防衛関連株 本命株・出遅れ株 一覧

    防衛関連株アイキャッチ

    ※この記事は2025/06/19(木)に改めて全面的に編集しました。

     

    こんにちは、かりんです🥰

    こちらの防衛関連株のまとめ記事。
    もともと2022年01月にアップした記事だったのですが、追記すべき銘柄もたくさんありますし内容も見直すべきかなと思いましたのでちょっと書き直そうと思います。

    防衛関連株は2023年以降に大きく株価を伸ばし、2024年はさらに上昇が加速しその勢いは2025年も継続中です。

    政府は新たな「防衛力整備計画」で2023年度から5年間で防衛費を約1.6倍の「43兆円程度」に増やすとしており、防衛費増額が関連株の上昇を後押ししてきた格好かなと思います。

    以前の記事では「地政学リスクの悪化による防衛関連株の上昇は一時的であるケースが多い」と書きましたが、ここ最近の防衛株の伸びは一時的というには余りに長いです。しっかり中長期の上昇トレンドを描いています。

    おそらくウクライナ情勢を含め世界的な情勢不安だけではここまで伸びてないと思います。日本政府が防衛予算増額を決めたことも強力な材料になっていますし、加えて言えば世界全体の潮流として各国が防衛費増大に向かっているのが大きな要因だと思います。

    と、いうことでこちらのページでは防衛関連株について本命株出遅れ株 一覧をまとめていきたいと思います。

    防衛関連株とは

    防衛

    防衛関連株とは日本の国防に関連する製品・サービスを手掛ける銘柄の総称です。

    具体的には、防衛省・自衛隊向けに艦艇・航空機・戦闘機・ヘリ・ミサイル・レーダー・その他銃火器や弾薬、防護服などの防衛装備を納入している銘柄が中心となります。

    防衛関連株は数年前までは「北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射」だとか「中東情勢が悪化」とか「ウクライナ情勢が悪化」など世界のどこかで地政学リスクが悪化した際に一時的に注目されるテーマでしたが、2022~2023年以降の上昇圧力は凄いです。もはや一時的ではなく、しっかりとした上昇トレンドを形成中。

    防衛装備品を手掛ける会社では「利益率が低い」などの理由から、直近10年内でも事業撤退を表明した会社もけっこうあります。例えば、2019年にはコマツが軽装甲機動車から撤退していますし、2021年には三井E&S造船が艦艇の製造を三菱重工に事業譲渡していたり、住友重機械工業が陸自向けの機関銃から撤退2022年には横河電機が操縦席用ディスプレー事業をOKIに譲渡カヤバが輸送機用の油圧機器の事業撤退を表明しています。

    このように防衛事業撤退を表明する企業が相次いだこともあり、2023年10月、防衛省は発注の際に見積もる企業の利益率を従来の8%から、最高15%に引き上げました。

    防衛費の増額、そして発注企業の利益率が大幅アップ。
    少し前まで「あんまり儲からないから…」と撤退が相次いだ防衛産業が、ここにきて一気に注目の成長産業になりつつあるということです。

    特に防衛関連の大型株の上昇が目立ちますね。政府の防衛費増額によって大きく恩恵を受けるのは小型株よりも大型株が中心という見方かなと思います。

    防衛関連株は、サイバー攻撃の防衛(サイバーセキュリティ関連株)も含めるとかなり多岐にわたりますが、サイバーセキュリティ関連株は以下のページでまとめているので併せてチェックしてみてください。

    サイバーセキュリティ関連株の本命株・出遅れ株はコチラの記事
    能動的サイバー防御関連株はコチラの記事

    それから防衛関連株は宇宙関連株と非常に親和性が高いです。宇宙開発力はすなわち軍事力といってもいいくらい宇宙事業と防衛事業は近く、防衛関連株であり宇宙関連株でもある銘柄も多いので、併せてチェックしておくべきテーマ株かなと思います。

    他にも量子コンピューターやロボティクス、ドローンなども軍事力に直結するテクノロジーです。
    この辺の関連株も合わせてチェックしておくといいと思います。

    量子コンピューター関連株 本命株・出遅れ株はコチラの記事
    ロボティクス関連株 本命株・出遅れ株はコチラの記事
    ドローン(無人機)関連株 本命株・出遅れ株はコチラの記事

