへのガス火力発電所の併設トレンドを背景に、世界トップシェアを誇る同社のガスタービンなど「電力インフラ分野」での連携も探るとしています。

    エヌビディアはAIに特化したデータセンター(AIファクトリー)を世界各地でパートナー企業と新設する考え。で、日本企業からは発電所設備から、非常用電源、産業用冷却技術などをトータルで手掛ける三菱重工に白羽の矢が立った格好ですかね。電力向けインフラの総合力ならやはり三菱重工ですもんね。

    エヌビディアのGPUは世界中のデータセンター、AI開発企業が我先にと行列を作って買いにくるような状況ですが、やはりボトルネックとなるのは「爆発的な発熱と電力消費」です。これを三菱重工のインフラ技術・電力向けの総合力で解決しにいくタッグって感じかと思います。

    これによって「液体冷却関連の本命株」として一段と存在感が高まったと言えそうですね。

    データセンター液体冷却関連株 本命株 6594 ニデック

    6594 ニデック
    6594 ニデック

    ニデックはAIサーバー関連株のまとめ記事でもピックアップした銘柄。ニデックは米スーパーマイクロ社とサーバーの水冷モジュール機器を共同開発している銘柄。

    2024年04月15日(月)の大引け後には、Supermicro社への採用を受けてデータセンター向け機器水冷モジュールを生産するタイの拠点において生産ラインを増強すると発表しています。

    2024年6月には現在の10倍の月2000台に引き上げるとのこと。将来的には月3000台以上に能力を増強することも検討するようです。ニデックは同関連製品のマーケット規模について2023年度100億円、2024年度には800億円以上を見込んでいるとのこと。

    外販AIサーバーで高いシェアを誇るスーパーマイクロコンピューターと組んで冷却モジュールを生産している点は強みといえそう。データセンター向け液体冷却関連株の本命株として注目です。

    ※2026年06月11日(木)追記↓
    ニデックについて、液体冷却関連の新たな報道が出ていたので追記しておきますね。

    2026年06月11日(木)、日経新聞オンラインが『ニデックはサーバー向け水冷装置事業の売上高を2030年度(2031年3月期)までに現状の3倍以上となる「1000億円規模」へと引き上げる目標』と報じました。

    ニデックは2026年内を目途に最大300キロワットの冷却能力を持つ新型水冷装置の量産を始める予定とのこと。この新製品は「米NVIDIAの次世代サーバーの冷却にも対応している」模様。

    すでに主力である米国市場だけでなく、GPUの発熱量増加に伴い台湾や中国などアジア圏からの引き合いも急増しているようです。

    タイ工場はすでに拡張し、今後は米国や中国での生産も検討するなどAI特需を根こそぎ取りに行く構えです。液冷装置の中長期的な成長目標がハッキリ数字で示されたのは素直に注目材料ですね。

    ただニデックは不正会計問題が尾を引いているのがね。個人的には今積極的に取り組むのはちょっとな…という印象ではありますが、引き続きデータセンター液体冷却銘柄として注目。

    データセンター液体冷却関連株 本命株 6702 富士通

    6702 富士通
    6702 富士通

    液体冷却システムでは富士通も関連株です。富士通はスパコン銘柄としても知られていますね。
    富士通はもともと銅などの金属プレートに水を通して間接的に液体冷却させる技術をもっていましたが、液浸冷却システムも開発しており、2018年に省エネ大賞、地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞した実績があります。富士通はもともとサーバーの冷却装置で実績がある銘柄ですのでこちらも注目です。

    データセンター液体冷却関連株 本命株? 9432 NTT

    9432 NTT
    9432 NTT

    NTTもデータセンター液体冷却関連株として注目。
    NTTのグループ会社NTTコミュニケーションズでは、直接液冷方式のサーバー機器に対応し、超省エネ型冷却環境を実現する「Green Nexcenter」の展開を2024年度内(予定)に開始するみたいですね。直接液冷方式を国内のデータセンターで提供するのは国内初になる見通しだそうです。

