こんにちは、かりんです🥰
2026年10月現在、世界的にAIインフラ株(半導体やデータセンター周辺機器・部材銘柄)が大きく売られる局面となっていますね。
背景としては、やはり「AIへの過剰投資は本当に利益を回収できるのか?」という警戒感が根強いように思います。もちろんその他にもAIを用いたサイバー攻撃の急増による社会問題化や中東情勢の地政学リスク・ホルムズ海峡リスクによる原油高、世界的な金利上昇など複数要因も絡んでいますけど。
まぁさまざまな要因が絡み合い直近ではAI関連株が売られていますが、それと逆相関的に物色人気を集めているのが「非AI銘柄」です。
個人投資家の方なら肌感でわかると思いますが、現在の株式市場では「AIか、非AIか?」が投資判断の大きな分岐点となってきていると思います。
ということで、今回の記事では非AI銘柄の代表的セクターや本命株・出遅れ株・一覧をまとめておきますね!
非AI関連株とは
非AI関連株とは、一般的にAIテーマと無関係なセクター・銘柄の総称です。
とはいえ、AIは第四次産業革命の中核的技術で、超便利なので将来的にはほぼありとあらゆる業種に関わってくると思います。なのでAIと1ミリも接点のない業種を探すことは難しいので「比較的、AIと遠いセクター」くらいの位置付けだと考えるべきかもです。
ちなみにこの記事では、一部AIとかなり近い銘柄も取り上げますが、現状の値動きを優先して「今んところ非AI寄りだね」ってことなので!
今の株式市場は「AIかそれ以外か?」
正直なところ、これまで市場を牽引してきたAIの影響力は絶大です。
キオクシア、アドバンテスト、イビデン、レーザーテック、レゾナック、フジクラ、古河電工、三井金属、日東紡、村田製作所…などなど。ご存知、ここ数年の主役銘柄たちですが、これらはすべて「AIへの期待」で大相場を形成しました。
AIセクターから循環する資金の大きさを把握するため、AI関連株の広さをおさらいしておきます。
このようにクッソ広いAI関連テーマの裾野から巨大なマネーが一時的に抜け、非AIへ向かうとすれば面白いですよね。
個人的には非AI銘柄のなかでも、特に注目すべきは「これまでAIに淘汰される可能性を懸念され売り込まれたセクター」かなと思います。
代表格としてはSaaS・ソフトウェア、ゲーム・エンタメなど。
この辺は一時期、AIエージェントなどの普及により一気に淘汰される懸念が浮上し売り込まれた経緯がありますよね。ちょうど「SaaSの死」などのキーワードが話題になった頃です。
ゲームやコンテンツ企業も、AIに淘汰される警戒感から売られたことがあります。
優秀なAIが一般に普及すれば、フリーの個人でも企業クオリティでゲームやエンタメコンテンツを作れてしまう→大企業としての優位性が薄れる懸念から売られた感じですね。
だからこそ、AI関連株が売られる局面では、その裏返しとして強烈な見直し買い(逆相関的な物色)が集まりやすい非AIの代表格になっています。
ここからは、巨大なAI資金の逃避先として特に注目な非AIセクターと銘柄を厳選してまとめていきますね。
非AI関連株 一覧
非AI関連株はめちゃくちゃ幅広いのでジャンル分けしてリスト化しておきますね。あと全セクターの全銘柄をあげていたらキリがないので、代表的な銘柄だけを厳選しておきます。
非AI関連株(SaaS・ソフトウェア系)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.23時点) |
|---|---|---|---|
| 4776 | サイボウズ | 業務改善プラットフォーム「kintone」などを展開 | 170,671百万円 |
| 4733 | オービックBC | 「勘定奉行」でおなじみの基幹業務系ソフト大手 | 710,306百万円 |
| 4443 | Sansan | 名刺管理・営業DX「Sansan」名刺アプリ「Eight」など | 268,787百万円 |
| 4478 | フリー | 中小企業向けクラウド会計・人事・労務 | 248,116百万円 |
| 3923 | ラクス | 業務効率化SaaS「楽楽」シリーズを展開 メール共有管理システム「メールディーラー」など | 394,260百万円 |
| 4475 | HENNGE | クラウドセキュリティ国内シェア首位「HENNGE One」を展開 | 82,993百万円 |
| 4013 | 勤次郎 | 就業管理システム「Universal 勤次郎」・人事管理システム「人事郎」などSaaSを提供 | 16,318百万円 |
SaaS関連株 本命株 出遅れ株 一覧をもっと詳しく見たい方はコチラ≫
非AI関連株(ITサービス・コンサル系)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.23時点) |
|---|---|---|---|
| 6702 | 富士通 | 官公庁や大企業の巨大システムを支える5大メガSier | 7,788,987百万円 |
| 6701 | NEC | 高度なセキュリティ技術を持ち官公庁・企業に強みをもつ5大メガSier | 7,353,304百万円 |
| 4307 | 野村総合研究所 | 金融・産業IT分野で高シェアの5大メガSIerの一社 | 3,464,833百万円 |
| 6532 | ベイカレント | 国内最大手クラスの総合ITコンサル システム開発からコンサルまで幅広く手掛ける | 1,727,613百万円 |
| 446A | ノースサンド | IT領域特化型の急成長コンサル 戦略立案からIT実行支援まで一気通貫で手掛ける | 199,755百万円 |
| 277A | グロービング | 自社クラウドプロダクトを活用したDX実装に定評のある新興コンサル | 60,782百万円 |
| 6088 | シグマクシスHD | 企業のDX化支援を軸とした総合コンサル会社 SaaS導入コンサルも手掛ける | 54,252百万円 |
| 3798 | ULSグループ | 独立系のITコンサル 金融機関向けのシステム開発に強み | 36,584百万円 |
| 6098 | リクルートHD | 国内最大級のHRテック企業 IndeedやAirレジ、SUUMOなど強力なプラットフォームを複数展開 | 28,065,929百万円 |
非AI関連株(ゲーム・コンテンツ・エンタメ系)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.23時点) |
|---|---|---|---|
| 7974 | 任天堂 | ゲームハード・ソフト大手 マリオやポケモンなど強力な独自IPを持つ | 10,991,913百万円 |
| 6758 | ソニーG | PlayStationを展開するほか、音楽・映画などエンタメ全般に強い | 24,678,514百万円 |
| 9697 | カプコン | ゲームソフト大手 「モンハン」「バイオハザード」などグローバルIPを複数保有 | 2,291,948百万円 |