    令和5年度(2023年度) 中央調達における調達実績

    令和5年度(2023年度) 中央調達における調達実績が出ていましたので掲載します。防衛省(防衛装備庁?)の契約実績ですね。

    令和5年度(2023年度)上位20社の契約実績
    順位 契約相手方 金額 主な調達品
    1 三菱重工業 16,803億円 島嶼防衛用高速滑空弾(能力向上型)(その1)
    12式地対艦誘導弾能力向上型
    UH-60J救難ヘリコプター
    2 川崎重工業 3,886億円 P-1固定翼哨戒機
    C-2輸送機
    島嶼防衛用新対艦誘導弾の要素技術(その3)の研究試作
    3 日本電気(NEC) 2,954億円 電子計算機借上 航空自衛隊クラウドシステム(共通プラットフォーム)借上その4(05増設)
    自動警戒管制システム等用装置借上(05換装)
    広帯域多目的無線機
    4 三菱電機 2,685億円 03式中距離地対空誘導弾(改善型)能力向上
    03式中距離地対空誘導弾(改善型)
    99式空対空誘導弾(B)
    5 富士通 2,096億円 防衛セキュリティゲートウェイのサービス提供に関する役務
    MSIIオープン系システム用器材の借上(05更新)
    中央クラウド基盤機器(IaaS)の借上(その1)(05新規)
    6 東芝インフラシステムズ 1,283億円 捜索用レーダ(HPS-106B・P-1用)
    機上電波測定装置
    11式短距離地対空誘導弾
    7 IHI 1,257億円 水中無人機OZZ-100
    次期戦闘機(その4)(2)次期戦闘機用エンジンシステム(その3)
    P-1用エンジン(F7-10・補用)
    8 日立製作所 793億円 航空自衛隊クラウドシステム(セキュリティサービス(セキュリティ共通サブサービス))
    サイドスキャンソーナー6形
    電子計算機借上 航空自衛隊クラウドシステム(基地インフラセキュリティ監視装置)(05新規)
    9 伊藤忠アビエーション 643億円 JSM
    高性能20mm機関砲性能向上器材
    C-2搭載電子機器 構成品(輸入・その3)(5国)
    10 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 580億円 宇宙状況監視(SSA)衛星システム(衛星その2)
    宇宙状況監視(SSA)衛星システム(地上その3)
    将来の宇宙領域把握(SDA)衛星に係る調査研究
    11 日本製鋼所 570億円 将来レールガン(その2)の研究試作
    装輪装甲車(人員輸送型)AMV
    19式装輪自走155mmりゅう弾砲
    12 SUBARU 466億円 多用途ヘリコプター(UH-2)
    U-125/A機体定期修理
    UH-1J機体定期修理及び機体改修
    13 ジャパンマリンユナイテッド 324億円 哨戒艦(1,900トン型)
    イージス・システム搭載艦設計基礎資料作成(残存性能評価)及び同2番艦詳細設計(その1)
    STOVL用バージ(はしけ)の整備に関する調査研究
    14 出光興産 313億円 航空タービン燃料Jet A-1
    15 沖電気工業 280億円 えい航式パッシブソーナーOQR-5
    ソノブイ HQS-13H-()
    ソーナー装置(ZQQ-8B)
    16 ENEOS 275億円 航空タービン燃料JP-5(免税)
    17 中川物産 264億円 航空タービン燃料Jet A-1
    軽油2号(艦船用)(免税)
    18 住商エアロシステム 264億円 赤外線探知装置修理用測定器
    84mm無反動砲(B)
    分散機動運用ソフトウェアの実装検証業務委託
    19 小松製作所 240億円 120mmTKG、JM12A1対戦車りゅう弾
    120mmM、JM1りゅう弾、信管なし
    91式105mm多目的対戦車りゅう弾
    20 三菱商事 227億円 垂直発射魚雷投射ロケット
    着艦拘束装置
    F-2用ターゲティング・ポッド

    これ、2022年度の調達実績と比較するとわかりやすいですが、契約金額跳ねあがっています
    例えば三菱重工は2022年度の調達金額3,652億円ですから、2023年度は1兆6,803億円で4倍以上に増額しています。

    川崎重工やNEC、三菱電機、富士通、IHIなども契約金額かなり跳ねあがっていますね。

    参考までに令和4年度(2022年度)と令和5年度(2023年度)の比較表を出してみます。

    会社名 2022年度実績 2023年度実績 前年比
    三菱重工業 3,652億円 16,803億円 4.6倍
    川崎重工業 1,692億円 3,886億円 2.29倍
    日本電気(NEC) 944億円 2954億円 3.13倍
    三菱電機 752億円 2685億円 3.57倍
    富士通 652億円 2096億円 3.21倍
    東芝インフラシステムズ 363億円 1283億円 3.54倍
    IHI 291億円 1257億円 4.31倍
    小松製作所 274億円 240億円 △12.40%
    日本製鋼所 254億円 570億円 2.24倍
    藤倉航装 249億円 圏外のため不明

    うん、やっぱりだいぶ増えてます。
    というか、令和4年度の資料がなぜかもう見れなくなってしまっているので、令和4年度の実績総計は逆算して出すしかないんですけど、その結果がこれ。

    調達実績(総計)
    令和4年度:1兆7226億円
    令和5年度:5兆5736億円

    2023年度は2022年度に比べてブチ上がってますね!3.23倍くらいになってます。

    さらに直近のニュースで、防衛省は8月末にまとめる2025年度予算概算要求に初めて8兆円台に乗る過去最大の防衛費を計上する方針を固めたと報じられています。

    島しょ防衛を強化するため、侵攻してきた敵を排除するドローン装備の取得費を計上し、自衛隊に本格導入する方向で調整しているそうです。

    ふむふむ、これはさらに防衛銘柄アツそうですね。

    令和6年度(2024年度) 中央調達における調達実績

    続いて令和5年度(2023年度) 中央調達における調達実績が出ていましたので掲載します。
    まずは要求機関別の調達実績がこちら。

    令和6年度調達実績【要求機関別】
    要求機関 件数 金額
    陸幕 2,860 1兆3,861億円
    海幕 2,387 2兆380億円
    空幕 2,003 1兆4,003億円
    装備庁 257 7,678億円
    その他機関 487 2,021億円
    総計 7,994 5兆7,943億円