    まず神奈川県の「横浜第1データセンター」の一部スペースで設備を入れ替え、2024年度の第4四半期をめどに提供。2025年度には京都府の「京阪奈データセンター」でも対応設備を導入する計画のようです。

    データセンター液体冷却関連株 出遅れ株 6584 三桜工業

    6584 三桜工業
    6584 三桜工業

    三桜工業もデータセンター液体冷却関連株として注目。三桜工業は自動車向けの各種チューブや配管などを手掛ける銘柄ですが、サーマルソリューション(熱交換器製品)も注力分野のひとつとしており2024年02月14日にデータセンター向け水冷冷却装置を開発したことを発表しています。

    三桜工業の水冷冷却装置はデータセンター内のサーバーラックの背面に取り付ける「リアドア式冷却機器」と呼ばれるもので、サーバーから放出される熱をパイプ構造に水を還流する仕組みで熱交換するもの。すでに大手データセンター事業者の協力を得て、現場での性能検証を実施済だそうです。

    ラック単位で取り付けられる水冷機器なので、既存データセンターのアップグレード向けですかね。三桜工業は時価総額規模も小さめですし値動き的に面白そうですね。

    データセンター液体冷却関連株 出遅れ株 6361 荏原

    6361 荏原
    6361 荏原

    ポンプの総合メーカー荏原。荏原の北米のグループ会社「EBARA Pumps Americas Corporation(EPAC)」は2020年に米国の暖房、換気および空調機器を展開する大手空調機器セットメーカと業務提携契約を締結し、データセンター向けチラー(冷却器)用の特殊仕様ポンプの開発を行っています。

    液体冷却システムにはポンプも必要でしょうからね。こちらも注目か。

    データセンター冷却関連株 8053 住友商事

    8053 住友商事
    8053 住友商事

    住友商事はちょっと遠いし、そもそも液体冷却システムでもないのですがちょっと気になったのでピックアップしておきます。住友商事のグループ会社で航空宇宙機器や油圧機器、熱交換器などを手掛ける住友精密工業って会社があります。

    住友精密工業は産業用熱交換器のトップメーカーで、高性能空冷方式の冷却装置を手掛けているんですが、この高性能空冷機器は、本来水冷環境を導入しなければならない高消費電力CPU及びGPUサーバーも、従来の空冷型データセンターに設置することが可能となるものらしい。

    住友精密工業は「エクストリーム-D」というデータセンター事業などを手掛ける会社と共同で、高性能空冷方式の冷却装置の実証実験を行っており2024年6月には実証実験を終えるらしい。実証実験をクリアすれば、その後製品化に向けて両社で開発を続けて行く予定とのこと。

    液体冷却にしなくても空冷でも同程度のパフォーマンスを得られるなら、それも需要がありそうですね。親会社の住友商事の株価に影響を与えることはおそらくないと思いますが、せっかく調べたので書いておくってだけ。

    データセンター液体冷却関連株 5020 ENEOSホールディングス

    5020 ENEOSホールディングス
    5020 ENEOSホールディングス

    ENEOSホールディングスもデータセンター液体冷却関連株に一応ピックアップしておきますね。
    ENEOSホールディングスはサーバー用の液浸冷却液「ENEOS IXシリーズ」を手掛ける銘柄。ENEOSの液浸冷却液は三菱重工業、KDDI、NECネッツエスアイが共同開発する液浸冷却システムの試験運用にも採用されています。

    また、ENEOSホールディングスは米国でデータセンター向け液浸冷却を手掛けるリーダー企業「GRC(グリーン・レボリューション・クーリング)」のElectroSafeRFluid(エレクトロセーフ・フルイド)パートナープログラムに参加しており、GRCと共に液剤開発を研究・推進することで、より安全な液剤運用を実現し、より広範なデータセンターエコシステムに付加価値を提供することに貢献する、としています。