| 9766 | コナミG | ゲームソフト大手 遊戯王など 2024年02月にアニメ事業の「コナミアニメーション」を設立 | 3,515,750百万円 |
| 7832 | バンダイナムコHD | ゲームソフト大手 「ガンダム」「ドラゴンボール」など世界的IPを多数保有 アニメ企画制作も | 4,030,605百万円 |
| 9602 | 東宝 | 映画配給で国内断トツ ゴジラやアニメ映画など強力なIPを持ち不動産事業も安定収益源 | 1,425,875百万円 |
| 9601 | 松竹 | 歌舞伎興行が発祥の大手映画会社 アニメ映画も手掛ける | 163,212百万円 |
| 9605 | 東映 | アニメや特撮に強みを持つ映画会社 「ワンピース」や「仮面ライダー」など世界展開できるIP多数 | 446,759百万円 |
| 4816 | 東映アニメーション | 東映グループのアニメ制作会社 「ドラゴンボール」など世界的ヒット作を多数抱える | 636,300百万円 |
| 8136 | サンリオ | キャラクター商品の企画・販売、ライセンス事業 サンリオピューロランド運営 | 1,663,985百万円 |
非AI関連株(小売系)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.23時点) |
|---|---|---|---|
| 9983 | ファーストリテイリング | ユニクロを展開する小売業の時価総額トップ企業 | 24,146,607百万円 |
| 9843 | ニトリHD | 家具・インテリア小売大手 円高メリット銘柄としても注目されやすい | 1,922,079百万円 |
| 7453 | 良品計画 | 「無印良品」ブランドで生活雑貨から衣類、家具、インテリア、レトルト食品など幅広く展開 | 2,647,755百万円 |
| 3382 | セブン&アイHD | コンビニ最大手 ディフェンシブ性の高さも魅力 | 4,916,627百万円 |
| 7532 | パン・パシ | ドン・キホーテを展開 インバウンド需要も取り込む | 2,365,497百万円 |
非AI関連株(外食系)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.23時点) |
|---|---|---|---|
| 7550 | ゼンショーHD | 「すき家」「はま寿司」などを擁する国内外食首位 | 1,929,602百万円 |
| 3563 | FOOD&LIFE | 回転寿司最大手「スシロー」を展開 | 1,350,117百万円 |
| 7581 | サイゼリヤ | イタリアンファミレス「サイゼリヤ」を展開 | 398,315百万円 |
| 3543 | コメダHD | 喫茶チェーン「コメダ珈琲店」を展開 | 138,074百万円 |
| 3397 | トリドールHD | 「丸亀製麺」を世界展開 | 417,212百万円 |
| 3097 | 物語C | 「焼肉きんぐ」のほか、ラーメン、寿司、しゃぶしゃぶチェーンなど展開 | 236,002百万円 |
| 2702 | 日本マクドナルドHD | 世界的ハンバーガーチェーン「マクドナルド」を国内展開 | 1,107,557百万円 |
| 3197 | すかいらーくHD | 「ガスト」「バーミヤン」等を持つファミレス首位 | 807,405百万円 |
非AI関連株(不動産系)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.23時点) |
|---|---|---|---|
| 8801 | 三井不動産 | 日本橋・八重洲(城東エリア)に強みをもつ総合不動産最大手級 | 4,260,617百万円 |
| 8802 | 三菱地所 | 丸の内エリアに強みを持つ総合不動産大手 | 4,696,665百万円 |
| 8830 | 住友不動産 | 都心のオフィスビル開発に強みを持つ総合不動産大手 | 3,117,816百万円 |
| 3231 | 野村不動産HD | 総合不動産大手 高級分譲マンション「プラウド」シリーズを展開 | 816,418百万円 |
| 3289 | 東急不動産HD | 渋谷エリアに強みを持つ総合不動産大手 | 888,991百万円 |
| 2986 | LAHD | 収益不動産開発事業・中古マンション再生事業・土地開発事業など | 61,584百万円 |
| 3498 | 霞ヶ関キャピタル | 戦略的コンサル型デベロッパー 不動産ファンドの組成・運用を手掛ける | 174,548百万円 |
| 3491 | GAテクノロジーズ | 総合不動産サービスサイト「RENOSY」を展開 | 55,545百万円 |
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非AI関連株(ヘルスケア・医薬品系)
| コード | 銘柄名 | 特徴 | 時価総額(26.10.23時点) |
|---|---|---|---|
| 4502 | 武田薬品工業 | 国内製薬トップ 消化器疾患や希少疾患に強み 高配当ディフェンシブ株としても人気 | 10,236,574百万円 |
| 4519 | 中外製薬 | ロシュ傘下の抗体医薬品トップメーカー がん領域などにも強みを持つ | 11,409,197百万円 |
| 4568 | 第一三共 | 幅広い医薬品を展開する製薬大手 抗がん剤「エンハーツ」が世界的に高く評価 | 5,248,702百万円 |
| 4507 | 塩野義製薬 | 感染症薬に強みを持つ研究開発型製薬大手 コロナ薬やHIV薬などが収益柱 | 2,700,923百万円 |
| 4523 | エーザイ | 神経系とがん領域に強みを持つ製薬企業 アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の世界展開に注目集まる | 1,480,411百万円 |
| 4578 | 大塚HD | 精神科疾患の医薬品が主力 ポカリスエットやカロリーメイトなど飲料・食品事業の安定感も魅力 | 6,762,927百万円 |
| 4503 | アステラス製薬 | 泌尿器やがん領域に強い国内製薬大手 主力薬の特許切れ問題(パテントクリフ)の克服が焦点 | 4,545,874百万円 |
| 4543 | テルモ | カテーテルなど医療機器で国内首位 海外売上比率が高く不況に強いヘルスケアの代表的銘柄 | 3,551,863百万円 |
| 4506 | 住友ファーマ | 住友化学傘下の研究開発型製薬会社 北米での主力薬特許切れで苦戦中だが、精神神経領域での新薬開発や業績再建に期待 | 832,601百万円 |
(ちなみに私が普段の情報収集でチラ見してるのはこのあたりです↓)
非AI関連株 本命株 出遅れ株
それでは非AI関連株の本命株・出遅れ株をピックアップしていきますが、この項目は個人的な主観含むので参考程度にお願いします😋
非AI関連株(ゲーム関連株) 本命株 7974 任天堂