    合計で5兆7,943億円の調達実績です。
    2023年の調達実績が5兆5,736億円ですので、だいたい約+3.96%くらいの微増って感じですね。
    一応、2023年度→2024年度の金額を比較すると以下のような感じ。

    令和5年度と令和6年度の調達実績比較【要求機関別】
    要求機関 令和5年度(2023年度)金額 令和6年度(2024年度)金額 前年比
    陸幕 9,961億円 1兆3,861億円 +39.15%
    海幕 1兆8,338億円 2兆380億円 +11.14%
    空幕 1兆6,891億円 1兆4,003億円 ▲17.1%
    装備庁 8,866億円 7,678億円 ▲13.4%
    その他機関 1,678億円 2,021億円 +20.44%
    総計 5兆5,736億円 5兆7,943億円 +3.96%

    増えてるところもあり減ってるところもあり、トータルで+3.96%。

    で、令和6年度(2024年度)の契約実績上位20社はコチラです。

    令和6年度(2024年度)上位20社の契約実績
    順位 契約相手方 件数 金額 主な調達品
    1 三菱重工業 238 1兆4,567億円 イージス・システム搭載艦1番艦の製造(その3)
    12式地対艦誘導弾能力向上型
    島嶼防衛用高速滑空弾(能力向上型)(その2)
    2 川崎重工業 133 6,383億円 輸送ヘリコプターCH-47JA
    CH-47J輸送ヘリコプター
    P-1固定翼哨戒機
    3 三菱電機 139 4,956億円 シースパローミサイルRIM-162ブロックⅡ
    統合装備計測評価システム(その1)
    03式中距離地対空誘導弾(改善型)
    4 日本電気(NEC) 282 3,117億円 自動警戒管制システム等(06機能付加等)
    広帯域多目的無線機(野外通信システムの更新)
    野外通信システム
    5 富士通 144 1,736億円 MSIIオープン系システム用器材の借上(06増設)(その1)
    陸自クローズ系クラウド基盤借上(06換装)
    海自ロジスティクス基盤システムの借上(06新規)
    6 ジャパンマリンユナイテッド 3 1,614億円 イージス・システム搭載艦2番艦の製造(その2)
    掃海艦(209)
    輸送艇(2051、2052,2053)
    7 東芝インフラシステムズ(2025年4月1日付で東芝へ統合) 93 1,569億円 11式短距離地対空誘導弾
    機上電波測定装置
    移動型電波測定装置
    8 日本製鋼所 46 1,206億円 将来レールガン(その3)の研究試作
    装輪装甲車(人員輸送型)AMV
    MK25キャニスタ
    9 伊藤忠アビエーション 44 971億円 JSM
    高性能20mm機関砲
    CH-47JA(機体)用初度部品(輸入・その9)
    10 日立製作所 98 798億円 機雷捜索用水中無人機(小型)OZZ-7
    情報本部共通基盤の器材借上(06換装)
    掃海艦ソーナーシステムOQQ-10-5
    11 沖電気工業(OKI) 46 691億円 MSIIクローズ系システム用器材の借上(中枢拠点)(06更新)
    ソノブイ HQS-13H-( )
    将来潜水艦用ソーナー装置(その3)
    12 SUBARU 32 595億円 多用途ヘリコプターUH-2
    T-5初等練習機
    UH-1J機体定期修理及び機体改修
    13 IHI 28 578億円 次期戦闘機(その5)(2)次期戦闘機用エンジンシステム(その4)
    P-1用エンジン(F7-10・搭載用)
    T-4用エンジン・オーバーホール(F3-IHI-30B)
    14 三菱重工機械システム 1 549億円 極超音速燃焼風洞試験装置(その2)
    15 三井物産エアロスペース 14 418億円 USV(供試器材)
    自己防護装置(CH-47JA用)(輸入)
    CH-47J用搭載電子機器 初度部品(輸入・その3)
    16 ENEOS 70 345億円 航空タービン燃料JP-5(免税)
    航空タービン燃料Jet A-1
    17 中川物産 146 340億円 航空タービン燃料Jet A-1
    軽油2号(艦船用)(免税)
    重油特種1号
    18 高速マリン・トランスポート2 1 304億円 民間船舶の運航・管理事業(旅客船)
    19 ダイキン工業 35 269億円 将来EMP装備適用技術の研究試作(2)EMP弾頭Ⅱ型
    00式120mm戦車砲用演習弾
    10式120mm装弾筒付翼安定徹甲弾
    20 小松製作所 23 256億円 120mmTKG、JM12A1対戦車りゅう弾
    120mmM、JM1りゅう弾、信管なし
    155mmH、M107りゅう弾

    ふむふむ。やはり三菱重工は圧倒的ですが、2023年度に比較して減ってますね。
    その代わり川崎重工とか三菱電機、ジャパンマリンユナイテッド、日本製鋼所などが伸びてる。