    データセンター液体冷却関連株 出遅れ株 6498 キッツ

    6498 キッツ
    6498 キッツ

    ※2026年06月02日(火)追記

    データセンター液体冷却関連株の出遅れ銘柄としてキッツを追加でピックアップしておきます。

    キッツといえば総合バルブメーカーとして国内トップシェアを誇る企業ですね。
    キッツはAIデータセンター向けに熱を冷ますための「水冷用バルブ」への引き合いが高まっているようです。冷却水を通す液冷システムにおいて配管の流量を制御するバルブは欠かせないインフラ部品。ここで国内トップシェアのキッツに特需が発生するのは自然な流れなのかもですね。

    ちなみにキッツは半導体製造装置分野にも絡む銘柄。半導体製造装置向けバルブ(高純度ガス対応バルブなど)を手掛けており、受注も堅調に推移しています。2026年01月にはベトナムの半導体製造装置向けバルブを生産する新工場で新棟を竣工。さらに2026年03月26日には、半導体装置向け真空バルブを中心とした特殊バルブを手掛ける「ブイテックス」の子会社化を発表しています。

    半導体製造装置向け特殊バルブ、データセンター液体冷却向けバルブを手掛けるので、AIインフラ系の出遅れ株として注目しておいても良さそうですね。

    データセンター液体冷却関連株 本命株 6504 富士電機

    6504富士電機
    6504 富士電機

    ※2026年06月05日(金)追記

    データセンター液体冷却関連株に富士電機も追記しておきますね。
    富士電機はエネルギー分野などの社会インフラも得意とする重電大手。変圧器関連株としてもピックアップした銘柄です。

    2026年05月26日(火)、日経新聞オンラインが「富士電機がデータセンターのサーバー冷却にかかる消費電力を最大85%削減(夏季使用時)できる水冷式の新技術を世界で初めて開発した」と報じました。翌日27日には、富士電機より正式に「エジェクタ冷却機」のニュースリリースが出されました。発表によると、2026年6月下旬より発売するとのこと。

    富士電機はもともと変圧器を含む変電設備を一式提供可能な企業であり、変圧器だけでなく受配電・制御機器、さらにUPS(無停電装置)まで一括で供給できることからデータセンター周辺設備関連株として注目の銘柄でしたが、これにより改めてデータセンター液体冷却関連株としても浮上した格好ですね。

    データセンター絡みの電力系の設備に加えて、冷却分野も抑えるのは強みですね。
    富士電機の「エジェクタ冷却機」のニュースリリースは株式市場でも材料視され、発表直後から連日で上場来高値を更新するなど資金が向かいました。引き続き注目したい銘柄です。

    データセンター液体冷却関連株 本命株 6367 ダイキン工業

    6367 ダイキン工業
    6367 ダイキン工業

    ※2026年06月05日(金)追記

    ダイキン工業もデータセンター液体冷却関連株として取り上げておきますね。
    ダイキンといえば空調設備で世界トップクラスのシェアを誇る企業ですから、「液体冷却というかデータセンター全体の空調(空冷)じゃないの?」というイメージですよね。もちろん、DC向けの空調分野でも本命クラスの銘柄ですが、液体冷却分野にも絡む銘柄です。

    ダイキン工業は現在、爆発的に増加するAIデータセンターの冷却需要を取り込むべく、米国でAIデータセンター向け冷却技術を持つ企業「Chilldyne(チルダイン)」社を買収しています。

    チルダイン社は独自の負圧方式技術(チルダイン社は真空式とも表現)を持つため、「万が一液漏れしても周囲に液が広がらず機器が故障しにくい水冷方式」が強みのようですね。

    さらにサーバー全体を特殊な液体に直接沈めて冷やす次世代技術「液浸冷却」に不可欠なフッ素系液体(DAISAVEなど)の開発・提供も自社で行っています。

    施設全体の大空間空調から、水冷コールドプレートによるチップ直接冷却、そして液浸冷却の冷媒まで、データセンターの熱問題をトータルで解決できる総合力を持つ同社は、今後のAIインフラ整備において注目すべき一社ですね。