非AI銘柄の代表格といえばゲーム大手の任天堂ですね。
ゲーム業界は一時「AIの進化によって個人でも高品質なゲームが作れるようになり、大手企業の優位性が崩れるのでは?」と懸念され、売り込まれた経緯がありました。また任天堂はNintendo Switch2などゲームハードも手掛ける関係で、AIブームに伴うメモリ価格高騰も利益圧迫の大きな要因としてネガティブ視されています。
これらのことから任天堂は半導体やデータセンターなどAIインフラ関連株と逆相関的な値動きが目立つ非AI銘柄の代表格として注目。
実際、AI普及に伴うメモリ価格高騰は一時的なダメージといえますが、任天堂が保有するマリオ、ポケモン、ゼルダといった世界的な独自IPの価値は代替されにくく、また任天堂ほどの企業がAIを本気で利活用したら、それこそとんでもないゲームが生まれるのではないか?とも思います。
現時点ではAI株からの資金逃避先として注目したい銘柄ですが、個人的にはAIが普及した未来でも任天堂は独自の強みを活かして生き残る企業だと思っています。
非AI関連株(ゲーム関連株) 本命株 7832 バンダイナムコHD

バンダイナムコHDも非AI関連株として注目ですね。
同社はゲームソフト大手としても注目ですが、「ガンダム」などの強力な独自IPを完全に自社保有する強みがあり、AIには代替できない実物商材(ガンプラ等の玩具)を展開しています。
玩具やトレカ、ゲームソフト、娯楽施設など様々なコンテンツ事業を手広く行っており業績の安定感も魅力。任天堂と同様にAI相場からの資金逃避先として手堅い銘柄かなと思います。
非AI関連株(SaaS関連株) 本命株 4478 フリー