    これもまた、わかりやすく令和5年度(2023年度)と令和6年度(2024年度)の比較表を。

    令和5年度と令和6年度の調達実績比較【会社別】
    会社名 2022年度実績 2023年度実績(前年比) 2024年度実績(前年比)
    三菱重工業 3,652億円 1兆6,803億円(4.6倍) 1兆4,567億円(▲13.31%)
    川崎重工業 1,692億円 3,886億円(2.29倍) 6,383億円(+64.26%)
    三菱電機 752億円 2685億円(3.57倍) 4,956億円(+84.58%)
    日本電気(NEC) 944億円 2954億円(3.13倍) 3,117億円(+5.52%)
    富士通 652億円 2096億円(3.21倍) 1,736億円(▲17.18%)
    ジャパンマリンユナイテッド わかんない 324億円 1,614億円(4.98倍)
    東芝インフラシステムズ(2025年4月1日付で東芝へ統合) 363億円 1283億円(3.54倍) 1,569億円(+22.29%)
    日本製鋼所 254億円 570億円(2.24倍) 1,206億円(2.11倍)
    伊藤忠アビエーション わかんない 643億円 971億円(+51.01%)
    日立製作所 わかんない 793億円 798億円(+0.63%)
    沖電気工業(OKI) わかんない 280億円 691億円(2.46倍)
    SUBARU わかんない 466億円 595億円(+27.68%)
    IHI 291億円 1257億円(4.31倍) 578億円(▲54.02%)
    三菱重工機械システム わかんない わかんない 549億円
    三井物産エアロスペース わかんない わかんない 418億円
    ENEOS わかんない 275億円 345億円(+25.45%)
    中川物産 わかんない 264億円 340億円(+28.79%)
    高速マリン・トランスポート2 わかんない わかんない 304億円
    ダイキン工業 わかんない わかんない 269億円
    小松製作所 274億円 240億円(▲12.40%) 256億円(+6.67%)

    はい。
    だいたいこんな感じ。
    増えてるところは増えてるけど減ってるところは減ってる。
    特に三菱重工は圧倒的な1位だけど減ってるのとか、IHIが減ってるのは意外。

    目立ってるのは川崎重工三菱電機。あと大手造船のジャパンマリンユナイテッド。JMUはIHIとJFEホールディングスが35%ずつ、今治造船(非上場)が30%の出資比率ですが、前年比で約5倍の実績。

    あとは日本製鋼所とOKIも前年比2倍超えですね。
    ふむふむ。この辺は注目してみようかな。

    防衛関連株 一覧

    防衛関連株リスト
    コード 銘柄名 特徴 時価総額(25.06.19時点)
    7011 三菱重工業 航艦艇・潜水艦・戦闘機・ヘリ・地対空誘導弾システム・産業システム向けサイバーセキュリティ対策など 11,946,087百万円
    7012 川崎重工業 航空機やヘリ・潜水艦などを納入 宇宙関連事業も 1,790,046百万円
    7013 IHI 航空・宇宙用機器部品の精密鋳造国内トップメーカー 2,457,091百万円
    6302 住友重機械工業 機関銃部品や機関砲の生産・保守事業 子会社も火薬類などの防衛品 347,085百万円
    6503 三菱電機 航空機搭載レーダー、電子線機器、監視・管制レーダー、滞空レーダーシステムなど防衛装備品の製造・維持整備 6,360,737百万円
    6501 日立製作所 艦艇装備や自走迫撃砲・弾薬給弾車などの防衛車両・衛星画像・サイバーセキュリティなど 18,624,045百万円
    6702 富士通 さまざまな防衛電子装置、防衛省における共通的なクラウドサービス・ネットワークの開発など 7,211,600百万円
    6701 NEC 防衛管制システム、指揮統制システム、後方支援システム、レーダー情報処理システムなど 5,668,456百万円
    7270 SUBARU 防衛省、米国ボーイング社向けの航空宇宙事業 1,874,794百万円
    7003 三井E&S 艦艇の建造からは撤退 グループ会社が海上自衛隊向けに世界の高性能なSCBAやコンプレッサーの販売及び整備 防衛省向け業務支援 247,643百万円
    6023 ダイハツインフィニアース 船舶用ディーゼルエンジンメーカー 防衛省向けにも船舶・艦艇エンジンの納入実績あり 61,056百万円
    7014 名村造船所 子会社「佐世保重工業」が海上自衛隊や米軍の艦艇、一般商船、海保の巡視船の修繕事業 181,443百万円
    6946 日本アビオニクス 自衛艦に搭載される情報表示装置が主力 72,508百万円
    5631 日本製鋼所 火砲システム、ミサイル発射装置など防衛機器の設計・製造・整備 605,019百万円
    4403 日油 防衛用火薬類など 640,744百万円
    6208 石川製作所 機雷など防衛関連機器 9,132百万円
    6203 豊和工業 日本を代表するライフル銃メーカー 12,899百万円
    4274 細谷火工 自衛隊向け照明弾、発煙筒大手 4,500百万円
    6111 旭精機工業 防衛省向けに弾薬を販売 6,264百万円
    7980 重松製作所 防塵・防毒マスク・防護服など 5,868百万円
    7963 興研 防塵・防毒マスクなど 8,738百万円
    7721 東京計器 レーダ警戒装置・照準装置など防衛関連機器 75,990百万円
    6703 OKI 海洋自衛関連(水中音響技術やセンサーを用いた監視サービス) 137,455百万円
    1443 技研ホールディングス 電磁波や放射線のシールド施設 3,280百万円
    3896 阿波製紙 電磁波シールドシート 3,978百万円
    7745 A&Dホロンホールディングス 計測機器メーカー大手 JAXAにロケットエンジン燃焼試験設備の計測装置を納入 53,880百万円
    4275 カーリット ロケット用固体推進薬原料となる「過塩素酸アンモニウム」の国内唯一の製造メーカー 29,630百万円
    8226 理経 IT機器を輸入販売する技術商社 防衛関連機器の取り扱いも 6,346百万円
    3161 アゼアス 米国デュポン社製の防護服販売が主力 3,882百万円
    6838 多摩川ホールディングス 高周波無線機器などの防衛関連製品 5,202百万円
    8093 極東貿易 航空宇宙・防衛向け光ファイバー 18,521百万円
    3302 帝国繊維 子会社「テイセン産業」が防衛省向けの大型天幕やトラックの幌を製造 74,726百万円
    3201 ニッケ グループ傘下「ナカヒロ」が防護服や防刃エプロン・ブルゾンなどを手掛ける 106,867百万円
    3409 北日本紡績 防護衣料など 6,421百万円
    6706 電気興業 陸上自衛隊の通信で使用される各種空中線を提供 24,340百万円
    6469 放電精密加工研究所 放電加工を中心とする金属加工技術で航空宇宙分野にも部品等提供 24年01月30日に三菱重工と資本業務提携を発表 16,497百万円
    5803 フジクラ グループ会社「藤倉航装」が救命胴衣・落下傘などの防衛装備を防衛省に納入 2,040,866百万円
    3697 SHIFT 防衛産業に特化したコンサルティング会社「JADC」を設立 472,005百万円
    6507 シンフォニアテクノロジー 防衛分野向けに発電システム・アビオニクス・電源制御システム、サーボモータ・コントローラ・地上支援設備などを供給 259,165百万円