    データセンター液体冷却関連株 出遅れ株? 6597 HPCシステムズ

    6597 HPCシステムズ
    6597 HPCシステムズ

    ※2026年06月05日(金)追記

    量子コンピューター関連株としても取り上げたHPCシステムズ。
    こちらもデータセンター液体冷却(水冷)関連株として追記しておきます。

    HPCシステムズは科学技術計算向けの高性能コンピュータ(HPC)の開発・システムインテグレーションを手掛ける企業です。

    同社は冷却装置を単体で製造・販売するメーカーではありませんが、自社オリジナル設計の筐体にCPU・GPU・SSDなど全ての高熱源コンポーネントに水冷機構を組み込んだ「水冷式HPC-AIシリーズ」を開発・販売しています。

    「最新の液冷システムを組み込んだAIサーバーやスパコンを顧客のデータセンター環境に合わせて最適な形でシステム構築できる企業」というイメージ。
    冷却システムそのものを単体で売る事業ではないですが、水冷システムを実際に運用レベルで実装できる企業として、AIデータセンター投資の拡大からダイレクトに恩恵を受ける立ち位置にいる銘柄です。液冷関連のシステム構築側の中核株として引き続き注目です。

    データセンター液体冷却関連株 出遅れ株 6516 山洋電気

    6516 山洋電気
    6516 山洋電気

    ※2026年06月05日(金)追記

    山洋電気も追記。
    山洋電気は冷却ファンやサーボモータ、UPS(無停電電源装置)などを手掛ける電気機器メーカーで、事業の柱は通信機器用の冷却ファンです。なので、こちらも空冷がメインではありますが、直近のニュースを受けてデータセンター液体冷却関連株としても浮上しました。

    2026年06月02日(火)、同社はデータセンターやAI関連機器の冷却に特化した液冷システム用ポンプ「San Ace Pump」を開発し、発売したと発表しています。

    この液冷用ポンプの最大の強みは「大流量」を実現しながら「消費電力を抑え、かつ期待寿命7万時間(約8年間)という圧倒的な長寿命」を両立している点です。液冷システムを導入するデータセンター事業者にとって、ポンプのメンテナンス費用の削減やシステムの長期間の安定稼働は重要な課題ですから、そこに直結するコア部品を投入してきたのはなかなか面白い材料ですね。

    従来の「空冷ファン」に加えて「液冷用ポンプ」も発売開始したことでデータセンターの冷却銘柄としての存在感はさらに高まった格好といえます。他にもUPS(無停電電源装置)なども手掛けていますしね。

    ちなみにちょっと紛らわしいですが、2011年に上場廃止になった三洋電機(SANYOブランド)とは全く別の会社です。

    データセンター液体冷却関連株 まとめ

    データセンター液体冷却関連株については以上です。
    データセンター向けではなくサーバー単体向けの液体冷却装置(水冷ワークステーション・水冷式スパコン)の関連株は、AIサーバー関連株のまとめ記事にもあるので良かったら併せてチェックしておくと良いかも。

    AIサーバー関連株 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫

    データセンター向けの液体冷却システムは、生成AIやデータセンターの需要増に比例して市場が拡大していくと思われますので、関連銘柄は把握しておくと良さそうですね!

    他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

    もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです😋

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      1件のコメント

      こんにちは、今後半導体銘柄に継ぐ、デ-タセンター銘柄として、デル・テクノロジーズの銘柄は持っていますが、省エネルギー銘柄として高砂工業の空冷式を検討していましたが、かりんさんの水冷式の話しを聞き、時価総額の低い三桜工業に興味を持ちました 今、孫さんの壮大なスケ−ル話しとそれに関連するァ−ムの株にするか迷っています
      かりんさんの名前は私の姪っ子と同じ名前なので
      親しみを感じます

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