SaaS銘柄からは中小企業向けのクラウド会計・人事労務ソフトを展開するフリーをピックアップ。
SaaS系もいずれAIエージェントに一網打尽にされるのではないか?という懸念から「SaaSの死」というキーワードが広まり、株価にも影響がありましたね。
個人的には、AIエージェントが台頭してきても、AIフレンドリーな方向性にシフトできたSaaSは生き残ると思っていますが、やっぱり今でも割とAIハードと逆相関的な値動きをするSaaS銘柄は多いですね。
フリーも半導体株の下落局面で資金が向かいやすい銘柄といえると思います。
非AI関連株(SaaS関連株) 本命株 4733 オービックBC

「勘定奉行」でおなじみの基幹業務系ソフト大手のオービックビジネスコンサルタント。
こちらもフリーと同様にAIインフラ相場と逆相関になりやすい典型的な内需SaaS株です。フリーもそうですが、特に会計ソフト系はAIエージェントに駆逐される感が強かった気がしますね。だからこそ半導体銘柄との逆相関が顕著なのかもしれません。実際、会計SaaSもAIエージェントに全任せできれば、それはそれで生き残りそうですけどね。
こちらも非AI銘柄として注目します。
非AI関連株(SaaS&セキュリティ関連株) 本命株 4475 HENNGE

HENNGEはクラウドセキュリティの「HENNGE One」で国内シェア首位の企業。SaaS&サイバーセキュリティ関連株ですね。
直近で世界的にサイバー攻撃が急増していることもAI脅威論に拍車をかけていますが、それに対抗する手段としてサイバーセキュリティ関連株が急速に動意づいています。
HENNGEの直近の株価の伸びは、非AIというかサイバーセキュリティ企業としての物色だと思いますが、SaaS型の収益基盤をもつセキュリティ企業なので非AI関連株としても注目してもいいかもです。まぁサイバーセキュリティはAIと密接な関係があるので、非AIと言っていいか微妙なところですが、値動きだけみると非AIですね。
非AI関連株(ITサービス・コンサル関連株) 本命株 6702 富士通