    防衛関連株 本命株・出遅れ株

    それでは防衛関連株本命株出遅れ株をピックアップしていきますね。この項目は個人的な主観含むので参考程度にお願いします😊

    防衛関連株 大本命株 7011 三菱重工業

    7011 三菱重工業
    7011 三菱重工業

    防衛関連株の大本命は三菱重工業ですね。もう一択と言ってもいいくらいの大本命。
    三菱重工は艦艇・戦闘機・潜水艦・戦車・ヘリコプター・地対空誘導弾システムなどの防衛装備品を手掛けているほか、産業制御システム向けサイバーセキュリティ対策も手掛けています。

    三菱重工は防衛省からの受注金額もダントツです。2024年度の中央調達における調達実績は以下の通り。

    2024年度の中央調達における調達実績
    順位 契約相手方 金額 年間調達額に対する比率
    1 三菱重工業 1兆4,567億円 25.14%
    2 川崎重工業 6,383億円 11.02%
    3 三菱電機 4,956億円 8.55%
    4 日本電気(NEC) 3,117億円 5.38%
    5 富士通 1,736億円 3.00%
    6 ジャパンマリンユナイテッド 1,614億円 2.79%
    7 東芝インフラシステムズ(2025年4月1日付で東芝へ統合) 1,569億円 2.71%
    8 日本製鋼所 1,206億円 2.08%
    9 伊藤忠アビエーション 971億円 1.68%
    10 日立製作所 798億円 1.38%
    11 沖電気工業(OKI) 691億円 1.19%
    12 SUBARU 595億円 1.03%
    13 IHI 578億円 1.00%
    14 三菱重工機械システム 549億円 0.95%
    15 三井物産エアロスペース 418億円 0.72%
    16 ENEOS 345億円 0.60%
    17 中川物産 340億円 0.59%
    18 高速マリン・トランスポート2 304億円 0.52%
    19 ダイキン工業 269億円 0.46%
    20 小松製作所 256億円 0.44%

    2023年度に比べて三菱重工は少し金額は減ってるとはいえ、全体の約4分の1を占めておりまさに圧倒的。ちなみに三菱重工は過去5年(というかたぶん5年以上)もすべて契約金額1位。防衛銘柄としては揺るぎない大本命ですし、三菱重工は他にも宇宙関連株、造船関連株、原発関連株、核融合関連株、データセンター(液体冷却)関連株、ロボティクス関連株などなど、さまざまな次世代テクノロジー系テーマに絡んでいるので、あらゆる角度から注目したい銘柄ですね。

    それから、三菱重工は防衛省が2022年度から開発から本格的に開発に乗り出すとした「レールガン(電磁加速砲)」の思惑株としても注目されています。レールガンと聞くとアニメかなんかかな?と思いがちですが、ガチの兵器。

    従来の火薬で発射する砲弾とは異なり、レールに電気を流すことで生まれる電磁力で砲弾を射出する兵器とのこと。防衛省の実験によると、マッハ7に近い秒速2297メートルを記録したみたいで、さらに連射も可能らしいです。強そうすぎる!

    レールガンはアメリカも10年以上前に研究を行っていましたが、2021年に事実上開発を中止しているっぽい。日本がもし開発・実用化に成功したら軍事力のパワーバランスが変わるかもしれないらしい…?

    日本は北朝鮮や中国に地理的に近いですし、非常に強力な兵器であるレールガンを開発できれば、近隣アジア諸国に対する強い抑止力になるとのことから、開発を強化する模様。

    レールガン関連株としては思惑の域を出ないのかもしれませんが、レールガン抜きにしても防衛銘柄なら三菱重工が大本命ですね。やはり防衛銘柄の王。

    防衛関連株 本命株 7012 川崎重工業

    7012 川崎重工業
    7012 川崎重工業

    三菱重工に次いで防衛関連株のナンバー2のポジションといえば川崎重工ですね。最近ではIHIの方がチャートに規律性があって注目されがちですが、川崎重工もやはり注目。

    川崎重工は防衛省・自衛隊に向けて航空機やヘリ・潜水艦などを納入している銘柄で、2024年度の防衛省(防衛装備庁?)の契約金額も6,383億円で2位です。なお、契約金額1位の三菱重工が前年比で金額が減っていますが、川崎重工は+64.26%の増額となっています。

    防衛省向けの潜水艦事業は三菱重工と川崎重工の2社で寡占状態らしいので川崎重工も防衛関連株の本命銘柄と言ってよいと思います。

    ちなみに川崎重工は2024年7月に割と大きな不祥事が発覚し報道されましたが、これはもう誰も話題にしていないですし株価的にはもう問題なさそう。引き続き川崎重工も防衛関連株の本命株として注目したいです。

    防衛関連株 本命株 7013 IHI

    7013 IHI
    7013 IHI

    三菱重工、川崎重工、IHIは日本の「三大重工」ですので、もちろんIHIも防衛関連株の本命株として注目です。3重工のなかで、直近ではもっとも規律性がある動きで上昇しているのはIHIじゃないかと。

    IHIは特に航空機のジェットエンジン生産に強みがあり、国内のジェットエンジンの7割をIHIが担っています。防衛省向けにも戦闘機用エンジンシステムや周辺部品などを納入しています。宇宙分野にも強く、ロケットエンジンの心臓部「ターボポンプ」や次世代ロケット「イプシロン」の開発・製造を行っています。宇宙分野はほぼ軍事力ですから、IHIの能力も日本の国防に大きく寄与しています。

    IHIは2024年度の中央調達実績が前年比で減ってるとはいえ、日本を代表する国防企業ですし、防衛分野の他にも原子力・エネルギー・航空宇宙・造船・インフラ・防災などなどさまざまな次世代テクノロジーに絡んでいる注目銘柄なので引き続き注目です。

    防衛関連株 本命株 6503 三菱電機

    6503 三菱電機
    6503 三菱電機

    大手総合電機メーカーの三菱電機も防衛関連株の本命株として注目。三菱電機は航空機搭載レーダー、電子線機器、監視・管制レーダー、滞空レーダーシステムなど防衛装備品の製造やメンテナンスなどの維持整備事業を手掛けており、2024年度の中央調達の調達実績(契約金額)は4,956億円(前年比+84.58%)で3位です。前年も4位ですし、その前年も4位。なので防衛省への納入上位常連プレイヤーですね。

    三菱電機も日本の国防になくてはならない一社と言えると思います。

    防衛関連株 本命株 6701 NEC

    6701 NEC
    6701 NEC

    NECも防衛関連株の中核的存在としてピックアップしておきます。NECはセンサ・ネットワーク・リモートセンシングに関連した専門ソフトウェア技術を得意としており、防衛管制システム、指揮統制システム、後方支援システム、レーダー情報処理システム、音響情報処理システム、指揮通信システム、誘導制御・計測システムなどを手掛けています。

    NECは2024年度の防衛省(防衛装備庁?)からの契約金額は3,117億円で4位。NECは2022年度から連続で契約金額が上がってますね。サイバーセキュリティ関連の事業も手掛けていますし、NECも立派な防衛銘柄として注目です。

    防衛関連株 本命株 6702 富士通

    6702 富士通
    6702 富士通

    富士通も防衛関連株として注目。富士通は2024年度の防衛省(防衛装備庁?)からの契約金額は1,736億円で5位。
    富士通は高性能なセンサーやモジュールなどさまざまな防衛電子装置を供給しています。長年、防衛電子装置分野で技術蓄積してきた富士通は非常に高い技術力を有しており、「冷却型赤外センサー」など富士通にしか任されていない防衛電子装置などもある模様。

    また、防衛省における共通的なクラウドサービス・ネットワークの開発、陸・海・空各自衛隊向けのシステムの開発、宇宙、サイバー/セキュリティ、電磁波に関するシステムの開発なども手掛けています。

    富士通は防衛分野に最新のAI、IoT、ビッグデータ、クラウド等のデジタル技術で協力している企業って感じですかね。

    防衛関連株 本命株 5631 日本製鋼所

    5631 日本製鋼所
    5631 日本製鋼所

    火力発電や原子力発電向けに大型鍛鋼品を手掛ける日本製鋼所。同社は1907年の創業以来、防衛分野向けに火砲システムを手掛けるリーディングカンパニーです。陸上自衛隊の運用する19式装輪自走りゅう弾砲、海上自衛隊の護衛艦に搭載される62口径5インチ砲のほか、ミサイル発射装置などの防衛機器を製造しています。