総合ITサービス大手の富士通は自社でAIモデル開発を手掛けるほか、最近では国産CPUの販売を発表するなどAI関連株としての側面もありますが、直近の株式市場では半導体やデータセンター周辺部品などの「AIハード株」が売られる局面でディフェンシブなITインフラ株として買われる値動きが目立っているような気がします。
官公庁や大企業の巨大システムを支えるメガSIerとしての手堅さが評価されている形ですかね。富士通はAI相場でも非AI相場でも手堅い銘柄だと思うので注目しています。
非AI関連株(ITサービス・コンサル関連株) 本命株 6701 NEC

NECも富士通と同様、AI関連株としての側面を持ちながらも相場環境としては「非AI・国内ITインフラ」としてのディフェンシブ性が意識されている銘柄と言えると思います。
総合ITサービスとしての注目度のほか、高度なセキュリティ技術をもつことからサイバー防衛・セキュリティ銘柄としても注目されているのかも。ただ、直近で情報漏洩を公表している点は気になるけども。
こちらも富士通同様にAI相場でも非AI相場でも注目。
非AI関連株(ITサービス・コンサル関連株) 本命株 6532 ベイカレント

国内最大手クラスの総合ITコンサルファームのベイカレントも注目です。
企業のAI導入やDXを支援する立場ですが、市場からは「AIインフラ」ではなく「国内コンサル・内需株」としての値動きをしている気がしますね。
サイバー攻撃が急増している背景からもITコンサルは需要急増中なのかもしれません。こちらも半導体株の調整局面で注目したい銘柄です。
非AI関連株(ITサービス・コンサル関連株) 本命株 446A ノースサンド

ノースサンドは「ベイカレント」出身の社長が立ち上げた急成長のコンサル企業ですね。
こちらもAIツールを現場に実装する側の企業であり、AI関連株としての側面もありますが、実際の直近の株価としてはAIインフラ株とは異なる値動きをしている気がしますね。ITサービス・コンサル企業としてのDX案件の増加を直接取り込める内需の成長株として注目です。
非AI関連株(ITプラットフォーム関連株) 本命株 6098 リクルートHD

リクルートも直近のAI銘柄売りの局面で堅調な値動きを見せている銘柄です。
ご存知、不動産情報サイトの「SUUMO」、転職の「Indeed」など、圧倒的なシェアを持つITプラットフォームを展開する企業ですね。
同社が提供するサービスの内部ではAIをフル活用していますが、株式市場では「強力なSaaS・HRテックを持つ内需サービス企業」として評価されています。景気敏感な面はありますが、こちらもAIハード株の逆相関として資金が入りやすい本命株として注目です。
非AI関連株(小売関連株) 本命株 9983 ファーストリテイリング

「ユニクロ」を展開するアパレル大手のファストリも注目です。こちらもAIや半導体サイクルの影響を直接受けないディフェンシブ銘柄の筆頭です。
主に中国・ベトナム・バングラデシュなどアジアの協力工場で生産した衣料品を大量に輸入・販売しているため、円高シフトが業績にプラスの影響を与える「円高メリット株」としても知られます。直近のドル円相場の円高シフトも注目ポイント。
小売株としては国内時価総額トップの企業で知名度も抜群。日経平均への寄与度も高く、海外投資家が非AIセクターの日本株を買う際、資金が向かい安い銘柄でもあります。
非AI関連株(小売関連株) 本命株 7453 良品計画

良品計画は「無印良品」ブランドで生活雑貨から食品まで手掛ける小売大手。
こちらもユニクロ同様に、AIトレンドとは切り離された独自の値動きをしている銘柄で円高メリットの小売株としても知られます。業績も好調で、直近の円高シフトがさらにプラスの影響を与える可能性にも期待。
インバウンド需要の取り込みや国内店舗の堅調な推移を背景に、資金の逃避先として手堅い値動きが期待できる銘柄です。
非AI関連株(外食関連株) 本命株 7550 ゼンショーHD

牛丼の「すき家」、回転寿司の「はま寿司」などを擁する国内外食のトップ企業。
インフレ環境下でも着実に値上げを浸透させており、業績も非常に堅調な外食株ですね。
ハイテク株が崩れた際、こうした業績好調な外食チェーンは内需ディフェンシブの王道として真っ先に資金がシフトしやすい特徴があります。
非AI関連株(外食関連株) 本命株 7581 サイゼリヤ