    また関連会社の「日鋼特機」では防衛省や海上保安庁が使用する日本製鋼所製の防衛機器の整備を、「サン・テクトロ」では防衛機器に使用する電子機器を製造しています。

    日本製鋼所は2024年度の防衛省(防衛装備庁?)からの受注金額は1206億円で7位。前年比で2.11倍なのでかなり増額してますね。年によって変動あるとはいえ、直近のチャートは規律性ありますしこれも防衛銘柄の先導株っぽい動きしてると思います。

    防衛関連株 本命株 6501 日立製作所

    6501 日立製作所
    6501 日立製作所

    日立製作所も防衛関連株の注目銘柄。艦艇装備や自走迫撃砲・弾薬給弾車などの防衛車両・衛星画像・サイバーセキュリティなどさまざまな防衛装備品を供給しています。

    2024年度の防衛省(防衛装備庁?)からの契約金額は798億円で10位。こちらも防衛省の契約金額上位の常連なので防衛銘柄の中核株と言えると思います。

    防衛関連株 出遅れ株? 5803 フジクラ

    5803 フジクラ
    5803 フジクラ

    電線御三家のフジクラは防衛関連株としてはあまり名前が上がらないと思いますが、グループ会社の「藤倉航装」が救命胴衣や落下傘などの防衛装備を防衛省に納入しているので関連株として注目してみます。

    2022年度の防衛省(防衛装備庁?)からの契約金額は249億円で10位に食い込んでいます。ただ、2022年度より以前の5年間は全部圏外(20位より下)らしいので、2022年が特別良かっただけかもしれませんが。

    防衛関連株 小型本命株 6208 石川製作所

    6208 石川製作所
    6208 石川製作所

    防衛関連株の小型株といえば石川製作所。石川製作所は段ボール製函印刷機などを手掛ける機械メーカーですが、機雷など防衛関連機器も手掛ける銘柄です。時価総額規模もそこまで大きくないので、北朝鮮がミサイル撃った!とか中東情勢が悪化!みたいな時に短期で注目するのもアリな銘柄。

    防衛関連株 小型出遅れ株? 4274 細谷火工

    4274 細谷火工
    4274 細谷火工

    細谷火工も防衛関連株の小型銘柄代表格ですね。細谷火工は自衛隊向けの照明弾や発煙筒を手掛ける銘柄。石川製作所より時価総額規模が小粒で短期の値動きはこっちの方が荒いかも。

    防衛関連株 小型本命株 6203 豊和工業

    6203 豊和工業
    6203 豊和工業

    豊和工業も防衛関連株の小型の代表的なやつ。豊和工業は国産のライフル銃を手掛けるメーカーです。地政学リスクが警戒されるときには石川製作所、細谷火工と並んで短期物色されやすい銘柄だと思っています。

    防衛関連株 本命株 6946 日本アビオニクス

    6946 日本アビオニクス
    6946 日本アビオニクス

    日本アビオニクスは情報処理システム関連機器、防衛用電子機器の製造・販売などを行う企業。

    陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊の防衛装備品を提供しており、陸上防衛では対空戦闘指揮システム、指揮統制表示装置、信号処理装置等を開発

    海上防衛では護衛艦、潜水艦、掃海艦艇搭載用の情報表示システムに同社の技術が用いられているみたい。航空防衛では警戒管制・航空管制レーダシステム、戦闘機搭載レーダシステム、地上射撃管制システムにも信号処理装置、表示装置、運用ソフトを提供しています。

    防衛関連株 小型出遅れ株 6111 旭精機工業

    6111 旭精機工業
    6111 旭精機工業

    旭精機工業は防衛省向けに弾薬などを販売している実績のある銘柄。こちらも防衛関連株の小型銘柄として注目です。時価総額規模もそこまで大きくないので短期スタンスでも面白いかも。

    防衛関連株 小型出遅れ株 3896 阿波製紙

    3896 阿波製紙
    3896 阿波製紙

    阿波製紙は和紙発祥でさまざまな特殊紙を手掛ける企業で電磁波シールドシートを手掛けることや、航空・宇宙産業向けに炭素繊維強化プラスチックを手掛けることから防衛関連株としても注目される銘柄です。時価総額規模も小さめなので、地政学リスクが悪化した際には短期で仕掛けてみても面白いかも?

    電磁波シールドや放射線シールド関連の技術では、技研ホールディングスも関連株なのでこちらも併せてチェックしてもいいかもですね。

    防衛関連株 小型本命株 7963 興研

    7963 興研
    7963 興研

    興研は防塵・防毒マスクを手掛ける銘柄で、防衛省向けは独占供給しています。こちらも防衛関連株として注目される銘柄なので注目しておきます。

    防衛関連株 出遅れ株? 7980 重松製作所

    7980 重松製作所
    7980 重松製作所

    重松製作所も防毒マスクや防塵マスクを手掛ける企業です。他にも防護服や防護手袋なども。あとはウイルスなどの感染症を防ぐN95マスクなども手掛けているため、新型コロナウイルス関連株としても注目されています。

    防衛関連株 本命株 7721 東京計器

    7721 東京計器
    7721 東京計器

    東京計器は航空機向けのレーダー警戒装置や車両向けの照準装置、艦艇搭載機器などの防衛関連機器を手掛ける銘柄。こちらも防衛関連株として割と知られる銘柄ですね!