低価格路線を貫くイタリアンファミレスのサイゼリヤも非AIの外食株として注目。
サイゼリヤは直近で一部メニューの値上げを発表したことも好材料のひとつですね。値上げしてもまだまだ割安感があるのも◎。国内事業に加え、アジア展開による成長力も持ち合わせています。
AI相場とは無縁の事業領域でありながら、独自のビジネスモデルでしっかり稼ぐため、逃避資金の流入先として魅力的です。
あとサイバー攻撃急増中の今、サイゼリヤの外食事業は顧客の個人情報ともほとんど無縁(?)なのも安心感か。
非AI関連株(不動産関連株) 本命株 8801 三井不動産

非AI関連株として、不動産セクターも注目ですね。
三井不動産は日本橋・八重洲(城東エリア)に強みを持つ総合不動産の最大手。
不動産セクター全体がAI・半導体とは異なる国内金利や内需のサイクルで動くため、ポートフォリオの分散・逃避先として優秀です。
ただ不動産銘柄は、非AI銘柄としてよりも金利動向に株価が左右されやすいのでその点は注意しておきましょう。
非AI関連株(不動産関連株) 本命株 8802 三菱地所

三菱地所は丸の内エリアに地盤を持つ不動産大手ですね。
三井不動産と同様に、ハイテク株が売られる局面での内需ディフェンシブ・バリュー株として資金の受け皿になりやすい銘柄です。
非AI関連株(不動産&SaaS関連株) 出遅れ株 3491 GAテクノロジーズ

SaaS&不動産銘柄としてGAテクノロジーズにも注目です。
同社はAIを活用した不動産投資・資産形成サービス「RENOSY」を展開する銘柄ですね。
内部的にAIを駆使しているこのサービスのため、AI関連株としての側面もありますが、現状での市場での扱いは「不動産+SaaS」の成長株という立ち位置かなと思います。こちらも金利動向に左右される可能性があるので、その点は注意ですかね。
非AI関連株(ヘルスケア・医薬品関連株) 出遅れ株 4502 武田薬品工業

国内製薬トップの武田薬品工業も非AI関連株として取り上げておきます。
製薬・創薬分野は、昔から景気動向に左右されにくいディフェンシブ銘柄として知られますね。
一応ヘルスケア領域はAI創薬などAIを用いることで大躍進の可能性も持ち合わせているため、完全に非AIというわけではありませんが、現状の株式市場における資金循環としては景気敏感なAI株の「対極」に位置するディフェンシブ銘柄として、非AI相場での逃避先となっています。
製薬・医薬品銘柄では武田薬品と同じく、中外製薬や第一三共、大塚HDなどにも注目しても良いかもしれません。
非AI関連株(非AIセクター) まとめ
今回は、AI銘柄から資金が抜ける局面で注目が集まりやすい「非AI関連株」の本命・出遅れセクターをまとめました。
最後に私個人の考えをお話ししておくと「AI投資が中途半端に止まるとは思えない」と考えています。
現在は中東情勢の地政学リスクやそれに伴う原油高に加えて米中間選挙直前の不透明感、さらにAIを用いたサイバー脅威、世界的な金利上昇などなど複数の要因が重なり、買われすぎたAI銘柄から資金が抜けるフェーズに入っていますが「世界がAIの便利さをすでに知った以上、AI投資の波は不可逆」だと思っています。
それこそ、国が安全保障上の脅威としてストップを掛ける、くらいのことがない限り、AI投資は止まらないと思います。
まぁでもAI相場は中長期的には続くとしても一直線に上がっていくわけではありません。
AI銘柄が浮き沈みするのは当然で、その沈みの期間がさまざまな要因によって長引く可能性があるのも事実です。
実際に現在の株式市場が「AIか?それ以外か?」という極端な資金循環を見せている以上、AI銘柄のど真ん中を把握するのと同じく、今回紹介したような非AIの中心どころを把握しておくことは非常に重要です。
AI株の押し目を冷静に探りつつ、足元の不安定な相場は非AI銘柄に乗っかるなど臨機応変に立ち回れるよう取り組んでいきましょう!まぁそんなに簡単にはいかないと思うけど(笑)
他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!
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