    防衛関連株 出遅れ株 6838 多摩川ホールディングス

    6838 多摩川ホールディングス
    6838 多摩川ホールディングス

    多摩川ホールディングスは高周波無線機器の開発・製造を手掛ける銘柄で、沿岸監視設備向けの製品などを作っています。出遅れ防衛関連株として注目。

    防衛関連株 出遅れ株 8093 極東貿易

    8093 極東貿易
    8093 極東貿易

    極東貿易も出遅れ防衛関連株として注目。極東貿易は航空宇宙・防衛向け光ファイバーを手掛けています。航空宇宙・防衛向け光ファイバーとは、高い引張強度と柔軟性をもちつつ最小の曲げ感度をもち、耐衝撃、耐振動、耐摩耗、耐曲げ、耐ねじれ性能などに優れた光ファイバーです。

    防衛関連株 出遅れ株? 6469 放電精密加工研究所

    6469 放電精密加工研究所
    6469 放電精密加工研究所

    放電精密加工研究所は航空宇宙分野向けには部品の放電加工や表面処理などを中心とした受託加工、そして航空機用エンジン部品製造の一貫工程を担っています。

    また、放電精密は2024年01月30日(火)に三菱重工と資本業務提携を発表しています。この資本業務提携で三菱重工サイドからの増産の打診に応えるため設備投資を行うようです。

    三菱重工と資本業務提携し、GTCC(高効率ガスタービンコンバインドサイクルプラント)、航空エンジン、防衛関連向けに生産設備を増強するということですので防衛関連株の小型銘柄としても注目してみようかと思います。

    防衛関連株 出遅れ株 3697 SHIFT

    3697 SHIFT
    3697 SHIFT

    SHIFTはソフトウェアの品質保証やテスト事業をメインに、顧客企業の売れるソフトウェアサービス・製品づくりを支援する事業を手掛けていますが、2022年に防衛関連システムの整備に関する工程管理案件を受託したのを皮切りに防衛分野にも積極的に取り組んできた企業です。

    2024年7月にはRMF(リスクマネジメントフレームワーク)対応業務を担う防衛装備品製造会社に向けて「RMF対応支援コンサルティングサービス」を提供開始してたり、防衛業界内でもいちはやく「防衛産業サイバーセキュリティ基準」への対応を完了してたり、ですね。

    で、SHIFTは2025年04月01日(月)の大引け後に、防衛産業に特化したコンサルティング会社「Japan Aerospace & Defense Consulting」を設立したことを発表しています。

    防衛産業に対する支援実績で培った高い技術的専門性と、これまで築き上げた官民とのリレーションを活用して国内防衛産業の課題を解決すべく、新会社「JADC」を設立したとのこと。

    防衛産業は今後も拡大していくでしょうし、専門性の高い防衛分野のコンサルサービスを提供している会社ということで追記しておきます。

    防衛関連株 本命株 6507 シンフォニアテクノロジー

    6507 シンフォニアテクノロジー
    6507 シンフォニアテクノロジー

    宇宙関連株のまとめ記事でも取り上げたシンフォニアテクノロジー、防衛銘柄としてもピックアップしておきますね。

    シンフォニアテクノロジーは半導体分野・航空宇宙分野などにも関連している産業用機器メーカーです。

    防衛分野では、防衛航空機向けに発電システム・配電電力変換器などの電源マネジメントシステム空中電装制御システム、装備品の精密動作を支えるサーボモータ・コントローラ技術、航空機や防衛インフラ向けの地上支援設備などを手掛けています。

    シンフォニアテクノロジーはだいぶ直近で規律性のある動きで上昇していますね。
    防衛・宇宙・半導体などまさに国防関連のテーマに複数絡んでいるので引き続き注目です。

    防衛関連株 本命株 6703 OKI

    6703 OKI
    6703 OKI

    OKIも防衛関連株として注目。
    OKIは1881年創業の歴史ある情報通信機器メーカーで、高度なメカトロニクス製造技術を誇り、防災・防衛・交通インフラ向けシステムを手掛けています。

    2024年度の防衛省(防衛装備庁?)の契約実績では前年比2.46倍の691億円となっており、内訳は潜水艦の音を捉えるための水中音響センサー「ソノブイ」や将来潜水艦用ソーナー装置など。OKIも防衛省との契約金額上がってますので防衛銘柄として注目しておきたいと思います。

    防衛関連株 まとめ

    防衛関連株のまとめ記事はとりあえず以上!全面的に書き直しました。
    他にもなにか新たな関連銘柄が浮上してきたり、忘れてたのがあれば追加していきますね。

    他にも、次にくる有望テーマ株とか材料株とかを初動で拾えるようにしっかりアンテナを広げておきましょう!

    もっとドンピシャで今買うべき株!みたいなの探してる人はこっちも並行してみておくのがオススメ↓情報早いです😋

    ≫かりんのオススメ株情報はコチラ≪

    ↓株ブログランキング参加中です♪応援お願いします!
    にほんブログ村 株ブログへ